2017年6月25日 | 園芸・ガーデニング
ガーデニングをはじめたい!DIY術やアイデア実例まとめ
ガーデニングってその方法はイロイロ。そして、ちょっとした工夫などで、さらに素敵に見せる方法があります。そこで、素敵にガーデニングをはじめながら、楽しむポイントをお伝えします。
素敵にガーデ二ング!DIYでスペース演出を
庭やベランダがあり、スペース作りを考えたい人もいるはず。そこで、ガーデ二ングの初心者向けDIY術をお伝えします。
和風?洋風?コンセプトを決める
どんなスペースにしたいのか?和風なのか、洋風なのか、オリエンタルなのか…まずはイメージコンセプトを決めましょう。もちろん、難しく考える必要はありません。こんな風にしたい!そんな写真を見つけることだってOKです。
まずは、イメージをスケッチしよう
いきなり、作業をスタートするよりも何をどんな風にしたいのか、簡単なイメージ設計図を作ることから始めましょう。ここでは、予算などは考えずに、こうしたい!その思いをおもいっきり盛り込んでみてはいかがでしょうか。
次に、予算!
なにごとも予算ありき。無制限にお金を使える人ならいいのですが、そうでない場合は“いくらぐらいの予算で…”ここを考えましょう。そして、予算に合わせてイメージ図から優先順位を決めてみましょう。もちろん、ちょっと方法を変えたり、リサイクルなどを利用すること予算を大幅削減することだってできるかも知れません。
ムリせず少しずつ…
1日ですべてを終わらせようとしないで、少しずつ楽しみながら施工を進めるようにしましょう。そのためにも、計画表を作ることも大切です。いつまでに、どこまで…。簡単なメモでもよいので作ってからスタートするといいでしょう。
ガーデ二ングDIY術!こんなものを利用したい!
もっとオシャレに本格的に。そこでDIYに利用できるアイテムをご紹介しましょう。
ウッドデッキを作りたいなら…
賃貸のベランダなどでは穴を開けたり、建物に加工をすることができないので、本格的な施工はムリ。でも、ウッドパネルを使えばオシャレに演出することも可能です。もちろん、ウッドパネルなら撤去も可能!裏側が樹脂加工やメッシュになっているなど排水性が考慮されているウッドパネルを利用してみてはいかがでしょうか。これなら、初心者でもスタートできます。
レンガを敷いてみたいなら…
庭先ならいいのですが、ベランダの場合は重量を考えてから行うようにしましょう。庭先などにレンガを敷くポイントは、ひとつ、ひとつ丁寧に置いては、水平を確認し微調整を行っていくこと。そして、しっかりゆっくりと踏んで固めることがポイント。ホームセンターやレンタル工具店でタンパーをレンタルするのもいいでしょう。
砂利敷きをしたいなら…
レンガ敷きのように水平なども考えなくていいのが砂利敷きです。最近は、水をかけると固まるものなどもあるので上手に利用することで簡単にアプローチ(通路)を作ることもできます。
そのほかにも、大きな石を利用したり、枕木などを利用する方法などもあります。
ちょっとしたアイテムを置くのもいい
ホームセンターやリサイクルショップでアイテムを見つけ、それを置くだけでも素敵なガーデニングスペースを演出できます。
ただし、屋外で使う場合には雨風に強いものを選ぶことも大切。もちろん、オープンスペースになっている庭の場合やお子様やペットがいる場合には転倒などしないようにしっかり固定することもお忘れなく。
イス、ベンチ、テーブル
アンティークなもの、ガーデニングテーブルなどを置けばそれだけでグッと素敵に!木製のものなどは、ニスなどを塗って置けば長く持たせることもできます。
各種の作業用アイテム
クワやスコップなどのガーデ二ングで使うアイテム。オシャレなものを揃えて、置き場を上手に演出すればほっこり田舎風に…。ただ、置いてしまうより壁スペースにフックなどを利用して飾り置きするようにしましょう。
バードハウス
自分で手作りした少し大きめのバードハウスやエサや水飲み場は、植物などを絡ませても素敵。視線が自然と惹きつけられるようなフォーカルポイントにもなります。
ガーデ二ングゲート&アンティークドア
上手に利用すれば、ガーデ二ングゲートにも使えるアンティークドア。もちろん、ガーデニングゲートは自分で手作りするのもオススメです。
ガーデ二ングスペースには“アクセント”を付けて華やかさ倍増!
デザイン次第、飾り方次第でガーデ二ングの印象は変わります。そこで、コンテナガーデ二ングでよく使われる手法をご紹介しましょう。せっかく作ったガーデニングスペースを演出しましょう。
アクセントで華やかに!
まずは、アクセント。これは、同じ鉢(コンテナ)をズラリと並べるだけではなく、その中の1個を変える方法です。例えば、庭先などに同じプランターばかりを並べるのもいいですが、その中の1個を色や形状の違うものにする。これだけでも、印象を変えることができます。
もちろん、これは植物を植える場合も応用でき、例えば同じ色、同じ品種のものばかりの中の1種類だけを変えるということもできます。
初心者ではじめたばかりの時には、同じ場所に、せっかくだからイロイロ植えたいという気持ちからなんでも、かんでも植えて、ゴチャゴチャしたイメージにしてしまうことも…。そこを、グッと我慢して同じもの、または同じ色で統一してデザインすることで華やかさを倍増させることができます。
シンメトリーでスッキリ!
シンメトリーは左右対称に並べることです。玄関先などイロイロなものをゴッチャリ並べてしまうと都会的な感じがしないだけでなく、なんとなくやぼったさが目立ちます。そこで、並べ方を左右対称にして置いてみる。これだけでも、スッキリさをアップさせることができます。ちょっとしたことなのですが、よりスタイリッシュに演出したい時には役立ちます。
ボーダーを意識する
ボーダー花壇は、花の高低差をいかして植栽することです。花の高さを考えて植えるだけでも、植物はお互いをひき立てあってくれるものです。これは、花壇だけでなく、コンテナを並べる場合にも役立つ方法です。大きな鉢は後ろ、小さな鉢は前に…たったコレだけのことですが見た目だけでなく、植物にとっても風通しがグッとよくなり生育をアップさせることができるようになるのです。
コンテナにちょっと手を加え、マイコンテナに!
買ってきたコンテナ(鉢)をそのまま使うのもいいけど、ちょっとだけ手を加えてみませんか?そうすることで、さらにマイガーデンを意識し植える植物だってグッと身近に感じることができるはず。
ペインティングでワンポイント
味気ないプラ鉢や素焼き鉢。それは、それでシンプルでいいのですが、アクリル絵の具を利用して好みのイラストや模様を描いてみましょう。イラストを描くのが難しい…そんな人はステンシル用の材料などを使ってみるのもオススメです。
もちろん、最近はステッカーなどを利用してワンポイントを貼り付けてみるのもいいかも…。シンプルな鉢がキュートに早変わりします。ただし、あまり派手にデコレーションしてしまうと、植え込む植物とのバランスを崩してしまうこともあるのでほどほどに…。
ペンキなどを使って、古びた感じを出す
多肉植物などを植え込むコンテナ(鉢)は、ペンキなどを使って“汚し”というテクニックで古びた感じを演出することがあります。もっとも簡単な方法は、スプレーペンキを使ってサッと吹き付ける方法です。白、黒、茶、黄色などを上手に使うといいでしょう。さらに、古びた感じをアップしたい場合には、ヤスリをつかって表面にザラつきなどを出すこともオススメです。
ビーズを使ってデコレーションするのもアリ
これはちょっと、手間がかかる方法ですがプラ鉢にいくつか穴をあけて、ワイヤーを通し、そこにビーズを通すやり方などもあります。ちょっと時間もかかりますが、時間がかかるぶんだけ自分だけのコンテナ感をさらに演出することもできます。
市販のコンテナにこだわらず、身近なものをコンテナにチェンジする
コンテナとは土を入れることができる器のことです。その基本は、鉢底の穴があることですが、実は栽培の方法や入れ込む土によっては鉢底の穴にこだわる必要はないのです。
ちょっとした器なら基本的になんでもコンテナとして利用することは可能です。しかし、穴のないコンテナを利用する場合には、水やりのテクニックは少々高度になってしまうことは意識してくださいね。
空き缶!メイドイン海外はコンテナとしてもオシャレ
一番利用しやすい素材は空き缶です。利用する場合には、ポンチやドリルを使って底穴をあけるだけでOKです。穴の数は1個より、数個のほうが水はけがよくなります。もちろん缶ジュースの缶を使ってもいいでしょう。クッキーなどが入ってた缶を使ってみるのもカラフルで楽しいものです。
ペットボトル…使い方次第ではイロイロ使える
ペットボトルはリサイクルばさみをつかって切って、穴をあけるだけで様々な用途のコンテナに早変わりさせることができます。例えば、横にして使えるようにカットし底穴を開ければ、芽出しや根が浅い植物を植えるのに役立つ鉢に。
また、上部をカットし、底穴を開けると根が長く伸びる植物を育てることもできます。そのほか、ペットボトルの透明さをいかして通常の培養土だけでなくカラーサンドを利用することで見た目もオシャレに楽しむこともできます。
ザル、ミズゴケなどを使ってコンテナに!
ザルなど穴の開いたものだってコンテナとして使うことが可能です。100円均一のコーナーなどではメッシュやプラカゴなどカラフルなものもたくさんあります。それらのものを利用する場合には、ミズゴケを使います。
ミズゴケの使い方は、一度水にふやかし、その後軽く絞ってからザルなどの目を覆うようにして敷き詰めていきます。こうすれば、土を入れても流れだすことなくオシャレに利用することができます。また、ミズゴケがない場合には、三角コーナーなどで使う不燃紙などでできた水切りを使うこともできます。
最後に
ガーデニングをはじめてみたい方に、素敵に楽しむポイントをお伝えしてきました。DIY術やアイデア実例を紹介しましたが、興味のあるところから実際に取り入れてみてはいかがでしょうか。