洋服収納のコツと収納方法を紹介。取り出しやすく衣類を収納しよう!

洋服収納のコツと収納方法を紹介。取り出しやすく衣類を収納しよう!

年々増えていってしまう洋服。定期的に処分していかないと収納しきれなくなってしまいます。クローゼットや衣類用ケースの中に何年も着ていない服が入ってはいませんか?必要なものが取り出しやすい収納を目指すなら、まずは衣類の整理から始めましょう。

この記事では、衣類を収納するときのコツについて解説します。洋服をどのように収納したらよいかわからなくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。

衣類収納のよくある悩み

衣類収納に関する悩みの中でも多くの方に共通する悩みをピックアップしてご紹介します。

洋服が増えすぎて収納に入りきらない

洋服は定期的に処分をしないと増える一方です。着なくなった服を捨てられないせいでクローゼットがいっぱいになり、収納できないという悩みを持つ人も多いようです。しかし、流行遅れになった服や色があせた服でもなかなか捨てられない人もいます。とくに高価な服は処分するのに勇気が必要です。

このような悩みの場合、収納ボックスを買い足しても、またいずれは収納が足りなくなります。収納の悩みを解消するには、まずは着なくなった服を定期的に処分する必要があります。なかなか捨てられない人は、リサイクルショップに買い取ってもらったり、フリマアプリなどを活用することも検討しましょう。

衣替えが面倒

季節ごとに服を入れ替える衣替えが面倒に思える人も少なくないようです。服を入れ替えるのは面倒なので収納ケースごと入れ替えるという方法でこの悩みを解決できます。

押し入れは奥行きが深いので、収納ケースを奥と手前に並べて置けます。奥にはしばらく必要がないオフシーズンの収納ケースを置き、手前には今の時期に着る服が入った収納ケースを置きましょう。季節が変われば収納ケースごと入れ替えたらよいので、衣替えが楽です。

洋服・衣類収納の基本は整理から

洋服・衣類収納の基本は整理から

古くなった洋服を処分せずに新しい洋服を買い続けると、いずれ収納場所がなくなります。収納に余裕がないのにムリに押し込めば、出したときシワになっているでしょう。収納の前に、まずは洋服の整理から始めましょう。

服を全部出してみる

面倒に思えるかもしれませんが、手持ちの服を全部出してみましょう。服を全部出してみると、意外と枚数があることに驚くのではないでしょうか。アイテムごとに必要な枚数を決めて、残す服と手放す服を決めていくのもよいでしょう。服を全部出したり片づけたりするのは大変に思えますが、一気に処分することで自分に必要な洋服だけを選別できます。

部屋着の枚数を増やし過ぎない

服の処分が難しいのは、「まだ着られるからもったいないかも?」と思ってしまうからです。新しい服を買うと、どうしても古い服を着る頻度は減りますが、破れたり汚れたりしたわけではないので処分するのはもったいないような気がしてしまいます。流行遅れの服や古びた服は、捨てるのももったいないから部屋着にしようと思い、結局処分できない人もいるでしょう。

物を大切にするのはいいことですが、着なくなった服をすべて部屋着として保管すれば、結局収納スペースの余裕ができません。そもそも外出着は部屋着に向いていないものもあります。部屋着の枚数を制限して、増やし過ぎないようにしておきましょう。

処分する基準を決める

まだ着られる服を処分するのは抵抗があり、なかなか整理が進まない人もいるでしょう。悩まず捨てられるように、処分する基準を決めることをおすすめします。たとえば次のような基準を決めて整理していってはいかがでしょうか。

  • 2年以上着ていない服
  • 似合わなくなった服
  • サイズが合わなくなった服
  • 好みでなくなった服

2年以上というのは目安ですので、1年着なかった服は処分ということでも構いません。同じようなアイテムを今年買うと、昨年まで頻繁に着ていた服でも着なくなることがあります。来年になるとますます着ないでしょうから、処分を検討してもよいでしょう。

また、サイズが合わなくなった服を捨てられないという人も多いのではないでしょうか。「ダイエットして痩せたら着られるから」と思って何年もクローゼットの中に眠っている服があるかもしれません。しかし、痩せたとしても、その服は何年も前の服。デザインが古くなってしまい、結局着ることはないかもしれません。

また、高かった服は、着なくなってもなかなか捨てられないものです。しかし、着ない服をずっとクローゼットの中にしまい込み、場所をふさいでいるほうがもったいないという考え方もできます。着ない服は処分してクローゼットにゆとりを持たせ、大切な服を風通しよく収納してはいかがでしょうか。

洋服・衣類収納のコツ【収納別】

洋服・衣類を収納するスペースは、クローゼット、チェスト、収納ケースなどがあります。それぞれの収納スペース別に収納のコツを解説します。

クローゼット

クローゼット収納は、デッドスペースをなくすことが収納のコツです。洋服の丈を合わせて階段状にハンガーに吊るせば、空いたスペースに収納ケースを置けますので、効率よくスペースを活用できます。

また、ハンガーを統一することで見た目がよくなるだけでなく、衣類が取り出しやすくなります。ハンガーの向きは統一しておきましょう。

クローゼットに収納する服は詰めすぎず、8割くらいにしておくのが理想的です。詰め込み過ぎると湿気がこもりやすいので注意してください。

クローゼットの洋服や衣類をすっきり収納したら、仕上げに吊るせるタイプの防虫剤で大切な衣類を守りましょう。おすすめは、効き目が長持ちするフマキラーの「サザン・ロング洋服ダンス用」です。防虫窓を衣類がふさがないため、薬剤の拡散効率がよく、12ヵ月間効果を発揮。衣類にニオイがつかないため、安心して使用できます。「サザン・ロング洋服ダンス用」でしばらく着ない服も大切に守りましょう。

チェストや収納ケース

チェストや収納ケース

衣類をチェストに収納するときは、たたんでから立てて収納すれば、着たい服が一目で見つかります。立てる収納は倒れやすいという欠点もありますので、引き出しの中で使える仕切りを利用するときれいに収納できます。仕切り板だけでなく、ブックエンドや100円ショップで手に入る小物用のボックスなども活用して、引き出しの中をすっきりと整頓しましょう。洋服だけでなく、靴下や下着の収納も仕切りを使うと片づけやすいです。

また、使う頻度が高いアイテムは、取り出しやすい場所に収納すると便利です。子どもの衣類は子どもが届きやすいように低い位置の引き出しに収納すると自分で出し入れしやすいでしょう。

湿気は下の方にたまりやすいため、引き出しに収納するときは、湿気に弱い素材を上の段に収納してください。たとえば絹やカシミヤのようにデリケートな素材は上の段に。綿や麻など湿気に強い素材は下の段にしましょう。

収納ケース

収納ケースをクローゼットの中に入れて使うときは、クローゼットのサイズを測ってからサイズが合うものを選びましょう。高さがあまり高くないサイズを選べば、洋服を立てて収納することも可能です。手前によく着るアイテムを、奥にはあまり着ないアイテムを入れると使いやすいでしょう。

収納ケースをクローゼットや押し入れに重ねて入れる時も、湿気に弱い素材は上の段にするなど素材に合わせて収納場所を決めましょう。

洋服・衣類収納のコツ【衣類別】

衣類のアイテム別に収納のコツをご紹介します。

アウター

アウター

冬物のアウターはかさばりますので、クローゼットの中で場所を取ってしまいます。まずは着る機会がなくなった古いアウターを処分することから始めましょう。アウターの量を減らしたら、クローゼットもすっきりするはずです。アウターの収納で困るのはオフシーズンですが、シワになりにくい素材のものであれば、たたんで収納ボックスに入れ、クローゼットの上段に収納しておきましょう。皮のアウターなど、シワになりやすいものは、吊るしてクローゼットの端に収納してください

ダウンコートやダウンジャケットを圧縮袋などで圧縮して収納すると、中のフェザーが折れてしまい、圧縮袋から出しても完全には元通りに戻らないことがあります。また、圧縮することでシワになってしまうことがありますが、ダウンにはアイロンをかけられません。できるだけ吊り下げるか衣類用のボックスに収納した方がよいでしょう。

また、コートなどはクリーニングに出すとビニールがかぶせられていますが、通気性が悪いため自宅に持ち帰ったら外してください。ホコリよけには、不織布のカバーをつけておきましょう。

インナー

インナーを収納する引き出しは、仕切りをつけるとすっきりと収納できます。コンパクトにたたんだら、仕切りの中に1つずつ収納しましょう。これで探しているものがすぐに見つかります。

トップス

トップス

トップスは、吊るす収納とたたむ収納を選べます。クローゼットのスペースに余裕があれば、吊るす収納にすることで、洗濯物をたたむ手間を軽減できるでしょう。

収納スペースを減らすなら、たたむ収納がおすすめです。たたむ収納は平らに置いて上に積み重ねる収納と、コンパクトにたたんで立てる収納があります。積み重ねる収納はトップスの前身頃を確認できるというメリットがありますが、下の服を取り出すとき、積み重ねた服が崩れてしまうことがデメリットといえるでしょう。

立てる収納は、取り出しても周りの服が崩れてくることはありません。しかし、コンパクトにたたむので、前身頃のプリントなどが確認できないというデメリットがあります。

ボトムス

ボトムスは吊るす収納とたたむ収納がありますが、スペースがあるなら吊るす収納がおすすめです。たたむ収納にするときは、重ねすぎると取り出しにくいですし、下の方のズボンに重みがかかって負担をかけます。

スカートも基本的には吊るす収納がおすすめです。もしクローゼットに吊るすスペースがない場合は、シワになりにくいしっかりとした生地のものをたたんで収納しましょう。綿などの薄手の素材のスカートは、シワになりやすいので吊るして収納しましょう

まとめ

クローゼットの中にはすき間なく洋服が詰まっているのに、「着る服がない」と思ってしまうことはありませんか?服の量が多くても、実際はほとんど着ない服が多すぎて、収納の邪魔になっているかもしれません。

まずは何年も着ていない服や、今後着ることがなさそうな洋服を処分して、衣類の量を減らしましょう。量が減れば、収納スペースには余裕ができるので、服をぎゅうぎゅう詰めにしなくてすみます。収納スペースから洋服があふれて困るときは、収納グッズを増やすのではなく、まずは洋服の処分を検討しましょう。

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