【2024年】第21回フマキッズコンテストの概要を紹介。第20回の入賞作品も合わせて紹介!

【2024年】第21回フマキッズコンテストの概要を紹介。第20回の入賞作品も合わせて紹介!

今年も「フマキッズコンテスト」の季節がやってきました!フマキラー株式会社が主催するフマキッズコンテストは、小学生の自由な発想で制作した虫や植物の作品を募集するコンテストです。

この記事では、フマキッズコンテストの概要と応募方法、前年度の入賞作品などをご紹介しますので、興味がある小学生の皆さんはぜひご応募くださいね。

フマキッズコンテストについて

フマキッズコンテストについて

はじめに、フマキッズコンテストの概要をご紹介いたします。

フマキッズコンテストとは

フマキッズコンテストは、フマキラー株式会社が運営する情報サイト「フマキッズこども研究所」において、小学生を対象にした虫や植物に関する自由な作品を募集するコンテストです。2004年からはじまったフマキッズコンテストは、生物とふれあいながら自然や生命の大切さを実感することを目的としており、今年で21回目を迎えます。

上述したフマキッズこども研究所では、虫や植物に関するさまざまな情報を発信しています。さらに、同研究所は多くの小学校で夏休みの宿題に出される自由研究をサポートするだけでなく、次の世代を担う子どもたちに向けて、虫や植物をはじめとする自然科学への知的好奇心の育成や探究心の向上も目指しています。

コンテストのテーマと部門

フマキッズコンテストのテーマは、「虫や植物を題材にした自由な創作」です。小学生の皆さんによる独自の発想で、虫や植物に関する作品を自由に制作してください。また、フマキッズコンテストは「実験と研究部門」「作文部門」「絵画部門」「工作部門」「音楽部門」の5つの部門を設定しているので、作品に合った部門を選んで応募しましょう。

なお、各部門ではゲスト審査員として医学博士の養老孟司さん、フマキラーカダンアドバイザーの国吉純さん、農学博士の五箇公一さん、テーマパークプロデューサーの﨑野隆一郎さん、ミュージシャンの坂田明さんをお招きしています。さらに、フマキラーの代表取締役社長をはじめとする審査員による厳正な審査をおこない、入賞作品を決定します。

第21回フマキッズコンテスト

第21回フマキッズコンテスト

それでは、今年度の第21回フマキッズコンテストの概要をご紹介いたします。

対象

フマキッズコンテストの対象は日本に在住している小学校1年生から6年生で、個人でも学校単位でも応募できます。

テーマ

フマキッズコンテストのテーマは、「虫や植物を題材にした自由な創作」です。虫や植物に関する内容で自由に制作してください。

応募期間

第21回フマキッズコンテストの応募期間は、2024年07月20日から2024年09月30日(当日消印有効)です。

応募方法

フマキッズコンテストに応募する際は、「①作品」と「②応募用紙」の2点を同封して下記の応募先に郵送してください。なお、応募作品は返却できないため、大切な作品は撮影やコピーなどによる保管をおすすめします。また、応募用紙も必ずコピーをとり、控えを保存しておきましょう。

  • 作品(応募部門・作品タイトル・氏名・年齢・学校名・学年を記載)
  • 応募用紙(ダウンロード後に記入して同封)

個人用応募用紙
団体用応募用紙

応募用紙に記入する内容は、次のとおりです。

  • 応募部門
  • 作品タイトル
  • 氏名
  • 年齢
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • 学校名
  • 学年

応募先

フマキッズコンテストの作品は、下記にお送りください。

〒335-0033 埼玉県戸田市笹目北町2-13
セントラルインターナショナル株式会社
「フマキラー 虫や植物とふれあうコンテスト」事務局

発表

11月下旬以降に、応募者全員に参加賞を発送します。受賞者には、12月中に直接連絡し、後にウェブサイト「フマキッズこども研究所」でも発表いたします。入賞作品は、上述したゲスト審査員およびフマキラー株式会社の審査員による厳正な審査で決定します。

賞品

フマキッズコンテストの賞品は、次のとおりです。

フマキラー大賞

  • 計5名(各部門より1名)
  • 賞状および副賞(フマキラー広島開発研究棟ブレーンズ・パークと工場見学会ご招待)

フマキッズ賞(部門賞)

  • 計30名(1~2年生、3~4年生、5~6年生より各10名)
  • 賞状および副賞(スケッチセット)

記者が選ぶ特別賞

  • 1名
  • 賞状

参加賞

  • 応募者全員
  • フマキラー「アレルシャット ウイルス 花粉 イオンでブロック スプレータイプ」

フマキッズコンテスト前年度の入賞作品

前年度の第20回フマキッズコンテストは、全国から10,376点の作品の応募がありました。ここでは、前年度の入賞作品の概要をご紹介いたします。

フマキラー大賞

前年度のフマキラー大賞に選ばれた作品は、次の5点です。

実験と研究部門

「長生きしてね!ゲンゴロウのじっけん」住友 陽紀さん(東京都)

  • 「長生きしてね!ゲンゴロウのじっけん」住友 陽紀さん(東京都)

ゲンゴロウが好きな食べ物や場所、色を調べ、グラフなどを使用しながらまとめています。素直な感性でじっくりと観察し、ていねいな文章で書かれた作品です。

作文部門

「とべないセミが教えてくれたこと」園山 達仁さん(東京都)

  • 「とべないセミが教えてくれたこと」園山 達仁さん(東京都)

夜にスタートしたセミの羽化について、状況がこまかく記述されています。セミを大切に思う優しい気持ちと独自の観察力、表現力や語彙力が優れた作品です。

絵画部門

「くわがたとかぶとむし」篠原 奏介さん(大阪府)

  • 「くわがたとかぶとむし」篠原 奏介さん(大阪府)

紙の大きさを十分に活用しながら、迫力がある虫の戦いの様子を独自の視点で描いています。色使いや表現力、センスにあふれた魅力的な作品です。

工作部門

「ノコギリクワガタ」石倉 遙真さん(神奈川県)

  • 「ノコギリクワガタ」石倉 遙真さん(神奈川県)

まるで本物のノコギリクワガタのような、リアルな色合いと質感が目を引きます。触覚や口の部分までこまかく再現され、今にも動き出しそうな作品です。

音楽部門

「ヒトスジシマカとの夏」内匠 風亜さん(東京都)

  • 「ヒトスジシマカとの夏」内匠 風亜さん(東京都)

ヒトスジシマカに対する悔しい気持ちを表現した、リズミカルで楽しい曲です。歌詞やメロディーの表現力に加えて、観察力も優れている作品です。

記者が選ぶ特別賞

続いて、記者が選んだ特別賞をご紹介いたします。

「虫・昆虫 漢字」徳冨 菜月さん(東京都)

  • 「虫・昆虫 漢字」徳冨 菜月さん(東京都)

虫と昆虫の名称を、一つひとつていねいな習字で表現しています。活字離れが進む中、「字」が表す意味や形などに改めて着目できる作品です。

フマキッズ賞(部門賞)

次に、部門別のフマキッズ賞をご紹介いたします。

実験と研究部門

実験と研究部門

  • 「ハエトリソウがたべるもの」桑島 湊さん(東京都)
  • 「かんさつでわかったアゲハチョウのひみつ」柴田 沙羅さん(宮城県)
  • 「ぼくのナミアゲハ図鑑 パート2蛹はどれだけぎたいできるのか」米澤 翼さん(大阪府)
  • 「千蟲譜の蜂」林 玄さん(東京都)
  • 「高みねの昆虫図かん②」吉田 尚生さん(沖縄県)
  • 「カブトムシ・クワガタムシの生体研究 個体がバラバラになるなぞにせまる」西田 将輝さん(東京都)

実験と研究部門の6作品は、いずれも独自の視点でこまかくていねいに調査・記録されており、熱心な取り組みと努力が伝わるものが選ばれました。家庭だけに留まらず関連施設などに足を運んでいる点、見やすい表現を工夫している点などが評価されています。

作文部門

作文部門

  • 「カマカマダンス」宮田 愛花さん(東京都)
  • 「スプーン一ぱいのはちみつ」山下 美咲さん(大阪府)
  • 「クワガタ、ごめん」曾 彦勳さん(茨城県)
  • 「家の畑が大好き」曽根 大誠さん(群馬県)
  • 「太陽に向かって突き進め!」佐々木 望さん(佐賀県)
  • 「虫と仲良くなるための努力」柴田 瑛瑠子さん

作文部門の6作品は、いずれも当時の情景や気持ち、学んだことや気づいたことがていねいに記述されているものが選ばれました。思わず引き込まれる表現力はもちろん、ワクワクする探求心、今後の決意などがストレートに伝わる作品です。

絵画部門

絵画部門

  • 「おこるハチ」塚野 一樹さん(広島県)
  • 「はたらきもののありたち」堀口 由佳さん(埼玉県)
  • 「わたしがかってるカブト虫」林田 恋莉さん(長崎県)
  • 「幸せを運ぶ虫と四葉のクローバー」古川 萠菜美さん(神奈川県)
  • 「お庭でかくれんぼ」髙橋 治大さん(神奈川県)
  • 「あの日見たトンボ」萩原 えまさん(大阪府)

絵画部門の6作品は、いずれも小学生とは思えないほどのハイレベルで、オリジナル性が高いものが選ばれました。豊かな感性から生まれる独特な構図、子どもならではの表現力や技術力は、見る者を飽きさせない魅力があります。

工作部門

工作部門

  • 「とのさまばったのいっしょう」兵藤 彰斗さん(愛知県)
  • 「ヘイケボタル」林 葉さん(埼玉県)
  • 「野生のあり」松本 倫太朗さん(長崎県)
  • 「セミの世界」オカモト ビアトリス 華さん(神奈川県)
  • 「キッチンの下で」吉田 煌さん(神奈川県)
  • 「かごの中にも夏の虫」田中 仁成さん(大阪府)

工作部門の6作品は、いずれも身近な材料を工夫して使いこなし、独自の視点で素直に再現したものが選ばれました。虫や植物に対する愛情に加えて、自然を肌で感じた経緯から生まれる観察力や表現力が際立つ作品ばかりです。

音楽部門

音楽部門

  • 「トンボのひらめき」磯岡 蘭杏さん(千葉県)
  • 「わたしのあさがお」稲垣 美怜さん(神奈川県)
  • 「虫さがしに行こう♪」来間 祐里さん(沖縄県)
  • 「だんご虫のたび」筆谷 美柚さん(広島県)
  • 「わたしはカマキリ」志澤 秀祐さん(神奈川県)
  • 「虫大きらい」津田 珠生さん(京都府)

音楽部門の6作品は、いずれも子どもらしい豊かな感性と素直な表現力、のびのびとした歌唱力があるものが選ばれました。音楽の原点である「感じたことの表現」を大切にしながら、随所に個性が引き立つ魅力的な作品に仕上がっています。

前年度の入賞作品は、「2023年しんさけっか発表」のページでも詳しくご紹介しています。

フマキッズコンテストに応募しよう!

今回は、第21回フマキッズコンテストの概要と前年度の入賞作品をご紹介いたしました。今年度も、子どもたちの豊かな感性と自由な発想、独自の表現力で制作した虫や植物の作品を募集しています。

最新のフマキッズコンテストの詳細は、「第21回 虫や植物とふれあうコンテスト」のページでもご覧いただけます。たくさんのご応募をお待ちしております!

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。

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