子どもにケータイ・スマホはいつから持たせる?持たせるメリット・デメリットも合わせて解説

子どもにケータイ・スマホはいつから持たせる?持たせるメリット・デメリットも合わせて解説

そろそろ自分の子どもにもケータイやスマホを持たせることを考えている方も多いのではないでしょうか?そこで、子どもにいつからケータイやスマホを持たせるべきなのかを紹介していきます。また、ケータイやスマホを持たせるメリットとデメリットについてもそれぞれ解説いたします。

子どもにケータイ・スマホを持たせるタイミング

子どもにケータイ・スマホを持たせるタイミング

ケータイやスマホを子どもに持たせることによって、離れていても連絡がとれるようになるため親としても安心できますよね。しかし、インターネット上のトラブルなど心配な点もあります。そのため、子どもにケータイやスマホを持たせるタイミングを悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

モバイル端末専門のマーケティングリサーチ機関であるMMD研究所の調査によると、スマホデビューが最も多い年代は16.3%で中学3年生、次いで12.1%で小学6年生となっています。生活環境が変わる進学のタイミングでスマホデビューする子どもが多いことが読み取れます。

【参考】「今年初めてスマートフォンを持つ子どもの親に関する意識調査」

しかし、親の考えや子どもの生活範囲は家庭によってさまざま。一概にこのタイミングがベストというものはありません。連絡手段は持ちたいけれど多機能なスマホを与えるのが心配という場合には、キッズ携帯という選択肢もあります。家庭や子どもの生活環境の変化に応じて、柔軟にタイミングを検討していくとよいでしょう。

まず、子どもにケータイ・スマホを持たせるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

子どもにケータイ・スマホを持たせるメリット

利便性が高く、さまざまな機能を搭載しているケータイやスマホ。子どもに持たせることで、さまざまなメリットが期待できます。こちらでは、子どもにケータイやスマホを持たせる5つのメリットについて解説いたします。

離れていても家族間で円滑に連絡がとれる

最近では共働きのご家庭も増え、子どもと離れて過ごす時間が長いという方も多いのではないでしょうか。仕方がないとはいえ、心配な気持ちもありますよね。子どもがケータイやスマホを持っていれば、離れていても電話やメッセージアプリで気軽に連絡を取れます。通学や習い事の際や、災害など有事の際の連絡手段としても非常に役立ちます。

また、家族間のコミュニケーションを円滑にする効果も期待できます。相談しにくいことでも、スタンプなどを交えることによって、話しやすい雰囲気が作れますよ。

子ども同士のコミュニケーションに役立つ

子ども同士でのコミュニケーションツールとしても、ケータイやスマホが活躍します。遊びの約束や宿題の相談など、気軽に連絡が取りあえるので、子ども同士の仲も深まるでしょう。一方で、ケータイやスマホを持っていない子が孤立するというリスクもあります。周りの子どもたちと円滑なコミュニケーションが取れるように、スマホの購入時期は柔軟に検討することをおすすめします。

防犯対策に役立つ

防犯対策に役立つ

子どもにケータイやスマホを持たせておけば、搭載されているGPS機能を使うことで、子どもがどこにいるのかを一目で確認できます。離れている時間が長いご家庭の場合、親目線に立つと安心感がありますよね。

また、防犯ブザーのアプリなどをインストールしておけばより安心です。最近の防犯ブザーアプリでは、GPSと連携し、ブザーの鳴動と同時に時刻と場所を親のスマホに知らせしてくれる機能を搭載しているものもあります。万が一の場合にも役立つでしょう。

インターネットリテラシーの向上につながる

インターネットはうまく使えば非常に便利なものですが、一方でさまざまなリスクもともないます。IT化が進んでいる現代社会では、インターネットリテラシーを身に着けることは重要なことです。子どもにケータイやスマホを持たせることで、早いうちにインターネットに触れる機会を作れます。子どもと一緒にインターネットに触れながら、少しずつルールなどを教えてあげましょう。

勉強のツールとしても活用できる

現在では、ケータイやスマホを持つ子どもを対象にさまざまな学習アプリが存在しています。電車通学時などのちょっとしたスキマ時間を勉強に充てるなど、学習のツールとしても活躍するでしょう。また、インターネットが身近にあることで、わからないことを自分で調べるクセがつくのもメリットのひとつです。

子どもにケータイ・スマホを持たせるデメリット

子どもにケータイやスマホを持たせるデメリットは、健康上の問題などが主に挙げられます。こちらでは5つのデメリットについて詳しく解説いたします。

視力や姿勢の悪化などの原因となる

視力や姿勢の悪化などの原因となる

ケータイやスマホは、人体に悪影響を及ぼす「ブルーライト」を発します。そのため、長時間画面を見続けていると、視力が低下する可能性があります。また、同じ姿勢でスマホを操作し続けることで、姿勢が悪化するリスクも考えられます。長時間連続でケータイやスマホを使わせないように注意しましょう。

学習時間や睡眠時間に影響をもたらす

インターネットにはSNSやゲーム、動画など刺激的なコンテンツが大量にあふれかえっている分、子どもからするとつい夢中になってしまうこともあるでしょう。近年では、大人・子どもを問わず、ケータイやスマホにのめり込んでしまう「スマホ依存」が社会問題化しています。

子どもがスマホ依存状態に陥ると、スマホを手放せず、学習や睡眠がおろそかになることもあります。結果的に、体調不良など日常生活に影響をもたらすこともあるでしょう。利用できる時間帯を決めるなどルールを設け、早いうちからケータイやスマホとの正しい距離感を学んでいくことが求められます。

料金が高い

子どもにケータイやスマホを持たせるということは、その分購入代金や月々の使用料金がかかります。これによって、家庭の通信費が割り増しされますので、家族全体で通信費の見直しが必要です。現在では格安スマホ、家族割り引きなどのサービスもありますので、どれが合っているか比較して検討することをおすすめします。

インターネット上でのトラブルに巻き込まれる可能性がある

インターネット上には、子どもに危害を及ぼすような有害サイトも存在します。誤ってアクセスしてしまうと、ケータイ・スマホがウイルスに感染して、個人情報を抜き取られる、不正に金銭をだまし取られるなどといったリスクがあります。何かおかしなことがあったらすぐに相談できる関係作りが重要です。また、基本的に親の許可したサイトのみを利用するなど適切なルールを設定するようにしましょう。

また、SNSなどインターネット上で知り合った人を深く信用しすぎるのも得策ではありません。金銭や個人情報のやり取りをした結果、騙されてしまったというケースは少なくありません。インターネット上の知り合いに子どもだけで会いに行かない、お金のやり取りはしないなど事前にルールを決めておくと予防策になるでしょう。

友人関係でのトラブルの原因となる

ケータイやスマホを持つことで友人との距離はぐっと縮まりますが、その一方でSNSやメッセージアプリを用いたいじめなども深刻化しています。また、常に誰かと連絡が取れる状態であることから、心が休まらずストレスを感じる子どもも多いようです。ケータイやスマホの中で起きている出来事は周りから見るとわかりづらいものですが、子どもに変わった様子がないか注意を向けておきましょう

ケータイ・スマホを安全に利用するためにやっておくべきこと

これまで解説してきましたように、子どもにケータイやスマホを持たせることにはメリットもデメリットも存在します。では、少しでも不安要素をなくしてケータイやスマホを安全に利用させるにはどうすればよいのでしょうか。こちらでは3つの方法を紹介いたします。

フィルタリングやGPS機能を設定する

子どもにケータイやスマホを持たせるにあたって、有害サイトにアクセスできないようフィルタリングは必ずしておきましょう。フィルタリングを勝手に解除できないように、ロックしておくこともお忘れなく。また、どこにいるのかがわかるようにGPS機能も設定しておきましょう。

導入前にリスクについて話し合う

導入前にリスクについて話し合う

ケータイやスマホでは、さまざまなエンタメを楽しめますが、有害サイトや依存症のリスクなどネガティブな要素も多々あります。そのことを事前に子どもに説明し、リスクがあるということをしっかり伝えておきましょう。

ルールを定めて徹底的に守らせる

スマホを安全に利用するには、家庭でルールを決めて、子どもに徹底的に守らせることが重要です。「親が許可したサイト・アプリしか利用してはならない」「出歩くときは必ず持ち歩く」「メッセージアプリの内容は親もチェックする」などルールを定めることで、ケータイやスマホを持たせるリスクは限りなく減っていくでしょう。

子どもの外出時には虫よけ対策も万全に!

ケータイやスマホを介してだけではなく、外で遊ぶことも多い子どもたち。外出時には虫よけ対策もお忘れなく。

フマキラーの「天使のスキンベープ プレミアム」は、皮膚アレルギーテスト済で、赤ちゃんから大人まで安心して使用できる虫よけスプレーです。パウダー入りでべたつかず、やさしい使い心地。イヤな臭いもないので、虫よけを嫌がる子どもにもおすすめです。有効成分「イカリジン」の濃度を15%まで高めたことによって、効果が6~8時間継続します。蚊に刺されやすくなるこれからの時期、虫よけ対策も万全に施しましょう。

まとめ

今回は、子どもにケータイ・スマホを持たせるタイミングや、メリット・デメリットについて解説いたしました。

子どもにケータイ・スマホを持たせるタイミングは、家庭の事情や子どもの生活環境によりさまざまです。一概にこのタイミングがベストという基準があるわけではありません。家庭や子どもの変化に応じて柔軟にタイミングを決めるとよいでしょう。

また、家族や友人とのコミュニケーションツールとして、勉強やITリテラシーを学ぶツールとしてなど、有益に使えば子どもにケータイ・スマホを持たせるメリットはたくさんあります。一方で、使い方を誤ると危険な目に遭うリスクも考慮しなければなりません。子どもが安全にケータイ・スマホを使用するために、リスクについて話し合う、ルールを定めるなどの工夫をご家庭で実施することが求められるでしょう。

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