2020年1月15日 | お役立ち情報
簡単・キレイ!上履き洗いのポイントと洗い方を解説
子どもが学校や幼稚園・保育園で毎日履く上履きは、毎週洗っていても週末にはとても汚れています。上履きの黒ずみ汚れは力を込めて洗ってもなかなか落ちなくて、困っているご家庭も多いのではないでしょうか。
この記事では、簡単できれいにできる上履き洗いのポイントと洗い方を解説します。子どもの上履き洗いに苦労されている方は、ぜひ参考にしてください。
上履きはなぜあんなに汚れるの?
この前洗ったばかりなのに、週末に持って帰った上履きはもう汚れていて、「なぜこんなに汚れるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?上履きは基本的に室内で履くものなので、あまり汚れないようなイメージがありますが、子どもが1日中履いているものなので外側も内側もすぐに汚れがたまってしまいます。
汚れの原因の1つが汗です。子どもは新陳代謝が活発なので、大人以上に汗をかきます。足の裏からも汗をかくため上履きに染み込んでしまい、汚れが蓄積しやすいのです。
また上履きは汚れだけでなくニオイも気になるものですが、汗や皮脂が雑菌のエサになり、蒸れた上履きの高温多湿の環境が雑菌を繁殖させやすいため、靴や足が臭くなってしまいます。
汗の他には土や泥汚れも上履きの汚れの原因です。上履きのまま外に出てしまったり、下駄箱で土がついたりして汚れてしまいます。
上履き洗いのポイント
子どもがいる家庭では、毎週末に子どもが持ち帰った上履き洗いに苦労している方も多いでしょう。上履きを洗うときのポイントをご紹介します。
つけ置き洗いする
上履きの頑固な汚れを落とすには、つけ置き洗いが効果的です。洗剤液にしばらくつけておくことで、汚れを浮かせて落としやすくする効果があります。バケツに40~50度のお湯を入れ、洗濯用洗剤を溶かしたら上履きを1~2時間つけておきましょう。汚れがひどいときは、洗剤と一緒に酸素系漂白剤を混ぜるとさらに効果的です。
上履きの汚れは衣類用の洗剤でも落ちますが、靴のつけ置き洗い専用の洗剤を利用すれば頑固な汚れも軽くこするだけでスッキリ落とせます。フマキラーの靴専用のつけ置き洗浄剤「シューズの気持ち つけピカ」は、上履きの汚れだけでなく気になるニオイも消臭して除菌までできます。
上履きや子どもの靴は定期的に洗うものなので、靴専用のつけ置き洗い洗剤があれば、家事の負担を減らすことができます。
洗剤はしっかり流す
上履きは真っ白に洗ってあげたいものですが、だんだん黄ばみが気になるようになってくるかもしれません。黄ばみは洗剤の洗い残しが変色したものです。上履きを洗った後に十分すすぎができていないと、洗剤が残ってしまって上履きが黄ばむ原因となってしまいます。黄ばみを防ぐためにも泡が出なくなるまで念入りにすすぎましょう。
立てかけて陰干しする
上履きの中まできれいに乾くように、かかとを下にして立てかけて陰干ししましょう。直射日光が当たる場所で乾かすと変色の原因になってしまいますので、日陰で風通しのいい場所に干してください。
上履きの洗い方
上履きをきれいに洗う簡単な方法を解説します。子どもが週末に上履きを持ち帰ったら、次の手順で洗いましょう。
用意するもの
まずは上履きを洗うために次のものを準備しましょう。
- 洗剤
上履き用洗剤や、衣類用洗剤、洗濯石鹸など、上履きを洗うときに使う洗剤を用意しましょう。
- 酸素系漂白剤
頑固な黒ずみを漂白する場合は、酸素系漂白剤を用意してください。
- バケツ
つけ置き洗いのために上履きが入るバケツを用意しましょう。
- 靴用ブラシ
上履きを洗うときに使います。細かい部分は使い古した歯ブラシを使うとよいでしょう。
- 洗濯ネット
上履きを洗濯機で脱水するなら、洗濯ネットを用意しておきましょう。靴専用の洗濯ネットを使えば洗濯槽への衝撃を和らげるので安心です。
1.ブラシで汚れを落とす
それでは上履きを洗う手順を解説します。上履きには泥やホコリなどの汚れがついていますので、最初にブラシで汚れを落としてください。靴底の溝にも汚れが詰まりますので、落としておきましょう。
2.つけ置き洗い
上履きの頑固な黒ずみ汚れは、ゴシゴシとこすり洗いをしても簡単には落ちません。そこで先ほどもご説明したように、つけ置き洗いが効果的です。バケツの中にぬるま湯とつけ置き専用の洗剤や衣類用洗剤を入れて洗浄液を作り、上履きを1~2時間つけておきましょう。つけ置きすることで汚れが浮いてきますので、汚れが落ちやすくなります。
3.ブラシでこすり洗い
洗浄液から上履きを取り出し、ブラシでこすり洗いをしましょう。つま先などは使わなくなった歯ブラシを利用すると洗いやすいです。
4.よくすすぐ
汚れが落ちたら水でよくすすぎましょう。すすぎ残しがあると黄ばみの原因になってしまいますので、十分にすすいでください。
5.陰干しする
すすぎ終わったら水気を切ってから風通しのいい場所で陰干しします。中までよく乾くように、かかとを下にして立てかけておきましょう。
上履きを洗濯機で洗うことはできるの?
「靴を洗濯機で洗えたら楽なのに」と考えたことはありませんか?しかし靴や洗濯機が傷まないか心配な方や、洋服を洗う洗濯機で靴を洗うことに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
実は靴を洗濯機で洗うことは可能です。靴用の洗濯ネットも販売されていますので、洗濯機で安心して洗えます。
靴用洗濯ネットとは
デリケートな衣類を洗濯するときに洗濯ネットを利用している方も多いでしょうが、靴専用の洗濯ネットも販売されています。靴専用のネットはボックス型やポーチ型などになっていて、周りはクッションが入っているので靴や洗濯機を傷めることなく安心して洗濯機で洗えます。
靴用洗濯ネットの価格は1,000円程度のものが多いですが、100円ショップでも販売されているところがあります。上履きだけでなくスニーカーにも使えますので、用意しておくと洗濯機で手軽に靴を洗濯できるでしょう。
コインランドリーでも靴を洗える
自宅の洗濯機で靴を洗うのは抵抗があるという方は、コインランドリーを利用する方法もあります。コインランドリーによっては、スニーカーランドリーという靴専用の洗濯機と乾燥機があり、上履き以外にもスニーカーなど洗えますので、靴を洗う手間を省きたい方におすすめです。
スニーカーランドリーの洗濯機内にはブラシがついていて、上履きやスニーカーの汚れもしっかり落としてくれます。1回で洗えるのは子どもの靴なら4足、大人の靴なら2足となっていますので、上履き以外の靴もまとめて洗えて便利です。
料金は洗濯が1回200円で所要時間は20分程度、乾燥機は20分で100円程度のコインランドリーが多いようです。自宅の洗濯機で洗うときと同じように、泥などは前もって落としてから洗いましょう。近くのコインランドリーにスニーカーランドリーが設置されていたら、利用してみてはいかがでしょうか。
洗濯機で上履きを洗う方法
上履きを洗濯機で洗えば、ブラシでゴシゴシこする手間が省けて楽に洗えるでしょう。洗濯機で上履きを洗う手順をご紹介します。
1.ブラシで汚れを落とす
手洗いするときと同じように、まずブラシで汚れを落とします。上履きの中や靴底に小石や砂が残らないようにしておきましょう。
2.汚れがひどい場合はつけ置きする
いきなり洗濯機で洗っても頑固な汚れは簡単に落ちません。汚れがひどいときは、洗濯機で洗う前につけ置きして汚れを浮かしておきましょう。1~2時間放置したら、簡単にすすいでおいてください。
3.靴専用ネットに入れて洗濯する
靴用の洗濯ネットに入れて標準コースで洗います。洗濯ネットに入れておけば、靴にも洗濯槽にも優しく洗えます。
4.陰干しする
脱水まで終わったら、手洗いしたときと同じように風通しがよい場所でかかとを下にして陰干ししましょう。
「シューズの気持ち つけピカ」で簡単に汚れ落とし&消臭・除菌
「シューズの気持ち つけピカ」は、上履きやスニーカー専用のつけ置き洗剤なので、つけ置きして軽くこするだけでしつこい汚れもきれいに落とせます。しかも消臭や除菌・抗菌効果もありますので、清潔に洗えて安心です。
先ほどもご説明したように、上履きは毎日履くものなので、足の裏からの汗がニオイの原因になってしまいます。靴が臭いと履くときに不快ですが、普段上履きは学校や園に置きっぱなしなので、洗ったときにしっかり消臭ケアをしておきましょう。また、汗から菌が繁殖しますが、つけピカは除菌・抗菌効果がありますので、バイ菌をしっかり除去してニオイの原因菌を抑制します。
子どもがいる家庭では、上履きだけでなく、外靴も汚れますので頻繁に靴を洗う必要があるでしょう。つけ置きするだけで楽に洗えて消臭・除菌ができる「シューズの気持ち つけピカ」を使って家族の靴を清潔に保つようにしてはいかがでしょうか。
まとめ
子どもには黒ずんだ上履きより白くきれいな上履きを履かせたいものですが、毎日履く上履きは汚れがどんどん蓄積されていきます。子どもが上履きをめったに持ち帰らなければ、ゴシゴシ洗っても汚れが落ちずに苦労している方も多いでしょう。
上履きは手洗いでも洗濯機を使って洗う場合でも、つけ置きしておくことで汚れが浮き上がり、落としやすくなります。これまで靴を洗う家事に苦労していた方も汚れを楽に落とせるようになるでしょう。
また、洗濯機で靴を洗う方法をご紹介しましたが、最近はコインランドリーが増えてきていますので、お近くのコインランドリーにシューズランドリーが設置されていないか確認してみてはいかがでしょうか?シューズランドリーは家庭用の洗濯機とは異なり、ブラシがしっかりと汚れを落としてくれますので、上履きだけでなく外履きも一緒にきれいにしましょう。
白さが戻った上履きは、子どもも履いていて気持ちがいいはずです。上履きは毎週末に忘れず持ち帰るようにさせて、いつもきれいで嫌なニオイもないきれいな上履きを履かせてあげましょう。