2021年4月5日 | お役立ち情報
散らからない部屋にしよう!片付けや収納のポイントを解説
キレイに片付いた部屋でスタートした新生活。当初はきちんと整頓されていたものの、「だんだん散らかってきた」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、片付けが苦手な方に向けて、散らからない部屋にする4つのコツや片付けの手順、収納のポイントや部屋を清潔に保つヒントをご紹介いたします。
散らからない部屋にする4つのコツ
キレイに片付いた部屋は居心地がよいだけでなく、掃除や探し物の手間を省けるというメリットがあります。散らからない部屋を長く保つために、次の4点を心がけましょう。
① 床にモノを置かない
散らからない部屋にするためには、「床にモノを置いたままにしない」ことがポイントです。
床にモノが散乱している部屋は、思った以上に散らかって見えます。スマホや充電器、テレビやエアコンのリモコン、ゲーム機などは使ったままになりがちです。意外に目につくコード類も、ごちゃごちゃとして片付けにくいものです。食べかけのお菓子やティッシュの箱、除菌グッズや雑誌類も、床に置いてはいませんか。
お子さんのいる家庭では、おもちゃや絵本、脱いだ服などが放置されているかもしれません。「片付けてもすぐ散らかるから」とあきらめてしまわずに、まずは床にモノを置かないことからはじめてみましょう。
② 使いっぱなしにしない
部屋全体を見回してみましょう。ハサミやボールペン、輪ゴムなどの文具が、テーブルに置いたままになっていませんか。鍵(かぎ)や印鑑などの大切なモノ、つめ切りなどの小物類、薬やハンドクリームなども、後で片付けようと思いながら、使いっぱなしで放置されているかもしれません。
常日ごろの生活で、「使ったら元の位置に戻す」ことを心がけましょう。常にモノが定位置にあれば、散らからない部屋に近づくだけでなく、作業の効率アップにもつながります。後にご紹介する収納方法を、ぜひ参考にしてください。
③ 無駄な買い物をしない
部屋が散らかるのは、モノの多さが原因かもしれません。「特売していたから買ってしまった」「かわいいからほしくなった」「100円ショップの話題の商品!」などと次々に買い物をしていると、どんどんモノが増えて収拾がつかなくなります。
散らからない部屋を目指すには、「本当に必要なモノだけを購入する」という心がけも大切です。また、「1つ買ったら1つ処分する」などのルールを決めて、モノを増やさない生活を意識しましょう。
④ 習慣化してごほうびを
片付けに限らず、行動を習慣化するには、繰り返し実践して生活に定着させる必要があります。はじめは慣れないかもしれませんが、「寝る前に10分片付ける」などとルーティンを決め、定期的に取り組んでみてください。まずは1週間、慣れたら1ヵ月など、同じ行動を続けるとそれが生活の一部になり、片付けを習慣化できる可能性が高まります。
片付けた画像をSNSに投稿する、1ヵ月続いたらごほうびを用意する、定期的に友人を招くなど、楽しみながら継続してモチベーションをアップさせる方法もおすすめです。
散らからない部屋にしよう!片付けの手順
散らかった部屋は、まず片付けからスタート。「今日は、ここだけキレイにしよう」と、気負わずにはじめてみるのがおすすめです。本格的な片付けは、連休や年末など時間のあるときや、進級や入園・入学、衣替えなどの節目に取り組みましょう。
【ステップ1】片付ける場所のモノを出す
「散らからない部屋にしよう!」と意気込み、部屋全体をやみくもに片付けはじめるとキリがありません。片付ける際は、「今週はクローゼット」「来週はリビングの棚」などと場所を1つ決めて取りかかることが大切です。チャレンジしやすい目標を掲げて作業をクリアすれば、達成感が味わえるうえ、継続する意欲も高まります。
片付ける場所が決まったら、中のモノをすべて取り出しましょう。作業をはじめると予想よりも多くのモノが出てくるので、広いスペースを確保しておくと安心です。
【ステップ2】必要なモノを分類する
中のモノをすべて出したら、必要なモノといらないモノに分類します。「数年使わなかったら処分」「迷ったら処分」などと、自分なりのルールを決めるとよいでしょう。そのほか、服は「着て電車に乗れるか」、本は「何度でも読むか」、小物は「必ず使うか」、思い出の品は「お気に入りかどうか」など、個別の基準を設けると迷わず済むのでおすすめです。
「処分」と決まったモノがまだ利用できそうな場合は、フリーマーケットやリサイクルショップに出したり、寄付したりする方法もあります。インターネット上でもやり取りができるので、効率よく活用するとよいでしょう。
【ステップ3】使いやすく収納する
必要なモノを分類したら、いよいよ収納に取りかかります。よく使うモノは手前に、あまり使わないモノは奥に収納しましょう。基本的に、重いモノや大きなモノは下に、軽いものや小さなモノは上に収納します。収納する際、モノの定位置となる「モノの住所」を決めると行方不明になりません。
同居する家族がいる場合は、モノの住所を共有しながら散らからない部屋を目指しましょう。中身が見えない部分には、ラベリングもおすすめです。また、収納スペースに入れるモノの量は7~8割を心がけると、見つけやすく使いやすい収納が完成します。場所別の収納の具体例を後ほどご紹介いたしますので、参考にしてください。
【ステップ4】定期的に継続する
使いやすい収納が完成したら、散らからない部屋を継続させましょう。先述のように、「寝る前に10分」「日曜日に1時間」など自分なりのルールを決めて、定期的に小さな片付けをするのがポイントです。片付けが習慣化すれば、散らからない部屋に一歩近づいたといえるでしょう。
不便なところが見つかったら、より使いやすい収納に改善しましょう。ステップ1から4までの写真を撮り、「片付け前」と「片付け後」を記録に残すとさらに達成感を味わうことができます。
場所別!散らからない部屋の収納のヒント
続いて、散らからない部屋にするための収納のヒントを、場所別にご紹介いたします。
リビングの収納
1日のなかで最も長い時間を過ごすリビングは、散らかるリスクの高い部屋と考えられます。リビングには、よく使うモノを選んで収納しましょう。ラックやボックス類は、メーカーや色、テイストを統一すると、部屋全体がしっくりとまとまります。見せたくない部分は、布やカフェカーテンで目隠ししてもよいでしょう。
棚や引き出しの中は、100円グッズを上手に活用した分類をおすすめします。同じタイミングで使うモノは、同じ場所に収納することもポイントです。たとえば、子どもの連絡帳を書くときに使うペン・印鑑・シールなどのグループや、発送や梱包(こんぽう)に使う伝票・ペン・はさみ・ガムテープなどのグループは、それぞれひとまとめで収納すると便利です。
リビングを散らからない部屋にするには、それぞれのモノの住所を把握し、定期的に片付ける習慣が欠かせないといえます。
クローゼットの収納
きちんと整理整頓されていれば、出かける前に慌てることもないでしょう。よく出し入れする衣類は、目の高さから腰までの「ゴールデンゾーン」に収納しましょう。下部の空間には衣装ケースや引き出しなどを置き、小物類やバッグなどを整理します。上部に棚がある場合は、あまり使わない季節モノやかさばるモノを収納できます。
クローゼットの中も、ケース類のメーカーや色を統一するとスッキリとまとまります。側面や扉の内側も有効活用し、ワイヤーネットやフックなどを使って小物類を収納しましょう。クローゼットも、シーズンごとで7~8割の収納を心がけてください。
なお、脱いだ服をすぐにクローゼットにしまうと、カビや虫などの発生原因につながります。ハンガーラックや突っ張り棒などで脱いだ服を一時的にかける場所を用意して、散らからない部屋を保ちましょう。
子ども部屋の収納
常におもちゃや衣類が散乱し、園や学校、習い事の持ち物が片付かない、と嘆く方が多いかもしれません。子ども部屋には子どもの手が届く高さのラックや棚を用意し、散らからない部屋を親子で心がけることがポイントです。
リビングの片付けと同様、おもちゃや本などはそれぞれの住所を決めましょう。夜になったら個々の家に帰る、というストーリーを考えるのもおすすめです。ハンガーに服をかける作業が難しいときは、「フックにかける・ピンチにはさむ」だけでもOKでしょう。子どもが「自分でできた!」という達成感を味わうことが、片付けの継続につながります。
進級や入学の際には思い切って本格的な片付けに取り組み、子どもと一緒に思い出の品も整理しましょう。保管しておくお気に入りの作品以外は写真に撮ってから処分すれば、また見返すことが可能です。
清潔で散らからない部屋を心がけよう
最後に、住まいを清潔に保つ方法をご紹介いたします。普段の掃除はもちろん、新年度や衣替えなどで本格的な片付けをしたときは、フマキラーの「ダニフマキラー」がおすすめです。畳やカーペットなどにスプレーすれば、イエダニやマダニ、ペットにつくノミなどの増殖を、最大で2ヵ月間抑える効果を発揮します。
また、梅雨どきや風邪の流行る季節には、フマキラーの「アルコール除菌プレミアム ウイルシャット」をおすすめします。塩素を使用していないアルコール除菌スプレーで、室内のウイルスや細菌をすばやく除去します。普段の掃除や片付けの後には、部屋全体にシュッとスプレーして清潔を保ちましょう。
散らからない部屋で快適な毎日を
今回は、散らからない部屋にする4つのコツや片付けの手順と具体的な方法、収納のポイントや部屋を清潔に保つヒントをご紹介いたしました。「今度こそ散らからない部屋にしよう!」と決心したら、「床にモノを置かない」「使いっぱなしにしない」「無駄な買い物をしない」「習慣化してごほうびを」の4点を思い出しましょう。
「定期的に・こまめに」片付けをしながら、散らからない部屋で快適な毎日をお過ごしください。