2023年10月1日 | お役立ち情報
秋キャンプの楽しみ方・過ごし方を解説!秋キャンプの魅力と注意点もあわせて解説
秋は夏のように暑すぎず冬のように寒すぎない季節なので、キャンプをする絶好の機会です。近年キャンプブームが来ていることもあり、秋にキャンプに挑戦しようと考えている方も多いのではないでしょうか。初心者は秋キャンプの楽しみ方・過ごし方、秋に必要な持ち物などわからないことも多いかと思います。
そこで当記事では、秋キャンプの楽しみ方をはじめ、秋キャンプの魅力や実施するときの注意点、秋キャンプにあると便利な持ち物も紹介していきます。
秋キャンプの魅力とは
日本には四季があり、春・夏・秋・冬でそれぞれキャンプの魅力があります。ここでは、初心者にもおすすめの秋キャンプの魅力を紹介していきます。
快適な天候
秋キャンプは真夏のキャンプと比べて暑さが和らぎますので、汗だくでキャンプすることがなくなり気持ちよく過ごせます。また夏は台風の発生も多く、スケジュールが立てにくいこともありますが、秋は天候も落ち着いてくることから、楽しみにしていたキャンプが中止になって残念な思いをすることも軽減されるでしょう。
紅葉が楽しめる
時期にもよりますが、秋キャンプでは紅葉を楽しめます。紅葉を楽しみたいなら11月ごろのキャンプがおすすめです。澄んだ空気と鮮やかな紅葉の中での朝食は最高の瞬間です。また、子連れキャンプなら紅葉狩りやどんぐり集めなどのアクティビティも楽しめるでしょう。
混雑を避けられる
夏休みやゴールデンウィークは大型連休もあることから混雑しますが、秋~冬は空いている時期なので比較的混雑を避けられます。予約も取りやすく、共同施設の混雑も避けられるため、ゆったりと過ごせるでしょう。混雑を避けたいなら秋キャンプはおすすめです。
オフシーズンで料金が安いことが多い
混雑しがちなゴールデンウィークやお盆は特別料金が発生するキャンプ場もあります。秋から冬のキャンプはオフシーズンとなり、夏よりも料金を低く設定しているところもあるのです。極力料金を押さえて楽しみたいなら、繁忙期を避けた快適に過ごせる秋キャンプがねらい目です。
秋キャンプの楽しみ方
秋キャンプではどのような楽しみ方があるかご存知でしょうか。ここでは、秋ならではのキャンプの楽しみ方を紹介していきます。
食欲の秋、秋の味覚を楽しむ
秋といえば食欲の秋です。秋にはサンマ、アサリ、サケ、サバなどといった魚や、きのこ類、さつまいもやかぼちゃ、栗などの食材が旬になります。キャンプごはんとも相性の良い食材がたくさんあります。キャンプでごはんを作るなら、秋の旬の食材をふんだんに使った料理を食べるのも秋キャンプの楽しみのひとつです。
焚き火を囲んで楽しむ
キャンプといえば、焚き火を思い浮かべる方も多いでしょう。夏の焚き火は暑くて楽しみも半減しがちですが、秋は夕方から冷え込んでくるため焚き火で暖を取ることもでき、一石二鳥です。秋に虫の音を聞きながら友人や家族と語りあい、コーヒーやお酒をゆっくりと飲む時間は格別です。キャンプ時に焚き火をしてみたいという初心者の方には秋がおすすめです。
秋の夜長で星空を楽しむ
秋の夜長ともいいますが、秋キャンプでは夏よりも暗くなるのが早くなり空気も澄んでキレイに星空を楽しめます。秋は早く寝てしまう小さなお子様がいらっしゃる家族にも星空を楽しめるおすすめの時期です。晴れの日には空を見上げてみてはいかがでしょうか。
ハロウィンキャンプも楽しめる
10月にはハロウィンがあります。10月に秋キャンプに行くなら、ハロウィンパーティーを楽しむのもおすすめです。ハロウィングッズなどを持ち込んだり、料理もハロウィン仕様にすることでいつもとは一味違ったキャンプを楽しめるでしょう。まさに秋ならではのキャンプの楽しみ方です。
キャンプ時の注意点
キャンプに行く際には注意すべきこともあります。注意点をしっかりと認識することで安全に楽しくキャンプを楽しめるでしょう。ここでは、キャンプ時の注意点を紹介いたします。
テントの設置場所に注意する
テントの設置場所には注意してください。設置が不向きな場所があるのをご存知でしょうか。知らないと事故につながる恐れもあるので、しっかりと認識しておきましょう。
テント設置が不向きな場所
川の近くでキャンプされる方もいらっしゃるでしょう。川でのキャンプでは中州での事故が多く、雨が降っていなくても増水することがあります。中州での設置はもちろんのこと、河原でテントを設置しテント泊もしないようにしましょう。
また、木の下は落雷や木が倒れる恐れがあります。崖の上や下も転落や落石など危険です。海や湖では風が強くなることもあります。風が吹き抜ける場所ではテントが飛ばされる可能性もあるので風の通り道の設置も避けましょう。
山では傾斜がある場所での設置を避けましょう。傾斜がかかっていると夜眠りづらかったり、料理で火を使う際にも不安定で危険です。平地を選んでテントを設置しましょう。
テント内での喫煙や火の取り扱いにも注意する
キャンプでは火を取り扱うシーンも多く、テント内での喫煙や、蚊取り線香によって火災がおこったケースもあります。テント内での喫煙は避け、所定の場所で喫煙をしたり、蚊取り線香を焚くことも避けましょう。
テント内でヒーターをつけたまま寝ない
11月にもなればヒーターをつけたくなる気温ですが、テント内でのヒーター使用は一酸化炭素中毒になる恐れや火災にもつながる可能性があります。ヒーターの使用は換気に気を付け、くれぐれもヒーターをつけたまま寝ないように注意しましょう。
初心者必見!秋のキャンプの防寒対策
秋といっても9月~11月で気温は違いますが、秋キャンプは快適に過ごせるといっても夜は冷え込みます。そこで防寒対策はしっかりとしていきましょう。ここでは、初心者必見、秋キャンプに持参すべき持ち物を紹介いたします。
秋キャンプの服装
秋のキャンプは、日中は暖かく夜は冷え込むのが特徴です。服装は寒さ対策をしていきましょう。日中の寒暖差もあるので、重ね着できる服装がおすすめです。
9月は暑いときはすぐに脱げて寒くなったらサッと着られる着脱しやすい衣類、10月には機能性インナー上下の使用や夜用に暖かいアウター、11月は冬と同様な服装と思っておくとわかりやすいでしょう。
ただ、キャンプの場所や気温によって9月でも寒いこともありますので万が一のことを考えて冬物の衣類や足首が隠せるものを用意しておくと安心です。
厚手の寝袋やインナーマット
テントで寝る際は、地面からの冷気をダイレクトに感じやすいため薄い寝袋では寒くて眠れなくなってしまいます。厚手の寝袋やインナーマット、毛布などを使いながら地面からの冷気対策もしていきましょう。
帽子やイヤーマフ
秋は夏に比べると気温が低くなるのでつい紫外線対策を忘れがちです。しかし日差しが強い日もあり、まだ紫外線には注意すべきです。夏に引き続き秋キャンプでも帽子や日焼け止めなどで紫外線対策をしていきましょう。逆に同じ秋でも11月は逆に冷え込む時期なので、ニット帽やイヤーマフといった耳あてなどで防寒対策をするのがおすすめです。
手袋やネックウォーマー、ブランケット
ブランケットは肌寒いときに足元を温めたり羽織ったりできますし、チェアにかければ背中を温めることもできるので便利なアイテムです。また、ネックウォーマーや手袋は手首も隠せるため防寒対策になります。これらは秋キャンプには持っていくとよいでしょう。
ランタン
夏と比べて秋は日が暮れるのが早いため、ランタンも持っていくと便利です。ランタンはいくつか種類がありますが、そのなかでもLEDタイプは火を使わず安全に使えるので、初心者にはLEDランタンがおすすめです。
湯たんぽやカイロ
日中は暖かくても日没後は冷え込むのが秋キャンプ。夜寒くて寝付けないということがないよう湯たんぽやカイロ、毛布などを持参しておくと安心です。カイロは、体用はもちろん、足用のタイプも用意しておくと足元が冷えないので、あると重宝します。
長靴
秋のキャンプでは朝露が発生しやすいのが特徴です。芝生や地面が濡れやすいため、動きやすいスニーカーやサンダルだけで行った場合、靴が汚れてしまったりびしょびしょになってしまいます。長靴もぜひ持参したいアイテムのひとつです。
秋キャンプにも虫よけ対策はしっかりと
秋は夏より虫は少なくなるといわれています。ただ、虫が全くいなくなるというわけではありません。よって、秋キャンプにもしっかりと虫よけ対策をしていきましょう。一番手軽な対策は虫よけスプレーです。
フマキラーの「スキンベープ」は、スプレータイプでキャンプ時に気になる蚊はもちろん、ブユ、アブ、マダニ、イエダニ、トコジラミ、ヤマビルの虫よけに対応してくれ最大6時間効果が持続します。また、使用年齢や回数制限がないため小さなお子様も安心して使えます。これ一本あれば家族や友人グループとシェアしながら便利に虫よけ対策ができるでしょう。
まとめ
日本には季節ごとにキャンプの楽しさがありますが、そのなかでも秋という季節は天候の良さなどから人気のキャンプ時期です。初心者でも秋キャンプは挑戦しやすく、快適に過ごせるでしょう。
ぜひ今回紹介しましたキャンプ時の注意点や秋キャンプの持ち物を確認しながら、秋ならではのキャンプを楽しんでみてください。