人間関係に疲れたら読む!人付き合いを改善する断捨離の実践方法

人間関係に疲れたら読む!人付き合いを改善する断捨離の実践方法

人間関係の整理や物の整理をすることで、気持ちをすっきりさせてのびのびとした生活を送ることができます。

断捨離の心構えは、「必要最低限のものだけ身に付けて余分なものを省く」という考え方。
なんとなく関係を断ち切れず、人間関係がなあなあになってしまうことがあります。

しかし、自分にとってメリットとデメリットどっちが多いのか判断することで、不必要な関係性を排除していくことができます。
ここでは断捨離の実践方法を紹介していきましょう!

人間関係を整理する方法

人間関係を整理する方法

時間の余裕ができる

人間関係を整理するには、無駄な人付き合いを減らすこと。
「上司の誘いだから」、「友達の誘いだから」と言って諦めてはいけません。

その人物が自分にとってメリットがないのなら、ただの無駄な時間。
ひょっとしたらその相手も、別にあなたでなくても良いと思っている可能性もあります。

例えば上司と飲みに行って、2時間上司の趣味や家族の話なんて興味がないのに聞かされてしまうこともあるかもしれません。
その2時間、家に帰って休憩したり、何かの勉強に時間を割いたほうがよっぽど有意義ですね。

自分にとってメリットがない時間と感じるなら、今後は断るようにしましょう。

例えば彼女・彼氏や家族がいるのならば、

「ちょっと今日は家族とレストランに行くことになっているんで、すいません。」

などと断りましょう。
相手の対人関係を壊してまで誘ってくる人も、そうそういないので効果的です。
逆に独り者の場合は、ちょっと断るのが難しいですが、誘いにくい言い訳を伝えるのが効果的です。

「ちょっと父親が体調を崩していまして、お見舞いに行こうと思っているんです。」
「ちょっと友達が仕事を辞めて元気がないので、励ましてこようと思っています。」

などと、ちょっと負の側の理由を言うと誘いにくくなるので効果的です。
ただ、そういった言い訳は何回も使えるわけではないので、単純に自分のことを理由に断るのも手段です。

「体調が悪いんで、飲むのは控えさせていただきます。」
「ちょっと最近、お酒の影響か健康診断の結果が良くなかったので、しばらくお酒は控えたいと思います。」

このように断っていれば、次第に誘われることもなくなっていくでしょう。

無駄な出費が減る

断捨離によって人間関係を整理することで、無駄な出費が減ります。
例えば結婚式、お葬式、お土産など。

誰かのために支払いが必要なケースは、交友関係が多ければ多いほど多くなりますね。
例えば、結婚式が1ヶ月に3件もあれば、それだけで10万円近く払うことになるでしょう。

当然、自分が結婚式などをやればそれだけ見返りも増えるのですが、それは一生に1回のもの。
人生をトータルで考えた場合、出費と収入のバランスでは明らかに出費の方が多いはずです。

「正直あまり交流はないけど、何かの式や特別な用事の時だけ顔を会わせているな」、という人とはわざわざ連絡を取る必要はないでしょう。
人間関係を整理して、自分のためにお金を使った方が有意義な時間を過ごすことができるはずです。

自分の電話やメールなどの履歴を確認して、半年以内で一度も連絡を取っていないような人は、身内以外は今後も連絡を取らなくても問題ないでしょう。
連絡先を消去してしまっても良いぐらいです。

仮に相手が自分に対して連絡を取ろうと思っていても、それだけ間が空いていれば、「携帯を変えてしまった」などと、なんとでも言い訳もつきます。

必要性を感じない人間関係は捨てて、勉強したり、趣味の時間に費やしたほうが人生が豊かになります。

ストレスが減る

人間関係を整理することは、ストレスの軽減につながります。
ストレスはやはり人間が絡んで感じる部分が多いです。

人間関係が少なければ少ないほどトラブルになることも少ないですし、嫌な思いをすることもありません。

交友関係が多いと、時には自分とあまり性格が合わない人とやり取りすることも出てくるでしょう。
そういった人がグループの中に一人でもいると、それだけでストレスになります。

また仲の良い友達でも、時にはストレスになってしまうこともあります。
例えば誰か仲の良い友達がひったくりなどの事件に巻き込まれたとしましょう。

その場合、その友達を慰めたり、元気づけることも必要になってきます。
そういった状態では、ご飯を割り勘にするのも気が引けますね。
元気付けるために奢ってあげたりなども必要でしょう。

「気を使ってあげて、お金の出費もあって」となると、自分もいつの間にか疲弊したり、落ち込んだ気分になってしまいます。
もちろん大切な相手はとことん大事にするべきです。

もし余計なことを考えず自分のことだけに集中したいなら、人間関係を整理するのも良いかもしれません。

物を整理する方法

物を整理する方法

存在価値について考える

人間関係の整理と同時に行いたいのが、物の整理。
家や仕事場などに物が多いと、メンタル的にも物理的にも整理できていない状態です。

気持ちに余裕を持つには、物を少なくすることも大事です。
そこで考えたいのは、物一つ一つに対する存在価値。

簡単に言えば、その物が自分にとって忘れずに、常に頭の中にあるかどうかです。

時として、「そんなものが自分の家にあったっけ?」と思うようなものがありますよね。
そういったものは、自分にとって存在を忘れているものなので、捨ててしまって問題ありません。

仮に捨ててしまっても、のちのち困ることもないでしょう。

例えば何か空き箱を持っていたとします。
その時は「いずれ何かに使うかも」と思ってとっておく人もいます。

しかし、いざ何か物を入れたいと思ったときに、その空き箱の存在を思い出せなかったら、あなたにとってその空き箱は存在価値が無いもの。

必要な時に思い出せないのなら、それはもはやゴミ同然です。
存在価値が低いものはどんどん捨てていきましょう!

いつ使うのか

物をとっておく時は、それをどのようなシチュエーションで使うのか考えておきましょう。

そしてイメージする時、「過去にそれをどんな場面だったら使用できたのか」も同時に考えることが必要。

特に飾り物やお土産物に多いのですが、見た目が綺麗でも実際は飾る場所がなかったり、置いておく場所がないということがよくあります。

そういったものは取っておいても結局飾らずに、倉庫などに保管したままになってしまうのでそれであれば売ってしまったり、廃品として捨ててしまったほうがすっきりします。

近い将来、それを使う場面が来るなら取っておいても良いですが、そうでないなら思い切って捨ててしまうべきです。

1年以内の使用状況を確認する

ものを捨てるかどうか迷うときは、1年以内の使用状況を確認するのがベストです。

年末など、どの区切りでも良いのですが、1年以内に一度も使用したことがないのなら、あなたにとって重要度が高いわけではありません。

あまりにもそういった使用頻度が少ない物を溜め込んでしまうと、本当に必要なものが見つけにくくなってしまいます。
また似たような物は数種類とっておくのではなく、必要最低限の数だけ保管し、後は廃棄してしまいましょう。

また前回いつ使ったのか覚えていないようなものも、思い切って捨ててしまいましょう!

整理整頓するメリット

整理整頓するメリット

もったいないという気持ちはその瞬間だけ

物を捨ててしまったり、人間関係を断ち切るときは「ちょっと気が引けたり、本当にいいのかな」という気持ちが発生してしまいます。

しかし、そういった気持ちは「その瞬間だけ」です。
実際に物を捨てたり、縁を断ち切った後はすぐに忘れてしまうもの。

日常生活でそのこと(ものを捨てたり、人間関係を断ち切ったこと)を考える瞬間は、意外に少ないものです。

逆に部屋のスペースが広がったり、人間関係を断ち切り、気が楽になる部分のほうが多いのでメリットが上回るはずです。

考えがシンプルになる

物を減らしたり、人付き合いを減らすことで考える事柄が減るので、頭の中が常にゆとりを持った状況になります。
余計なことを考えずに済むのでストレスが生まれず、健康的な生活が実現できます。

また物の整理に関して言うと、ゴミが発生せず、細菌の繁殖も少ないので身体的悪影響も減るメリットがあります。

わかりやすいところで言うと、古い布団を取っておくとダニやチリの影響で喉を痛めたりなどの症状が起こってしまうかもしれません。
古い食材を取っておいて利用すると、それをきっかけにお腹を下すなんてこともあるかもしれません。

物を減らし、余計なトラブルを未然に防ぐことで精神的、身体的悪影響が減ります。

第三者からの目線

ものを整理したり、人間関係をシンプルにすることで人からも「スマートな人」と思われるようになるはずです。

例えば、人の家でごちゃごちゃと物が散らかっている人より、必要最低限の物だけ置いてある人の方が間違いなく印象も良いでしょう。

交友関係もよくわからない人脈があると、ちょっとその人に対して不信感が出てきますよね。

物でも人でも不必要なものを持っていると、他人から見た時に不快感や不信感を持たれてしまいがちです。

例えばファッションでも着飾った人より、シンプルな服装の人の方が清潔感もあって、洗練された印象を持つはずです。
断捨離を実践するには、その時の心境より今後の心境を考えた方が積極的に実行しやすくなります。

まとめ

以上、人間関係や物の断捨離実践方法を紹介しました。
急にスパッと人付き合いをやめたり、物を捨てるのが難しいという人は、まずは過去の1年を振り返って、その必要度を分析するところから始めてみましょう。

何不自由なく生活できていたのに、使わなかった物を取っておくのは無意味なことです。

断捨離を実現できない人は未練があったり、過去のことを引きずる性格の人。
メンタル的な改善が必要なので、まずは新しいものに目を向けたり、今までの考え方を一新する意識を持つところから始めましょう。

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