クロゴキブリが出る原因とは?クロゴキブリの対策と駆除方法について

クロゴキブリが発生する原因とは?クロゴキブリの対策と駆除方法について

ゴキブリの種類は大変多く、日本だけでも約50種が確認されています。なかでも家の中でよく見かけるのがクロゴキブリです。クロゴキブリは、大きく黒光りする存在感で、見る者を後ずさりさせる迫力をもっています。

今回は、クロゴキブリの侵入を予防する方法や駆除方法について解説いたします。あわせて、クロゴキブリの生態や、チャバネゴキブリとの違いなどもご紹介いたします。

クロゴキブリの生態

クロゴキブリの生態

ゴキブリが苦手な方のなかには、特にクロゴキブリを苦手にしている方も多いのではないでしょうか。クロゴキブリにはどのような特徴があるのか、ご説明いたします。

特徴や形態

クロゴキブリは名前の通り黒くてツヤがあり、一般的な大きさは25~30mm。なかには40mmを超すサイズに成長するものもいます。

分布

中国南部が原産地と考えられる外来種で、中国や台湾などにも生息しています。日本では、主に関東地方から奄美大島まで広く分布しています。

生息場所

クロゴキブリは下水やゴミ置き場など屋外に住み着き、配管を通って家の中に侵入します。また、植え込みの下など家のまわりにいて、玄関などから堂々と屋内へ侵入するケースもあります。室内では家具の隙間などに潜み、エサを求めてキッチンの流し台や浴室などに現れます。

活動時期

寒さに強いクロゴキブリは、越冬休眠(摂食や発育、生殖などを停止して休眠している状態)します。寒い冬の間はダンボールの隙間などに潜んで、静かに春の訪れを待ちます。成虫の活動が活発化するのは5~10月。一般に5~7月に羽化し、10月頃まで産卵を続けます。産卵の際は、卵鞘(らんしょう)という卵を守るケースのようなものの中に、1度に20~30個程度の卵を産みます。

よく見るチャバネゴキブリとの違い

よく見るチャバネゴキブリとの違い

クロゴキブリと並んで人目に付くチャバネゴキブリですが、その特徴は大きく異なります。ここでは、それぞれの違いについてご説明いたします。

寒さに強い・弱い

クロゴキブリは寒さに強く、冬でも屋外で生息することができます。いっぽうチャバネゴキブリは寒さに弱く、飲食店や工場などにある業務用冷蔵庫や厨房器の裏、大型機器類の周りなど生息しています。

屋外から侵入・屋内に生息

クロゴキブリは寒さに強く、一般的に屋外から家の中へと侵入してきます。いっぽうチャバネゴキブリは寒さに弱く、南の方では屋外で生活していますが、寒い日本で冬を越すために都市部では、飲食店など屋内でしか繁殖・越冬ができません。

産卵回数・卵鞘に入っている卵の数

クロゴキブリが一生のうちに産卵する回数はおよそ10回で、卵鞘に入っている卵の数は1回あたり10~20個前後です。チャバネゴキブリは、一生のうちに産卵する回数は4~8回と少ないものの、1回の産卵で産みつける卵鞘には20~40個前後の卵が入っています。

寿命が長い・短い

クロゴキブリは、摂食や発育、生殖などを停止して休眠状態(越冬休眠)になることで、寒い冬を乗り切ります。卵や幼虫の期間を含めて成虫になるまでには1~2.5年かかることもありますが、これは休眠中に自らの成長を止めているためです。その分寿命が長くなり、成虫期間(3~6ヵ月)を含め最大で3年以上生きるクロゴキブリもいます。

チャバネゴキブリは約4ヵ月で卵から成虫になるなど発育期間が短く、1年で2世代以上増殖します。その分、寿命は4~8ヵ月前後と短命です。

クロゴキブリの被害

クロゴキブリの被害

多くの人が、嫌いな虫として名前を挙げるゴキブリ。なぜそこまで嫌われるのか、クロゴキブリの被害を例にご説明いたします。

大きな不快感を与える

夜中にトイレに行こうと電気をつけたら目の前の床にいたり、キッチンの方向からカサカサ音がすると思うと三角コーナーのポリ袋にたかっていたり、突然大きなゴキブリを目の当たりにしたときの驚きはかなりのものでしょう。思わず叫んでしまう人も多いのではないでしょうか。

食事時やソファーでくつろいでいるときに現れたら、せっかくの楽しいひとときも台無しになってしまいます。このように、クロゴキブリは見た人に大きな不快感を与えます。

食品への異物混入

クロゴキブリは雑食性で、エサを求めて食材などに集まってきます。そのため、食品工場などに現れることがあります。食品への異物として誤って混入してしまうと、ニュースなどで報じられる事態となります。

風評被害(スーパーや飲食店など)

スーパーや飲食店などにゴキブリが現れ、目撃した人たちの口コミなどによって風評被害が広がるケースもあります。この場合も、経済的に大きな損失につながるおそれがあります

フンによる被害

ゴキブリのフンには、集合フェロモンと呼ばれる特殊な物質が含まれており、長時間にわたってニオイを発散させて仲間を集める働きをします。また、強いニオイで部屋が臭くなったり、お皿に染みついたニオイが洗ってもなかなか取れなかったりといった「フン害」に見舞われることもあります

ゴキブリのフンについては、「ゴキブリのフンを放置しない!フンの特徴や見分け方、掃除方法について」でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

ウイルスや病原菌を媒介

クロゴキブリは下水やゴミ置き場など不衛生な場所に営巣しているため、足や体にさまざまなウイルスや菌を付着させているおそれがあります。不衛生な状態で屋内を徘徊し、食品や食器などに触れることで、消化器系感染症の病原細菌や、ポリオウイルス、赤痢アメーバなどを媒介するリスクもあります。

クロゴキブリが現れる原因

クロゴキブリが発生する原因

できることなら、一年中その姿を見ることなく過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。そこで、クロゴキブリが現れる原因について解説いたします。

エサを目指して寄ってくる

クロゴキブリは、人間の食べカスはもちろん、ホコリや髪、仲間のフンなども食べる雑食性です。エサを求めて屋外から侵入してきます。

多湿な場所を好む

多くのゴキブリがそうであるように、クロゴキブリも高温で多湿な環境を好みます。そのため、屋内に侵入したクロゴキブリは、キッチンのシンクや浴室など、水のある場所を求めて集まってきます。

暗くて保温性の高い場所を好む

暗く狭い場所、保温性の高い空間などもクロゴキブリにとっては好環境です。そのため、倉庫内やダンボールの中、電化製品の内部や裏側などにもやってきます。

水気のあるところならどこでも住み着く

もともと下水など屋外に住み着いているクロゴキブリは、そこから排水をたどって屋内へと侵入します。そして、屋根裏や床下などにできた水漏れ周辺にも住み着くようになります。

クロゴキブリの予防と駆除

家の中にクロゴキブリを侵入させないためには、予防と駆除のダブルで対策をとることが重要です。

予防対策

侵入を防ぐには、家の中を常にクロゴキブリにとって好ましくない環境にしておくことが有効です。

水まわりは常に清潔に

クロゴキブリは、湿気のあるところやエサのあるところに集まります。水や油、皮脂や髪の毛なども、クロゴキブリのエサになります。キッチンや浴室などを使用したあとはきれいに掃除をして、しっかりと乾燥させておきましょう。

生ゴミや食べ残しを放置しない

生ゴミや腐りかけの果物・野菜は、クロゴキブリの大好物です。食べ残したお皿などをそのままにしたり、三角コーナーの生ゴミをいつまでも放置したりすると、ニオイにつられて集まってきます。生ゴミや食べ残しは、決して放置しないようにしましょう。

部屋の中にホコリをためない

クロゴキブリは、綿やウールなどからなるホコリもエサにします。棚や家具の隙間・天面まではなかなか目が行き届かないものですが、ホコリをためないように部屋のすみずみまでしっかりと掃除しましょう。

ダンボールをチェックする/すぐに処分する

ダンボールは、クロゴキブリにとって絶好のすみかになります。屋内にダンボールがたまっている方は、さっそくチェックしましょう。産卵場所にもなりやすいため、用の済んだダンボールは早めに処分しましょう。

駆除方法

家の中にクロゴキブリが現れたら、殺虫剤や捕獲器などで駆除しましょう。

殺虫剤を使用する

目の前にゴキブリが現れた際、手間取ることなくサッと駆除したいものです。また、できるだけ近づくことなく確実にスプレーしたいという方もいるでしょう。そのような場合におすすめなのが、フマキラーの「ゴキファイタープロ ストロング」です。ボタンを押すと0.1秒で18cmのストロングノズルが起き上がり、急に現れたゴキブリにも離れた場所から素早く対応できます。ゴキブリが通りそうな場所にあらかじめ噴霧しておけば、夜中に出会うことなくすっきりと退治できます。

捕獲器を使用する

ゴキブリの動く姿をできるだけ見たくないという方には、捕獲器タイプがおすすめです。これまでは、粘着シートに足をくっつけて捕獲する方法が主流でしたが、ゴキブリの足が汚れていたり油がついていたりすると、暴れて逃げられてしまうこともありました。フマキラーの「ゴキファイタープロ 激取れ 6個入」は、足ではなく羽根をくっつける新発想の捕獲器です。両方向から入れる二層構造で、従来品の約半分の設置面積でも、すばらしい効果を発揮します。

まとめ

クロゴキブリを家の中に侵入させないためには、常に清潔さを保つことで、生息しにくい環境を維持することが一番です。それでも現れてしまった場合は、殺虫剤や捕獲機を使用して確実に駆除しましょう。

今回ご紹介した予防と駆除の方法をダブルで実践し、家族が安心して暮らすことのできる居心地のよい空間を保ちましょう。

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