2019年3月5日 | お役立ち情報
一人暮らしの新生活に必要なものリスト。やらなければならないことも合わせて紹介!
新生活がスタートする4月、大学生や新社会人となって念願の一人暮らしをはじめる人も、仕事の関係で急に一人暮らしをすることになった人も多いのではないでしょうか?
はじめて一人暮らしをする人にとっては、ワクワクする気持ちとともに、「いろいろと準備するモノはあるけれど、いったい何を買いそろえればいいの?」と戸惑いの声も少なくありません。そこで今回は、一人暮らしをはじめる上で最低限必要なモノや、選ぶときのポイントなどについて紹介いたします。
必要品をそろえるときに注意したいポイント!
一人暮らしにはアレもコレも必要…とあわてて買いそろえると、サイズが合わなかったり、必要のないモノまで買ってしまったり、思わぬミスをしてしまいがちです。そこでまずは部屋の広さをしっかりと把握した上で、自分の生活スタイルにとって本当に必要なモノを見定める必要があります。
暮らしはじめた様子をイメージしてみましょう!
モノを買いそろえる前に、実際に暮らしている様子をイメージしてみましょう。寝るときは布団派かベッド派か?ご飯を食べるときはテーブル派かちゃぶ台(ローテーブル)派か?はたまた自炊をするかしないか?洗濯は?掃除は?と一人暮らしの様子を具体的にイメージすることで、本当に必要なモノが見えてきます。
最低限必要なモノから少しずつ足していく
実際に暮らしてみないことにはどんなふうに生活するか分からない…。そんなときは、はじめは生活に最低限必要なモノだけそろえて、少しずつ買い足していくのがおすすめです。
<一人暮らしに最低限必要なモノ>
- 寝具
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- アイロン(アイロン台)
- 電子レンジ
- カーテン
など
実際に暮らしてみると本当に必要なモノが見えてきますし、引っ越しでお金がかかるため、モノにはあまり予算をかけられない人にとっても、こうした買い方がおすすめです。
大物の「家具」や「寝具」は、部屋のレイアウトを決定する重要なアイテム
パソコンなどを作業する際のデスクや、ベッドなどは、部屋の面積の大半を占めるため、サイズはもちろん、使い勝手の良さも考えて購入したいもの。
たとえばデスクの場合、食事用としても使えるモノを選んだり、ベッドの場合、収納スペースが付いているモノを選んだり。あるいはデスクよりもテーブルという人には、冬場はこたつとしても使えるタイプを選ぶと部屋の省スペース化にもつながります。
また、ベッドやテーブルなど脚のあるモノの場合、フローリングに直接置くとキズや凹みをつけてしまう恐れがあるため、カーペットを敷いたり、保護シールなどを貼ることをおすすめします。
引っ越しあるある?部屋が外から丸見え!
引っ越しの荷物を運んでホッとひといき。夜になって、部屋が外から丸見えであることに気づき、ダンボールなどで窓をふさいだ経験のある人もいるのではないでしょうか。ついついカーテンのことを忘れてしまうのは、「引っ越しあるある」の定番と言えます。
お金がかかる「家電」は、一人暮らしに合ったサイズや機能で納得の一品を
必要品の中でも高額なのが「家電」です。冷蔵庫や洗濯機など最新機種だと10万円以上するモノも少なくありません。もちろん、容量の小さい一人暮らし用なら、ぐっとお手頃価格のモノが見つかるはず。ここでは、一人暮らし用として購入する際のポイントをそれぞれの家電について紹介していきます。
冷蔵庫
冷蔵庫は容量の大きさや省エネ性能などによって金額も大きく変わってきます。一人暮らしの場合でも、飲み物のほかに食材や食べ残した料理なども保存することを考えると、容量は120Lくらいがベスト。夏場のことも考えて冷凍庫付きがおすすめです。
ワンルームの場合、冷蔵庫をおさめるスペースがあらかじめ確保されていることがあるので、そのスペースに入るようにサイズをしっかり計っておきましょう。特に壁の下のほうには巾木が付いていることが多いので、その部分で計測するようにしましょう。
洗濯機
洗濯機も容量の大きさや省エネ性能、2槽式や全自動式、乾燥機付きなどいろんなタイプが出ています。一人暮らしにおすすめの容量は一般に4~5kg。2槽式より全自動式のほうが横にスペースをとらず、手間もかからずおすすめです。さらに、乾燥機付きなら雨の日はもちろん、車の排ガスや花粉などが気になるという人も安心です。
電子レンジ
自炊をしない人にとっても、電子レンジはあったら便利なアイテムです。スーパーのおそう菜やコンビニ弁当の温め直しや、冷凍のレトルト食品なども手軽にチンして食べられます。
掃除機
一人暮らしのスペースなら、場所をとらない小型の掃除機やスティックタイプの掃除機がおすすめです。運転時間の長さに比例して金額も高くなっていきますが、一人暮らしの部屋であれば10~15分稼働すれば十分ですから、その分価格をおさえることができます。
また、キャニスタータイプの掃除機は収納場所が必要ですが、壁際にスッキリと立てかけて置けるスティックタイプの掃除機は、見た目にもおしゃれなモノが多くサッと使えて便利です。
炊飯器
自炊をする人にとって炊飯器は欠かせないアイテム。特にたくさん食べる育ち盛りの学生さんたちにとっては、炊飯器の優先度も高いのではないでしょうか。1合炊き~1升炊きまでさまざまなサイズがありますが、一人暮らしの場合は3合炊きが人気のようです。
ちなみにご飯1合は茶わんで約2杯分。3合炊きはそれ×3ですから一度に計6杯分を炊くことができます。食べきれない分は小分けにして冷凍保存しておくと、電子レンジでチンするだけでご飯を用意できるので便利です。
食費節約のためにも、そろえておきたいキッチンまわりのアイテム
食費を節約するなら断然「自炊」がお得です。続いて、調理する上で必要なアイテムを紹介していきます。
コンロ
引っ越し先に備え付けられてない場合もあり、そんなときはガスコンロが必要になります。自炊する人はもちろん、しない人にとってもコーヒーやカップ麺用にお湯が沸かせたり何かと便利。自炊する場合は2口以上のタイプがおすすめです。
やかん・湯沸かしポット
お湯を沸かすには当然やかんも必要ですが、自炊はしないし、ガスコンロも必要ないという人には電気ポットがおすすめです。高い出力で少量のお湯をサッと沸かせることができるので、まさに一人暮らしにおいて重宝するアイテムのひとつです。
フライパン
積極的に料理をする場合、直径20cm以上のある程度の大きさのものがおすすめです。大きさに余裕があると、炒め物の際に具材がこぼれる心配も少なくすみます。なかには、フタがセットになった蒸し料理などに便利なモノも。また、表面がフッ素加工されているモノは、焦げ付きにくいので料理の失敗も少なく、手入れがラクといったメリットがあります。
鍋
一人暮らし料理の定番とも言えるパスタやインスタントの袋麺などに鍋は必需品です。直径・深さともに15cm以上あるモノを選びましょう。フタが付いていると効率よく湯沸かしできます。柄が付いた鍋は、湯切りや器に移し替えるときに便利。パスタを本格的にゆでるなら専用の深い鍋がおすすめです。
包丁
野菜や果物を切ったり剥いたり、肉を切ったり魚を下ろしたり、プロの場合は目的によって選ぶ包丁もそれぞれですが、一人暮らしの場合、まずは「三徳包丁」を用意しましょう。別名「万能包丁」とも言われ、その名の通り広い用途で使うことができます。ステンレスのモノを選ぶとお手入れがラクですし、いっしょに簡易に使える研ぎ器も用意しておくと便利です。
まな板
包丁とくれば、まな板ですが、よほどのこだわりがない限りは衛生的でお手入れしやすいプラスチック製のモノがおすすめです。
食器類
ご飯茶わんに汁わん、平皿、小皿、大皿、どんぶりなどを一通りそろえておくと何かと便利です。また、箸、フォーク、スプーンや、グラス類などもそろえておきましょう。
その他
料理の残り物や、缶詰のコーンなど一度に使い切れない分を保存するのにぜひ持っておきたいのが密閉できるプラスチックの保存容器です。レンジにかけられるモノも含め、サイズ違いでいくつか持っておくと便利です。
お風呂で使うモノ、洗濯で必要なモノなど、その他そろえておきたい生活用品
存在感のある家具や家電に比べて、ついつい後回しになってしまい、使うときになって「あっ!」と気づくモノも少なくありません。ここでは、意外と忘れがちなモノも含めて紹介いたします。
お風呂のフタ・イス・洗面器など
ワンルームタイプのマンションやアパートだとユニットバスが主流ですが、築年数が古い物件や部屋数が多い物件では、お風呂とトイレが別々になっていることがあります。お風呂が追い炊き式の場合、お風呂のフタが欠かせないため、浴槽のサイズに合わせて用意しましょう。
また、お風呂で使用するイスや洗面器なども合わせて用意しておきましょう。
トイレのブラシなど
トイレの便器などを掃除するブラシや、トイレが詰まったときに必要なラバーカップ(スッポンのこと)もあると便利です。
物干しざお・物干しピン
ぽかぽかと天気のいい日には、やっぱりお日さまのもとで洗濯物を干したいもの。そこで、物干しざおや物干しピンも用意しておきましょう。
こちらもお忘れなく!引っ越したらやらなければならいこと
引っ越して住所が変わると、役所などでさまざまな手続きが必要となります。また、そうした情報を得るためにも引っ越したらまず行いたいモノまで各種手続きを確認してみましょう。
ネット環境
引っ越ししたら電話線の工事…は、昭和の時代の話でしょうか。携帯電話やスマートフォンが主流の今、引っ越し前に確認しておきたいのはネット環境です。最近ではWi-Fi環境が整った物件が増えていますが、そうでない場合も事前に確認しておくことで、契約までの流れをスムーズに行うことができます。
役所で行う手続き
引っ越しにともない役所ではさまざまな手続きが必要となります。
- 転入届
- 転居届(住民票の移動)
- 国民年金の住所変更
- マイナンバーの住所変更
- 国民健康保険の住所変更
など
警察署で行う手続き
住所が変わったときは、運転免許証も住所変更の手続きが必要となります。
自分の生活に合った「いいモノ」を選んで、新生活を快適にスタートさせましょう!
引っ越し当日まで余裕を持って行動しているつもりでも、送別会やら何やらで直前までバタバタと忙しいもの。時間がないからと慌てて行動すると、あとで後悔することも…。
家電量販店などでは「新生活応援」と銘をうち、一人暮らしに最低限必要なアイテムをお得にセット販売していて、あれこれ見て回る時間がない人にはおすすめと言えそうです。
また、引っ越し先の商店街をまわって必要なモノをそろえていくのも引っ越しの楽しみのひとつ。慌てず、無理せず、必要ないいモノをそろえて、新生活をエンジョイしてください。