人に好かれる上手な話し方!あなたの印象を劇的に改善する方法

人に好かれる上手な話し方!あなたの印象を劇的に改善する方法

会社の同僚や上司、友達や知り合いなど仕事でもプライベートでも会話というのは必ず発生します。このような時に『私の話し方って他の人にどう思われているんだろう?』と常に意識している人はあまりいないと思いますが、良好な人間関係を築く上で話し方というのは実は非常に重要なポイントでもあります。

人に好かれる話し方を自然に実践出来ている方はおそらく仕事もプライベートも順調ということが多いでしょう。逆に『会話の内容は他の人と同じなのにどうも周囲の人に避けられている?』と感じている方はもしかしたら話し方で損をしているかもしれません。

今回はこのような方たちに役立つ、人に好かれる上手な話し方のコツをまとめましたので解説したいと思います。

人に好かれる上手な話し方とは?

人に好かれる上手な話し方とは?

前述のように話し方というのはビジネス、プライベートに関係なく自分の印象度に大きく関わってきます。この話し方により人との出会いやビジネスでの成功確率も変わってくるため、しっかりと覚えておきましょう。ここでは早速、人に好かれる上手な話し方をいくつか紹介します。

表情を豊かにすることを意識する

会話の内容に応じて喜怒哀楽の表情を豊かに表現できる人は相手も『あ、この人は自分の話を真剣に聞いてくれる人だな』という感情を抱きます。そして基本的な会話では、やはり笑顔が魅力的な人は相手も話しかけやすいという心理になるため自然と多くの人が集まるようになります。

逆に無表情で不愛想というイメージを与えてしまうと相手も『う~ん・・・あの人は何考えているかわからないしちょっと近寄り難いな・・・』となりやすいです。普段、笑顔を見せない方は1人の時に鏡を見ながら大きく口を開けたり上の歯と下の歯をくっつけた状態で『ニー』という表情を作ってみましょう。このような訓練をすることで顔の筋肉が鍛えられるため、表情が豊かになる可能性がアップします。

声のトーンを会話の内容に合わせて変化させる

声のトーンを会話の内容に合わせて変化させる

声のトーンの調整で人の印象度はガラッと変わります。例えばですがみんなで楽しい会話をしている中で1人だけ『はい・・・』『そうです・・・』と低いトーンで喋る人がいたらどうでしょう?

『う・・・この人と話していると雰囲気が重くなる・・・』という印象を周囲に与えてしまいますよね。このような時は笑顔と同時に声のトーンもいつもより高くすることを意識してみてください。周囲にもマイナス印象を与えることなく、自分も楽しい気分になります。

ただし会話の内容によって声のトーンは調整する必要があるため要注意です。大切な話、悲しい話の時にトーンが高い状態で会話をすると『この人、空気読めないのかな?』となってしまう可能性が大です。人をまとめることができる方というのは声のトーン調整が抜群に上手であり、会話の内容や人によって臨機応変に変えることができます。

具体的には場の空気を盛り上げたい時は声のトーンを高くして明るく話す、誰かが悩んでいる時や落ち込んでいる時は落ち着いた印象を与えることができる低いトーンの声で相談にのるなどが挙げられますね。

会話が苦手な方だと最初は苦労するかもしれませんが雰囲気や人によって声のトーンを調整することで『あの人は話しやすい』『いつも真剣に私の話を聞いてくれる』という印象を与えることができるため少しずつ試していきましょう。

否定から入らない

『いや』『でも』このように相手の意見や考えていることに対して真っ先に否定から入るのは厳禁です。もちろん否定することをやめなさいといっているわけではなく、この場合はまず『あ~そういう考え方もあるんだね』『〇〇君の意見も確かに間違ってないよね』と一度肯定というワンクッションを挟むようにしましょうということです。

【相手の意見・考えを聞く→真っ先に否定→自分の意見を述べる】という順序だと相手も『自分の考え方が絶対に正しいと思っている人間だね、この人は・・・』という気持ちになりやすいです。

これが【相手の意見・考えを聞く→肯定→自分の意見を述べる】という話し方であれば『人それぞれの考え方があって面白いよね』という気分になり会話が盛り上がる可能性もアップします。考え方は十人十色という意識を常に持って人と接するようにしましょう。

相手に自分の声が届くボリュームで話す

会話のリズムを生み出すには相手に何度も質問させないことも大切。声が小さすぎて相手に『ごめん、聞こえなかった』といわれるとそこで会話が一度途切れることになります。このような状態になるとお互いにストレスが発生することになるため、声の大きさにも気を使うようにしましょう。

声が小さい人の大半は口が全く動いていないという特徴があるため、口を大きく動かすことを意識するのが大事。口を動かして話すことにより、声の大きさだけでなく母音もハッキリとするため滑舌も良くなるというメリットがあります。

会話をしている時の姿勢や態度にも注意する

会話をしている時の姿勢や態度にも注意する

相手の顔を見ずに話したり、肩肘をついてめんどくそうな態度で話している人を見て『この人はすごい好印象!』という感情を抱くことはまずないでしょう。会話をしている時の姿勢や態度一つでも相手に与える印象はガラッと変わります。

特に初対面の相手に対して失礼な態度や姿勢で会話をしてしまうと相手も『常識がない人間だな・・・』という気持ちになりやすいため要注意です。コツとしては声だけでなく身振り・手振り・ジェスチャーを取り入れることです。

こうすることで相手は声だけでなく視覚からも『一生懸命自分と会話してくれている』という感情を抱きやすくなります。また相手の目を見て話すことももちろん効果的ですね。相手の目を見て会話をすることが苦手な方は目ではなく、その下の鼻や口でもOKです。

会話というのは顔をしっかりと相手のほうに向けて話すことが重要となります。間違ってもスマホ、PCを触りながらの会話は行わないようにしましょう。『人の話、ちゃんと聞いてんのかな?』と相手に不快な思いをさせてしまう原因にもなります。

真剣な会話の中にちょっとしたユーモアを取り入れる

真剣な会話になると雰囲気がどうしても重くなりがち。このような空気が重たくなる話しかしない人はどうしても避けられやすい傾向にあるため、時折表情が緩むようなジョークやユーモアを挟むのがおすすめです。

例えばですがいつも表情が硬いA君に対して『A君はいつも表情が硬いけどそれだと周囲の評判は下がる一方だよ』とみんながいる前で言ったとします。これでは周囲も『本人のいる前でそんなこと言う?』と少し引いてしまいますし、A君もさらに自分の殻に閉じこもる可能性が大です。

これを『A君は普段の表情は硬いけど時折見せる笑顔が素敵で忘れることができないよ』など周囲も本人もクスッと笑えるような軽いユーモアやジョークを取り入れながら伝えることで和やかな雰囲気に変えることができます。

上の例は冗談を挟みつつも『表情が硬い』という周囲が思っていることをしっかりと本人に伝えることができています。また軽いユーモアやジョークを挟んだ会話によりその後、A君も周囲と打ち解けるようになる可能性も大いにあるでしょう。

人に伝えにくいことというのは世の中、たくさんあると思いますが論点をずらすことなくしっかりと本人に伝えたいという時には有効な方法でもあるためぜひ試してみてください。ただし人を傷つけるような冗談(見た目の欠点など)は間違っても使用してはいけません。

相手の話を最後まで聞く

ビジネス業界や結婚相談所の仲人さんも推奨することが多い話し方の一つでもあります。特に感情的になったり、会話が盛り上がっている時にありがちですが興奮のあまり相手の話を最後まで聞かずに自分のことを話してしまう人は非常に多いです。

これでは相手側としても『まだ自分の意見を最後まで言ってないのに・・・』という気分になります。また1度や2度であれば相手も許すことができますが、何度も同じような状態が続くことで『この人間は人の話を聞かないから喋っていても全く面白くないや』という気持ちになり、最終的には離れてしまう可能性もあるでしょう。

もちろんこのような食い気味の会話は気心が知れた友人などであれば問題はありませんが先輩や上司といった仕事関係の人であれば『まずは人の話を最後まで聞け!』と怒られることもあります。

会話上手な方というのは話し上手であるとともに聞き上手でもあるのです。会話の中で相手に『満足した』という気持ちも与えながら自分の意見や考え方も届けていくという意識を持ちましょう。

相手に興味・好奇心を持って接する心を持つ

会話をする相手に対して『よし!今日はこの人の性格や人間性を知ろう!』という意識を持つことで自然と声のトーンや表情が豊かになります。また相手に興味を持ち、さまざまな質問を投げかけることで好きなテレビ番組や好きなスポーツが同じといった共通点を見つけることが可能です。

人というのは共通点があることで親近感を抱くことが多いため、初対面の人と仲良くなるには積極的に相手に興味を持ちお互いの共通点を探すことを意識してみてください。また相手の表情や声のトーンなどに毎回注目していると『あれ?今日この人、元気ないな?』など雰囲気の違いに気付くこともできます。

このような時に『元気なさそうだけど何かあったの?』と聞いてあげることで『いや、実はね・・・』といったように自分を頼りにしてきてくれるでしょう。周囲の人間が自然と集まってくるような人は相手の感情を読み取る力も優れているのです。

口下手の人が会話の中で意識しておきたいポイントとは?

口下手の人が会話の中で意識しておきたいポイントとは?

人に好かれる話し方のコツをいくつか取り上げましたが『自分は他の人と比べてとにかく話すのが苦手』という方もいます。このような口下手な方は最初から周囲に好かれることを諦めていることが多いですが、会話が苦手でも相手に好印象を与えることは可能です。ここでは口下手の人が会話をする上で意識しておきたいポイントをまとめましたのでご覧ください。

聞き役に徹するだけでも効果あり

自分から話を広げていくのが苦手な方は聞き役に徹することをおすすめします。聞き役に徹しているだけでも相手がマシンガンのように話して『は~!満足した!』という気分になれば少なくともあなたに対しては『話を聞いてくれてありがとうね』という気持ちになります。

また会話上手の人の特徴としては【8割が聞き役・2割が話し役】ともいわれているため、ムリに自分から話題を提供しなくても相手が話したいことを聞いているほうがベストともいえます。口下手の人は相手の気分を良くするために思う存分、話を聞いてあげましょう。

ただし注意点としては聞き役に徹するといっても無言、無表情などはNGです。話の中で共感できること、納得できること、面白いことには表情をつけて相槌を打つことが大切です。こうすることで相手も『しっかりと話を聞いてくれているな』という安心感を得ることができます。

余計なことを安易に口に出さない

口下手の人の良いところは余計なことを口に出さないことです。たまに『そんな話までみんながいる前でしちゃうの?』という常識知らずの方を見ませんか?このような場の空気、雰囲気を考えずに余計な話や余計な他人の噂話などをしてしまう方というのは多くの人が内心あまり良くは思っていません。

しかし口下手の人であれば仮にちょっと他人には言いづらい悩みであっても『〇〇君であればこの話をしても周囲に広まることはないし大丈夫だろう』という安心感があるため、意外と多くの人から相談を持ちかけられることもあります。

『あの人、普段喋らないのに何であんなに周りの人間が寄ってくるんだろう?』という方が身近にいたら、もしかしたら口下手ならではの誠実さや余計なことを口にしないマジメな性格に周囲の人も心惹かれているのかもしれません。

話し方に不安がある人は事前に相手に伝えておくのもおすすめ

話し方に不安がある人は事前に相手に伝えておくのもおすすめ

人に好かれる話し方、口下手の人でも好印象を与えることができるポイントを解説してきましたが、今回取り上げた方法を実践することで印象が良くなる可能性はアップします。しかし長年染みついてきた話し方を変えるというのは並大抵のことではありません。

意識しているうちは良いものの、会話が盛り上がってくるとついつい普段の自分に戻ってしまった、ということも少なくありません。そのような時は事前に自分の話し方の欠点を相手に伝えておくのもおすすめです。

『僕、興奮するとマシンガンのように話をしてしまう癖がありますけど、もし会話中にそのようになったらすみません』『私、人見知りなので話の中で表情が硬くなる時がありますけど決して〇〇さんのことが嫌いなわけではないので』といったことを最初に伝えておくことで相手も心の準備ができます。

もちろんこのような話し方の欠点は時間をかけてゆっくりと改善していく必要がありますが、相手に誤解を与えてしまうのが不安という方は参考にしてください。

相手を思いやる心があれば自分の話題と相手の話題のバランスも良好になり、会話が楽しくなること間違いなしです。ぜひ多くの人に好かれるような話し方をマスターしてみてくださいね!

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