2023年12月15日 | お役立ち情報
ホコリやチリが舞わない掃除方法を解説!ハウスダストを抑えるにはどうする?
掃除すると空気中にホコリやチリが舞ってしまいます。アレルギーがある方は、できるだけホコリが舞うのを抑えて掃除したい方が多いのではないでしょうか。ハウスダストを抑えるには掃除が基本ですが、ホコリやチリが舞わないようにするにはコツがあります。
本記事ではハウスダストを取り除く方法や掃除のコツ、発生させない方法について解説いたします。
ホコリやチリがたまりやすい場所
ホコリは軽いので、人が動くと空気中を舞い上がり、人が動かない場所にたまっていきます。そのため、ホコリやチリは掃除しにくい場所にたまりやすいのです。家の中でホコリやチリがたまりやすいのは、次の場所が挙げられます。
部屋の隅や角
ホコリやチリは人が動くと舞い上がるため、部屋の隅や角など人があまり通らない場所にたまりやすいです。家具などを置いていなければ掃除しやすいですが、ベッドやソファなどを置いていると掃除しにくいため、ホコリやチリがたまりやすくなります。
電化製品や大型家具の裏側
電化製品は静電気を帯びやすいため、ホコリを吸着してしまいます。とくに大きな家電は動かして掃除することが少ない上に、裏側はケーブルが絡まっている場合が多いため、ホコリが蓄積しやすい場所です。同様に大型家具も重くて移動させるのは大変なため、裏側や側面にホコリがたまってしまいます。
寝室
寝室は布団やシーツ、カーテンなど布製品が多い場所です。繊維クズや寝ている間に落ちる毛髪やフケ、ダニなどがホコリの原因になります。
壁
日常的に壁まで掃除している方は少ないかもしれません。しかし、壁は静電気によって吸着されたホコリがつきやすい場所です。床のように毎日掃除する必要はありませんが、フローリングワイパーなどを使い、天井、壁、床の順番で定期的に掃除しておくとよいでしょう。
ハウスダストを取り除く方法
ホコリやチリの中でも大きさが1mm以下のハウスダストは軽くて舞い上がりやすいため、家の中の空気中に漂っています。ハウスダストには、ダニの死骸やフン、花粉、カビ、繊維クズなどが含まれているため、吸い込むとアレルギー性鼻炎や気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患を引き起こす原因になることがあります。
ハウスダストを取り除くにはこまめな掃除が基本です。湿ると取り除きにくくなるため、まずは乾拭きして、最後に水拭きで仕上げましょう。
最初に乾拭きする
ホコリを吸着しやすいマイクロファイザークロスや乾いた雑巾、フロアワイパーのドライシートなどでホコリを乾拭きしましょう。拭き掃除は上から下に進め、床は最後に掃除します。
最初に掃除機を使うと排気でホコリが舞い上がるため、先に乾拭きしてホコリを取っておきます。
乾拭きしてから掃除機をかける
乾拭きが済んだら掃除機をかけて、大きなホコリやゴミを吸い取りましょう。掃除機のかけ方にはコツがあります。掃除機は押すときにゴミをかき上げ、引くときに吸い取ります。押してばかりでは、効率よくホコリを吸い取れません。引く動作も加えて効率よくホコリを吸い取りましょう。
水拭きで仕上げる
最後に水拭きで仕上げます。乾拭きしたときと同じように上から下に向かって拭き進めましょう。水拭きは一方向に拭き進めるのがコツです。円を描くように拭くと拭き残しが出たり、拭き跡が目立ちやすくなったりするので注意しましょう。
空気清浄機を使う
こまめな掃除を心がけたいものですが、空気中に舞うハウスダストを掃除で取り除くのは難しいため、空気清浄機の利用もおすすめです。
ほとんどの空気清浄機には、ハウスダストなどをキャッチするフィルターがついています。なかでも「HEPAフィルター」という高性能フィルターを備えた空気清浄機は微粒子サイズのハウスダストも逃さず除去できます。フィルターは掃除しないと空気を吸い込む力や集塵能力が低下するため、定期的な掃除や交換が必要です。
ホコリ掃除のコツ
ホコリやチリは軽いため、舞わないように掃除するにはコツがあります。効率よくホコリ掃除するためのポイントを3つご紹介いたします。
掃除の順番は上から下に
ホコリ掃除は高い場所から低い場所に向かって進めましょう。床掃除してから照明や家具のホコリを払うと、掃除した床にホコリが落ちてしまいます。効率よく掃除するためにも、高い場所を先に掃除して、最後に床を掃除しましょう。
掃除中に窓を開けない
掃除中に窓を開けると、風が入ってホコリが舞い上がります。舞い上がったホコリはゆっくりと床に落ちてくるため、ホコリを取り除きにくくなってしまいます。とくに掃除機をかけるときは、排気でホコリが舞やすいため、窓を開けるのは避けておきましょう。掃除が終わって15分ほどたってから窓を開けて換気するのがベストタイミングです。掃除中は窓を開けないようにしておきましょう。
朝イチか帰宅直後に掃除する
ホコリは人の動きによって舞い上がるため、家族が部屋の中で動き回っている時間帯は掃除しても取りきれません。人が動き回っていない朝イチや帰宅直後はホコリが床に落ちてきているので、掃除に最適なタイミングです。
ホコリを発生させない方法
ホコリは健康に悪影響を及ぼすことがあるので、できるだけ発生しないようにしたいものです。ホコリを発生させないために、普段からできることを4つご紹介いたします。
換気する
家にいるときは、1日に何度か部屋の窓を開けて換気しましょう。換気にはいくつかのポイントがあります。
- できるだけ2カ所の窓を開ける
- 窓を全開にしない
- 換気の時間は5分〜10分程度
2カ所の窓を開けると空気の流れができるため、効率よく換気できます。できれば部屋の対角線上にある2カ所の窓を開けましょう。2カ所開けるのが難しい場合や、空気の通り道を作りにくい間取りの場合は、ドアを開けてサーキュレーターを窓の外に向けると効率よく換気できます。
また、窓は全開にしないこともポイントです。空気が流れ込むときは狭い隙間の方が勢いよく入ってくるため、空気の入り口になる窓は全開にするより10〜15cm開ける方が効果的です。空気の出口になる窓は全開にすると効率よく換気できます。
換気時間は5〜10分程度で十分だといわれています。1度に長く換気するより、回数を分けて短時間換気した方が効果的です。
帰宅前にホコリを払う
ホコリは家の中で発生するものも多いですが、外から持ちこんでしまうものも少なくありません。外出中に衣類についた花粉や砂などが、家の中のホコリの原因になります。帰宅したら家に入る前にホコリを払う習慣をつけましょう。
布製品に掃除機をかける
ソファやカーペット、カーテンなど家の中には多くの布製品があります。布製品は繊維クズを出すため、ホコリの原因になります。こまめに掃除機をかけて繊維クズの抜け落ちを防ぎ、ダニの死骸やフンも除去しましょう。
できるだけ布製品を置かないようにすればホコリの発生を減らせますが、なかなか難しいと思われます。洗えるものはこまめに洗い、洗えないものは掃除機をかけておきましょう。
加湿器を使う
部屋の空気が乾燥すると、ホコリも乾いて軽くなり、舞いやすくなります。加湿器を使って部屋の湿度を上げるとホコリが舞いにくくなるため、掃除しやすくなります。空気の乾燥が気になる時期は、加湿器を利用してホコリやチリを舞い上がりにくくしましょう。
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※1 スプレー後、お布団表面の水分が乾いてから(10〜15分程度)おやすみください。より快適にお使いいただけます。
※2 各種条件により効果が異なる場合があります。
まとめ
ホコリやチリを吸い込むと、健康に悪影響を及ぼすことがあります。ハウスダストを抑えるにはこまめな掃除が基本ですが、空気中に舞い散らないように正しく掃除することが大切です。
掃除中は窓を開けるようにしている方も多いでしょうが、実は逆効果になってしまいます。ホコリを効率よく抑えるには、掃除後の換気がおすすめです。本記事でご紹介した掃除方法やホコリを発生させない方法をぜひ実践してみてください。