【オンライン正月】初詣やお年玉・帰省などは『オンライン』という選択肢も

【オンライン正月】初詣やお年玉・帰省などはオンラインで新年を迎えよう

お正月、帰省せずに自宅で新年を迎えるという方もいらっしゃるでしょう。お正月の行事や過ごし方といえば、帰省、初詣、お年玉などがありますが、今やそのすべてをオンラインでおこなうことも可能になりました。新型コロナの心配や遠方でなかなか帰れないなどの理由で帰省できない方は、是非ともオンラインで新年を迎えてみてはいかがでしょうか

今回は、オンライン正月の過ごし方についてご紹介いたします。オンラインでお正月遊びをする方法についてもお伝えしますので、巣ごもりのお正月も楽しく過ごしましょう。

オンライン初詣

オンライン初詣

お正月は初詣に行くのが恒例行事という方も多いのではないでしょうか。しかし、三が日は多くの人が神社やお寺に参拝するため、混雑必至です。コロナ禍では、密を避けた「オンライン初詣」が浸透しつつあります。オンライン初詣なら、厳しい寒さのなか行列に並ぶ必要もありません。「お正月にはオンライン・時期をずらして後日参拝」とするのもよい方法でしょう。オンライン初詣では、どのようなことができるのかご紹介いたします。

オンラインで参拝

初詣はどうしても密になるので、WEBサイトでオンライン参拝を可能にしている神社やお寺があります。自宅にいながらにして初詣ができれば、コロナ感染への不安も感じることなく、穏やかな気持ちで参拝できるでしょう。オンラインなので、遠方の神社やお寺に参拝できるというメリットもあります。

オンライン参拝は、バーチャル映像やライブ配信によっておこないます。バーチャル参拝を利用すれば、好きな時間に境内をゆっくりと散策できます。普段は近くで見られない御社殿内をじっくり参拝できる神社もあるため、オンラインならではの魅力もいっぱいです。お目当ての神社がオンライン参拝を実施しているか、WEBサイトなどを利用して調べておきましょう。

オンラインおみくじ

毎年初詣でおみくじを引く方も多いのではないでしょうか。こちらもオンラインサービスを実施している神社がありますので、行列に並ばなくても自宅でおみくじを引けます。

オンライン授与所

「オンライン参拝だとお守りを授与してもらえない」と心配な方もいることでしょう。しかし、オンライン授与所を設置している神社なら、お守りを郵送してもらうこともできます。自宅から離れた神社のお守りが欲しい方も、オンライン授与所を利用すれば便利です。

オンライン帰省

コロナ禍でお正月の帰省を取りやめた場合でも、オンラインで顔を合わせながら話すとお互いの様子がわかって安心できます。祖父母にとって、お正月に孫と会うのは楽しみなものです。ビデオ通話で孫の成長ぶりを見せると喜ばれることでしょう。

オンライン帰省は移動しなくて済むうえ、高齢者に感染させるリスクがないというメリットもあります。帰省先が遠い場合は交通費が高額になることもありますが、オンライン帰省であれば経済的な心配も無用です。実際に会えない寂しさや、故郷のお雑煮やおせち料理を食べられないというデメリットはありますが、感染する不安・させる不安なく、安心感をもってお正月を迎えられます。

ビデオ通話を楽しむ

ビデオ通話を楽しむ

オンライン帰省とは、オンラインで会話できるアプリなどを使い、遠く離れて住む家族と交流して帰省の雰囲気を味わうことです。コロナウイルスの感染予防対策として国や自治体も推奨しており、手軽に帰省できるとして選択する人も増えています。

オンラインで相手の顔を見ながら通話する方法はいくつかあります。オンライン会議で採用されることが多いのはZoomですが、両親がスマホを持っていて、普段LINEを使っているのであれば、LINEのビデオ通話が便利です。1対1でもグループでもビデオ通話できるので、久しぶりに親戚同士顔を合わせながら会話を楽しめます。お酒好きの方なら、事前に送ったお酒を一緒に味わいながら語らうのも、お正月らしい過ごし方といえるでしょう。

1対1で通話する場合は、まずホーム画面から相手を選択します。「ビデオ通話」をタップすれば発信できるので、画面を見ながら会話しましょう。グループ通話する場合は、あらかじめグループを作成しておきます。それからグループのトーク画面で「通話」をタップし、ビデオ通話をタップすればOK。LINEは通話料が0円なので、料金を気にせず通話できます。

お年玉はキャッシュレスで

お年玉はキャッシュレスで

オンライン帰省となると、子どもたちが楽しみにしている「お年玉」を、直接手渡すことはできません。しかし、お年玉をキャッシュレスで送金するという方法があります。

たとえばスマホ決済サービス「PayPay」は、未成年の子どもや学生でも(法定代理人の同意を得ていれば)年齢に関係なく利用できます。銀行振込では手数料が発生しますが、PayPayなら送金手数料も不要。親戚の子どもが多くても、手数料の負担なくお年玉を送金することができます。

昨今、お年玉のキャッシュレス化に賛成する人は増加傾向にあるようです。「お金のありがたみを知ってほしい」などの理由で賛成しかねる方や、キャッシュレスでの送金に味気なさを感じる場合は、Amazonギフトカードをお年玉にするのもひとつのアイデアです。印刷タイプやEメールタイプであれば、すぐに届けられます。イラスト、アニメーション、動画などのデザインを選んでメッセージも添付できるので、一人ひとりに心のこもった言葉を添えて送れるでしょう。

オンライン福袋

お正月の楽しみといえば、初売りや福袋という方も多いのではないでしょうか。福袋の由来は、七福神のなかの大黒天が抱えている大きな袋といわれています。一般的には中身が見えないため運試しの要素もあり、福袋を求めて行列ができるのが例年の風景です。このため、2021年の初売りは店頭販売を中止し、代わりにオンラインストアで予約・販売される福袋もありました。

今年も昨年同様、オンラインで家にいながらにして福袋を購入できることでしょう。ただし数量限定ですから、人気の福袋はすぐに売り切れてしまいます。確実に手に入れたいものがあれば、お店の福袋情報を確認し、予約日や販売日をチェックしておきましょう。

オンラインでお正月遊びをする方法

お正月はできるだけ外出せず、自宅で過ごすことを検討している方も多いでしょう。例年のお正月なら帰省や初詣、凧揚げや映画鑑賞など忙しく過ごしていた方も、今年は外出せずにオンラインでお正月遊びを楽しんではいかがでしょうか。

かるた

家族や親戚が集まるお正月は、こたつに入ってかるた大会という家庭も多いでしょう。コロナ禍で迎えるお正月は、例年より少人数でのかるた大会になるかもしれません。

子どもがいる家庭なら、実家の両親宅に同じかるたセットを送り、一緒に楽しむというお正月遊びもおすすめです。パソコンやスマホでビデオ通話をしながら祖父母に読み上げてもらえば、オンラインで一緒にかるたを楽しめます。ビデオ通話だけでなく一緒に遊べると、祖父母が孫の成長を見ることもでき、オンライン帰省でも楽しいお正月になるでしょう。

福笑い

福笑い

お正月遊びを代表する福笑いもおすすめです。素晴らしい1年になることを願いながら、みんなで笑って過ごしましょう。カメラ付きパソコンやスマホでビデオ通話しながら、一人ずつ目隠しして福笑いのパーツを配置します。他の人は、福笑いが上手に完成するようにヒントを出しましょう。大人も子どもも楽しめるので、お正月に最適な遊びといえるでしょう。

福笑いのパーツは、インターネットから無料でダウンロードできます。それぞれ用意しておけば、離れていても楽しめるでしょう。無料でパーツをダウンロードできるサイトをご紹介いたします。

映画鑑賞

お正月は映画を観に行くのが恒例の方も、コロナ禍で映画館に行くことに不安を感じる場合は、自宅で鑑賞を楽しみましょう。最近は動画配信サービスを利用することで、観たい映画を気軽に楽しめるようになりました。一人ならスマホやパソコンの画面でもよいのですが、家族で一緒に鑑賞するときは、簡易ホームシアターを作ってみてはいかがでしょうか。

プロジェクターと大きな白い布があれば、簡単なホームシアターを作れます。プロジェクターには安価なものもあり、性能にあまりこだわらなければ費用を抑えてホームシアターを作れるでしょう。壁に白い布をつるしてプロジェクターで映せば、大画面で映画鑑賞ができます。年末から準備をして、お正月には家の中で楽しい時間を過ごしましょう。

まとめ

コロナ渦になって「オンライン初詣」や「オンライン帰省」という言葉が浸透しつつあるいま、さまざまな理由で帰省せず自宅で過ごすという方は、オンライン正月を検討してみてはいかがでしょうか。

オンライン帰省をできるだけ楽しむためには、会話だけでなくお正月遊びも取り入れてみるのがおすすめです。このお正月はオンラインを利用した過ごし方で、家族との絆を深めましょう。

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