目標達成の方法を紹介。目標達成できない理由と達成させる方法

目標達成の方法を紹介。目標達成できない理由と達成させる方法

今年あなたは何か目標を立てましたか?この記事をお読みになっている今も、その目標に向かって突き進んでいますか?

ダイエットや資格取得など目標を掲げる人は多いと思いますが、その目標を最後まで達成できる人と、途中で挫折してしまうで人がいます。この違いはいったいどこにあるのでしょうか?

目標を達成することは見た目やスキルを向上させることだけでなく、目標をクリアすることで達成の喜びを知り、大きな自信へとつながります。せっかく立てた目標ですから、できれば最後まで続けたいものですよね。

そこで今回は、目標を達成できない理由から、目標達成につながる方法について紹介していきます。

目標達成できない理由

目標達成できない理由

これまで何度も目標を立てるものの、なかなかそれを達成できない。それなりに努力はしているつもりだけど…。そんな人たちは、そもそも目標の立て方に無理があったり、目標を言葉にしただけで、具体的なビジョンや実行プランが伴わないということがよくあります。

「今年こそダイエットするぞ!」と宣言したものの、「どれくらい痩せたいのか?」「何のためにダイエットするのか?」「いつまでに成果を出すのか?」など、こうしたことをハッキリさせることが、目標達成の第一歩と言えます。

<達成できない理由>

  • 目標とするイメージが曖昧
  • 目標が現実離れしている
  • きつい、つらい、つまらない
  • 目標が達成されなかったとしても困らない
  • 始める日を先延ばしにしている
  • 期限が設定されていない
  • 計画性がない
  • 本気度が甘い …etc

目標を達成させる方法

目標を達成させる方法

目標を立てたものの何度も途中で挫折してしまう人はきっと、目標を達成できないのは「自分に甘さがあるからだ」と思うことでしょう。確かに性格的な部分も関係ないとは言い切れませんが、それ以外にも継続できない理由があります。

間違ったダイエット勉強法では成果が出ないように、間違った方法ではなかなか目標を達成することはできません。目標を達成できる人は、達成するための方法を知っています。ここでは、数々の目標を達成し夢をかなえた人たちが実践している目標達成の方法をいくつか紹介します。

その先のゴールを設定する

「ダイエットするぞ」「毎朝早起きするぞ」と目標を立てたとき、よくある勘違いが「痩せること」や「毎朝6時に起きること」を目標のゴールにしてしまうこと。

大切なのは「ダイエットをして(痩せて)どうなりたいのか?」「早起きをすることでどういうメリットがあるのか?」といった、その先に見えてくるワクワクした自分(が置かれている状態)をイメージすること。それが目標達成のゴールとなります。

<ダイエットのゴール>

痩せる

スーツを格好良く着こなす

フットワークが軽く仕事も順調、異性からのウケもいい
(ココがゴール)

<早起きのゴール>

朝6:00に起きる

新聞で情報をチェック

役立つ知識が増え、仕事が順調
(ココがゴール)

このようにワクワクした自分(が置かれている状態)をゴールに設定することで、モチベーションが上がり、目標を達成しやすくなります。

目標は小さく分けて、クリアする喜びを

食が細く食べることが苦手な子どもには、小さなお茶わんにご飯をちょっとだけ入れて出すといいそうです。すると、おいしく食べられ、おかわりすることで食べることに自信がつくと言います。反対に、大きなどんぶりに山盛りにご飯をよそったら、見ただけで箸を置いてしまうことでしょう。

このように、大きな目標をいきなりクリアしようと無理をすると、体力的にきつく長続きしません。普段まったく運動していない人が、いきなりフルマラソン(42.195km)を走るのはあまりにも無謀ですが、1日100mからはじめて少しずつ距離を増やしていけば、無理なく目標に近づけるでしょう。

スタートは“今の自分”、ゴールは“なりたい自分”

目標とは、“今の自分”を“なりたい自分”へと導くまさに標(しるべ)のようなもの。今とめざす未来を「点」で結び、できるだけ最短ルートでたどり着けるようにしっかりとした計画を立てる必要があります。

そのためにも、まずはスタート地点となる“自分の現在地”を把握しておくことがポイントです。体重や試験の点数のように数値化できるものはしっかり記録しておけば、振り返ったときに自分の成長がひと目でわかります。

「PDCAサイクル」を活用する

目標達成のためにするべきことは、①目標を立てる ②正しいやり方を学ぶ ③継続する ④成果が出ているか確認する。成果が出ていないようなら違うやり方を覚えて継続する…といたってシンプルです。

こうしたステップは、多くのビジネスマンが実践する「PDCAサイクル」そのもの。①達成したい目標を立てて計画を作成(Plan=計画)→②その計画に沿って実行(Do=行動)→③計画通りに実行されているかチェック(Check=評価)→④チェックした評価に基づき、良かった部分は継続、悪かった部分は改善(Act=改善)して再度①のプランへ。

日々の努力に「PDCAサイクル」を取り入れることで、大きく道を外れることなく、正確なルートをたどることができます。

目標を手書きで書いて、脳に強くインプットさせる

夢や目標を紙に書き出すことも、とても効果のある方法です。ただし、このときは手書きで、自分の字で書くことがポイント。実際に、同じ文字をパソコンで入力するよりも、手書きで書いたほうが脳に強くインプットできるそうです。

ある研究結果によると、キーボードでタイプする指の動きはわずか8種類しかなく、脳も8種類に対応する神経しか動かないそうですが、手書きに必要な指の動きは約10,000種類。脳の神経も同様に多く刺激されると言います。そして、脳に強くインプットすると、目標に関する情報がどんどん飛び込んでくるようになります。

好きこそものの上手なれ

スポーツでも音楽でも「嫌だな…」と思ってやっていると上達も長続きもしません。いっぽう練習でもなんでもそのことをしていると「楽しくて仕方ない!」という人は、周囲が驚くほどどんどん力をつけていくことができます。

<嫌々取り組む人>

努力する → つまらない・嫌だな → 上達しない → やめようかな → 挫折

<楽しんで取り組む人>

努力する → 楽しい・好き → ぐんぐん上達 → もっとうまくなりたい! → もっと努力する

好きだから上達するのか、上達するから好きになるのか、どちらが先かは定かではありませんが、楽しんで取り組むことで良いスパイラルが生まれ、ぐんぐん目標へと近づきます。

切羽詰まった状況をつくる

目標を達成できない理由のひとつに、万が一目標が達成できなかったとしても別にたいして困らないという甘えた状況があるように思います。たとえば、1カ月で-5kgを目標にした人が、4kgしか体重を落とせず目標に1kg届かなかったとしても特に問題にはならないでしょう。

ところが、1カ月で-5kg落とせなければ「試合に出られない」、あるいは「入社が認められない」となれば話は別です。自分がどれだけ本気になれるか、これも目標達成の秘訣と言えます。

「有言実行」で自分を好きになる

自分で立てた目標を途中でやめてしまうことは、自分で自分を裏切ることになります。「目標を立てては→やめる」を繰り返して自分を裏切り続けていると、自分への自信も、人からの信頼もなくしてしまいます。目標を達成できる人は、つねに有言実行を心がけ、自分の言葉に責任を持って行動をしています。

こうした人たちの堂々とした態度や立ち振る舞いには、やるべきことを積み重ねてきた自信の現われを感じます。

長続きしない人も、どんなに小さな目標でも言ったことはクリアする習慣を。「今日は8時までに帰宅する」や「部屋の掃除をする」など、まずはできることからはじめましょう。

目標達成のために活用したいもの

目標達成のために活用したいもの

目標を達成するためには「時間」の意識を持つことも重要です。そこで目標達成のために、スケジュール手帳はもちろん、目標達成に特化したユニークな手帳も注目を集めています。さらに、スマートフォンのアプリにもさまざまなタイプが登場しています。

[手帳]

世界で活躍するトップアスリートが大きな夢を実現するため、子どものころからつけていたという「夢ノート」。夢の舞台に立つために、小さいころからつねに目標を定め、それをクリアするために“自分に足りないもの”を鍛えて身に付けていくという考えは、まさに目標達成のお手本ともいえる手法です。

「いつまでに●●をできるようにする」など、リミットを設定することはとても重要なことですから、目標を達成するためにはスケジュール管理できる手帳を活用することはとても有意義です。

最近では目標達成に特化した手帳として、夢や目標を書き出して“なりたい自分”をつづる「夢手帳」や、やるべきことをスケジュール管理する「行動手帳」、やるべきことを考えたり、行動したりする際のポイントを整理した「思考手帳」など、さまざまな手帳が販売されています。

[アプリ]

最近ではスケジュール管理にアプリを活用される人が増えていますが、目標達成を支援してくれる「アプリ」も数多く出ています。

  • 達成したい目標を登録して、それが「達成できた・できなかった」か記録するアプリ
  • 目標時間を設定できるタイマーアプリ
  • 今の時点から10年後まで目標を設定できるアプリ
  • 「運動」など自分の行動に応じてポイントがつきポイントに応じてご褒美がもらえるユニークなアプリ
  • アプリ内にいる人たちに目標を応援してもらえる仲間の存在を感じられるアプリ

特にアプリの場合、成果を見える化できたり、期限のリミットをアラームで教えてもらえたりと楽しく続けられる工夫が盛り込まれています。

目標を達成する喜びを積み重ねて、「自分」も「夢」のスケールもさらに大きく!

目標を達成できる人とできない人、お互いの人生は180度違うものになるでしょう。目標達成の方法やポイントをしっかりおさえて、ぜひとも、なりたい自分を手に入れてください。

<目標達成のポイント>

  • なりたい自分を強くイメージする
  • 無理のないプランを立てる
  • 正しいやり方を理解する
  • 継続する
  • 定期的に振り返る
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