トンボの目は1万個から3万個もある!

トンボの目は1万個から3万個もある!

都会ではあまりトンボを見る機会が減ってきたように感じますが、トンボが見られるのも秋の気配を感じる10月頃までです。「とんぼのめがね」と童謡にも歌われるトンボの目ですが、見た目は2個ですが、トンボの目は複眼と言って、実は数万個の小さな個眼が集まっている目なのです。

今回はそんなトンボの目について調べてみました。

最大のオニヤンマ、最少のハッチョウトンボ

最大のオニヤンマ、最少のハッチョウトンボ

トンボは日本全国で4月から10月にかけて見られ、体長は約20~95mm程度です。
全世界に約5,000種類いるとされ、日本には200種類近くが分布していると言われています。
日本最大のトンボと言えば、オニヤンマです。日本全国に分布し、腹長オス70mm、メス80mm程度で、頭部から腹の先端まで含めると90mm~100mm程度の大きさになります。

本州南部に生息するオニヤンマは比較的大型で、北海道、東北などの地域では比較的小型です。森や山、流れのゆるやかな小川、池や沼、田んぼなどの近くでよく見かけます。
オニヤンマの飛行速度は時速70㎞にも達すると言われています。

4枚ある羽を別々に動かすことでホバリングなど多彩な飛行を可能としています。またオニヤンマは肉食性で、その大きなあごを駆使して、蚊やハエ、セミなどを食べているという報告があります。まさにオニヤンマは最強のトンボなのです。

一方国内最小のトンボは、ハッチョウトンボ。日本全国に棲み、体長は17mm~21mm程度と言われています。
またこのハッチョウトンボの名前の由来は、

①名古屋付近の矢田鉄砲場八丁目に多数生息していたから
②京都市左京区の北端の八丁平湿原で生息していたから

と2説あるそうです。

トンボの視野は約270度

トンボの視野は約270度

トンボの目は複眼といい、個眼という一つ一つ目が集まってできています。この個眼は六角形をしていて、その数は1万個~3万個と言われています。個眼で見えるのはそれぞれ違う映像で、それが脳の中で一つの映像として認識されているそうです。そして見える視野は、上下左右前後、約270の角度ほぼすべて見えているそうです。

ちなみに人間の視野は、正面を見ている状態で約120度ですので、トンボの視野ははかなり広い範囲まで見えていることになります。また上部の個眼は焦点が遠くに合い、下部の個眼は比較的近くに合い、下部の個眼でエサを捜して遠くで動いた虫も見逃さず、40m先の昆虫も見分けると言われています。

トンボは指をぐるぐる回すと目が回るって本当?

トンボは指をぐるぐる回すと目が回るって本当?

トンボを捕まえる時に、トンボの正面で指先をぐるぐる回して、トンボの動きが鈍くなったところで二本の指ではねを挟んで掴まえた経験があると思いますが、本当にトンボは目がまわっているのでしょうか?残念ながら虫が目をまわすことはないそうです。

トンボの動きがにぶくなるのは、トンボの複眼は素早い動きには敏感に反応できますが、逆にゆっくりとした動きは察知しにくいため、指をゆっくりとぐるぐるまわすことで、トンボが動いている指を観察するために動きが鈍くなり、その瞬間に捕まえやすくなるということのようです。

今度複眼を見ながら試してみるのも楽しいかも知れません。

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