リモートワークができるおすすめの場所はどこ?Wi-Fiがつながる都内の公園も紹介

リモートワークができるおすすめの場所はどこ?Wi-Fiがつながる都内の公園も紹介

リモートワークを導入する企業が増え、自宅で仕事をする日が増えた方も多いのではないでしょうか。しかし、「家族がいるので集中できない」「オンオフの切り替えをつけにくい」などの理由で、自宅での仕事がはかどらない人も少なくないようです。

今回は、自宅以外でリモートワークのできるおすすめの場所をご紹介いたします。さらに、Wi-Fiがつながる都内の公園もご案内いたしますので、密を避けるためにも天気のよい日は屋外で仕事をしてみてはいかがでしょうか。

自宅でリモートワークするメリット・デメリット

リモートワークの場所として、もっとも多いのは自宅だと思われます。まずは自宅でリモートワークするメリットとデメリットについて確認しましょう。

自宅でリモートワークするメリット

最大のメリットは、通勤時間が必要ないことです。片道1時間かかっていた方は、これまで通勤に充てていた往復2時間を有効活用できます。通勤ラッシュからも解放され、始業前からクタクタということもありません。
また、自宅で仕事ができれば育児中や介護中の方もより働きやすくなり、仕事とプライベートの調和が取れた「ワークライフバランス」を実現しやすいというメリットがあります。

自宅でリモートワークするデメリット

自宅でリモートワークするデメリット

自分で業務スケジュールを決めて仕事を進めるため、しっかりとした自己管理が必要です。とはいえ、周りに誰もいないことで気が緩み仕事がはかどらない人もいるでしょう。

また、仕事も生活も同じ空間でおこなうことから、オンとオフのメリハリをつけにくく一日中ダラダラと仕事を続けてしまうケースもあるようです。思いがけぬ長時間勤務になってストレスがたまらないよう、注意が必要です。

さらに、自宅で仕事する頻度が高ければ、同僚とのコミュニケーション不足から孤独に陥る人もいます。Web会議などで定期的な顔合わせの機会も大切でしょう。

自宅に一人きりだと孤独を感じる方や、周りに人がいないと怠けてしまいそうで心配な方は、自宅以外にリモートワークのできる場所を見つけてみるのもおすすめです。

リモートワークにおすすめの場所

自宅以外でのリモートワークにおすすめの場所を4か所ご紹介いたします。自宅にこもってばかりでストレスを感じている方は、外でのリモートワークを試してみてはいかがでしょうか。

シェアオフィス/コワーキングスペース

シェアオフィス/コワーキングスペース

シェアオフィスとは、1つのオフィスを複数の企業や個人がワーキングスペースとして利用できるオフィスのことです。シェアオフィスや、その一種のコワーキングスペースは、基本的にフリーアドレスなので、レンタルオフィスのように個室が利用できるわけではありません。しかし、初期費用や月額費用を安く抑えられるため、比較的気軽に契約できます。自宅が仕事しにくい環境の場合、検討する価値があるでしょう。

オフィス内にはWi-Fiやコピー機などが整い、自由にカフェスペースが利用できる施設もあります。ただし、共有スペースのため、話し声や電話の声が気になるおそれはあります。また、電話のやりとりが周りに聞こえるため、内容によってはシェアオフィス内での通話は控えた方が安心でしょう。

月額プランの料金設定だけでなく、時間単位や1日単位で利用できるドロップインもあります。費用を抑えるため、時々利用することも可能です。

図書館

無料で長時間利用できる静かな場所といえば、図書館があります。一日中過ごしても利用料金は必要ないため、低コストでリモートワークができる場所を探している方におすすめです。蔵書で調べ物をすることも可能なうえ、気分転換に本を読んで休憩することもできるでしょう。

ただし、図書館によってはパソコンの持ち込みが不可のところもあります。まずは利用したい図書館にパソコンの持ち込みができるかどうか確認しましょう。

図書館を利用するときの注意点

図書館では静かにするのがマナーですから、キーボード音に注意しましょう。キーボードをたたく音やマウスをクリックする音が、周りの迷惑にならないよう注意が必要です。図書館によっては、パソコンを使用する人のためのスペースを設けているところもありますので、確認しましょう。

図書館では携帯電話の使用もNGです。電話のやりとりが必要な仕事には、向いていないといえるでしょう。また、基本的に飲食禁止ですが、ペットボトルや水筒に入ったものであれば持ち込みOKの図書館もありますので、確認しておくと安心です。

カフェ

カフェ

1〜2時間程度の短時間に限ってリモートワークしたい場合、カフェを利用するという方法もあります。長時間の滞在は難しいものの、コーヒー1杯の注文で貴重な時間を確保できます。カフェによっては、充電可能な席やWi-Fi環境が用意されているお店もあり、快適に仕事ができるでしょう。

カフェは、話し声やオーダーを取る声でザワザワしていますが、この適度な騒音が静かな空間よりかえって集中しやすいと感じる方もいるでしょう。

カフェを利用するときの注意点

電源を使えるカフェでは、充電切れを気にすることなくパソコンを使った仕事ができます。しかし、すべての席に電源があるわけではないので、充電可能な席は埋まっている場合もあります。また、カフェでのリモートワークには、電話の声が周りに聞こえるというデメリットがあります。外部に聞かれて困る話は避けた方が安心です。

また、フリーで使えるWi-Fiは通信が暗号化されていないものもあり、データの盗聴やのぞき見などの危険性が常にあると思った方が良いでしょう。データを暗号化できて信頼のできるVPN(Virtual Private Network)サービスを利用する、モバイル端末でのインターネット環境を用意するといった対策をしましょう。

公園

天気のよい日は、屋外でのリモートワークもおすすめです。広い公園であれば密にならずにすむため、ベンチに座ったり芝生にレジャーシートを敷いたりして、自由なスタイルで仕事をすることが可能です。公園にもWi-Fi環境の整ったところがありますので、パソコンを使った仕事にも困りません。

目が疲れたときは、公園の緑に目を向けてはいかがでしょうか。遠くの緑を見ると、目の疲労回復効果があるといわれています。また、リモートワークが増えて運動量が減ったことを実感している方は、公園内を散歩して運動不足を解消してはいかがでしょうか。

Wi-Fiが使える東京の公園

Wi-Fiが使える東京の公園

東京都では、都立公園の無料Wi-Fi導入サービスが進み、「FREE Wi-Fi & TOKYO」が導入されている公園も多数あります。FREE Wi-Fi & TOKYOは、一度登録すると2週間は登録の必要がなく、時間や回数は無制限で利用可能です。

また、東京23区の各自治体でもWi-Fi環境の整備が進み、公園を含む区内の施設にWi-Fiのフリースポットが増えています。ただし、自治体が提供するWi-Fiサービスの多くは、1回の接続時間が60分などと制限されています。さらに、1日あたりの利用回数を制限している自治体もあるため、スムーズに利用するためにはあらかじめチェックしておいた方がよいでしょう。

緑にあふれ、風も心地よい公園で仕事をすれば、リモートワーク疲れをリフレッシュできることでしょう。普段自宅でのリモートワークが多い方は、気分転換を兼ねて公園で仕事してみてはいかがでしょうか。Wi-Fiがつながる都内の公園をご紹介いたします。

上野恩賜公園(東京都台東区)

日本でもっとも歴史ある公園のひとつで、桜の名所として知られる上野恩賜公園。園内には上野動物園や国立西洋美術館などがあり、施設ごとの入園料は必要ですが、公園は無料で利用できます。上野恩賜公園には無料Wi-Fiサービス「FREE Wi-Fi & TOKYO」が導入されており、売店前広場とカフェエリアで利用可能なので、リフレッシュを兼ねてリモートワークに出かけてみてはいかがでしょうか。

葛西臨海公園(東京都江戸川区)

東京湾に面した葛西臨海公園でも「FREE Wi-Fi & TOKYO」が導入されています。広がる大空と緑の芝生のもと、開放的な気分を味わいながらリモートワークできるでしょう。JR京葉線「葛西臨海公園駅」から徒歩1分という好立地も魅力のひとつです。天気のよい日は、芝生でリラックスしながらリモートワークしてみてはいかがでしょうか。

新宿御苑(東京都新宿区)

2020年7月には広大な芝生にテントを張り、ワーケーション体験がおこなわれた新宿御苑。インフォメーションセンターや、Wi-Fi搭載自動販売機のある各休憩所で、Wi-Fiサービスを利用できます。Town Wi-Fi対応なので、アプリを入れている方は自動で接続されます。

日比谷公園(東京都千代田区)

ビジネスマンの憩いの場である都心のオアシス・日比谷公園にも、「FREE Wi-Fi & TOKYO」が導入されています。アクセスも抜群で、自然の中で仕事をしたくなったときにフラッと立ち寄りやすい点が魅力です。疲れたときは、園内を散策してリフレッシュできます。

隅田公園(東京都台東区)

隅田川にかかる吾妻橋から桜橋までの約1kmに渡り、両堤沿いに広がる隅田公園。春は桜、夏は花火大会で有名です。山谷堀広場や案内所などは、台東区のフリーWi-Fiサービス「Taito_Free_Wi-Fi」のサービスエリアになっています。開放的な空間で仕事をしたくなったときは、ノートパソコン持参でリモートワークに出かけてはいかがでしょうか。

感染対策に除菌タオルを常備しよう

外出先でのリモートワークに備えて、除菌タオルを常備するのがおすすめです。フマキラー「アルコール除菌タオル」は、発酵アルコールとグレープフルーツ種子エキスから作った天然除菌成分が、雑菌を99.99%除菌します。また、ヒアルロン酸Na配合で、肌に優しい使い心地です。
しっかりと拭ける厚手タイプの除菌タオルで、バッグの中に入れておけばいつも安心です。手だけでなく、テーブルや机を使う前にも拭いて除菌すれば、外でも心おきなくリモートワークに集中できます。

まとめ

リモートワークが自宅ではかどれば、時間とコストの節約ができて一番よいのかもしれません。しかし、「気が散って集中できない」「オフィスのような仕事環境の方がはかどる」などの理由から、外でリモートワークをしたいと考える方も多いことでしょう。

今回は、「シェアオフィス・コワーキングスペース」「図書館」「カフェ」「公園」の4つの場所をご紹介いたしました。自宅でのリモートワークにストレスがたまってきたときは、気分転換を兼ねて外出してみるのもおすすめです。

また最近は、テレワークプランを用意するホテルも増えました。ビジネスホテルだけでなく、憧れのラグジュアリーホテルの快適空間でリモートワークすることも可能です。もちろんセキュリティ面でも安心感抜群ですが、費用はかかるため、特別な日のリモートワークに利用してみてはいかがでしょうか。

リモートワークには、自宅以外にさまざまな場所を活用できます。気分良く仕事できる場所を見つけて、効率アップを図りましょう。

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。

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