2022年7月20日 | お役立ち情報
夏レジャーでは虫に気を付けよう!アウトドアでの害虫対策を紹介
夏といえば海水浴や川遊びなど、海や川、山などでのレジャーを楽しみにされている方が多いのではないでしょうか。夏レジャーをより楽しむためにも、忘れてはならないのが害虫対策です。夏は虫の活動が活発になるため、しっかり対策をしておきましょう。
また、近年人気が高まっているキャンプも夏がハイシーズンです。夏キャンプの課題ともいえる虫よけ対策と、虫に刺されてしまったときの対処法についてもご紹介いたします。
人気の夏レジャーと害虫対策
夏は山や海、川でのレジャーが楽しみな季節ですが、害虫が多い季節でもあるので注意が必要です。無防備なままでは危険なので、しっかりと対策をして出かけましょう。
海水浴
真夏日や猛暑日が続く夏、冷たい海で泳いだり遊んだりすることはとても気持ちがよく楽しいことでしょう。夏の海は家族連れから友だち同士、カップルまで、多くの人でにぎわいます。
海水浴で気をつけたい害虫は、蚊・ヌカカなどです。できるだけラッシュガードを着用し、肌を露出している部分は肌用の虫よけを使用するとよいでしょう。砂浜でのんびり過ごすときは、アウトドア用のパーカーやパンツを着用して、できるだけ肌の露出を少なくすることが虫刺され予防に効果的です。
キャンプ
最近は冬にキャンプを楽しむ人も増えましたが、キャンプはやはり夏が人気です。夏のキャンプは虫に悩まされるため、しっかりと対策しておきましょう。夏キャンプで気をつけておきたい害虫は蚊・ブユ・ハチ・毛虫などです。夏になるとどこにでも蚊はいますが、アウトドアでは特に草むらや水辺に多いので注意しましょう。
川遊び・釣り
暑い夏に涼しさを感じられる川遊び・釣り。しかし川遊びや釣りは、蚊・ヌカカ・ブユ・アブ・ハチなどさまざまな害虫に注意が必要です。きれいな川にはブユが多く、刺されると数時間後に激しいかゆみや腫れに襲われることがあります。
できるだけ肌を露出しないようにし、黒っぽい服だとハチやアブが近づきやすいので白っぽい服にするのがおすすめです。
キャンプなどのアウトドアで遭遇しやすい虫
夏のキャンプシーズンに向けて増えてくる虫。ここでは、アウトドアで遭遇しやすい虫の特徴について解説いたします。
蚊
夏になると悩まされる厄介な虫の代表といえるのが蚊です。アウトドアでは草むらや流れが少ない水場に多く遭遇するので注意しておきましょう。蚊には種類がありますが、夏の野外に多いのはヒトスジシマカという種類で、一般的にはヤブカと呼ばれます。成虫の体長は約5mmで黒い体に白い縞があるのが特徴です。
吸血するのは雌だけですが、問題は刺されてかゆいことだけではありません。蚊は日本脳炎などの疾病を引き起こすウイルスを媒介するため、刺されないように注意が必要です。
ブユ(ブヨ・ブト)
ブユは朝や夕方に活発に活動する虫で、渓流などに多く生息します。川沿いや林間サイトに出没しやすいので注意しましょう。ブユも蚊と同じように吸血する昆虫ですが、蚊のように刺すのではなく、皮膚を噛み切って血を吸います。また、羽音を立てずに近づくので、気づきにくいかもしれません。ブユの見た目はコバエに似ており、体長は3〜6mmほどです。噛まれた直後は出血点があるだけで痛みがなく、気づかないこともあります。しかし半日ほど経つと腫れ上がり、激しいかゆみに襲われます。かきむしると傷やしこりが残る場合もあります。
アブ
アブはハエの仲間で体長はブユより大きく、20〜30mmほどです。ブユと同じように皮膚を噛み切って血を吸います。噛まれるととても痛く、少したってから腫れやかゆみといった症状が現れます。
マダニ
マダニは8本足の節足動物です。草むらなどに生息しており、年中活動しています。吸血するだけでなく感染症を媒介するため、刺されないように細心の注意が必要です。マダニは吸血が進むと、口器がセメント化して皮膚組織と結合し、皮膚の中に残ってしまいます。吸血して膨らんだマダニは、皮膚科を受診し外科的処置が必要となります。
虫よけ対策
夏のキャンプなどアウトドアを楽しむときは、虫よけ対策が必須です。吸血されると激しいかゆみや痛みをもたらす害虫もいるため、できるだけ虫を寄せつけないように事前に対策をとるようにしましょう。
肌を露出しない
虫刺されを防ぐためには、できるだけ肌を露出させない服装を選びましょう。暑くても長袖・長ズボンを着用して腕や脚を虫刺されから守ってください。足元はサンダルを避け、足を覆う靴を履きましょう。また、ズボンの裾からの虫の侵入を防ぐために靴下を履いておきましょう。
薄い色の服を選ぶ
スズメバチは黒色を攻撃の対象として狙いやすいということがわかっています。また、蚊なども黒などの濃い色に寄ってくるため、薄くて明るい色の服を着用し、髪の毛も帽子などで隠しましょう。
汗はこまめに拭き取る
蚊は汗のニオイに寄ってくるといわれています。夏のレジャーでは汗をかきやすいため、蚊を誘い寄せないためにも、こまめに汗を拭き取るようにしましょう。
虫よけスプレーを使う
医薬品や医薬部外品の虫よけスプレーを使って虫を寄せつけないようにしましょう。虫よけの成分は「ディート」や「イカリジン」が一般的です。
ディートは、人体用として蚊、アブ、マダニ、ブユ、イエダニ、トコジラミ、ヤマビル、ノミ、サシバエに効果があります。(濃度10%品の場合。適用害虫は商品によって異なります)
ただし、年齢によって使用制限があります。
一方、イカリジンは日本で2015年より使用が認められた成分で、人体用として蚊、アブ、マダニ、ブユ、イエダニ、トコジラミ、ノミ、ヤマビル、ヌカカに効果が認められています。(適用害虫は商品によって異なります)
刺激が少なく、年齢による使用制限や回数制限がないため、非常に使いやすい成分と言えます。
テントの外側に虫よけを使う
テントに出入りする際、蚊が一緒に入ってくる可能性があります。テントのまわりの地面などに、バリア効果のある忌避剤を使用することで、蚊を侵入させづらくします。フマキラーの「ヤブ蚊バリア」ならヤブ蚊を最大24時間※もバリアします。
ただし、キャンプ場によっては使用が禁止されている場合があるため、私有地以外で使用する場合は必ず事前に管理者に確認しましょう。
※蚊に対して。茂み処理の場合(天候、環境により異なります)
虫に刺されたときの対処法
しっかりと害虫対策をしていても、虫に刺されてしまうことはあるものです。虫に刺されてしまったときは、次の方法で早めに対処しましょう。
患部を清潔に洗って冷やす
虫に刺されたり嚙まれたりしたときは、患部を流水で洗い流しましょう。また、患部を冷やすとかゆみの症状が和らぐ場合もあります。
薬を塗る
虫刺されには、主に2種類の成分を含んだ薬があります。
- 抗ヒスタミン成分…ヒスタミンの働きを和らげてかゆみを鎮める
- ステロイド成分…炎症を鎮め、かゆみや赤みを取り除く
薬を使用する際は、医師や薬剤師に相談し、用法用量を守って使用しましょう。
かかない
かゆみが強くても、ぐっと我慢してかかないようにしましょう。爪でひっかくと雑菌が入って皮膚の炎症が悪化する可能性があります。
夏レジャーにはフマキラーの虫よけがおすすめ
夏レジャーにおすすめの虫よけ成分「イカリジン」を配合したフマキラーの3種の虫よけ製品をご紹介いたします。いずれも適用害虫は蚊・ブユ・アブ・マダニ・イエダニ・トコジラミ・ヤマビルなので、日常使いから夏レジャーまで幅広くお使いいただけます。
天使のスキンベーププレミアム
フマキラー「天使のスキンベーププレミアム」は、虫よけ成分「イカリジン」を最高濃度の15%配合しており、虫よけ効果は最大8時間持続します。
もう1つの虫よけ成分「ディート」に比べると、イカリジンには年齢制限や使用回数制限がありませんので、小さなお子様から大人まで安心して使用できます。
※ただし、乳幼児やお肌が敏感な方などは、少量の試し塗りをして異常がないことを確認してからお使いください。
※また、小さなお子様は目をこすったり舐めたりする恐れがありますので、手には塗布しないでください。
スキンベープ イカリジン
フマキラー「スキンベープ イカリジン」は、虫よけ成分「イカリジン」を10%配合しています。エアゾールタイプですが、新キャップの採用で舞い散りを抑えるとともに肌への付着率をアップ。3種のサラサラ成分と潤水成分「ヒアルロン酸Na」を配合していますので、お肌に優しく夏でもべたつかずに快適な使い心地です。小さなお子様から大人まで年齢や回数制限なしで使用できますので、夏のレジャーの際にぜひ携帯してください。
スキンベープミスト イカリジンプレミアム ハーブプラス
フマキラーの「スキンベープミスト イカリジンプレミアム ハーブプラス」は、天然精油(レモングラス)香料を配合した、夏にぴったりの清々しい爽やかな香りの虫よけです。また虫よけ成分「イカリジン」を15%配合したことにより、虫よけ効果は最大8時間持続し、年齢制限・回数制限がないので、子供から大人まで安心して使えます。
まとめ
せっかくの夏レジャーが虫刺されのかゆみや痛みで楽しめないということになるととても残念です。夏レジャーを満喫するためにも、しっかりと害虫対策をしておきましょう。虫刺されを防ぐには、できるだけ肌の露出を抑え、虫に襲われにくい白っぽい服を着用するのがポイントです。
虫が寄りつきにくくなるように虫よけスプレーも活用しながら夏レジャーを思いきり楽しんでください!