2018年10月25日 | 虫
ゴキブリは冬眠する?活動停止する温度は?
ゴキブリは、暖かい時期に活動が活発になるため夏によく見かけるイメージですが、活動時期は春から秋にかけてです。
では冬の時期はどうしているのでしょうか?以前は、ゴキブリは寒さに弱いため冬の時期にはいないと言われていましたが、現在ではゴキブリにとって暖かい環境があればどこにでもいます。
この記事では、ゴキブリは冬眠するのか、また活動を停止する温度などついてご説明していきます。
ゴキブリの生命力
家の中などで普段よく見かけるゴキブリと言えば、チャバネゴキブリとクロゴキブリ。
体全体が茶色くて小さめなのがチャバネゴキブリで、大きさは11~15mm程度。
一方体全体が黒くて大きいのがクロゴキブリで、大きさは25~30mm程度です。
ゴキブリはとても生命力が強くて、水さえあれば1ヶ月以上生き続けます。
また手足が1、2本とれたとしても、一瞬動きを止めますがまたすばしっこく歩き回ります。ゴキブリが地球に誕生したのは約3億年前と言われているように、その生命力には驚かされます。
ゴキブリの弱点は、「温度」と「乾燥」
ゴキブリは10度以下で活動が低下し繁殖能力が低下すると言われています。そのため、気温が10度を下回る時期や寒い地域では見かけないと言われています。家の中が10度以下というのは冬でもけっこう寒い時期ですね。
また、乾燥にも弱いため、水回りの湿気を取り除いたりして、ゴキブリにとって棲みにくい環境をつくることが大事です。逆にゴキブリは高温多湿を好み、20度から25度位の温度が最適な温度で、30度位になると飛び回ると言われています。
ゴキブリは冬眠しない、越冬する
ゴキブリは冬眠しませんが、越冬はします。
活動時期は春から秋ですが、冬でも暖房の効いた家の中など20度以上の温度の場所には1年中棲んでいます。台所、風呂場、トイレ、洗濯機の周り、冷蔵庫後ろや周りなど、暖かく湿った場所で暗くて狭い隙間によく潜んでいます。
特にクロゴキブリの寿命は幼虫時代を含めると1年半位と言われていますので、卵か幼虫、または成虫の状態で1年中家の中のどこかに潜んでいることになります。
一方チャバネゴキブリは繁殖力が強く、3カ月程で成虫になります。つまり、ゴキブリは冬の間でも冬眠せずに、家の中のどこかで増え続けていることになるのです。
冬のゴキブリ対策
冬とは言え油断しているとバッタリ遭遇なんていうことがあるかも知れません。やはり冬場でも、ゴキブリが好む環境をつくらないことが大切です。ゴキブリの餌になる野菜や生ゴミなどはこまめに片付けたり、水回りの湿気には注意し、冬でも室内は時折乾燥させたりして、しっかりと対策しましょう。
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