受験生の体調管理と感染対策。万全の体調で入試に備えよう

受験生の体調管理と感染対策。万全の体調で入試に備えよう

いよいよ本格的な受験シーズンが到来します。コロナ禍のなかで大切な時期を過ごすとあって、不安な思いを抱える受験生や保護者の方も多いのではないでしょうか。

新型コロナウイルスだけでなく、受験シーズンとなる冬場は風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなども流行しやすいため、体調管理や感染予防には細心の注意が求められます。特にこの時期はいろいろなことに対して気を張っているため、疲れやストレスもたまりがちです。感染予防や体調管理はもちろん、できるだけストレスを減らして万全の体調で入試を迎えたいものです。そこで今回は、受験生のための体調管理のポイントについて解説いたします。

体調管理のポイント

体調管理のポイント

受験生にとって冬場は、勉強に追い込みをかける大切な時期であるとともに、もっとも体調管理に気を配らなくてはならない時期でもあります。一生懸命勉強する我が子を応援したい、チカラになりたいと考える保護者の方も多いと思いますが、受験生の体調管理は家族みんなで取り組みたい課題です。

ここでは、保護者の方に知っておいていただきたい体調管理のポイントについてご紹介いたします。

季節ごとの注意点をおさえておく

たとえば冬から春へといった季節の変わり目は、とりわけ体調を崩しやすい時期です。一年を通して気をつけたい体調管理ですが、季節によって注意すべきポイントが異なります。まずは、受験本番を迎える冬から春にかけての注意点をご紹介いたします。

冬の注意点

冬は風邪やインフルエンザなど、さまざまな病気にかかりやすい季節です。これは、寒さで体温が下がり免疫力が落ちることがひとつの要因とされています。体が冷えると血行も悪くなり体調に悪影響を及ぼすおそれがあるので、体を冷やさないようにしましょう。

また、冬は空気が乾燥しているため、喉(のど)などを痛めやすく、肌荒れも起こしやすい季節です。空気の乾燥によって体から多くの水分が奪われるので、冬の体調管理ではこまめに水分を補給するのもポイントです。

冬から春にかけての注意点

冬から春になる季節の変わり目は、気温の寒暖差が大きな時期です。暖かくなったと思うと急に冷え込むこともある春先は、寒暖差の影響で体調を崩してしまう方もいるでしょう。さらに、2月頃から花粉が飛散しはじめるため、花粉症の方はその対策も欠かせません。

夏と秋の注意点も、続けてご紹介いたします。

夏の注意点

炎天下だけでなく、室内で過ごしていても要注意なのが熱中症です。暑いと感じたら冷房などで室温を下げ、こまめな水分補給を心がけましょう。

また、エアコンを効かせ過ぎると、外に出たときとの寒暖差で体調を崩すおそれがあります。エアコンは27~28℃を目安に設定し、冷気を直接肌に当てないようにしましょう。

秋の注意点

秋は、冬から春にかけての時期と同様、季節の変わり目にご注意ください。夏の暑さの余韻が残る時期で、寒さに対する備えができていないこともあり、つい体を冷やしてしまうおそれがあります。

季節ごとの特徴と注意点をあらかじめおさえて、受験生の体調管理に役立ててください。

体調の異変を見逃さない

風邪を長引かせないためには、ひきはじめの対処が肝心です。勉強をがんばるあまり、少しくらい調子が悪くてもつい無理をする受験生もいることでしょう。しかし、それが症状を悪化させてしまうケースもないとはいえません。

受験生を見守る親として、お子さんのちょっとした体調の変化を見逃さないようにしましょう。いつもよりも食欲がない、朝咳をしていた、鼻声になっているなど、子どもの体調の変化に気づいたら、早めのケアを心がけましょう。

プレッシャーを与えない

受験生のいるご家庭では、受験日が近づくにつれ不安や緊張感も増していきます。思ったように成績が上がらず、焦りや苛立ちを感じる受験生も多いのではないでしょうか。

そのようなお子さんに対して、「もっとがんばれ」などプレッシャーを与える声かけはNGです。また、親がピリピリしていると、それが無言のプレッシャーとなって子どもに伝わります。過度のプレッシャーは、子どもの体調面にも悪影響を及ぼすことがあります。できるだけプレッシャーを与えず、むしろ受験への不安をとり除くようにすることが大切です。

受験生は、学校でも家でも長時間勉強に集中しているため、気持ちを切り替えてリラックスする時間が必要です。受験生にとって家の中がリラックスできる場となるように、明るい雰囲気づくりを心がけましょう。

受験生の体調管理と感染対策

受験生の体調管理と感染対策

この時期に体調を崩してしまうと、集中力を欠いて勉強に身が入らないばかりか、症状が長引けば入試が受けられないという事態を招いてしまいます。特に気をつけたいのが、新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症です。空気感染(飛沫感染)や接触感染によってり患する恐れがあるため、人が多数集まる場所に出かけるときや、電車のつり革など多くの人が触れるものにさわったときは、その後のケアが重要です。

すでに新型コロナウイルスの感染対策として、マスクの着用や手洗い・消毒、うがいなどは徹底されていることと思いますが、改めて感染対策や受験生の体調管理についてチェックしてみましょう。

手洗い・うがい

ウイルスに感染している人が触れたものにさわると、自分の手にもウイルスが付着します。外出先から帰ったときは、手洗いやうがいを徹底しましょう。ウイルスが付いた手で目や口に触れたり、手づかみで食べ物を食べたりすると感染するリスクが高まります。食事の前や多くの人が触れるもの(電車のつり革、ドア、食堂のプレート、買い物かごなど)にさわったあとは、こまめに手洗いをするようにしましょう。

マスクの着用

受験生に限らず、ほとんどの人がマスクを着用して生活するようになっています。外出時はもちろん、多くの人が集まる場所では室内でも着用するほうが安心です。ウイルスの空気感染(飛沫感染)を防ぐだけでなく、ウイルスが付いた手でうっかり口に触れてしまうことを防ぐ効果もあります。また、寝るときにマスクを着用することで、喉や鼻の乾燥を防ぐといった効果も期待できます。

バランスのよい献立

バランスのよい献立

受験生の体調管理において、食事面への配慮は重要です。受験シーズンに限らず、健康のためにも1日3食、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。

育ち盛りの受験生は炭水化物やタンパク質、脂質を多く摂りがちですが、ご飯と肉や魚、野菜などバランスよく摂ることが大切です。果物や海藻などで、ビタミンやミネラルも補うようにしましょう。果物に多く含まれるビタミン類や、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌類には、免疫力を高める効果があります。

規則正しい生活

体調を整えるには、規則正しい生活を送ることが大切です。しかし、勉強の追い込みでつい夜更かしする習慣のある受験生もいるのではないでしょうか。寝る時間や起きる時間が不規則だと、眠りの質が悪くなるばかりか、朝起きてもご飯がなかなか食べられず、体調を崩してしまうおそれがあります。無理のない範囲で、規則正しい生活へとシフトチェンジしていくようにしましょう。

また、夜型の生活だと、試験当日に寝坊してしまったり、頭がフル回転できずに試験で実力を出し切れなかったりということにもなりかねません。夜型の場合、試験の1ヵ月くらい前からは朝型の生活に切り替えるようにしましょう。

室内の湿度を保つ

喉や鼻の乾燥を防ぐために加湿器で室内の湿度を上げるのも、冬の体調管理の重要ポイントです。ウイルスは、寒く乾燥している環境で繁殖しやすいとされているため、感染予防も期待できます。

普段よく触れるものを除菌

普段よく触れるものを除菌

ウイルスや菌は接触感染するおそれもあるので、お子さんが普段よく触れるものの除菌対策も欠かせません。毎日着ている学生服やコートなどにも、気づかないうちに外出先で菌やウイルスが付着しているかもしれません。

頻繁に洗濯できないこうした衣類におすすめなのが、フマキラーの「アルコール除菌プレミアム ウイルシャット衣類用 300ml」。ワンプッシュするだけで、衣類に付いた菌やウイルスを除去します。

教科書や筆記用具、バッグやパソコンなど普段よく使用する持ち物の除菌には、フマキラーの「アルコール除菌どこでもクリーナー 300ml」がおすすめです。洗剤成分を使用していないためベタつきがなく、身のまわりの持ち物を手軽に除菌できます。

ドアノブや手すり、電車のつり革など多くの人の手が触れるところには、菌やウイルスが付着するおそれがあります。気をつけて手を洗っても、洗い残しが心配という方もいるのではないでしょうか。

そのようなときは、フマキラーの「アルコール消毒プレミアム ウイルシャット手指用 400ml」がおすすめです。弱酸性アルコールの力で、幅広いウイルスや細菌を消毒。液体なので手指にサッと広がり、隅々にまで行き渡ります。保湿成分ヒアルロン酸Na配合で、手に潤いも与えます。

ウイルスや菌が繁殖しやすいこの時期は、食中毒のおそれもあります。そこで、お弁当対策としておすすめなのが、フマキラーの「食品用アルコール除菌フードキーパー 300ml」です。直接スプレーすることで食品の傷みを抑え、生鮮食品の鮮度を保ちます。100%食品成分でお口に入っても安心です。もちろん、お弁当箱やお箸などにもお使いいただけます。

家族みんなで体調管理と感染対策の徹底を!

受験生にとって、この時期の体調管理はとても重要です。特に昨今は、感染対策にも万全の備えが求められます。

無理をして体調を崩すと免疫力が低下する可能性もあるため、規則正しい生活や栄養バランスのとれた食事などを心がけ、常に健康状態を保つよう配慮しましょう。受験生はもちろん、保護者ほか家族の方々も体調管理や感染対策を徹底して、万全の体調でその日を迎えてください。

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。

こちらの記事もオススメです!