2018年6月25日 | 虫
目に見ない場所に潜むシロアリに要注意!
梅雨の時期は湿気やカビの発生が気になる時期です。またこの時期は害虫のダニが繁殖する時期でもあり、そしてダニだけではなく、この時期から活発に活動するのがシロアリです。
建物の木材や樹木を食い荒らすシロアリですが、梅雨時に向けてシロアリ対策製品をご紹介します。
シロアリは、世界中で約2200種類、日本には約15種類
世界中には約2200種類ものシロアリがいるそうですが、建物の木材を食い荒らすのは約50種類ほどで、このうち日本には約15種類くらい生息しています。普段はあまり目にすることのないシロアリですが、木造の家などに住みつき、木材を食い荒らします。昆虫名はシロアリですが、ゴキブリ目シロアリ科に含まれ、大きさは、3.5mm程度のものから10mmを超えるものまでさまざまです。
シロアリは、暗くて湿気のある場所を好む習性があり、建物の床下や地下などにいます。そのため、普段はあまり見かけることはないかもしれませんが、繁殖期となる4月~7月には羽アリとなって外に飛び立つため、この時期には見かけることもあるかもしれません。この時期は梅雨時とも重なり、シロアリが活発に活動する時期にあたります。おもに雨上がりや夜間に活動します。
害虫とされるのは、3~4種類
日本にいる約15種類のシロアリの中で、害虫とされているのはヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリなど3~4種類ほどです。
ヤマトシロアリの場合、繁殖期になると一斉に羽アリが巣から飛び出し、オスとメスがペアになって新しい巣を作ります。繁殖を行うのは女王アリと王アリだけで、そのほかのアリは、エサを集めたり、卵や幼虫の世話をする働きアリ、新しい巣をつくるために羽アリとなって地上に出ていくニンフと呼ばれるアリ、敵とたたかう兵アリになります。
働きアリや兵アリの寿命は2年くらいで、女王アリや王アリは10~15年くらいと言われています。この期間に、普段はあまり見ることのない床下の木や木材の内側だけを食べたりするため発見が遅れてしまい、知らず知らずのうちに建物を朽ちらせてしまうことも多いそうです。さらにシロアリは、木材だけでなく、なんとプラスチックや繊維、金属、コンクリートなども食べてしまいます。
シロアリ対策製品
こんなシロアリ対策には、シロアリ対策製品がおすすめです。
家まるごと殺虫&侵入を防止するタイプやエアゾールなど、さまざまなタイプの製品があります。
殺虫・予防・木材防腐
シロアリジェットプロ
木材の隙間や割れ目に浸透し、隠れたシロアリもしっかり退治します。
逆さにしても噴霧できるので床下も楽に処理できます。
茂みや地面にスプレーするだけ
フマキラープレミアム
強力ジェット噴射でヤブの奥にまで薬剤が到達し、しっかり効果を発揮します。
アリの殺虫&侵入防止
アリフマキラー
すぐれた殺虫力をもつ天然成分とアリの侵入を防ぐ天然忌避成分を配合。
家まるごと殺虫&侵入防止
アリ・ムカデ粉剤
天然殺虫成分が、アリやムカデをはじめとする、さまざまな害虫をすばやく殺虫します。
家の外まわりにまくだけで殺虫&侵入防止
アルゼンチンアリ殺虫&侵入防止粉剤
虫の体に付着して殺虫する粉剤に、雨に強く風にも舞い散りにくい防虫粒剤を配合。
目に見えないところに住みつくシロアリですが、特に活動が活発になる梅雨の時期には、シロアリ対策製品を使って殺虫と侵入を防止し、被害を食い止めましょう。