ゴキブリのフンを放置しない!フンの特徴や見分け方、掃除方法について

ゴキブリのフンを放置しない!フンの特徴や見分け方、掃除方法について

部屋の隅や食器棚の中で、ゴキブリのフンらしきものを見つけてしまったらいやな気分になりますよね。でも、その場にゴキブリがいたわけではないので、そのまま放置したりしていませんか?もしかしたら、そのフンからゴキブリが増える可能性があるかもしれません。フンの特徴や見分け方はあるのでしょうか?いやなゴキブリを寄せ付けない掃除方法も合わせて覚えておきたいですね。

そこで、今回はゴキブリのフンの特徴や見分け方、掃除方法についてご紹介します。

フンの種類、ゴミとの見分け方は?

家庭内でよく見るゴキブリにはクロゴキブリとチャバネゴキブリの2種類があり、そのフンには次のような特徴があります。

クロゴキブリのフン

フンの大きさは2〜2.5mm程度で、フンの色は黒、においは無臭です。クロゴキブリの体長は大きく、フンも大きいのが特徴です。

チャバネゴキブリのフン

フンの大きさは1mm程度で、色は茶色っぽい黒です。チャバネゴキブリは体長が小さくフンも小さいのですが、大量にあると独特のにおいを放ちます。

ゴキブリのフンかどうか見分ける

クロゴキブリのフンもチャバネゴキブリのフンも小さな黒っぽい粒で、これを見分けるのはなかなか難しいです。黒いゴマのような粒が見つかったら、ゴキブリのフンの可能性がきわめて高いので何らかの対策が必要になります。

リビングの床などでは判別が難しくても、食器棚の中やシンクの下などでフンを見つけたら、すぐに取り除かなければそこからゴキブリが増えたり病気を運んできたりすることもあります。

また、新聞や雑誌を積み重ねている床の下はゴキブリにとって居心地のいい場所になります。新聞の山を片付けようとしたら、1カ所に黒い粒が大量に落ちていたという場合はゴキブリのフンである可能性が高いです。

特に、フンはフェロモンを発散して他のゴキブリを呼び寄せるので、放っておくと他のゴキブリも集まってくる原因になるのですぐに取り除くことが大切です。

ゴキブリのフンの特徴

では、ゴキブリのフンにはどのような特徴があるのでしょうか?

クロゴキブリのフンは付着性が強く、ダンボールや新聞紙など、紙の表面に液状のフンが付着します。

また、ゴキブリのフンの色は、食べたものの色に影響を受けることもわかっています。そのため、必ずしも黒や茶色ではなく、白い紙を食べればフンも白くなるということもあります。

ゴキブリが好む環境

ゴキブリが好む環境

フンをさせないようにするには、ゴキブリにとって住みにくい環境にすることです。とにかく、食べ物や水、ゴミなどのゴキブリにとっての好条件を取り除くようにしましょう。

食べ物

キッチン周りに置く食べ物には注意しましょう。お米、小麦粉などの乾燥食品は、しっかりふたの閉まるプラスチックかガラス容器に入れて保管する、果物などはキッチンのカウンターに出しっぱなしにしないで、冷蔵庫で保存する、食べかけの菓子類の袋なども、すべて片付けることが大切です。

ゴキブリにとって水は生命線ともいえるので、水の源を断つことが重要です。水道の配管の裂け目を修理する、栓をしていない流し台やバスタブの排水口、飲み物の容器、冷蔵庫やエアコンの下にある水受け皿、食器の水切り容器の受け皿など、できるだけゴキブリの飲み水をなくすことを考えましょう。

ゴミ

ゴミの山はゴキブリにとって、まさに美食の王国です。流しの角に置いてある三角コーナーにたまった生ゴミを放置しないで、ビニール袋に入れてしばりましょう。またゴミ容器もそのつどふたをすることを忘れないようにしましょう。

温度

ゴキブリは寒さに弱い生物です。室内の温度が−5℃に下がるとその成長は衰え、卵や幼虫も凍えて死滅します。だいたい24時間くらい暖房器具を完全に切ってしまえば、ゴキブリの数は少なくなると言われています。とはいえ、冬は人間も寒いので、旅行などで出かけるときにエアコンを切っておくとゴキブリ対策には効果があります。

ゴキブリのフンによる影響や被害について

ゴキブリのフンがあることで、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。それぞれ見ていきましょう。

ゴキブリのフンによる影響や被害について

病原体を運んでくる

ゴキブリは食中毒の原因となる赤痢菌やサルモネラ菌などの運び屋です。また、ウイルスについてもゴキブリのフンが感染経路となる可能性があります。フンで汚染された食べ物をもし人が食べてしまったら、病気を媒介したりすることもありますので、注意が必要です。

ウイルスについても、海外ではチャバネゴキブリから小児麻痺や感染症の病原体が運ばれているのではないかと言われ、感染経路の一つとして考えられています。

アレルギーを引き起こす

ゴキブリによるアレルギー症状は、くしゃみや鼻水、皮膚や眼への刺激が多く、まれに呼吸困難に陥ることもあります。これは、ゴキブリの排泄物の粒子が主に鼻にアレルギー症状を引き起こす原因と考えられているからです。

フンの汚染

ゴキブリは雑食性で香りや味に反応して、食品だけでなく、紙、木片、皮革類、ビニールなど何でも食べます。そこで問題なのは、家の中の貴重品などもフンで汚してしまうことです。

ソファや絵画の裏側などはなかなか見ることが少ないですが、こうしたところもゴキブリのフンで汚染されやすいところなのでまめにチェックするようにしましょう。

フンが他のゴキブリを誘引する

ゴキブリのフンのフェロモンは、長時間そのにおいが消えることはありません。しかも、集合フェロモンというにおいを発散して、仲間を集めたり家具や冷蔵庫の奥などにローチスポットという巣ができてしまうこともあります。

ゴキブリが集まってこないように、フンを見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。

部屋ににおいがついてしまう

例えば食器棚においてあったお皿に、フンのにおいが染み付くと洗ってもなかなか取れません。このにおいはゴキブリのフンや唾液なとが混ざり合ったもので、強いフェロモンを放っているため簡単には取れないのです。

アレルギーが気になる人や赤ちゃんがいる家庭では、こうした見えない害も心配ですね。家からゴキブリを追い出すためには、こまめに掃除をし、しっかりと整理整頓すること大切です。

5つのチェックしておきたいエリア

5つのチェックしておきたいエリア

ゴキブリの活動範囲はキッチン以外でも、リビングや玄関、新聞紙やダンボールの束、洗濯機や精密機器の裏側など暖かいところを好みます。特にチェックしておきたい5つのエリアを見てみましょう。

① キッチン

家の中で一番ゴキブリが発生しやすい場所は、やはりキッチンでしょう。まず、食器棚などの収納部分をチェックしましょう。引き出しは角の部分、引き抜いてみて奥の部分を見逃さないようにしましす。

またシンクやコンロなどの下の収納部分、レンジやトースターなどの下もゴキブリが好みそうなところです。冷蔵庫の下や裏側など、ふだんの掃除では行き届かないところも重点的に見ていきましょう。

② 水回り

洗濯機置場、洗面所、トイレなどの水回りも、ゴキブリが巣を作りやすい場所です。こちらもキッチンと同様、奥の角の部分にホコリやゴミがたまっていいないか確認しましょう。

③ リビング

リビングでは、テレビ台の裏が要注意です。特に熱帯性のチャバネゴキブリは暖かい場所を求めます。発熱性のパソコンやテレビの部品に入り込んで機能に障害を与えることもあるので、DVDなどの機器にホコリがたまっていないかチェックしておきましょう。

ソファや家具の裏側も、時々移動させて掃除してください。クローゼットの中も洋服がどんどん積み重なっていると、ゴキブリの住み家になる可能性があります。衣替えなどのときに一旦衣類は全て出して、風通しをよくしておきましょう。

④ ベランダ

見落としがちなのがベランダです。ベランダはゴキブリの外からの侵入口になるので、床面にはなるべく物を置かず、泥やホコリをためないようにしておきましょう。

植木鉢は時々、土を入れ替えたりカバーも水洗いして清潔にしておきましょう。

⑤ 玄関

玄関の下駄箱にある長年履いていない靴の中も、ゴキブリの住み家になりやすいところです。ゴキブリは接触走性があり、狭くて暗い隙間に入り込む能力があるので気をつけましょう。

フンを見つけたらすぐに掃除しましょう!

フンを見つけたらすぐに掃除しましょう!

ゴキブリのフンを掃除をする際は素手では触らず、使い捨ての手袋を使用するようにしましょう。マスクを着用することもおすすめします。また拭き取り用に、使い捨ての雑巾やティッシュペーパーを準備しましょう。

掃除の方法ですが、まずフンがある箇所にアルコール除菌スプレーを散布します。壁にフンが付着している場合は、壁用クリーナーなどを使用しましょう。そして丁寧に拭き取ります。

この際に注意することは、においを残さないことです。少しでもにおいが残っていると、他のゴキブリを引き寄せてしまう可能性があります。掃除に使用した手袋、雑巾、ティッシュペーパーなどはそのままゴミ箱に捨てず、必ずビニール袋などで密閉してから捨てるようにしましょう。

ゴキブリが住み着けない環境に

食材やゴミなどの保管方法を考えることのほか、日頃から掃除しやすい状態を保っておくことが大切です。

ゴキブリは暗くて狭いすき間を好みます。ゴキブリが住み着かないよう、なるべく暗くて狭いところのない環境を作ることがベストです。

またシンクなどは、乾いた布巾でよく拭いて水がない状態にしておきましょう。

ゴキブリの巣を取り除く

窓枠などの小さな割れ目はペンキなどを塗ってふさぐようにしましょう。大きい割れ目にはパテを詰めるなど、外からの侵入口をふさぎましょう。このとき、割れ目をふさいでしまう前に殺虫剤を噴霧して、穴の中のゴキブリや卵を死滅させておくことが大切です。もしゴキブリが巣に卵を産んでいた場合、春になると幼虫が出てくることがありますので、ふさぐ前にしっかりと対策しておきます。

屋外も同じように、植木から落ちて積もった木くずなどを片付ける、家の外壁や土台にある抜け道もふさぐようにしておきましょう。

まとめ

ゴキブリのフンを放置しておくと、フェロモンで仲間を引き寄せたり、いろいろな病原菌を運んでくきます。また、ゴキブリは食べ物だけでなく紙や皮革など何でも食べるため、家財や電化製品などにも被害を及ぼします。

ゴキブリは繁殖力が高いので、もしフンを発見したらすぐに取り除くようにしましょう。日頃からこまめにキッチン周りやお部屋を片付けるよう心がけたいですね。

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。