旬の果物を季節別に紹介。おいしい果物の見分け方・保存方法もあわせて紹介!

旬の果物を季節別に紹介。おいしい果物の見分け方・保存方法もあわせて紹介!

果物には、それぞれ旬があります。昨今、季節に関係なく食べられる果物も増えてきましたが、おいしくて栄養価も高い旬のものを選んでみてはいかがでしょうか。

今回は、季節ごとに旬をむかえる果物や、おいしい果物の見分け方について解説いたします。また、買ってきた後上手に保存する方法についてもご紹介いたしますので、季節の果物をおいしく味わうための参考にしてください。

春が旬の果物

まずは、春の訪れを感じられる果物を2つご紹介いたします。甘さと爽やかな酸味を、ぜひお楽しみください。

イチゴ

イチゴ

子どもから大人まで人気の高いイチゴ。ビタミンCが豊富に含まれ、洗ってそのまま食べられる手軽さも魅力です。

イチゴは12月頃から出荷されますが、旬は3〜4月です。ハウス栽培の技術が向上したことや品種の改良によって、早い時期から食べられるようになりました。最近では「サマープリンセス」など、夏に旬をむかえる品種もあります。イチゴはショートケーキなどに欠かせない果物なので、「国産のものを一年中使いたい」という要望から品種改良されて生まれたそうです。

おいしいイチゴの見分け方

果実の先端に白色や緑色が残っておらず、全体が赤く染まり、ツヤやハリがあるものを選びましょう。へたは緑色でしなびてないか、しっかりと香りがするかチェックしてください。パックの中で重なっている場合は、下になったものがつぶれていないか確認しておきましょう。

【苺】知っているだけで2倍うまい!!美味しいイチゴの見分け方」では、さらに詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

イチゴの保存方法

常温保存せず、ヘタをつけたまま冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。購入したときのパックのまま保存する場合は、乾燥を防ぐためにラップをかけてください。イチゴが重なると傷みやすいため、別の容器に重ならないように保存した方が長く持ちます。水気があると傷みやすいので、食べる直前に水洗いしましょう。

夏みかん

夏みかんは、皮や内側の白いワタに厚みがあるのが特徴です。その名前から夏が旬と思いがちですが、実は4月下旬〜5月下旬頃に旬をむかえます。秋に結実する酸味の強すぎるものを放置しておいたところ、初夏には食べごろになったことから「夏みかん」といわれるようになりました。

現在は品種改良されて食べやすくなったため、春に旬をむかえます。

おいしい夏みかんの見分け方

全体が濃い黄色に色づいてハリがあり、ヘタが緑色のものを選びましょう。表面に傷がないか、ずっしりとした重みがあるかということも確認してください。

夏みかんの保存方法

常温で風通しのよい冷暗所に保存しましょう。量が多い場合は、段ボールにできるだけくっつかないように並べます。重ねる場合は新聞紙を敷いてから上に乗せてください。冷蔵庫に保存する場合、冷やしすぎると低温障害になるので注意しましょう。また、冷蔵庫では乾燥しやすいので、ラップでしっかり包んでおいてください。

夏が旬の果物

食欲の減退しがちな暑い夏でも、ジューシーな果物なら喉を通るのではないでしょうか。夏が来たことを実感できる果物を2つご紹介いたします。

桃

甘くてジューシーな桃には、実に多くの品種があります。それぞれ収穫時期が異なりますが、主に6〜9月頃に収穫され、旬は7〜8月頃です。ペクチンなど食物繊維が豊富に含まれているため、桃には整腸作用もあります。

おいしい桃の見分け方

左右対称で丸みがあり、きれいな紅色に色づいたものを選びましょう。色づいた部分に白い斑点があるものはおいしいといわれています。おいしい桃は甘い香りがしますので、買うときには匂いも確認しましょう。

桃の保存方法

直射日光の当たらない風通しのよい場所に、常温で保管してください。冷蔵庫で冷やしすぎると甘みや香りが損なわれますので、食べる2〜3時間前に野菜室に入れて冷やしましょう。完熟した桃は傷みやすいため、早めに食べるようにしてください。

さくらんぼ

保存のきかないさくらんぼは、出回る期間が短いため、季節感を強く味わうことのできる果物です。旬は6〜7月初旬頃で、国内産の約8割は山形県で収穫されています。さくらんぼの生産には手間がかかるため、生産量が少なく値段も高価です。

おいしいさくらんぼの見分け方

全体が赤く色づき、大きくてツヤがあるものを選びましょう。追熟はしないため、青みが残っているものは避けてください。茶色に変色しているものや、傷があるものも避けましょう。軸は鮮やかな緑色をしたものが新鮮な証拠です。

さくらんぼの保存方法

収穫から時間がたつと味が落ちるため、購入後はできるだけ早く食べるのがおすすめです。保存する場合は新聞紙やクッキングペーパーに包んで、涼しい場所に置きましょう。日持ちはしないため、保存は2日程度までにしてください。

冷蔵庫で冷やしすぎると味が落ちるため、食べる直前に冷やしましょう。ただし温度変化に弱いため、クール便で送られてきたときは冷蔵庫に保管のうえ早めに食べてください。

秋の果物

秋は果物狩りの季節です。自らの手で収穫すれば、秋の味覚もいっそうおいしく感じることでしょう。秋に旬をむかえる代表的な果物を2つご紹介いたします。

ぶどう

ぶどう

ぶどうは、夏から秋にかけて旬をむかえる果物です。7月から10月頃に収穫されますが、品種によって旬は異なります。デラウェアなど小粒のぶどうは7〜8月頃、巨峰やマスカットなど大粒の実がつくぶどうは8〜9月頃が旬です。

最近は、種がなくて皮ごと食べられるシャインマスカットも人気があります。

おいしいぶどうの見分け方

実の色が濃く、ハリがあるものを選びましょう。ぶどうの表面についた白い粉は「ブルーム」と呼ばれ、新鮮さの目安となります。さらに、ぶどうの病気や水分の蒸発を防ぐ働きももっています。

全体を見たときに、実がびっしりとついているぶどうを選んでください。実が房から取れているものは、鮮度が落ちています。さらに枝もチェックして、切り口がきれいなもの、色が緑のものを選んでください。

ぶどうの保存方法

ぶどうは傷みやすいため、冷蔵庫で保管してください。洗うとブルームが落ちるため、洗わずに保存するのがポイントです。デラウェアなど小粒のぶどうはペーパータオルに包み、容器に入れて保存しましょう。巨峰など大粒のぶどうを保存するときは、1粒ずつ切り離してから保存する方が鮮度を保つことができます。

この場合、枝からちぎると実に穴が開き、果汁が出て傷みやすくなるため、枝を2〜3ミリ残してハサミで切り離しましょう。

ジューシーでシャリシャリとした食感が魅力の梨。和梨は「青梨」と「赤梨」の2種類に分けられます。青梨は皮が緑で酸味と甘みのバランスがよく、代表する品種に二十世紀梨があります。一方、赤梨は皮が茶色でザラザラしており、甘みが強く、水分をたっぷり含んでいます。幸水や豊水などが、赤梨を代表する品種です。

梨は秋の味覚という印象がありますが、夏から秋に旬をむかえます。旬は品種によって異なり、「幸水」は7〜9月中旬頃が収穫時期で、旬は8月です。「二十世紀梨」は8〜10月頃に収穫され、出荷の最盛期は9月。「豊水」は、9〜10月が旬です。

おいしい梨の見分け方

梨はお尻の方に甘みがたまります。高さがあるものよりも、横に平べったい方が水分たっぷりで甘みがあります。また、甘みが増すと赤梨は赤みがかった褐色、青梨は黄色に変化します。形や色をチェックして、おいしい梨を見分けましょう。

梨の保存方法

梨は収穫後に熟すことはなく、どんどん品質が落ちていきます。ヘタの部分から呼吸し、自らの糖分や水分を使って呼吸するため日持ちしにくいのです。梨の劣化を遅らせるには、ヘタを下にして冷蔵庫で保存することがポイントです。


また、乾燥にも弱いので、新聞紙などに包んでから密閉できる袋に入れて保存した方がよいでしょう。冷蔵庫に入れることで甘みが損なわれる果物もありますが、梨の場合は冷やすことで糖分が増し、日持ちもします。

冬の果物

寒い冬は、こたつに入って旬の果物を楽しんではいかがでしょうか。冬の到来を知らせてくれる果物を2つご紹介いたします。

りんご

りんご

1年を通してスーパーで見かけるりんごの旬は、品種や産地によって異なり、さっぱりした味の「シナノレッド」は8〜9月ころです。アップルパイなどの焼き菓子に使われる「紅玉」や、「ふじ」と「つがる」の交配種「シナノスイート」は、10〜12月が旬です。また、日本で最も生産量が多い「ふじ」や黄緑色の品種「王林」は、11〜1月に旬をむかえます。

おいしいりんごの見分け方

りんごは太陽を浴びると赤く色づき、糖度も高くなります。おいしいりんごを見分けるには、全体的に赤く、軸が太いものを選びましょう。また、お尻の部分が緑色のものはまだ熟していないため、黄色くなっているものを選んでください。

持ったときにずっしりと重みがあるものは、果汁をたっぷり含んでいます。中くらいの大きさで、重みがあるものを選びましょう。

りんごの保存方法

りんごは低温の保存が適しているため、冷蔵庫で保存しましょう。洗わずにペーパータオルや新聞紙に包んでおくと、乾燥を防ぐことができます。注意が必要なのは、りんごの出す「エチレンガス」が、庫内の他の果物や野菜の熟成を進めることです。他の食材が早く傷んでしまわないように、ポリ袋に入れて密閉してから保存しましょう。段ボールに入った大量のりんごを保管する場合は、玄関など気温の低い場所においてください。

温州みかん

温州みかんは秋から冬にかけて収穫されますが、種類ごとに収穫期が異なります。

  • 極早生…9月〜10月
  • 早生…10月下旬〜12月下旬
  • 中生(普通)…11月下旬〜12月下旬
  • 晩成…12月下旬〜3月頃

ハウス栽培の普及によりほぼ一年中手に入りますが、全体的には12〜2月頃が旬です。

おいしい温州みかんの見分け方

皮の色が濃く、艶があるものを選びましょう。太陽をしっかり浴びて熟している証拠です。果汁がたっぷり含まれているものを見分けるには、重量があるものを選びましょう。皮が薄くてやわらかいものは、甘くて果肉がしまっています。

また、ヘタの軸が細いと栄養がたっぷり送られるため、甘くておいしいものが多いといわれています。おいしい温州みかんを見分けるには、皮とへたをチェックしましょう。

温州みかんの保存方法

風通しがよく涼しい場所で保管しましょう。箱で買う際は、下のものがつぶれて傷みやすいので、数日に1回は上下を入れ替えるようにしてください。ふたを開けたまま保管して、腐ったみかんを見つけたらすぐに取り除きましょう。

まとめ

旬の果物を、季節ごとに2種類ずつご紹介いたしました。旬の果物は栄養価が高く、新鮮でおいしいというメリットがあります。また、収穫量が多いため、価格が安いということも魅力です。

旬の果物をいただくことで、季節の移り変わりを感じることもできます。朝食や夕食後のデザートとして、おいしいだけでなく見た目も華やかな旬の果物を楽しんではいかがでしょうか。

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