スリッパのおすすめ収納アイデアを紹介!ラックの選び方はどうする?

スリッパのおすすめ収納アイデアを紹介!ラックの選び方はどうする?

自身が使用する分や来客用として、複数のスリッパを用意している方は多いのではないでしょうか。しかし、複数のスリッパがあると意外にかさばってしまうため、収納方法に困っている方も多いはずです。そこで当記事では、スリッパのおすすめ収納アイデアについてご紹介いたします。また、そもそものスリッパ収納の必要性や収納用のスリッパラックの選び方についても合わせて解説し、ラックには大きく分けて「スタンドタイプ」「立て掛けタイプ」「壁掛けタイプ」の3つがあることもご紹介いたします。

スリッパラックを使うメリットとは?

そもそもスリッパの収納は必要なのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。またスリッパラックといった収納用品を使うメリットをいまひとつ感じられないかもしれません。ここでは、スリッパ収納の必要性やスリッパラックといった収納用品を使うメリットを解説いたします。

スリッパ収納の必要性

スリッパの収納をしっかりとしていなければ、使いたいときにどこにあるのか分からず探してしまった、片方だけ行方不明ということも起こり得ます。また、必要のないスリッパを何足も購入してしまい家の中に不必要なモノがどんどん増えていくでしょう。家にあるスリッパはしっかりと収納場所を決めて、使いやすく・取り出しやすい仕組みを作ってあげる必要があります。そのために使うのがスリッパラックといった収納用品です。

スリッパラックを使うメリット

収納は「使うときにサッと取り出せるかどうか」が最大のポイントです。スリッパは履く場所に収納場所を作ってあげることで、すぐに使えて片づけも楽に行えます。玄関で履くなら玄関に、浴室で使うなら浴室内か洗面所に収納を作るとよいでしょう。また、収納用品を使うことで使いやすくなるだけでなく、スリッパをまとめられるのでいつの間にかどこかに行方不明になってしまうことを防げます。住所決めを必ずしてあげましょう。

後悔しない、スリッパラックのかしこい選び方

後悔しない、スリッパラックのかしこい選び方

意外にかさばるスリッパ。いざラックを買ったのはいいものの、場所を取ったり、収まりきらなかったり、戻しづらかったりと買ってから気がついたという方もいらっしゃるかもしれません。ここでは買ってから後悔しないスリッパラックのかしこい選び方を解説いたします。ポイントは次の5つです。

1.     スリッパの数で決める

「自分/家族用・来客用」でスリッパの数を決めましょう。なかには、来客用のスリッパだけ保管しておきたいという方もいらっしゃるでしょう。スリッパを持つ数を決めておけば、収納用品を買ってから収まりきらなかった、逆にそんなに大きなラックを購入する必要がなかったということを防げます。購入してから失敗したと後悔しないよう、スリッパの数を決めましょう。

2.     「隠す」か「見せる」かを明確に

スリッパの収納は、「隠して収納」しておきたいか、「表に出して見せて収納」したいかを明確にしておきましょう。隠す場合、スリッパを取り出すアクション数は見せる収納よりもありますが、ホコリが被りにくいというメリットがあります。逆に見せる場合は、サッと使えて、片づけもスムーズです。ただ、掃除をするときにスリッパラックをどかす必要があったり、隠すよりもホコリが被りやすくなります。自分の性格や使いやすいと感じるほうをイメージし、「隠す」か「見せる」かを明確にしておきましょう。

3.     用途で決める

たとえば、玄関で使うのか、洗面所や浴室といった水を使う場所で使うのかでも選び方は変わってきます。玄関に置くのなら外から帰ってきて家のなかで履くスリッパでしょう。一方、洗面所や浴室での用途は、お風呂場の掃除の際に使うスリッパが一般的です。お風呂場で使うスリッパであれば1足あれば十分ですし、水回りなので水に弱い材質は向きません。プラスチックやステンレスなど、水にも強いラックや収納用品を選んでおくとよいでしょう。

4.     収納したい場所のスペースもしっかりチェック

玄関、洗面所、浴室などスリッパを置きたい場所が決まったら、決めたスリッパの数が置きたい場所に収まるかをチェックしましょう。これにより、スリッパラックを選ぶタイプも変わってきます

5.     インテリアにマッチしたものを選ぶ

とくに表に出して見せて収納したい場合、スリッパラックは、玄関でもリビングでも洗面所でも視界に入りやすいので、インテリアにマッチしたものを選ぶことで空間に統一感が生まれます。最近はさまざまなデザインのおしゃれなタイプのラックが多く売られているので、使いやすさという機能面だけでなく、見た目も意識すると購入後の満足度もより上がることでしょう。

スリッパラックのタイプ紹介

一般的に売られている便利なスリッパラック。スリッパラックといってもいくつかのタイプがあります。だからこそ、どのようなラックを選んだらいいのか分からないという方も多くいらっしゃいます。ここでは、タイプ別にスリッパラックの特徴をご紹介いたします。

「スタンドタイプ」

スタンドタイプ

いわゆる置き型のスリッパラックです。縦置き、横置きがあり、場所を選ばずに設置でき安定感があります。スタンドタイプはデザイン性の高いものや、大容量タイプ、スリムタイプなどさまざまです。見た目にもこだわりたい方は、個性的なデザインでインテリアとも相性のよいものを選ぶとよりおしゃれに収納できます。また、スリッパラックに場所を取られたくない方はスリムタイプがおすすめです。

「立て掛けタイプ」

玄関などの壁に斜めに立て掛けて使うタイプ。壁など立て掛けるところがあれば家じゅうさまざまな場所で使えます。たとえば、来客時にだけスリッパを使いたいという場合も立て掛けタイプなら移動もしやすく、使わないときは隙間に収納しておけます。こちらのタイプもデザイン性の高いものが多いのでインテリアに合わせて選ぶとよいでしょう。

「壁掛けタイプ」

最近、人気の収納法で話題の「浮かせる収納」がこのタイプです。壁にくっつけてスリッパを収納できます。床面に直接つかないのでとにかく掃除が楽です。また場所を取りたくないという方にもおすすめでしょう。粘着テープタイプやマグネットタイプ、吸盤タイプなどもあり、玄関だけでなく洗面所や浴室でも場所を取らず便利に使えるでしょう。

スリッパの収納アイデア

スリッパラック専用の収納用品も多く売られていますが、収納が好きな人の間では専用商品ではないグッズでスリッパを収納するアイデアがいろいろあります。使わなくなったら別の用途として活用できるのもメリットのひとつです。ここでは、身近なもので便利に収納できる、スリッパの収納アイデアをご紹介いたします。

ファイルボックスを活用する

一組ずつスリッパをかさねて、A4サイズのファイルボックスに入れておいても便利です。玄関に置いてもいいですし、下駄箱やシューズインクローゼット内に入れれば収納量も上がるうえに空間もすっきりします。最近はファイルボックスもワイドタイプがあり、スリッパ収納としても便利に使えます。ファイルボックスなら、自分/家族用・来客用で簡単に分けられます

つっぱり棒を使う

つっぱり棒を使う

両サイドにつっぱれる壁があれば、つっぱり棒でもかんたんにスリッパ収納を作れます。壁につっぱり棒を一本または二本取り付け、あとは隙間に差し込むだけです。安価な材料でスリッパ収納ができます。

「かご」に入れてざっくり収納

片づけはシンプルにしたい人におすすめなのが、かご収納です。収納したい数を決めたら、そのスリッパが入るかごを選びましょう。履き終わったらスリッパを重ねてかごにざっくりと入れるだけです。かごはプラスチック製や籐(ラタン)、布製、ワイヤーバスケットなどさまざまな素材があります。インテリアにマッチするかごを選ぶと置いていてもおしゃれに見えるでしょう。

タオルハンガー

100円ショップにも売っているような、吸盤タイプのタオルハンガーでもスリッパを収納できます。壁や下駄箱の扉うらなどに取り付け、あとはスリッパをさすだけのシンプル収納です。玄関にスリッパを収納できるスペースがなかったり、隠して収納したいという方にもおすすめの収納法です。

シューズラック

もしも玄関の空間に余裕があるお宅なら、シューズラックをスリッパ収納にしても便利に使えます。これならスリッパを重ねて片づける手間が省けますし、履くときもサッと取り出せるでしょう。頻繁にスリッパを出し入れするお宅ではより使い勝手の良さを感じるかもしれません。高さのあるシューズラックなら、靴入れとスリッパ入れで収納を分けても便利です。

S字フック

S字フック

スリッパは玄関で履くだけではありません。たとえば、浴室の掃除をする際に使うお風呂用スリッパもあります。浴室はカビも生えやすい空間なので、直置きしたくない方も多いかと思います。ただ、浴室で使うスリッパは浴室内にあると使うときにサッと使えて便利です。そんなときは、「S字フック」を使って浮かせる収納にしてあげると掃除も楽になるでしょう。

まとめ

スリッパはしっかりと収納場所を決めて、どのように収納しておくかで使いやすさは大きく変わります。また、全く使われないスリッパを家のさまざまな場所にしまっておくのも経済的にもったいないことです。使う分だけを持ち、使いやすく片づけやすい仕組みを作っていきいきましょう。スリッパラックは、一度購入したらそうそう買い替えるものではありません。だからこそ、安易に決めずに自分が納得する収納空間を作ってみてください。

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