2021年3月9日 | お役立ち情報
【お弁当の簡単レシピ】ママ必見!子どもが喜ぶおかずの作り方を紹介
春からお弁当作りをはじめる家庭では、「子ども用のお弁当の分量がわからない」「毎回キャラ弁を作らなくてはいけないの?」といった不安を抱えているかもしれません。あまり難しく考えず、楽しいアイデアを1~2つ盛り込むことが、子どもが喜ぶお弁当を作る秘訣といえるでしょう。
今回は、子どものお弁当の量や栄養バランス、お弁当作りのポイントのほか、忙しい朝でも簡単に作れるアイデアを、主食と主菜・副菜に分けてご紹介いたします。また、かわいいお弁当を作るヒントも解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。
子どものお弁当の基礎知識
はじめに、子どものお弁当についての基礎知識を深めましょう。
子どもに適したお弁当の量
厚生労働省の資料によると、3~5歳の子どもに必要な1日のエネルギーは男児が1,300kcal、女児が1,250kcalくらいとなっています。この数値を3で割ると、一食分は男児・女児ともにおよそ400kcalです。
子どものお弁当箱の容量(ml)は、一食分のエネルギー(kcal)の数値を目安にしましょう。したがって、3~5歳のお弁当箱は300~400mlのサイズが適しています。ただし、園などでお弁当箱の素材やサイズの指定があるときは、そちらに従いましょう。
【参考】厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)策定検討会報告書」乳児・小児
基本の栄養バランス
農林水産省が推奨するのは、お米やパンなどの炭水化物が中心の「主食」、肉や魚、卵などのタンパク質が中心の「主菜」、野菜や海藻などが中心の「副菜」に加え、牛乳や乳製品・果物を、1日の食事でバランスよく摂取することです。
お弁当は、主食・主菜・副菜を3:1:2の割合で詰めると偏りがありません。色合いや味つけなども考慮しながら、栄養のバランスが取れたお弁当を用意しましょう。
【参考】
農林水産省「「食事バランスガイド」について」
一般財団法人日本educe食育総合研究所「幼児のお弁当作りの基本」
子どものお弁当作り【5つのポイント】
お弁当は、いつも華やかなキャラ弁にする必要はないようです。代わりに1~2つのかわいらしい工夫を盛り込んで、子どもが喜んで食べたくなるお弁当にしましょう。
① ひと口サイズで
3~5歳の子どもは、食べ物をかんだり飲み込んだりする力が未熟なうえ、はしやフォークを上手に使えない場合があります。子どもが1人でも食べられるように、お弁当のおかず類はひと口サイズにすると安心です。
② 食べ切れる量を
入園後は、決められた時間内にお弁当を食べなければなりません。特に入園直後のお弁当は、食べ慣れたメニューで無理なく食べ切れる量を用意しましょう。お弁当の時間は、子どもが「自分で全部食べた!」という達成感を得られることが大切です。
③ 隙間なく詰める
持ち運びするお弁当は、中身が片寄る心配があります。隙間がないようにおかず類を詰める点も大切なポイントです。一般的には、はじめに主食を、そして大きいおかずから小さいおかずの順に詰めます。
④ 彩りと遊び心を
全体が茶色っぽいお弁当よりも、彩り豊かなものの方がおいしそうに見えるものです。栄養面も考えて、カラフルな野菜類を積極的に使いましょう。また、後にご紹介する簡単なアイデアを1~2つ取り入れると、子どもが喜ぶだけでなく、保護者の方もお弁当づくりを楽しむことができます。
⑤ 食中毒の予防
お弁当は食べるまでに時間があるため、衛生面にも気を配らなければなりません。おかず類は冷ましてから詰め、食材を触るときはビニールの手袋を着用するとよいでしょう。また、気温の上がる季節は生ものを避け、加熱後冷ました食材を使用してください。
なお、お弁当の傷みを抑えるには、フマキラーの「食品用アルコール除菌フードキーパー」をおすすめします。GSE(グレープフルーツ種子エキス)を使用したアルコールスプレーで、食品に直接スプレーするだけで細菌やウイルスの繁殖を防ぎます。
【簡単レシピ】子どものお弁当~主食
それでは、子どものお弁当の簡単レシピとおすすめのアイデアをご紹介いたします。
おにぎりのレシピ
主食のおにぎりは、小さめの三角またはボール状、俵型などで作りましょう。
【基本の作り方】
- 少量のご飯にふりかけを混ぜる
- ラップにご飯をのせ、食べやすい大きさににぎる
【楽しいアイデア】
おにぎりに顔や模様を作るときは、海苔(のり)やハム、カニカマ、薄焼き卵、エダマメなどがおすすめです。おにぎりをラップで包み、リボンやビニタイなどで結んでもかわいらしく仕上がります。
サンドイッチのレシピ
お米ばかりで飽きるときは、サンドイッチで変化をつけてもよいでしょう。ただしサンドイッチは傷みやすいので、夏場は避けましょう。
【基本の作り方】
- サンドイッチ用のパンにバターまたはマーガリンを塗る
- 好みの食材をはさむ
- 食べやすい大きさに切る
【楽しいアイデア】
明るい色合いの食材をはさんでサンドイッチ用の型を使うと、切り口がきれいでかわいい形に仕上がります。パンを丸めてピックを刺したり、ラップで巻いてリボンなどで結んだりする方法もあります。
そのほかのレシピ
お弁当を上手に食べられるようになったら、お好み焼きやパスタもメニューに加えましょう。
【基本の作り方~ジャガイモのお好み焼き】
- キャベツ、ちくわなどの食材を切る
- ボウルにジャガイモをすりおろして、かたくり粉とだしの素を加える
- 1を加えて混ぜる
- フライパンで両面を焼き、ソースとマヨネーズ、かつお節をかける
【楽しいアイデア】
一般的なお好み焼き用の粉を利用しても構いません。クッキーの型を使って焼いたり、小さめのフライパンで丸く焼いてケーキのように切り分けたりするのもおすすめです。
【基本の作り方~パスタ】
- パスタを半分に折り、ゆでてザルにあげる
- ケチャップなどお好みのソースであえる
【楽しいアイデア】
パスタの上に、ミックスベジタブルやハムなどを飾るときれいに仕上がります。うずらの卵やはんぺんなどをベースにして顔を作り、パスタを髪の毛に見立てる方法もあります。
【簡単レシピ】子どものお弁当~肉・魚
主菜には、子どもの成長に欠かせないたんぱく質のメニューを取り入れましょう。
肉巻きのレシピ
お弁当には、簡単でさまざまな組み合わせができる肉巻きがおすすめです。
【基本の作り方】
- 野菜を切り、硬いものは電子レンジで加熱する
- しゃぶしゃぶ用の薄切り肉に1を置いて巻く
- 巻き終わりを下にしてフライパンで焼く
- 転がしながら全体を焼き、味をつける
- 冷ましてから切る
【楽しいアイデア】
オクラを巻くと星形の切り口が楽しめます。色違いのパプリカや、アスパラガスの穂の部分を巻くのもおすすめです。野菜と一緒にチーズを巻いたり、衣をつけて揚げたりしても、子どもの喜ぶおかずができあがります。
ハンバーグのレシピ
子どものお弁当のハンバーグは、ふんわりと小さいサイズで作りましょう。
【基本の作り方】
- 豚と鶏のひき肉、水切りした豆腐をボウルに入れる
- 1にニンジンやレンコンなどのすりおろしを加える
- 2をよく混ぜて小さいサイズに成型する
- フライパンで3の両面をよく焼く
- ふたをして中まで火を通してから味つけする
【楽しいアイデア】
ハムなどを置いて顔を作り、小さいハンバーグを耳にすれば、簡単に動物ができます。おかずカップにハンバーグを入れ、マッシュポテトでケーキのように飾ってもよいでしょう。ハンバーグにアイスキャンデーの棒を刺すと、目新しいおかずとして楽しむことができます。
魚のソテーのレシピ
子どものお弁当に入れる魚は、骨のない切り身を使いましょう。
【基本の作り方】
- 切り身を数cm角に切る
- フライパンで両面を焼き、ふたをして中まで火を通す
- 味つけする
【楽しいアイデア】
マヨネーズを細く斜めにかけてパセリの粉をふったり、表面にチーズを置いたりしてもおいしそうですね。切り身に薄く小麦粉をまぶし、焼いてから甘辛く味をつけるとかば焼き風になります。
【簡単レシピ】子どものお弁当~卵・ウインナー
おかずの定番である卵やウインナーの簡単レシピは、次のとおりです。
うずらの卵のレシピ
子どものお弁当には、小さいうずらの卵がピッタリです。
【基本の作り方】
- なべにうずらの卵(水煮)と水、カレー粉を入れて加熱する
- 2~3分ほど煮たら火を消し、冷めてから取り出す
- ゴマで目をつける
【楽しいアイデア】
下部に少し切れ目を入れる(画像参照)と、笑った顔のように仕上がります。ニンジンやインゲンなどで耳をつけるのもおすすめです。海苔やカニカマを巻いたり、細いストローで表面の一部を取り除き、同じ大きさのハムを詰めたりする方法もあります。
卵焼きのレシピ
子どもが大好きな卵焼きは、簡単にアレンジが効くメニューのひとつです。
【基本の作り方】
- 卵1個とマヨネーズ、砂糖、塩を入れてよく混ぜる
- 加熱したフライパンに油をしき、1を流し込む
- ほかの食材を巻くときは、生地の中央に横方向で置く
- 固まる前に両端を折り、手前からクルクルと巻く
- ラップで包んで成型し、冷ましてから切る
【楽しいアイデア】
5を適当な厚さに切って断面を上にして置き、斜めに切って組み合わせる(画像参照)とハートができます。薄めに焼いてかわいい型で抜く、海苔と一緒に巻くなど、いろいろな工夫をしてみましょう。
ウインナーのレシピ
子どものお弁当には、小さいサイズのウインナーがおすすめです。
【基本の作り方】
- ウインナーの片側に複数の切れ目を入れる
- なべで軽くゆでるか、フライパンでいためる
- ゴマで目をつける
【楽しいアイデア】
切れ目を上にして、中央にグリーンピースを置くとお花になります。切り方を変えればカニやウサギ、ゾウなどもできるので、興味のある方は調べてみてください。
【簡単レシピ】子どものお弁当~野菜
彩りとして欠かせない野菜には、子どもが喜ぶ工夫をしましょう。
ピーマンのレシピ
ピーマンが苦手な子どもも、かわいらしい形を活かすと食べられるかもしれません。
【基本の作り方】
- ピーマンを下から1~2cmのところで切り、タネを取り除いてカップとして使う
- 1にうずらの卵を割り入れる
- フライパンで蒸し焼きにする
【楽しいアイデア】
3の黄身の部分に顔を作ったり、卵の代わりにグラタンやキッシュを詰めたりしてもよいでしょう。肉詰めにするときは、ピーマンの内側にかたくり粉を軽くふっておくと、食べるときにバラバラになりません。
ブロッコリーのレシピ
栄養価の高いブロッコリーは、積極的に取り入れたい食材のひとつです。
【基本の作り方】
- ブロッコリーを小房に分け、茎を短めに切って電子レンジで加熱する
- ブロッコリーを上向きにしてアルミカップに詰める
- 表面にマヨネーズで星形やハート形を描く
- オーブンやグリルで表面を軽く焼く
【楽しいアイデア】
カップにホワイトソースとブロッコリーを入れ、チーズをのせれば簡単なグラタンができます。木の形にするときは、輪切りにしたちくわの穴に少量のマヨネーズを入れ、ブロッコリーの茎を挿します。
ニンジンのレシピ
色がきれいなニンジンは、型で抜いてかわいらしく仕上げましょう。
【基本の作り方】
- ニンジンを適当な厚さの輪切りにする
- 柔らかくなるまでゆでる
- 型で抜く
【楽しいアイデア】
ハムやはんぺん、チーズなどを同じ型で抜き、ニンジンと重ねてピックに刺すとかわいいおかずができます。ホットケーキミックスの生地に小さい型で抜いたニンジンを混ぜ、カップケーキ風に焼いてもよいでしょう。
【簡単レシピ】子どものお弁当~デザート
記念日や行事の日には、子どもが喜ぶデザートをお弁当に入れませんか。
サツマイモとリンゴのレシピ
サツマイモとリンゴは、子どもが大好きな組み合わせです。
【基本の作り方】
- サツマイモをおよそ1cm角に切り、水にさらす
- リンゴも同じ大きさに切る
- 1と2をなべに入れ、水と少量の砂糖を加えて加熱する
- サツマイモが柔らかくなるまで煮る
【楽しいアイデア】
レーズンを足すと栄養価がアップするだけでなく、見た目にもおいしそうです。かわいいおかずカップに入れれば、お弁当もさらに引き立ちます。
カボチャとチーズのレシピ
カボチャとチーズの組み合わせで、栄養面もサポートしましょう。
【基本の作り方】
- カボチャを数cm角に切り、レンジで加熱する
- バターまたは牛乳、少量の砂糖を加え、カボチャをつぶしながら混ぜる
- 2をラップに置き、小さく切ったチーズをのせて茶巾(ちゃきん)絞りにする
【楽しいアイデア】
表面に顔や模様を作っても楽しいでしょう。②にチーズを加えて成型して焼くと、おいしくて栄養たっぷりのデザートになります。
牛乳寒天のレシピ
一度にたくさん作ることができる寒天は、保護者の方も箸休めにぜひどうぞ。
【基本の作り方】
- なべに水と粉寒天を入れ、かき混ぜながら加熱する
- 沸騰したら弱火にし、1~2分ほど混ぜてよく溶かす
- 少量の砂糖を加えて混ぜ、火を止める
- 牛乳を加えて混ぜ、型に流す
- 小さく切ったフルーツを入れ、冷蔵庫で冷やす
【楽しいアイデア】
かわいいおかずカップに流したり、大きい型で作ったものを切り分けてラップで包んだり、さまざまなアイデアをお試しください。フルーツはミカンやモモの缶詰、イチゴなどがおすすめです。
かわいいお弁当を簡単に作るには
加工食品や小物類を上手に利用して、忙しい朝でも簡単にかわいいお弁当を作りましょう。
加工食品を取り入れて
手作りのおかずだけでなく、冷凍食品やミートボール、ナゲット、魚肉ソーセージ、絵柄がついたかまぼこなども活用しましょう。キャンディーチーズや小さいゼリーなども喜ばれます。加工食品は、おかずの隙間を埋めることもできて便利なため、常にいくつかストックすることをおすすめします。
小物類でにぎやかに
楽しいお弁当を作るには、かわいい小物類の活用が欠かせません。おかずカップをはじめ、ピックやバラン、つまようじにはるシールなど、100円ショップで簡単に手に入ります。お弁当の底に、ラップで包んだメッセージを入れてもよいでしょう。ただし、これらを禁止している園もあるので、事前に確認するとよいでしょう。
便利グッズも賢く利用
市販の抜き型を使うと、簡単にかわいいおかずが作れます。近年では、おにぎりの型や野菜の型、ソーセージやハムの型に加え、文字を抜く型やバランを抜く型、海苔用のパンチなどもあります。おかずカップにも、レタスを模したものやふたがついたもの、食べられる海苔のカップなどがあるので、好みに合わせて選びましょう。
お弁当の簡単レシピで子どもを笑顔に!
今回は、子どものお弁当の基礎知識と作る際のポイント、楽しいおかずのアイデアやかわいいお弁当を簡単に作るヒントをご紹介いたしました。
子どものお弁当は毎回キャラ弁にする必要はなく、むしろ楽しいアイデアを1~2つ取り入れることがポイントです。簡単レシピを参考に、保護者の方も楽しみながらお弁当作りに励んでくださいね。