2022年4月20日 | お役立ち情報
お花見弁当を作ろう!初心者必見のレシピや作り方のポイントを解説
春になると、毎年お花見が楽しみという方が多いのではないでしょうか。美しい桜を眺めながら食べるお弁当は格別です。
今回は、お花見弁当のレシピや詰め方のポイントなどをご紹介いたします。満開の桜に似合う華やかなお弁当を作って、春のイベントを楽しみましょう。
お花見弁当のレシピ
お花見弁当には、春を思わせる彩りや春らしい食材がおすすめです。ふたを開けたときにワクワクするようなお花見弁当のレシピをご紹介いたします。
カラフルおにぎり
お花見弁当には、食べやすいおにぎりがおすすめです。春らしさが感じられるカラフルな具材を混ぜ込み、海苔を巻かずに色彩を楽しめるおにぎりを作ってみませんか。なかでもピンクや緑は桜を思わせる色なので、お花見弁当にぴったりです。
今回は、「桜おにぎり」「菜の花おにぎり」「春キャベツとベーコンのおにぎり」の3つをご紹介いたします。
材料
- ごはん
【桜おにぎり】
- 桜の塩漬け…適量(おにぎり1個に1つ)
- 白ごま…少々
【菜の花おにぎり】
- 菜の花…1本
- しょうゆ…少々
- 白ごま…少々
【春キャベツとベーコンのおにぎり】
- 春キャベツ…1枚
- ベーコン…1枚
- 塩コショウ…少々
作り方
- 桜の塩漬けは水洗いして塩気を抜き、水気を切っておきます。
- ラップの上に1を置き、白ごまを混ぜたご飯をのせて丸く握ります。
- 菜の花は茹でて粗みじん切りにしたら、しょうゆをまぶしておきます。
- ご飯に白ごまと3を混ぜ込み、ラップで丸く握ります。
- 春キャベツは粗みじん切り、ベーコンは千切りにします。
- 耐熱皿に5を入れて塩コショウしたら、しんなりするまで電子レンジで1分程度加熱します。
- ご飯に6を混ぜ込み、ラップで丸く握ります。
ロールサンド
お花見弁当には、みんなでつまみやすいロールサンドもおすすめです。お好みの具材をのせてクルッと巻くだけなので、簡単に作れます。半分に切っておけば、一口サイズで食べやすいうえに断面が見えて華やかです。今回は、「ハムときゅうりのロールサンド」「卵のロールサンド」の2種類のレシピをご紹介いたします。
材料
サンドイッチ用の食パン…4枚
【ハムときゅうりのロールサンド】
- ハム…2枚
- きゅうり…1/2本
- マヨネーズ…適量
【卵のロールサンド】
- 卵…1個
- マヨネーズ…適量
- パセリ…少々
作り方
- パンを綿棒などで薄く伸ばしておきます。(巻きやすくするため)
- きゅうりを千切りにします。
- パン2枚にマヨネーズを塗り、ハムと2をのせて巻けば「ハムときゅうりのロールサンド」の完成です。
- ゆで卵を作り、つぶしてマヨネーズとパセリを混ぜます。
- パン2枚に4をのせて巻けば「卵のロールサンドの完成です。
- 半分に切る場合は、1時間ほどなじませてから斜めに切りましょう。
野菜の肉巻き
肉と野菜を一度に食べられる「野菜の肉巻き」は、野菜が苦手なお子さんでも食べやすいでしょう。野菜の彩りを考えて巻けば、断面が華やかでお花見弁当にぴったりです。
材料
- 豚肉薄切り…200g
- にんじん…1/2本
- いんげん…10本
- 焼肉のたれ…大さじ3
作り方
- にんじんを5mm角の細切りにします。
- いんげんはへたを切り落とし、筋を取り除いて半分に切って茹でます
- 豚肉を広げてにんじんといんげんを巻きます。
- フライパンに油を引いて熱し、巻き終わりの部分が下になるように入れます。全体に焼き目がついたら蓋をして弱火で3分蒸し焼きにします。
- 焼肉のたれを加えてからめます。
- 斜めに半分に切ります。
たけのこのフリット
春の訪れを感じさせるたけのこは、3月から5月が旬です。お花見のころがちょうどおいしい季節なので、桜を観賞しながらたけのこのおかずで春を満喫しましょう。
材料
- たけのこ…中サイズ1本
- 卵白…1個分
- 小麦粉…大さじ2
- 片栗粉…大さじ2
- 塩…少々
- 油…小さじ2
【下準備】
- 米ぬか
- 赤唐辛子
下準備
生のたけのこは、あく抜きが必要です。まずは下準備しましょう。
- たけのこをよく洗ったら、穂先を斜めに切り落とし、皮に縦に切れ目を入れます。
- 鍋にたっぷりの水と米ぬか、赤唐辛子を入れ、中火で1時間程度茹でます。途中で水が減ってきたら足してください。
- 竹串を根元に刺して、すんなり刺されば火から下ろして冷ましましょう。
- 冷めたら流水で洗い、切れ込みから皮を剥きます。これで下準備は完了です。
作り方
- たけのこを一口大に切り、クッキングペーパーで水気を拭き取ります。
- 卵白に塩を入れて角が立つまで泡立てたら、小麦粉・片栗粉・サラダ油を入れてさっくりと混ぜます。
- 2にたけのこを入れます。
- フライパンに油を入れて熱し、3を揚げます。
お花見弁当の詰め方のポイント
お花見弁当は、詰め方にもこだわりましょう。きれいに詰めると華やかなお弁当になり、目でも楽しめます。みんなで食べやすいように、取りやすさも考えて詰めましょう。
色合いを考える
子どもに人気のおかずを詰めると、唐揚げやハンバーグなど茶色なものばかりになりがちです。春の華やかさが感じられる色合いになるよう、お花見弁当には3色以上使うようにしてはいかがでしょうか。春らしい色の食材には次のようなものがあります。
- ピンク…桜の塩漬け、桜でんぶ、ハム
- 緑…菜の花、枝豆、グリーンピース、アスパラガス、ブロッコリー
- 黄…卵、パプリカ、さつまいも、かぼちゃ
お弁当箱に詰めるときは、同じ色が隣り合わないように工夫すると彩りがよくなります。
大きなおかずを先に詰める
きれいに仕上げるためには、大きなおかずから先に詰めるのがコツです。大きなおかずを詰めてから、空いたスペースを小さなもので埋めましょう。余分なスペースが生まれないので、偏りを防げます。
断面を見せる
断面が見えるように詰めると、春らしく華やかになります。たとえば「おにぎらず」は半分にカットして、断面が見えるように詰めましょう。また、お揚げの口を上にした「オープンいなり寿司」は、具材が見えるので華やかな印象になります。野菜の肉巻きなどは、半分にカットして断面が見えるように詰めると、お弁当が彩り豊かになるでしょう。
ピックをさしておく
一口サイズのおかずは、ピックをさしておくのもおすすめです。箸を使わずにそのまま片手で食べられるので、みんなでお弁当を囲むときも気軽につまみやすいでしょう。
桜のモチーフを入れる
お花見弁当には、春を感じさせるひと手間を加えてみてはいかがでしょうか。たとえば桜の型抜きを使って、ハムやにんじんを桜型に。お弁当に散らしておくと、お花見らしさをプラスできます。
おかずをカップに入れておく
取り分けにくいおかずは、1人分ずつカップに入れておくと扱いやすくなります。お弁当用のカップにはさまざまな大きさや深さのものがありますので、おかずに合わせて選びましょう。
お花見弁当におすすめの弁当箱
お花見弁当は、弁当箱にもこだわってみませんか。お花見弁当がよりおいしく見える弁当箱をご紹介いたします。
曲げわっぱ弁当箱
白木の曲げわっぱは、ナチュラルな風合いと木の香りが特徴で、お花見弁当にぴったりです。通気性がよいためご飯が蒸れず、時間がたってもおいしく食べられます。ただし、揚げ物などは油がシミになることがありますので、キッチンペーパーなどで吸い取ってから入れましょう。おかずカップを利用したり、オーブン用シートを敷いたりするのもおすすめです。
重箱
大人数のお弁当を作るなら、重箱に詰めるのがよいでしょう。おにぎりの段、おかずの段と分けやすいため、きれいに詰められます。
紙製のランチボックス
紙製のランチボックスなら、食後は折りたたんで持ち帰り可能。荷物を減らせるうえに使用後は処分できるので、自宅での後片付けも簡単です。
お花見弁当を作る際のポイント
お花見弁当を作るときに、注意しておきたいポイントがあります。初心者の方は、次のことに気をつけましょう。
前日から下準備しておく
お花見弁当を作るのは時間がかかるため、できるだけ前日から下準備しておきましょう。下準備ができていれば、当日の朝は「焼くだけ」「揚げるだけ」で済むのでスムーズです。前日に用意できるおかずは作っておき、当日は温め直すだけにしておけば、お弁当作りにかかる時間をずいぶん短縮できます。
汁気のあるものは避ける
汁気のあるものは他のおかずに味が混ざったり、汁がもれ出たりする場合があります。加えて水分の多いものは細菌が増えて傷みやすいというデメリットもあるため、できるだけ避けた方がよいでしょう。入れる場合は、しっかりと汁気を切ってください。
味は濃いめにしておく
冷めたおかずは味が薄く感じるため、普段料理するときより少し濃いめに味つけしておきましょう。濃いめの味付けには、傷みにくいというメリットもあります。
取り皿などを用意しておく
大きなお弁当箱に詰めて取り分けて食べるのであれば、人数分の取り皿があると便利です。箸と一緒に用意しておきましょう。
食品用アルコールスプレーでお弁当の傷みを抑えよう
お弁当は作ってから食べるまでに時間が空くため、傷まないように注意しましょう。フマキラー「食品用アルコール除菌フードキーパー」なら、食品に直接スプレーするだけ。アルコールとGSE(グレープフルーツ種子エキス)、有機酸の力で細菌・ウイルスを99.99%除去します。食品の傷みを抑えて鮮度をキープできるので、お弁当にスプレーしておくと安心です。
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まとめ
お花見弁当は、おいしさだけでなく彩りの美しさまで考えて作ると華やかになります。みんなで取り分けて食べる場合は、食べやすさも考えて詰めるとよいでしょう。
桜の塩漬けや菜の花、たけのこなど、春を感じさせる食材を使うと、よりお花見を満喫できます。満開の桜が楽しめる時期には、ぜひお花見弁当を持って桜の季節を堪能してください。