ダニが発生する原因とは?ダニの退治方法と予防対策

ダニが発生する原因とは?ダニの退治方法と予防対策

わかりやすく、対策がしやすい蚊と違い、ダニは目視が難しいせいで対策や予防が行き届かない場合が多いようです。「朝起きたら一か所を集中的に刺されていた」「痛みやかゆみがひどい」「最近くしゃみや目のかゆみなどのアレルギー症状がある」といった場合、ダニが大量発生している可能性があります。

ダニの被害は多くの方が想像しているより大きいです。ダニの生態やダニが人にもたらす被害、発生原因を知り、しっかりダニ対策を講じましょう。

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ダニの生態について

ダニの生態について

世界におおよそ5万5千種いるといわれるダニ。
布製品や動物に寄生する寄生虫・吸血生物としての印象が強いですが、生態や形状はさまざまで実際に害虫とされるダニはごく一部です。日本でわたしたちの生活や健康を脅かすのは、屋内・屋外ダニ合わせて主に5種類。

アレルギーの原因となるヒョウダニから、吸血されると大変厄介で感染症の危険があるマダニまでご紹介します。生態や種類を知ることで対策や予防も行いやすくなります。

屋内ダニの種類と生態

生活被害・健康被害をもたらす、屋内に発生するダニの種類と生態です。

ヒョウダニ(チリダニ)

生活の中で最も身近なダニと言っても良いでしょう。体長はおおよそ0.1~0.3ミリの小さなダニです。刺す・咬むなどの直接的被害はありませんが、死骸やフンなどが呼吸器官に入り込んでアレルギーを引き起こすおそれがあります。

厄介なことに、ヒョウダニを餌とするツメダニの発生原因になることがあるのでダニ駆除を行う際には最初に対策を行わなくてはいけません。

  • 主な生息・発生場所……じゅうたん・布団・枕・カーテンなどの布製品
  • エサ……ホコリ・人の皮脂、アカ、フケなどのたんぱく質

コナダニ

自宅で管理していたお米にダニがわいた経験があるという方もいらっしゃるでしょう。多くの場合、それはコナダニです。食べ物をエサとするため、生活だけではなく、農作物への被害も深刻と言われています。

ヒョウダニと同様にツメダニの発生原因となることがあります。体長はおおよそ0.3~0.5ミリ。食品だけではなく、梅雨時には湿ったタタミなどでも見られます。

  • 主な生息場所・発生場所……食品・タタミ
  • エサ……米・小麦・粉類・チョコレート・砂糖などの食品、またはい草・紙など

ツメダニ

大きなツメを有していることからツメダニと呼ばれます。
ヒョウダニ・コナダニより少し大きい0.3~0.8ミリほど。前述した通り、ヒョウダニ・コナダニなど他のダニを餌とするため人への被害は少ないですが、あくまで積極的に吸血しないだけであってゼロではありません。

夏場になると動きが活発化し人への被害も多くなってくるため、注意と対策が必要です。

  • 主な発生場所・生息場所……タタミ・カーペットなどの布製品、他ダニの発生場所など
  • エサ……ヒョウダニ・コナダニなど他のダニ、まれに共喰いも

イエダニ

多くの人が持つ、寄生・吸血するダニのイメージはおそらくイエダニからきているのでしょう。鳥やねずみに寄生し、宿主と共に人間の生活圏内へ侵入してくるダニです。

基本的には宿主の血を吸いますが、宿主が死んだり、大量発生した場合は人を吸血することもあり、被害も少なくありません。鳥やねずみを介して病原菌を保有している可能性も高いので、十分な対策と注意が必要です。

  • 主な発生場所・生息場所……野生の鳥・ねずみなどの動物に寄生
  • エサ……脊髄動物、もしくは人の血液

屋外ダニの生態と種類

屋外ダニの代表格、ダニの中でもおそろしいマダニは意外と身近な存在です。

マダニ

肉眼でも確認できるほど大きなマダニは体長おおよそ3~10ミリの大型ダニ。庭で見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。人への被害は大きく、咬まれ、吸血されると炎症が発生、感染症を引き起こすおそれもあります。

咬まれた場合はすぐに病院へ。また、公園や草むら、ガーデニング作業を行ったあとは必ず服をはらい、すぐにシャワーか入浴を行うようにしましょう。

  • 主な発生場所・生息場所……草むら・公園・山など
  • エサ……生物の血液

ダニ被害について

ダニ被害について

ダニ被害は多くの方が考えているより深刻です。痒みや痛みを伴うだけでなく、食害、アレルギーや感染症被害も確認されています。どういった被害があるのかを知ることで、ダニへの意識も変わってきます。

ご自身や大切な家族を守り、快適な生活を送るためにもしっかりと覚えておきましょう。

ダニ被害の初期段階はダニの刺咬(しこう)被害

わたしたちの生活圏内に発生するダニの中で咬む、刺す、吸血するダニはツメダニ・イエダニ・マダニです。

ダニ(ツメダニ・イエダニ)に刺された・咬まれた際の特徴

  • お腹や太もも、二の腕のやわらかい部分を刺咬されている
  • かゆみや腫れが遅れてくる
  • 同じ場所・近い場所に数か所、跡が残る

梅雨から夏にかけてダニによる刺咬被害が増えますが、この時期はノミや蚊の発生も多く、かゆみの原因が何かわからないという方も多いでしょう。特徴を見ていくと蚊との違いは比較的わかりやすいですが、難しいのがノミとの違いです。

ノミは基本的に飛び跳ねながら移動するため、ダニとは違い人の目で確認できることが多いです。刺す場所も蚊と同じく露出している部分が多いので、ノミの存在を確認できないのに症状がある、服で隠れた場所に跡がある場合はダニと判断しても良いでしょう。

※マダニについて

咬まれた跡は他のダニに比べて大きく、かなりわかりやすいです。痛みやかゆみを伴わない場合も多いと言いますが感染症のおそれがあり、ダニの刺咬被害の中でも危険度が高いため必ず病院へ。

基本的に外出時の虫刺されによる腫れや炎症はマダニに限らず病院へ行き、医師に診てもらうことをおすすめします。

おそろしいのはダニが有する感染症・ダニによるアレルギー被害

刺咬被害よりおそろしいのは、感染症・アレルギー被害です。

アレルギー被害

人に直接的被害を及ぼさないと言われるヒョウダニは、死骸やフンなどがアレルギーの原因となることがあります。

家庭内に発生する7割以上のダニがヒョウダニとされていますので、特に小さなお子さんやアレルギー過敏症の人がいるご家庭は十分な注意が必要です

感染症被害

多くの感染症を保有する鳥やねずみに寄生するイエダニは、感染症を運んでくる厄介な存在です。イエダニに吸血されることにより、感染症をうつされる可能性があります。

マダニは感染症の危険性が高く、国内でもマダニが原因とされる感染症が報告されています。特に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を保有しているマダニの存在も確認されているようです。

ダニの発生原因について

ダニの発生原因について

ダニの発生原因は、ダニの種類によって大きく違います。
見てきたようにイエダニは鳥やねずみが生活圏内に侵入してくることで入り込んできますし、捕食型のツメダニはヒョウダニやコナダニに引き寄せられてやってきます。では、どういった条件で大量発生にいたり、いつ頃繁殖するのでしょう。

ダニの発生原因とも言える、繁殖条件についても確認しましょう。

ダニが大量発生する時期

種類によって微妙な差やズレはありますが、気温が上がってくる5月から、気温が下がってくるまでの10月ごろが大量発生する時期と覚えておきましょう。

しかしヒョウダニなどはほぼ1年中見られると言われていますし、近年は床暖房などの住宅環境、加湿器・空調などの普及により室内があたたかく保たれているため冬でもダニの被害が見られます。

ダニが好む・繁殖を行う場所・条件

ダニは非常に成長スピードが早いです。つまり繁殖スピードも同様で、何も対策を講じずにいるとあっという間に大量発生にいたります。

ダニが好む・繁殖を行う条件は以下の通りです。
多くのダニに共通することですので、しっかり覚えておきましょう。

  • エサとなるものが豊富にある
  • 高温多湿な環境

温度は20~30度、湿度は60~80パーセントと言われています。
ダニ対策を行う前に、ダニにとって快適な環境をつくりあげないことが重要です。

ダニ対策について

ダニ対策について

ダニ対策には、既に大量発生しているダニの駆除と、事前に大量発生や繁殖を食い止めるダニ予防があります。

ご家庭のダニを1匹残らず駆除することは不可能ですが、数を減らし、大量発生・繁殖を食い止めることで被害を最小限に抑えることができます。

今いるダニを駆除するためのダニ退治方法

布製品を天日干しすることや布団たたきなどではたくことでのダニ退治方法は、実はあまり有効ではありません。

一般的にダニは50度以上の熱に20分以上あてると死滅すると言われているため天日干しは一見有効のようですが、繊維の中に逃げられてしまうことが多いのです。布団たたきなどではたくのも、掃除機で吸うのも同様。繊維の中に入り込んでしまうという理由で、効果は期待できません。

有効なダニ退治方法はやはり薬品駆除でしょう。
近年はダニ駆除・対策用にさまざまな商品が発売されています。一部ご紹介しますので是非ご参考ください。

殺虫剤・殺虫剤スプレー

業務用から一般家庭用までさまざまです。
布製品にスプレーは抵抗があるという方は、速乾性商品がおすすめです。すぐに乾いて、べたつきもないためスプレーしたあともすぐに使用できます。

また、粉剤も出ているためライフスタイルや殺虫剤を使用する場所によって使い分けもできます。

防ダニシート

ダニ発生前にも使用できるという防ダニシートはダニの発生が気になる場所へ敷いておけるもの。タタミやじゅうたん、布団や衣服をしまっている押し入れにも使用できる場合がほとんどです。

置いておくだけで良いので手軽で、長期的な対策にも使えます。殺虫剤と併用するのもおすすめです。

近年の殺虫剤に使用される薬剤は安全とされているものですが、小さなお子さんや室内飼いのペットがいるご家庭はご注意ください。

また、殺虫剤は熱帯魚・魚類にも有効とされる場合がほとんどです。使用上の注意をよく読み、確認してからご使用ください

ダニ被害に遭う前に行いたいダニ予防方法

ダニが大量発生・繁殖する前に対策を行うことは、ご自身や家族のためにも大切です。上でご紹介した殺虫剤や防ダニシートは予防もできます。こちらと合わせて生活の中で行えることもご紹介します。

温度・湿度管理をしっかり行う

ダニに限らず、自宅に侵入してくる害虫の多くは高温多湿を好みます。定期的に自宅の風通しを良くして湿気が溜まらないように工夫しましょう。

食品管理に注意する

主にコナダニの対策です。キッチンやリビングダイニングに放置した食品の袋が開いている・開封口がしっかり縛られていない、ということがないように注意しましょう。

寝具・布製品を天日干しする

ダニ退治・駆除には期待できないと言われていますが予防には有効とされています。天気の良い日は積極的に寝具などの布製品を天日干ししましょう。

ねずみなどの害獣・害鳥対策を行う

イエダニが屋内へ侵入してくるのは、ねずみや鳩などが敷地内に入り込んでくることが直接的な原因です。これらの対策は生活や住宅を守るためにも必要です。

マダニ対策は長袖長ズボン・防虫剤も用意

マダニ対策には長袖・長ズボン、防虫剤などで行いましょう。特に山へのレジャーや、草むら・藪などに入った際、庭の手入れ時などは念入りに。

まとめ

ダニ対策を行う上で重要なことはダニの発生原因をはじめとしたダニの生態を知ることです。目に見えないほど小さいダニですが、人におよぼす被害は大きいです。ライフスタイルに合わせた対策や防除をしっかり行いましょう。

また、マダニに限らずアレルギー症状、刺された・咬まれた際の痛みや腫れが大きい場合には無理せず病院へ行きましょう。

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