【初心者向け】ソロキャンプの魅力と必要な道具一式を紹介!

【初心者向け】ソロキャンプの魅力と必要な道具一式を紹介!

ソロキャンプとは、文字通りソロ(ひとり)で行くキャンプのこと。ファミリーキャンプや友達とワイワイ楽しむグループキャンプと違い、すべてを自分ひとりで行うキャンプスタイルが、いま注目を集めています。

ソロキャンプを体験したことのない人の多くはきっと、「ひとりで寂しくないの?」や「何をして楽しむの?」と思うはず。そこで今回は、キャンパーたちを虜にするソロキャンプの魅力について解説するとともに、ソロキャンプをしてみたいけれど何を揃えたらいいのかわからないという人のために、揃えておきたい道具をご紹介します。

ソロキャンプの魅力

ソロキャンプの魅力

ソロキャンプの魅力はいろいろありますが、最大の魅力は、ひとりならではの自由さや気楽さにあると言えます。誰かと行動をともにすると何かと気を使うことも多いですが、ソロキャンプなら、食べたいときに食べて、休みたいときに休んで…と、なんでも自分のペースでやりたいことを思う存分楽しむことができます。

と同時に、ソロキャンプでは何をするにも自分ひとり。これまでテントの設営も、食事の準備やバーベキューの火おこしなども、ほとんど人任せにしていた人も、ここではすべて自分で行わなければなりません。でも、それこそが本当のキャンプの醍醐味ではないでしょうか。ここからは、ソロキャンプの楽しみ方についてご紹介していきます。

食べたいものを作って食べる

空気や水がきれいな場所では、何を食べても美味しいという人もいるのではないでしょうか。キャンプと言えばバーベキューですが、グループの場合、焼く側になってしまい食べたいものが食べられないことがあります。その点、ひとりなら自分が食べたいものを食べたい分だけ食べられ、いいお肉を最高の焼き加減で堪能することもできます。

ほかにも、ベーコンやチーズ、玉子などを燻製にしたり、ピザを作ったり、毎回いろんな料理に挑戦する人もいれば、ひとりだからこそと手軽に缶詰を味わう人も…。

焚き火をする

焚き火をする

暖をとったり、料理をしたり、辺りを照らす灯りにもなる焚き火。ソロキャンプをする人のなかには、焚き火をいちばんの楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

焚き火にあたりながら燃える炎を見ていると、不思議と心が落ち着き、満たされた気持ちになりますが、実際に焚き火の炎には自律神経を整えリラックスさせる「1/fゆらぎ」の効果があると言われています。特に何をするでもなく、火加減を調整するだけでも楽しい焚き火は、忙しい日常を忘れてゆっくり自分と向き合う時間を提供してくれます。

趣味に没頭する

ソロキャンプで過ごす時間はすべて自分のための時間。そのため、本を読んだり、絵を描いたり、釣りをしたり、写真を撮ったり、なんでも自分のやりたいことに没頭することができます。

プロセスを楽しむ

目的地に到着したら、荷物をおろし、テントやタープを設営しますが、こうした設営もキャンプの楽しみのひとつと言えます。また、いつどこに行くかと計画を立てたり、必要な道具を揃えたり、キャンプ地ではどんなことをして過ごそうかなど、ソロキャンプではそうしたすべてのプロセスを自分の思い通りに楽しむことができます。

道具にこだわる

ファミリーキャンプの場合、ある程度大きなテントに、寝袋やチェアなども家族分用意しなければならず予算も高額に。その点、ソロキャンプはすべてひとり分で済むため、少々こだわりの道具も揃えやすく、こうした道具を一点ずつ吟味しながら揃えるのも、ソロキャンプの楽しみのひとつと言えます。

道具選びのポイント

道具選びのポイント

すべてをひとりで行うソロキャンプでは、当然荷物の運搬もひとり。何かあったときも頼れるのは自分ひとりのため、道具選びにおいてファミリーキャンプとは優先すべきポイントが異なります。ここではソロキャンプの道具を選ぶ際のポイントについてご紹介します。

できるだけコンパクトで軽いものを揃える

テントや寝袋、チェア、焚き火台などキャンプで使用する道具は、すべて自分で収納して目的地まで運ばなければなりません。そのため、できるだけかさばらずコンパクトに収納できるものや、テントやチェアなども軽量なもので揃えることをおすすめします。

万が一に備える

ソロキャンプでは頼れる人は自分ひとり。そのため、体調管理には十分気をつけましょう。朝晩の気温の冷え込みから体調を崩したり、思わぬケガをすることもあるので、常備薬やファーストエイドセットは携帯しておきましょう。

また、緊急の事態に備えてスマホの充電を切らさないようにバッテリーチャージャーなども忘れずに。キャンプの場所選びには、スマホの電波が入るかどうかも重要なポイントとなります。

ソロキャンプに必要な道具

ソロキャンプに必要な道具

みんなで出かけるキャンプの場合、お皿やカップが足りなくなることを心配して、余分に持っていく人もいるのではないでしょうか。すべてをひとりで運ぶソロキャンプでは、荷物はできるだけ少なくしたいもの。テントを張らずに寝泊りする達人もいますが、ここでは入門用のソロキャンプで必要な道具をご紹介します。

テント

キャンプで寝泊まりする「家」としてテント選びは重要です。昔ながらの「三角テント」や「ドーム型」、最近では「ティピー(ワンポール)型」といったテントも人気です。

居住性の好みや、設営のしやすさなど選ぶポイントはいくつかありますが、テントは重量をかせぐため、できるだけ軽量なものがおすすめ。前室をタープとして使えるテントを選べば、タープ要らずで、その分荷物を軽くできます。

タープ

タープがあると日差しや雨などをしのげて便利です。タープは遮光性が高く、軽量なものを選びましょう。長方形の「レクタタープ」や六角形の「ヘキサタープ」は、一部を持ち上げて通気性を高めることができます。

寝袋

寝袋(シュラフ)には、ミノムシのような「マミー型」、布団のような「封筒型」、人の形をした「人型」などの種類があります。ソロキャンプでは保温性に優れ、軽くてコンパクトに収納できる「マミー型」がおすすめ。春・夏・秋の3シーズンに対応したものを購入しておくと便利です。

マット

テントを張る場所は平らなようでいても、石でゴツゴツすることがあります。テントの中にマットを敷いておくと、座ったり膝をついたりしても快適です。また、テントの中は地面から湿気が上がってくるため、マットの上に寝ることで寝袋を湿気から守ることができます。

調理器具・カトラリー

調理や食事のために、包丁やナイフ、まな板、フライパン、鍋、取り皿、マグカップ、スプーンやフォーク、箸などを用意しましょう。コーヒー好きな人はコーヒーミルを持っていけば、自然の中で挽き立ての美味しい一杯が味わえます。

テーブル・チェア

調理したり食事をしたり、ゆったりとお酒を楽しむときなど、テーブルとチェアがあると便利です。テーブルは、軽さと耐久性を持ち合わせ、熱にも強い「アルミ製」がおすすめ。チェアは軽さを重視しつつ、長時間ゆったりくつろげる背もたれがついたチェアがおすすめです。

焚き火台

子どもの頃、グラウンドに木を組み上げてキャンプファイヤーを楽しんだ人もいるのではないでしょうか。キャンプでは地面が芝の場合もあることから、焚き火をするためには焚き火台が必要です。軽量なものや折りたたみ式でコンパクトに収納できるものなどデザインもさまざま。

焚き火台の上に網を乗せられるタイプは、肉を焼いたりお湯を沸かしたりするのに便利です。キャンプで長い時間をともにする道具だけに、愛着が持てる好みの焚き火台を選ぶことをおすすめします。

ランタン

キャンプ気分を存分に味わうなら灯りにもこだわりたいもの。キャンプで人気のランタンですが、ランタンには「キャンドルタイプ」「燃料タイプ」「ガスタイプ」をはじめ、防災用品としてメディアなどでもご紹介される「LEDランタン」などの種類があります。初心者のソロキャンプには、雰囲気がよく取り扱いもラクな「キャンドルタイプ」がおすすめ。また、最近の「LEDランタン」には暖色系のやわらかい灯りのものも登場しています。

虫よけ

自然の中で過ごすときに気をつけたいのが虫予防です。いい気分でくつろいでいても、身のまわりを蚊が飛び回っていては、せっかくの気分が台無しです。ほかにもテントで寝ていてマダニに咬まれたり、知らずのうちにヤマビルに血を吸われているといったケースも…。そこで、キャンプに出かける際にぜひ持って行きたい虫よけをご紹介します。

フマキラー『天使のスキンベープミスト プレミアム[イカリジン配合]』

蚊やマダニ、ブユ、アブなどの虫よけには天使のスキンベープミスト プレミアム[イカリジン配合]がおすすめです。新虫よけ成分「イカリジン」の濃度を15%まで高めたことで、虫よけ効果が長時間(6~8時間)持続します。お肌にやさしく、赤ちゃんから大人まで使えるエアゾールタイプ。パウダー入りでベタつかず、イヤなニオイもないので、虫よけを塗るのを嫌がるお子様でも気持ちよく使えます。

フマキラー『スキンベープミスト』

蚊やマダニ、ヤマビル、ブユ、アブなどの虫よけにはスキンベープミストがおすすめです。虫よけ成分を10%配合しているので、効果が長時間持続します。お肌にやさしい潤水成分ヒアルロン酸Na配合。ウォーターベースで素肌にしっとりなじみます。舞い散りも少なくどなたでも安心してお使いいただけます。

ソロキャンプの注意点

キャンプを一度も経験したことのない人がいきなりデビューする場合、ソロキャンプはハードルが高いと感じるかもしれません。そこで、まずはキャンプ経験者とともにキャンプを経験してからデビューすることをすすめします。自由気ままなソロキャンプですが、まわりに頼れる人がいないため、少しずつ慣れていくようにしましょう。ここでは、ソロキャンプの注意点について解説します。

まずはキャンプ場へ

ソロキャンプ初心者のうちは、キャンプ場に行くことをおすすめします。キャンプ場には他のキャンパーたちもいますし、管理人さんも常駐しているので、万が一不測の事態が起こったときも安心です。

家族に伝えておく

基本的につねにひとりで行動するため、ソロキャンプに出かける際は家族に行く先(キャンプ場であれば名前や電話番号など)を伝えておきましょう。こうすることで、家族も安心します。

自分だけの贅沢な時間とリラックスを求めて

家族や仲間と出かけるキャンプも楽しいですが、ソロキャンプにはひとりでしか味わえない、贅沢な時間が味わえます。忙しい日常の疲れを癒しにキャンプにやってきても、みんなの世話をしたり、まわりに気をつかっていては、心の底からリラックスすることはできません。ソロキャンプを楽しむ人が増えているのには、こうした理由が大きいのではないでしょうか。

誰にも邪魔されずに自分だけの時間が持ちたい人や、心身ともリラックスしたい人、また焚き火を前に自分を見つめ直したい人は、ぜひ、ソロキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。

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