花粉シーズンの布団の干し方は?布団以外の花粉対策も解説

花粉シーズンの布団の干し方は?布団以外の花粉対策も解説

春が訪れると寒さが和らいでうれしいものの、花粉の飛散量が増えてつらいという方も少なくありません。花粉シーズンは、室内に花粉を入れないための対策が必要です。

そこで今回は、花粉の季節に布団を干す際のポイントや、外に干せないときの乾燥方法などについて解説いたします。布団以外の花粉対策も合わせてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。

花粉が飛散しやすい時期

花粉が飛散しやすい時期

花粉が原因で起こるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状を、花粉症と呼びます。地域によって種類や時期が異なりますが、スギ花粉は日本中の多くの地域で2月ごろから飛散量が増えます。たとえば関東地方であれば、2〜4月はスギ花粉、4〜5月はヒノキ花粉、6〜8月はイネ科花粉、8〜10月はブタクサやヨモギなどの花粉が主に飛散します。

飛散量は年々増えているといわれていますので、花粉症の方は屋外で過ごすときだけでなく、自宅に花粉を侵入させないよう注意が必要です。また、症状のない方でも、大量の花粉を吸い込むと体が抗体を作り、何らかのきっかけで発症することがあります。花粉症の方もそうでない方も、飛散量の多い時期はできるだけ花粉と接しないようにすることが大切です。

布団を天日干しする目的

花粉シーズンに布団が干せなくて困っている方も多いことでしょう。まずは、布団を天日干しする目的を確認しましょう。

ダニやカビの繁殖を防ぐ

人は寝ている間に、コップ1杯分の汗をかくといわれています。汗で湿気を帯びているうえ、体温によって温められている布団は、ダニやカビが繁殖しやすい高温多湿な環境です。布団を天日干しするのは、湿気を帯びた布団を乾燥させて、ダニやカビの繁殖を防ぐことが目的です。

布団をふっくらさせる

湿気を帯びた布団を天日干しすれば、水分によってへたった繊維や羽毛が乾燥して起き上がり、空気をたくさん含んでふんわりとします。また、その空気を太陽光が温めるため、暖かくて気持ちよい布団になるのです。寝心地のよい快適な布団で、快眠を得ることができるでしょう。

花粉シーズンの布団の干し方

花粉シーズンに布団を干すと、花粉が付着してしまいます。布団を干すときは、次のポイントに注意しましょう。

午前中に干す

午前中に干す

一般的に、布団を干すのに適した時間帯は10〜14時です。太陽光に当てることが目的なので、紫外線の多い時間帯に干すのが効果的です。できるだけ長く干そうとして、早朝や夕方など湿度の高い時間帯に干すと、布団が湿気を吸って逆効果になってしまいます。

しかし、花粉シーズンは事情が異なります。花粉の種類や天候などにもよりますが、スギなど山間部から飛来する花粉は、日の出とともに放たれて風に乗り、都市部にはお昼ごろに飛んできます。そのため、通常の時間帯に布団を干せば、午後から大量の花粉が付着してしまうでしょう。

布団が乾燥するには1〜2時間かかりますので、花粉シーズンは午前10時ころまでには干して、午後には取り込みましょう。布団だけでなく、洗濯物を干す時間帯にも注意が必要です。

取り込む前に花粉を払い落とす

花粉ができるだけ付着しないように、干し方にも工夫しましょう。花粉は布団の外側になる面に付着しやすいため、体の触れる面が内側になるように干すのがおすすめです。布団を取り込むときは、表面を手で払って花粉を落としてください。布団叩きを使うと花粉が繊維の奥に入り込んでしまうため、使わないようにしましょう。取り込んだら、布団クリーナーで花粉を吸い取るとさらに効果的です。

布団干し袋を使用する

黒い不織布でできた布団干し袋を使えば、花粉の付着を防ぎながら干せます。ただし、布団干し袋のほうには花粉が付着するため、取り出すときは注意しましょう。布団干し袋を使うときも、布団クリーナーを利用するなどの対策が必要といえます。

外に干さずに乾燥させる

花粉シーズンは、布団を屋外に干さずに乾燥させることも検討しましょう。とくに症状のひどい方は、ベランダに干さずにできるだけ屋内で乾燥させたほうが安心です。布団を天日干しする主な目的は「乾燥させる」こと。室内で乾燥させる方法を、ぜひ試してみましょう。

布団乾燥機を使う

布団乾燥機を使う

布団乾燥機があれば、室内で布団をふかふかに乾燥させられます。天候を選ばないうえに、ダニ対策の機能がついたタイプもあって便利です。

布団乾燥機にはマットありタイプとマットなしタイプがあります。マットありタイプは布団と同じサイズのマットを使うため、ムラなく乾燥させられるという特徴があります。花粉だけでなくダニ対策目的でも使いたい方には、マットタイプが向いているでしょう。

一方マットなしタイプは、ノズルを直接布団の間に差し込んで乾燥させます。マットタイプに比べるとムラになる可能性がありますが、マットを広げたりたたんだりする手間がかからず、手軽さが魅力です。布団乾燥機を活用すれば、花粉シーズンで天日干しが難しい時期も布団をふっくらと乾燥させられます。

敷きっぱなしにしない

敷きっぱなしの布団には湿気がたまり、それが床や畳までしみこんでカビの原因になります。布団は毎日たたみましょう。ただし、起床後すぐの布団には湿気がこもっています。掛け布団をはずした状態で1時間程度放置し、湿気を逃がしてからたたむようにしましょう。

布団干しラックを使って室内干しする

布団干しラックにかけて部屋干しするのも効果的です。除湿機やサーキュレーターなど、乾燥を促進するものを併用すれば、よりスピーディーに湿気を取り除けます。

湿気取りシートを使う

敷き布団の下に、布団用の湿気取りシートを敷くのもおすすめです。布団の中の湿気を吸い取って、発散させる効果があります。布団を収納する押入れにも、湿気取りシートを敷いておくとよいでしょう。

布団以外の花粉対策も必要

花粉が室内に侵入する経路は、布団や洗濯物だけではありません。帰宅時の衣服や髪の毛に付着していたり、窓から入り込んだり、換気の際に侵入したりします。花粉シーズンは、布団以外の花粉症対策も入念にしましょう。

帰宅したら玄関で花粉を払う

外出時に着ていた服には花粉が付着しているため、帰宅したらまず玄関先で払い落とし、室内に持ち込まないようにしましょう。衣類用粘着ローラーを使えば、手で払いきれなかった花粉も取り除けます。

上着は玄関近くに収納する

上着には花粉が付着しやすいので、そのまま室内に入るとまき散らすおそれがあります。帰宅したら上着は玄関近くに収納して、花粉を室内に持ち込まないようにしましょう。また、帰宅後はできるだけ早くシャワーを浴びて、髪や体についた花粉を洗い流すことをおすすめします。

花粉が付着しにくい素材の服を選ぶ

衣類の素材によって、花粉が付着しやすいものとしにくいものがあります。シーズン中は、できるだけ花粉が付着しにくい素材の服を選びましょう。花粉が付着しにくく、付着しても落としやすい素材は、綿やポリエステルなどです。一方、凸凹が多いウール素材は花粉が付着しやすいため、飛散量の多い時期は着用を控えた方がよいでしょう。

洗濯の際に柔軟剤を使う

洗濯の際に柔軟剤を使う

衣類を洗濯するときは、柔軟剤を使いましょう。柔軟剤には静電気の発生を抑える効果があるため、花粉が付着しにくくなるからです。また、アウターなど自宅で気軽に洗濯できない衣類には、静電気を防止するスプレーの使用をおすすめします。

朝イチで床掃除する

家の中に侵入した花粉は、空中を漂いながらゆっくりと床に落ちます。家族が床を歩くと花粉は舞い上がるため、効率よく掃除するには朝イチが最適です。掃除機を使うと排気が花粉を舞い上がらせるため、フローリングワイパーやモップを使って掃除しましょう。

空気清浄機を利用して花粉を除去する

空中に浮遊している花粉を除去するには、空気清浄機がおすすめです。花粉対策のために使用するときは、玄関や部屋のドア付近に設置して、花粉の室内への侵入を防ぎましょう

快適な眠りを誘うおすすめアイテム

花粉の飛散量が多い季節は、咳や鼻づまりの症状で「ぐっすり眠れない」「モーニングアタックがつらい」と悩む方が多いようです。快適な睡眠環境を作るためにおすすめなのが、フマキラー「アレルシャット 夜ぐっすり朝すっきりミスト」。おやすみ前に布団にスプレーすれば、舞い上がり防止とアレル物質変性効果のダブル効果で、浮遊アレル物質(花粉・ハウスダスト)を97%カットします。就寝時の吸入を防ぐことでぐっすりと眠りにつけ、朝まで快適です。

心やすらぐナイトフローラルの香りですが、微香タイプなので眠りを邪魔しません。つらい花粉シーズンの眠りをサポートしますので、ぜひお試しください。

まとめ

花粉シーズンに布団を天日干しするなら、飛散量が少ない午前中のうちに干したり、取り込むときにしっかりと払ったりすることで、花粉の付着を減らせます。

また、布団の天日干しは乾燥させることが主目的といえます。花粉の症状がひどい方は、庭やベランダで干す代わりに、布団乾燥機などを利用して室内で乾燥させたほうがよいでしょう。どうしても外に干したいときは、できるだけ花粉の付着を軽減できるように工夫することをおすすめします。

さらに、花粉シーズンは布団以外の花粉対策も必要です。衣類や髪などに付着した花粉を、帰宅の際室内に持ち込まないように注意しましょう。

現在花粉症ではないという方も、花粉を大量に浴びると発症するおそれがあります。花粉シーズンは、できるだけ花粉が体内に入らないように注意して生活しましょう。

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