水回りの掃除を解説。シンクや風呂場の排水口はゴキブリの出入り口?

水回りの掃除を解説。シンクや風呂場の排水口はゴキブリの出入り口?

汚れやニオイ、イヤな虫の巣窟になりがちな水回り。「水回りの掃除」と考えただけで億劫になる方も多いのではないでしょうか。面倒だからと後回しにすると、汚れはどんどん頑固になってしまいます。そのまま放置するとニオイを放ち、虫たちが集まってくるという事態を招くかもしれません。

そこで今回は、大変だと思わなくなる水回りの掃除方法や、場所別お掃除ポイントをご紹介し、排水口を介したゴキブリの侵入やその対策について解説いたします。

水回りの掃除を大変と思わせる3つの理由

水回りの掃除を大変と思わせる3つの理由

「水回りの掃除」と聞くと面倒になってしまう原因、それをきちんと理解することで、水回りを清潔に保つための対策ができます。ここでは、水回りの掃除を大変と思ってしまう3つの理由について確認しましょう。

家の中に4箇所もある水回り

水回りとは、水を使う場所のことです。家の中でいえば「キッチン」「トイレ」「洗面所」「お風呂」の計4つが該当し、掃除する箇所の多さが大変と思わせる原因のひとつです。とはいえ、基本的な掃除方法はどこも同じです。基礎洗いをマスターすれば同様の手順で完了するところは、メリットととらえてよいでしょう。

放置すると頑固な汚れになる

水回りを放置すると頑固な汚れになってしまうことが、掃除を面倒に思わせる最大の原因です。頑固な汚れは簡単に落とすことができず、労力も時間もかかります。面倒な掃除を繰り返すうち、水回りの掃除は大変だという印象が自然に植え付けられてしまいます。そうならないためにも、頑固な汚れになる前に落とすことが大切です。汚れが目に見えなくても、日々こまめな掃除を心がけましょう。

ヌメリや異臭、ゴキブリとの遭遇

異臭がする箇所の掃除は、決してよい気分がしないものです。ましてや、汚れに集まってくる虫とはできるだけ遭遇したくないものでしょう。水回りの汚れは主に「水垢」「石鹸カス」「皮脂」で、これらを餌として菌やカビが繁殖し、次第に強いヌメリや異臭を放ちはじめるのです。さらに、そのニオイにつられて虫たちがやってきます。掃除をするときに虫に遭遇するのはこのためです。虫に遭遇しないためにも、水回りのお手軽掃除を習慣にしておくとよいでしょう。

「お手軽掃除」と「しっかり掃除」で水回りのお掃除マスターになろう!

「お手軽掃除」と「しっかり掃除」で水回りのお掃除マスターになろう!

水回りの掃除は、日々の積み重ねで少しずつ楽になっていきます。「お手軽掃除」の習慣化で、頑固な汚れになる前に落としましょう。ここでは、水回りの基礎洗いでもある「お手軽掃除」の方法をご紹介いたします。定期的におこなう水回り別「しっかり掃除」も、順に確認していきましょう。

お手軽掃除:水回りの基本的なお掃除方法

水回りの基本的な掃除をするには、次のものを準備しましょう。

  • スポンジまたはブラシ
  • タオルまたはキッチンペーパー
  • 中性洗剤
  • ゴム手袋

スポンジは使い古しのもので構いません。タオルまたはキッチンペーパーで、最後の仕上げ拭きをします。マイクロファイバー製のものであれば、残さず水分を拭き取ることができて便利でしょう。

お手軽洗いの手順

お手軽洗いのときは、特別な洗剤などを使う必要はありません。食器用・お風呂用などの中性洗剤を使いましょう。

  • スポンジに洗剤をなじませてこすり洗いをする
  • 泡をしっかりと水で洗い流す
  • 蛇口周りをタオルで磨き、全体の水分を拭き取る

スポンジは、円を描くようにクルクルと回しながらこするのがポイント。洗剤がよく馴染み、さまざまな方向から汚れをこするので落ちやすくなります。

しっかり掃除:キッチン編

キッチンは、油汚れが多く流れ込む場所。お手軽掃除を毎日欠かさずおこなうのがおすすめです。食器用とは別に掃除用のスポンジを用意して、一日の最後には中性洗剤で軽く全体を洗い流しましょう。

こびりついてしまった頑固な汚れには、メラミンスポンジが便利です。さらに、蛇口周りの水アカ汚れにおすすめなのは「クエン酸水」。水(200ml)にクエン酸(小さじ1)を溶かして作ったクエン酸水を掛けて歯ブラシなどでこすると、汚れがするすると落ちます。水アカは放置すると頑固な汚れとなります。発見したらすぐに掃除し、原因となる水滴を拭き取ることを心がけましょう。

しっかり掃除:お風呂編

お風呂場には石鹸カスや皮脂汚れが多く、高温多湿で菌やカビの繁殖しやすい環境になっています。入浴後すぐは汚れが落ちやすい状態なので、簡単にお掃除してから上がるのがおすすめです。いったん黒ずみやカビが発生すると、こすり洗いをしてきれいになってもすぐに再発する場合があります。カビは植物と同様に根を張るため、根本から除去しなければなりません。カビを見つけたら、塩素系漂白剤で根こそぎ取り除くようにしましょう。

白い鱗のような鏡の水アカは、クエン酸水をふくませたキッチンペーパーでおおい、その上からラップでパックします。2~3時間放置したあと、スポンジやメラミンスポンジでこすり洗いしましょう。

しっかり掃除:洗面所編

洗面所は泥やホコリ、メイク汚れや食べかすなど、さまざまな汚れが溜まりやすい場所です。週に1回はしっかり掃除をしましょう。基本的にはお手軽掃除と同様ですが、排水口のゴミを取り除いて塩素系漂白剤で除菌しましょう。最後に蛇口周りの拭き掃除をして、全体の水滴を拭き取ったら完了です。

しっかり掃除:トイレ編

トイレ掃除に便利なのがトイレシートです。汚れの少ないところから拭くと、効率よく掃除できるうえ節約にもなります。掃除をしても嫌なニオイが取れない場合、床や壁から悪臭が原因になっているのかもしれません。便座はもちろんですが、壁や床に尿が飛び散っている場合もあるので、忘れずに拭き掃除しましょう。

便座は洗剤を付けてブラシでこすり洗いをします。毎日トイレ掃除をするとニオイの原因となる尿石も付着しにくくなるため、「朝起きたらトイレ掃除をする」など習慣化することがおすすめです。

掃除をしているのにすぐに汚れてしまう場合は、トイレタンク内に汚れが溜まっているケースも考えられます。気になる場合は一度確認してみましょう。

排水口はゴキブリの侵入口って本当?

排水口はゴキブリの侵入口って本当?

水回りを掃除していて気になるのが、汚れやニオイにつられて集まってくる虫。その代表格がゴキブリです。侵入口として考えられるのが排水口ですが、本当にゴキブリは排水口から侵入しているのでしょうか。ここでは、住宅内への侵入経路やゴキブリの特性について解説いたします。

ゴキブリの住宅への侵入経路

ゴキブリの侵入経路には、次の5つのケースが考えられます。

  • 人と同時に玄関から
  • 窓の隙間や網戸の穴
  • 水回りすべての排水口
  • 通気孔やエアコン
  • ダンボールや植物と一緒に

このように、ゴキブリにはたくさんの侵入経路があります。なかでも注意したいのが排水口からの侵入。なぜなら、排水口にはゴキブリの好む環境がそろっているからです。以下、どうしてゴキブリは排水口を好むのかについて確認しましょう。

排水口にはゴキブリの好む環境がそろっている

ゴキブリは「暗い・狭い・暖かい」場所が大好きです。さらに湿気もあれば居心地は抜群。そこで、排水口を想像してみてください。「暗い・狭い・暖かい」そして「湿気」と、三拍子どころか四拍子そろっています。

ゴキブリは強いニオイが大好きで、汚れや菌などが放つ悪臭をたどってやってきます。異臭を放っていればいるほど、ゴキブリたちが集まってきます。夏場はとくに気温が上がり、ニオイも発生しやすいので注意が必要です。

ゴキブリはわずかな隙間でも侵入できる

家の中でよく見かけるのは、「クロゴキブリ」と「チャバネゴキブリ」です。排水口の周りをうろうろしているのは、成虫でも体長約10~13mmと小さなチャバネゴキブリ。その小さな体を武器に、さまざまな隙間から住宅内に侵入します。チャバネゴキブリは飛ぶことはできないものの、低温下以外では1年中繁殖が可能。

【参考】名古屋市役所「ゴキブリ類について」

排水口にはすでにゴキブリ侵入対策がなされている

排水口からゴキブリが侵入できないような対策は、すでに施されています。

たとえば、「排水トラップ」。下水からニオイや虫が入り込まないようにするトラップのことです。シンク下の排水管がS字やP字になっていたら、排水トラップが施されています。S字やP字のところに水が溜まり、封水がされている状態です。

もうひとつが「椀トラップ」。排水口を見たときに、お椀をひっくり返したようにふさがれてその周りに水が溜まっていたら、それが椀トラップです。椀トラップも排水トラップ同様に封水をうまく利用して、それ以上ニオイや虫が入り込まないようにする構造になっています。

トラップが施されているかどうか、排水口とシンク下をチェックしてみましょう。

ゴキブリ撃退!排水口の掃除方法

ゴキブリを排水口から侵入させないために、キッチン内を清潔に保つことを心がけましょう。そして排水口のヌメリ汚れを落とすだけでなく、排水管の掃除も大切です。

排水管の掃除は、パイプクリーナーなどを流し込んでしばらく放置、その後大量の水を流すだけととても簡単です。排水管内は目視することもできず手も届かないので、定期的に掃除することを心がけるとよいでしょう。

ゴキブリを侵入させない対策

ゴキブリを侵入させない対策

キッチンや排水口、排水管を清潔に保っていても、侵入してくるのがゴキブリ。キッチン周りを清潔にしつつ、次の対策をとりながら侵入を阻止しましょう。

排水・椀トラップを見直す

排水口やシンク下をチェックして、排水トラップや椀トラップが施されていない場合、これを機に見直してみましょう。トラップは、ネットやホームセンターなどで購入可能です。賃貸の場合は、トラブルを防ぐためにも管理会社に相談してから実施しましょう。侵入阻止をより強化するなら、排水トラップと椀トラップの2段構えがベストです。

生ゴミの扱いに注意する

ゴキブリは強いニオイに寄ってくるので、生ゴミの扱いには注意しましょう。特に夏場は高温状態が続き、ニオイの発生率も高くなります。蓋付きの密閉可能なゴミ箱や、ニオイ漏れのないビニール袋を使用するなど、対策を怠らないようにしましょう。もし気にならないならば、ゴミ出しの日まで冷凍庫で保管するという方法も一計です。

侵入してしまったゴキブリはフマキラーの「ゴキファイタープロ」で撃退!

排水口の掃除や対策をしても、別の方法で侵入してくるかもしれません。ゴキブリは繁殖力が高いので、1匹見つけたら100匹はいるとよく聞くものです。もし家の中で見つけてしまったら、フマキラーの「ゴキファイタープロ」で巣ごと撃退しましょう。


エサを食べたゴキブリの撃退はもちろん、そのフンを食べた仲間のゴキブリまでも退治。巣ごと撃退することで、約1年間はゴキブリを見かけなくなります※。家の中でゴキブリを見つけたらぜひ使ってみてください。

※駆除効果について(使用環境により異なります)

こまめに掃除をして汚れの原因を除去しよう!

日々のお手軽掃除を定期的におこなうことで、水回りの頑固な汚れやニオイの元を防ぐことができます。面倒だと感じないようにするには、こまめな掃除を習慣化するのがおすすめです。また、「使用頻度の高いキッチンは毎日」「洗面所は毎週日曜日」など、場所によって自分なりのきまりを考えるとよいでしょう。

掃除をすることで、ゴキブリの侵入も防ぐことができます。「毎日少しずつ」を心がけ、清潔な水回りをキープしましょう。

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。