2019年3月15日 | アレルギー

外出時、帰宅時の花粉対策

毎年、花粉症で悩んでいる人は多いと思いますが、花粉症対策の基本は、花粉との接触を極力避けることです。とは言っても、花粉は目に見えにくく避けることが困難なため、なるべく接触する量や吸い込む量を少なくすることが花粉対策につながります。

今回は、外出時や帰宅時の花粉対策についてご紹介します。

花粉症は約50種、最も多いのはスギ花粉症

花粉症の種類は約50種。その中でも最も多いのはスギ花粉症ですが、ヒノキの花粉もスギ花粉と抗原の共通性を持つため、スギ花粉症の原因となります。他に樹木の花粉ではシラカンバ、ハンノキ、オオバヤシャブシ、ケヤキ、コナラ、クヌギなどがあります。

また草本類ではイネ科のカモガヤ、オオアワガエリ、キク科のブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、アサ科のカナムグラなどがあります。

スギ花粉が多くなる時期は？

花粉の飛散する時期は地域によって違いがありますが、スギやヒノキは、2月から4月にかけた春の時期が中心となります。スギ花粉は、米粒ほどの大きさの花に約40万個の花粉が含まれています。

スギ花粉の多い日

スギ花粉は、飛散が始まって7日から10日後くらいから花粉の量が多くなり、その後4週間程度が花粉の多い時期となります。この期間の天気の状態により花粉が特に多くなります。

晴れて、気温が高い日
空気が乾燥して、風が強い日
雨上がりの翌日や気温の高い日が2～3日続いたあと

スギ花粉の多い時間帯

スギ花粉が多くなる時間帯は、一般的に昼前後と日没後です。
これは、気温が上がり午前中にスギ林から飛散した花粉が、昼前後に都市部に到達するためであり、また上空に舞い上がった花粉が日没後に地上に落下してくるためと考えられているためです。

外出時の花粉対策

花粉との接触を少なくするためには、外出時の対策がポイントです。
花粉が付着しやすい頭や顔、手などを覆い隠すことが、外出時の有効な対策となります。

帽子

花粉が髪の毛に付着するのを防ぎます。できればつばの広い帽子をかぶり、髪はまとめて帽子の中に隠します。

メガネ

花粉を目の中に侵入させにくくします。
メガネを使用しない場合に比べて、通常のメガネでも花粉はおよそ30～40％減少します。ゴーグル型が効果的ですが、普通のメガネでも、かけないよりはかけた方が花粉の侵入を防ぐことができます。

マスク

花粉を口や鼻から侵入させにくくします。
マスクは自分に合ったサイズで顔にフィットし、息がしやすいものを選びます。
マスクと鼻の間に隙間ができるとそこから花粉が入ってしまいます。
また、マスクの内側にガーゼをあてることでインナーマスクとなり、さらに鼻に入る花粉が減少します。

服装

ウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすいため、花粉が付着しにくい表面がすべすべした素材のものをおすすめします。

帰宅時の花粉対策

外出から戻り、家に入る前の対策もポイントです。

家の中に入る前に花粉を落とす

まず家に入る前に、帽子や衣服にブラシをかけて花粉を落とし、家の中に花粉を持ち込まないようにします。玄関に、花粉を落とすためのブラシなどを準備しておくと良いでしょう。

手洗い、うがい、洗顔

顔や皮膚、粘膜についた花粉は、手洗いやうがい、洗顔などで洗い流します。

その他のウイルスや花粉対策

ウイルスや花粉などは目には見えないため、対策商品などを使用することも有効となるでしょう。

アルコールフリー製品で侵入防止

フマキラーが発売している、イオンの力でウイルスや花粉、PM2.5などの侵入を防ぐ「アレルシャット」シリーズ製品がアルコールフリーとなり、アルコールに敏感な方やお子様にも安心して使えるようになりました。

アルコールフリーとなった「アレルシャット」シリーズ

アレルシャットウイルスイオンでブロック 160回分
顔に直接スプレーすることで、イオンの力でウイルス、PM2.5、黄砂をブロックし、目、鼻、口への侵入を防ぎます。メイクの上からも使えるため化粧崩れの心配もありません。

アレルシャットウイルス花粉イオンでブロックスプレータイプ 160回分
ふんわりエアミストのスプレータイプで、顔や髪全体に直接スプレーすることで、イオンの力でウイルス、花粉、ＰＭ2.5、黄砂をブロックし、目、鼻、口への侵入を防ぎます。メイクの上からも使えるため化粧崩れの心配もありません。

アレルシャット花粉イオンでブロック 160回分
顔や髪全体に直接スプレーすることで、イオンの力で花粉、PM2.5、黄砂をブロックし、目、鼻、口への侵入を防ぎます。メイクの上からも使えるため化粧崩れの心配もありません。

アレルシャットマスクでブロック
マスク着用前にマスクにスプレーすることで、イオンの力でウイルス、花粉、ＰＭ2.5、黄砂をブロック。すき間からの侵入も防ぎます。

※ウイルス・PM2.5・黄砂の侵入を完全に防ぐものではありません。
※使用状況によっては充分な効果が得られない場合があります。
(スプレーのムラ、ウイルス・PM2.5・黄砂の量が過剰な時)
※屋内での吸入再現装置を用いたウイルス・微小粒子吸入抑制試験により。
フマキラー調べ。
※0.3μm未満の微小粒子状物質については確認ができていません。
※本品の使用と併せて、手洗いやうがい、マスクの着用等の対策を行うとより効果的です。