2022年5月6日 | お役立ち情報
簡単でおいしいキャンプめしを楽しもう!レシピや注意点を紹介
キャンプ場で作って食べる「キャンプめし」は、キャンプの最大の楽しみといえるでしょう。自然の中で食べる料理は、普段の食事よりおいしく感じることも多いもの。せっかくですから、思い切り満喫しましょう。
そこで今回は、簡単でおいしいキャンプめしのレシピをご紹介いたします。キャンプ飯を作る際の注意点についてもお伝えいたしますので、ぜひ参考にしてください。
初心者におすすめ!キャンプ飯レシピ
まずは、キャンプ初心者におすすめの簡単レシピをご紹介いたします。手軽に作れるレシピばかりなので、キャンプに行ったときに作ってみてください。
ハムとチーズのホットサンド
ホットサンドはパンに具材を挟んで焼くだけなので、初心者でも簡単に作れます。キャンプでホットサンドを焼くには直火式ホットサンドメーカーが必要です。ホットサンドメーカーがあればちょっとしたフライパンとして活用することも可能なので、持っていると役に立つでしょう。
材料(1人分)
- 8枚切り食パン…2枚
- 溶けるチーズ…1枚
- ハム…1枚
- マヨネーズ…適量
- 粒マスタード…適量
作り方
- 食パン2枚にマヨネーズと粒マスタードを塗ります
- ハムと溶けるチーズをのせてもう一枚のパンで挟みます
- ホットサンドメーカーで焼き色がつくまで焼きます
- チーズが溶けたら完成です
焼きおにぎり
香ばしい香りが食欲を誘う焼きおにぎり。定番のしょうゆ味もおいしいものですが、少しアレンジして焼肉のタレで焼く食べ方もキャンプで人気です。おにぎりはご飯が熱いうちに作り、焼く前に冷ましておきましょう。
材料(1人前)
- ごはん…お茶碗1杯分
- 焼肉のタレ…適量
作り方
- 網やフライパンを十分に熱します
- おにぎりを焼き、表面に焼き目がついたら裏返して焼きます
- 両面に焼き目がついたら焼肉のタレを塗ります
- タレが乾いてくるまでじっくり焼いたら完成です
チーズダッカルビ
キャンプ飯には缶詰を活用すると便利です。焼き鳥の缶詰を使ってチーズダッカルビを作ってみましょう。
材料(1人前)
- 焼き鳥缶詰…1缶
- キムチ…100g
- 溶けるチーズ…1枚
作り方
- スキレットでキムチを炒めます
- キムチがしんなりしたら、焼き鳥の缶詰をタレごと入れます
- 温まったら溶けるチーズをのせます
- チーズがとろけたら完成です
エビのアヒージョ
スキレットで作るアヒージョはキャンプ飯の人気メニューです。難しそうに思えるかもしれませんが、意外に簡単なのでぜひ作ってみてください。パンにつけるとおいしいので、バゲットを用意しておくのもおすすめです。
材料(1人前)
- むきエビ…6尾
- マッシュルーム…2個
- にんにく…ひとかけ
- オリーブオイル…100cc
- 塩…少々
- コショウ…少々
- パセリ…適量
作り方
- フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて熱します
- 1にむきえびを入れて火を通します
- スライスしたマッシュルームを入れて塩とコショウをふります
- 火が通ったらパセリを加えて完成です
定番でおいしいキャンプ飯
ここからは定番でおいしいキャンプ飯をご紹介いたします。自宅である程度下ごしらえをしておけば、当日は調理時間を短縮できるでしょう。
焼きそば
焼きそばはキャンプの定番メニューです。野菜や豚肉を自宅で食べやすい大きさにカットしておけば、キャンプ場での料理時間を短縮できます。ゴミが出ないというメリットもありますので、前日に下準備をしておきましょう。
材料(4人分)
- 焼きそば麺…4玉
- 付属ソース…4袋
- 豚肉…200g
- キャベツ100g
- にんじん…1/2本
- ピーマン…4個
- 玉ねぎ…1個
- 塩…適量
- コショウ…適量
作り方
- 鉄板にサラダ油をひき、豚肉を炒めます
- にんじん、たまねぎ、キャベツ、ピーマンの順で鉄板に入れ、塩とコショウをふって炒めます
- 具材に火が通ったら鉄板の端に寄せます
- 麺を入れてほぐしながら温めます
- 付属ソースを入れて炒めたら、野菜と合わせて完成です
ロコモコ丼
おいしくてリゾート気分が味わえるロコモコ丼。ハンバーグは自宅で作っておくかレトルトを利用すると手軽に作れます。
材料(1人分)
- ハンバーグ…1個
- ごはん…200g
- 卵…1個
- プチトマト…2個
- サニーレタス…1枚
- ウスターソース…大さじ4
- ケチャップ…大さじ4
- 赤ワイン…50cc
- 砂糖…小さじ1
- バター…20g
作り方
- フライパンに油をひいてハンバーグを焼きます
- サニーレタスを1〜2cm幅にカット、プチトマトは半分にカットします
- ハンバーグが焼けたらお皿に取り出します。
- 肉汁が残ったフライパンの中に赤ワインを入れて煮詰め、ウスターソース・ケチャップ・砂糖も入れて煮詰めます。煮詰まったらバターを入れて混ぜます
- フライパンで目玉焼きを作ります
- どんぶりにご飯をよそい、サニーレタス、ハンバーグを入れ、ソースをかけます
- 6に目玉焼き、ミニトマトをのせて完成です
タンドリーチキン
タンドリーチキンは前日から味付けしておけば、味がしっかりしみこみます。キャンプ場では焼くだけなので、スムーズに調理できるでしょう。
材料
- 鶏もも肉…2枚
- 塩…適量
- コショウ…適量
【調味料】
- プレーンヨーグルト…大さじ3
- ケチャップ…大さじ2
- カレー粉…大さじ1
- にんにくのすりおろし(チューブ)…適量
- 生姜のすりおろし(チューブ)…適量
前日の下準備
- 鶏肉は余分な脂を取り除き、フォークを使って皮目全体に穴を開けます
- 食べやすい大きさに切り、塩とコショウをふってなじませます
- ジップロックに調味料をすべて入れ、よく混ぜます
- 3の中に鶏もも肉を入れてしっかり揉み込みます
- 空気を抜いて袋を閉じ、冷蔵庫に1晩入れておきます
当日の作り方
- 鉄板やフライパンをよく熱します
- 調味料に漬け込んだ鶏もも肉の皮目を下にして焼き色がつくまで焼きます
- 裏返して両面に焼き色がつくまで焼きます
- ふたかアルミホイルでふたをして、じっくりと火を通します
- 中までしっかりと火が通ったら完成です
スモア
食事の後は、アウトドアの定番スイーツ「スモア」を楽しんではいかがでしょうか。スモアは、焼いたマシュマロと砕いたチョコレートをビスケットで挟んだスイーツです。スモアの語源は「some more(もっとちょうだい)」といわれており、甘党の方は食べ出したら止まらなくなるかもしれません。
バーベキュー用の串に刺して焚き火や炭火であぶる方法もありますが、今回はスキレットで作るレシピをご紹介いたします。
材料
- マシュマロ…1袋
- 板チョコ…2枚
- クラッカー…適量
作り方
- 板チョコを砕いてスキレットに敷き詰めます
- 1の上にマシュマロを敷き詰めます
- 中火で加熱してチョコレートとマシュマロを溶かします
- 3をクラッカーにのせたら完成です
キャンプ飯を作る際の注意点
キャンプ飯を作るときの基本的なポイントや注意点をご紹介いたします。次のことに注意しておけば、よりスムーズにキャンプ飯が作れるでしょう。
できるだけ下準備しておく
キャンプ場で調理の全行程をおこなうより、自宅でできるだけ下準備しておくことをおすすめします。キャンプの炊飯場は自宅のキッチンとは違い、使える設備が限られています。他の利用者と共同で使用するため、混んでいて使いにくいかもしれません
そこで少しでも炊飯場を使う時間を減らせるように、野菜などは自宅で洗って食べやすい大きさにカットしておきましょう。さらに下茹でしておけば、火の通りが早くなります。カットした食材はジップロックに入れて持ち運べば、調理の時間を大幅に短縮できるでしょう。
缶詰やレトルトを活用する
キャンプめしには、缶詰やレトルトを積極的に活用するのもおすすめです。とくに夏場は生鮮食品の傷みが心配なので、缶詰やレトルトを活用すると安心です。味付けもされているため失敗が少なく、初心者にもおいしいキャンプめしが作れることでしょう。最近はさまざまな種類が売られていますので、缶詰を使ったレシピを取り入れてみてはいかがでしょうか。
食材はしっかりと保冷する
夏場は肉や魚などの食材が傷みやすいため、クーラーボックスを使用してしっかりと保冷しておきましょう。クーラーボックスを効果的に使うには、次のようなポイントがあります。
- 前日から予冷しておく
- 隙間ができないように保冷剤で埋めておく
- 凍らせたペットボトルを活用する
- 野菜に保冷剤が触れないようにする
- 直射日光の当たる場所に置かない
- 地面に直に置かずに台の上に置く
- 頻繁に開け閉めしない
衛生面に注意する
屋外で調理して食べるのがキャンプの醍醐味でもありますが、衛生面には十分注意しましょう。自然に囲まれたキャンプ場では、さまざまなものに無意識に触れるものです。調理の前や食事の前には、必ず手洗いしましょう。近くに水場がないときのために、アルコール除菌シートを用意しておくと安心です。
フマキラーの「アルコール除菌タオル」はヒアルロン酸Na配合で手肌にやさしく、また天然発酵アルコールとグレープフルーツ種子から作った天然除菌成分を配合しているので、拭くだけで雑菌を強力に除去します。家の中はもちろん、キャンプやアウトドアにおすすめです。
まとめ
今回は、初心者におすすめのキャンプ飯や、定番でおいしいキャンプ飯をご紹介いたしました。
キャンプ場でスムーズに調理するには、下準備しておくことがポイントです。食材を洗い、カットして下味をつけるところまで済ませておけば、キャンプ場では「焼くだけ」「煮るだけ」なので、料理が手早く完成します。また、下準備しておくことで洗い物やゴミも減らせるため、後片付けも楽になるでしょう。自然を満喫しながらおいしいキャンプ飯を食べて、キャンプを存分に楽しみましょう。