2019年2月15日 | お役立ち情報
社会人に必要なものまとめ。必需品を準備して社会人デビューしよう!
4月からいよいよ社会人デビューする皆さんは、記念すべき出社日に向けて着々と準備を進めている頃かと思います。でも、具体的に何を準備すればいいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、社会人としてスタートからつまずかないよう、おさらいの意味を含めて入社までに準備しておきたいものから、あると便利なものまで細かく紹介していきます。
まずは見た目!スーツや革靴でキメて、気分をいっきに社会人モードに!
就活用に購入したスーツに身を包み、急に大人の仲間入りをしたと感じた人も多いのではないでしょうか?入社後は会社の一員として、社内外たくさんの人たちに顔を覚えてもらう立場として、「身だしなみ」はもっとも気を配りたいポイント。
身にまとうスーツやシャツから、腕時計、名刺入れなどのビジネスアイテムまで、社会人にふさわしいものを紹介していきます。
[スーツ]
社会人の身だしなみ、において、大きな割合を占めるのがスーツです。ビジネスマンの勝負服としても自分の身の丈に合ったスーツを格好良く着こなせるようになりたいものですね。新社会人のスーツ選びにおいては、“若者らしい清潔感のある装い”をテーマに、TPOに合わせて素材やカラーを選ぶことがポイント。相手に好印象を与えることで、仕事や人間関係も円滑に進むようになります。
<男性>
男性のスーツには大きくシングルとダブルの2種類がありますが、新社会人は迷わずシングルスーツの2つボタンを選びましょう。色は、無地の濃紺や濃いグレーが無難。柄モノを選ぶのであれば、濃紺やグレーに細いストライプが入ったものがおすすめです
<女性>
女性のスーツの場合、スカートかパンツかで悩まれる人も多いのではないでしょうか。特にどちらがいい悪いということもないので、ご自分の好みで選ぶとよいでしょう。色は黒、濃紺、濃いグレーが無難。柄モノの場合、細いストライプが入ったものがおすすめです。
[シャツ]
しっかりとアイロンがけされたシャツに袖を通すのは、なんとも気分がいいものです。ピシッとした清潔感のある胸元で、相手に好印象を与えましょう。
<男性>
男性のワイシャツはネクタイの結び方に合わせてさまざまなカラー(襟の)タイプがありますが、ビジネスの定番としてまずはレギュラーカラーをおさえておきましょう。ネクタイの結び目を大きく見せるときにはワイドカラーがおすすめ。
ノーネクタイで着ても襟のカタチがくずれないボタンダウンは、クールビスなどの期間にあると便利な一着です。
また、毎日着るワイシャツは洗濯のサイクルを考えても月~金まで5着はそろえておきたいもの。ワイシャツの色は基本の白を多めに、スーツの色に合わせてうすいブルーやグレーをチョイスするのもおすすめです。
<女性>
女性のシャツは、定番のレギュラーカラー(襟)や、リボンやフリルのついた女性らしいデザインがあります。色はやはり基本の白を多めに、スーツの色に合わせてうすいブルーやピンクチョイスするのもおすすめです。
[ネクタイ]
男性の装いでは「ネクタイ」選びも重要なポイントとなります。大胆な柄や明るすぎるカラーは避け、清潔感や誠実さが伝わる色・柄を選びましょう。
まずは、紺やエンジをベースにした定番の「ストライプ柄」や「小紋柄」などがおすすめです。スーツの色が紺ならエンジか紺より明るい青系のネクタイを、スーツがグレーなら紺やエンジを合わせるとコーディネートしやすいでしょう。
大人の身だしなみとして2~3本は持っておきたいもの。定番をおさえたら、若者らしく少し明るい色に挑戦してみるのもいいでしょう。
[靴]
「オシャレの基本は足元から」という言葉があるように、「靴」は身だしなみにおいて重要なポイントです。新品の状態では革がかたく靴ずれしやすいので、普段から履いて足に慣らしておきましょう。
また、2足そろえて交互に履くことで、靴を長持ちさせることができます。
<男性>
男性の革靴にはさまざまなデザインのものがありますが、ビジネスでは「プレーントゥ」か「ストレートチップ」であれば間違いありません。
色はスーツに合わせて、濃紺やダークグレーのスーツには黒の革靴を、明るいグレーのスーツには茶色の革靴がおすすめ。このときベルトを革靴と同系の色にするのが着こなしのポイントです。
<女性>
女性の場合、定番は黒のパンプスで、デザインは「プレーン」と「ストラップ」の2タイプがあります。はじめてパンプスを履く人には、甲やくるぶしにストラップがついたタイプがおすすめ。
プレーンタイプは脱げないように注意が必要ですが、ストラップタイプならその心配がいりません。また、ヒールが3~5cmあればスタイルもよく見えますし、安定感のある太めのヒールを選ぶと疲れを軽減できます。
[靴下・ストッキング]
ビジネスでは、靴下は黒が常識です。少し幅をもたせるならスーツと同系(スーツが紺なら紺、スーツがグレーならグレー)の靴下を選びましょう。白や明るい色の靴下は学生のような印象となるため避けましょう。
女性のストッキングは、ベージュが無難です。黒のストッキングは「お葬式」を連想させたり、暗い印象を与える恐れがあるためおすすめできません。
服装に続いて、新社会人にふさわしい「カバン」や「腕時計」を紹介!
教科書から書類へ、学生時代とはカバンの中身も変わってきます。会社の資料や契約書など重要書類を入れるのにふさわしい「カバン」を用意しましょう。また、社会人は時間の管理がとても重要となるため、「腕時計」も必須アイテムと言えます。
[カバン]
社会人として初めて買うカバンは、書類などのA4サイズが折らずに収納できる「ブリーフケース」がおすすめです。最近流行りのトートタイプは、少しくだけた印象ですし、リュックやメッセンジャーバッグなどはビジネス向けとは言えません。
ブリーフケースには、しっかりとした革を使用したモノと、ソフトレザーやナイロンを使用したやわらかい風合いのモノがありますが、初めてのカバンには前者がおすすめ。しっかりとした革で、床に置いたときに自立するので、名刺交換のときなどにも便利です。色は迷わず黒を選びましょう。
女性の場合も、基本的にはA4サイズがすっきりおさまる黒の「ブリーフケース」がおすすめです。
[腕時計]
最近ではスマートフォンで時刻を確認する人が増えていますが、ビジネスでは腕時計をしないとルーズな印象に映ります。また、腕時計は着けている人のセンスが見てとれ、「いい時計していますね」など会話のきっかけにもなるため、よく吟味して選びたいアイテムのひとつです。
デジタルやダイバーズ式はカジュアルな印象を与える可能性があります。また、必要以上に高価なモノはマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。
値段は1万円前後~3万円くらいを目安に、新社会人としてセンスある1本を選びましょう。
文字盤が白く、すっきりとしたデザインの腕時計は、時刻もはっきりとわかりやすく、相手にも清潔な印象を与えられるのでおすすめです。シンプルな中にもどこかこだわりが感じられる、そんな愛着のわく1本を選ぶといいでしょう。
毎日使うモノから、社会人として持っておきたいビジネス用品はこちら!
社会人になると一人ひとり「名刺」を持つようになりますから、「名刺入れ」を用意しておきましょう。「手帳」「ペン」「ペン入れ」などは学生時代からお使いのモノがあると思いますが、それがビジネスにふさわしいモノかどうか考えてみましょう。また、会社では書類を提出する機会が多いので、自分用の「印鑑」をつくっておくといいでしょう。
[名刺入れ]
お客様に名刺を差し出すとき名刺を取り出す「名刺入れ」。革製や布製、アルミやスチールの金属製、プラスチック(PP製)製、なかには木製などの凝ったモノまでありますが、新社会人として初めて買うならやはり定番の革製がおすすめです。
名刺は社会人の“顔”ともいわれ、差し出す名刺は自分の顔、いただく名刺は相手の顔を意味します。その名刺をしまっておくわけですから多少高級感のあるモノを選びましょう。
また、選ぶときは、実際に名刺を取り出す場面を想定しながら「(名刺の)取り出しやすさ」もチェックしておきましょう。
[手帳]
学生時代から手帳を使われている人も多いと思いますが、社会人はとにかく「スケジュール管理」が重要となるため、スケジュール帳がついた「ビジネス手帳」を用意しましょう。
ビジネスでは1日の業務はもちろん、長期にわたるプロジェクトもあります。そのため、手帳のスケジュール欄も「1日ごと」に予定を細かく書き込めるモノから、「週ごと」「月ごと」で予定が見やすいモノまでさまざま。使いやすさは人それぞれのため、よく考えて自分に合ったモノを選びましょう。
[ペン]
ビジネスマンの筆記具として、「万年筆」か「高級ボールペン」かで迷われている人もいるのではないでしょうか?どちらも正解ですが、万年筆はインク補充の手間があることを考え、高級ボールペンを選ばれる人が多いようです。
社内のデスクでは100円前後のボールペンで十分ですが、お客様の前でメモをとるときや、スーツの胸ポケットにさしたとき、ある程度の高級感は欠かせません。
見た目のデザインや、持ったときの感触、書き味のなめらかさなど、自分のこだわりの1本を見つけましょう。
[ペン入れ]
打ち合わせで使用するこだわりのボールペンのほかにも、カラーボールペンやシャープペン、消しゴム、スケール、修正液などを持ち合わせていると何かと便利。そこで必要となるのが「ペン入れ」です。
デキるビジネスマンを印象づけるスマートなタイプから、たっぷり収納できる大容量タイプ、最近ではデスク使いに便利な自立するタイプなども人気です。
打ち合わせなどに持ち歩くなら断然スマートなタイプがおすすめ。手帳の色などとコーディネートされているとさらに好印象です。
[印鑑・朱肉]
社会人になると何かと書類の提出が多くなるもの。そこで準備しておきたいのが、自分用の「印鑑」です。朱肉とセットで用意しておくと便利です。
顔のテカリ、口臭、汗のニオイはNG!エチケットに努めて会う人にいい印象を。
スーツなどはキマっているのに、近づいたら口臭や汗のニオイが…。こんなことにならないように、毎日のエチケットとして持っておきたいものを紹介します。
[ハンカチ]
社会人に限らず、「ハンカチ」はエチケットとして持っておきたいもの。色や柄もビジネスに合う落ち着いたモノを選びましょう。
[油とり紙]
これから人に会うというのに鼻のあたまが油でテカテカ…。こんなとき「油とり紙」を持っておくと便利です。
[携帯歯ブラシ]
口臭は意外と自分では気づかないもの。昼食を食べたらきちんと歯を磨く習慣をつけましょう。
[汗拭きシート・デオドラント]
襟や脇の下など、汗のニオイはマイナスポイント。汗拭きシートやスプレー式のデオドラントで、不快なニオイを解消しましょう。
いざというとき、あると便利なアイテムを紹介!
突然の雨やちょっとしたトラブルにも、持っておけば落ち着いて対処できます。
[折り畳み傘]
突然の雨に備えて持っておきたい「折り畳み傘」。自分はもちろん、大切な書類をぬらさないように、カバンからサッと取り出せるとスマートです。もちろん、スーツに合う落ち着いたデザインのモノを選びましょう。
[ばんそうこう]
慣れない革靴で靴擦れをする人も少なくありません。その応急処置や、その他のちょっとしたケガに数枚持っておくと便利です。
[裁縫道具]
スーツやシャツのボタンがとれかかっている…。見ている側も気になります。そんなときにサッと直せれば、仕事にも集中できますね。
会う人を不快な気持ちにさせない、センスのいいアイテムといっしょに気持ちよく出社しましょう!
社会人の身だしなみは、自分がオシャレをたのしむという意識よりも、お客様や上司など自分に会った相手を不快な気持ちにさせないことを最優先に考える。このポイントをしっかりおさえて、センスのいいアイテムをそろえましょう。
持っている(身につけている)だけで気分がよく、会話のキッカケにもなる、そんなセンスのいいアイテムといっしょに毎日気持ちよく出社しましょう。