2020年5月18日 | お役立ち情報
面倒な「窓掃除」を簡単に。簡単にキレイにできる掃除方法を紹介!
窓掃除をすれば、部屋が明るくなって気持ちがいいとわかっていても、床掃除に比べると窓掃除は頻度が少なくなりがちではないでしょうか。窓の外側は雨風にさらされ、内側は手垢などがつくため、両面ともに汚れやすいのですが、定期的に掃除している方は少ないかもしれません。また、窓掃除の頻度が低いために、上手な掃除方法がわからない方も多いことでしょう。
この記事では、窓の汚れの正体や、窓掃除に必要なアイテム、窓掃除の方法についてご紹介します。窓をピカピカに磨いて、毎日を気持ちよく過ごしましょう。
窓の汚れの正体とは
簡単に取れそうで取れない窓の汚れ。窓の汚れは複数の汚れが蓄積しやすいため、落ちにくくなってしまいます。まずは窓の汚れの正体から確認しておきましょう。
内側の汚れ
室内側の汚れの正体は、手垢やホコリ、油汚れなどです。窓を開ける際に、ガラスの部分を触ると手垢がついてしまいます。小さな子どもがいる家庭では、子どもが外を見ようとして窓ガラスをペタペタと触ったり、顔をつけたりして皮脂がついてしまうこともあるでしょう。その汚れに室内のホコリが付着して、さらに汚れてしまいます。
また、キッチンの近くの窓は料理中の油で汚れますので、簡単に落とせないほどべたついていることもあるでしょう。ベタつき汚れにはホコリが付着しやすいため、放置すると水拭き程度で簡単には落とせません。
喫煙者がいる場合はタバコのヤニが窓ガラスを汚し、落ちにくい汚れとなってしまいます。壁紙が黄ばむように、窓もヤニで汚れてしまうのです。
外側の汚れ
窓ガラスの外側の汚れは、砂やゴミなどが付着したものです。放置していると固まって落ちにくくなってしまいます。また、雨が降ると網戸の汚れが窓ガラスを汚すことも。さらに風に乗って花粉が窓を汚したり、地域によっては黄砂で窓が汚れたりすることもあります。交通量が多い道路沿いの窓は、車の排ガスで窓が汚れることもあります。
このように窓の外側にはさまざまな汚れがつき、放置すると落ちにくくなってしまいますので、小まめに掃除をしておきましょう。
窓掃除に必要な道具
窓掃除に必要な道具やあると便利なものをご紹介します。どこの家庭にでもあるようなものを活用して掃除することも可能です。軽い汚れなら洗剤を使わなくてもきれいになりますので、気軽に掃除を始めましょう。
窓掃除に必要なもの
- 新聞紙
古新聞で窓ガラスの掃除ができます
- 雑巾
窓ガラスや網戸の水拭き、仕上げの乾拭きに使います
- 掃除機
網戸やサッシのほこり、砂などを吸い取るときに使います
- 中性洗剤
汚れがひどいときは、中性洗剤やガラスクリーナーを使って落とします
- スクイージー
窓に水滴が残ると水垢の原因になってしまいます。スクイージーを使えば水気をきれいに落とせます
- ブラシ、歯ブラシ、つまようじ
サッシの土や砂、ホコリなどを掻き出すときに使います
- スプレーボトル
スクイージーを使うときは、スプレーボトルで水を吹き付けて窓全体を濡らしておきます
あると便利なもの
- フロアワイパー
網戸掃除には、フロアワイパーがあると便利です
- ウェットシート
フロアワイパーにウェットシートをつけて網戸を拭くと汚れがよく落ちます
- メラミンスポンジ
好きなサイズに切って使えるメラミンスポンジは、サッシの掃除に使うと便利です
- ペットボトル
サッシを掃除したら、最後は水で汚れを流します。ペットボトルに水を入れるとサッシをすすぐのに便利です
窓掃除のポイント
窓掃除を効率よくするためのポイントをご紹介します。
曇りの日がベスト
窓掃除に適しているのは曇りの日です。晴れた日は光が窓に反射するため、汚れを見逃してしまう可能性があります。また、同じ理由で日中よりも朝や夕方を選んで掃除する方がおすすめです。曇りの日なら汚れを見つけやすく、晴れの日より湿度が高いため、汚れを柔らかくして落としやすいというメリットがあります。
先に網戸掃除から
窓掃除と一緒に網戸も掃除するなら、網戸掃除を先にすませましょう。網戸はホコリや砂ぼこりで汚れていますので、窓掃除の後に網戸を掃除すると、きれいになった窓に網戸の汚れが移ってしまうことがあります。掃除をする順番は、網戸、サッシ、窓ガラスの順番がおすすめです。
窓ガラスの掃除は外側→内側
窓ガラスは外側と内側の両方を掃除しなくてはいけませんが、汚れやすいのは外側です。内側を先に掃除した場合、外側がまだ汚れているので、きれいになったかわかりにくいでしょう。先に外側を掃除しておけば、内側の汚れがわかりやすいので効率よく掃除できます。
窓掃除の仕方
基本的な掃除方法から、便利グッズを使った掃除方法までご紹介します。
基本的な窓掃除の方法
【汚れが軽いとき】
窓掃除に毎回洗剤を使う方も多いでしょうが、軽い汚れであれば洗剤を使わなくてもきれいになります。頑固な汚れやべたつきがあるときは、中性洗剤などを使いましょう。
- タオルを水で濡らして固く絞り、拭きやすいサイズに折ります。
- 上の角の部分から真横に拭き、角まで拭いたら1/3程度重なるように下にずらして反対方向に拭きます。この手順で隅から隅までコの字型に拭いてください。
- 乾いた雑巾で水気を拭き取ります。
【汚れがひどいとき】
- 水を含ませたスポンジに台所用中性洗剤をつけて、ゴシゴシと磨きます
- スクイージーを上から下に滑らせ、泡と水気を切ります
- 拭きムラがある場合は、固く絞った雑巾で拭いてください
- 乾いた雑巾で乾拭きします
スクイージーを使って窓ガラスを掃除する方法
スクイージーだけを使う方法でも窓をきれいに掃除できます。スクイージーを使えば、水滴の跡や雑巾の繊維が残ることもありません。
スクイージーを使った掃除の手順は次の通りです。
- まず大きな汚れを落とします
- 水を入れたスプレーボトルを吹きかけて窓をしっかり濡らします
- スクイージーを窓の一番上から下まで下ろします
- ゴムについた水滴を拭き取ったら、横にずらして同じように窓の一番上から下まで下ろします
- 最後に窓の一番下側をスクイージーで真横に動かして水滴を取ります
スクイージーを使って掃除をするときは、窓全体を濡らしてからおこないましょう。ゴムを窓に密着させることで水滴がきれいに落ちます。窓にスクイージーのゴムをあてたら途中で窓から離さないことがポイントです。ゴムが消耗したら新しいものと取り換えてください。スクイージーは上から下に動かす方が水滴を払いやすいですが、室内では水が飛び散る可能性があるため、横向きに動かす方法をおすすめします。
新聞紙で窓ガラスを掃除する方法
窓掃除は読み終えた古新聞で掃除ができます。新聞紙のインクが油分を分解し、ツヤを出す効果があるため、窓掃除に適しているのです。不要になった新聞は、ぜひ窓掃除に活用してください。
- 新聞紙をクシャクシャと丸める
- 水で軽く濡らす
- 新聞紙を窓に当ててギザギザに動かしながら全体を拭く
- 乾いた新聞紙を丸めて円を描くように乾拭きする
網戸の掃除方法
窓ガラスをきれいにしても、網戸が汚れていたら窓を汚してしまうかもしれません。汚れが蓄積した網戸を本格的に掃除しようと思ったら、取り外して丸洗いすることもありますが、定期的に掃除をすれば簡単な掃除だけできれいになります。網戸の掃除方法をご紹介しますので、窓の掃除をした際に、一緒に掃除しておきましょう。
【掃除機と雑巾を使って掃除する方法】
- セロハンテープを使って網戸の内側に新聞紙を貼ります
- 外側から掃除機で砂やホコリなどを吸い取ります
- 新聞紙を外します。固く絞った雑巾を2枚用意して、外側と内側から網戸を挟み、上から下へ拭きます
- 汚れたら別の面に折り変えて拭きましょう
【フロアワイパーで手軽に掃除する方法】
- 柄を短くしたフロアワイパーにウェットシートを取り付けます
- 網戸の内側を拭きます
- 網戸の外側を拭きます
フロアワイパーのシートは凹凸があるのでホコリを吸着しやすいという特徴があります。網戸を掃除したら汚れで真っ黒になるので、使い捨てできるウェットシートを使えば手軽に掃除ができるでしょう。
サッシの掃除方法
サッシは砂やホコリなどが固まって黒く汚れてしまいます。窓掃除をしたときは、サッシの掃除もしておきましょう。
- 固まった砂やホコリをブラシや古くなった歯ブラシで掻き出します
- 細かい部分はつまようじで汚れを掻き出します
- 掻き出した汚れを掃除機で吸い取ります
- メラミンスポンジをサッシの幅に合わせて切り、水で濡らして擦ります
- ペットボトルに入れた水でサッシをすすぎます。水を外に流せない場合は、雑巾で水気を吸い取っておきましょう
仕上げに「虫よけ」を
窓ガラスや網戸を掃除した後は、仕上げに虫よけをしておけば完璧です。ベランダに出入りする窓は、洗濯物や布団を干すときにたびたび開けますので、その隙に虫が入ってこないように虫よけをしておきましょう。
フマキラーの「虫よけバリアスプレー アミ戸窓ガラス」は、窓や網戸にスプレーするだけで、3カ月間虫を寄せ付けません。即効殺虫成分「フタルスリン」と持続殺虫成分「シフルトリン」の効果で、殺虫と予防効果を発揮します。
虫よけというと吊り下げタイプや置き型タイプが多いですが、「虫よけバリアスプレー アミ戸窓ガラス」はスプレーするだけなので、インテリアの邪魔にもなりません。業界初の4連ノズルなので、大きな窓ガラスでもワイド噴射で手間なく簡単にスプレーできます。虫が集まりやすい玄関灯にもスプレーできますので、玄関も虫を寄せ付けず快適です。
まとめ
窓掃除は後回しになりがちですが、窓がきれいだと気持ちがいいものです。窓掃除が億劫に思える方も多いでしょうが、ご紹介した新聞紙で掃除する方法などは、隙間時間を利用して気軽に掃除ができるでしょう。
月に1回程度、曇り空の日に窓掃除を習慣づけてはいかがでしょうか。定期的に掃除をしておけば、年末の大掃除もきっと楽になるでしょう。