2023年1月9日 | お役立ち情報

ハンガーのおすすめ収納方法。絡まない収納アイデアを紹介

洗濯物を干したり、衣類を収納したりと活躍するハンガー。ハンガーは、使用していないときはどこかに収納しておかなければいけません。しかし、雑に収納してしまうとハンガーが絡まって、取り出しにくくなったりして不便を感じている方は多いのではないでしょうか。

そこで当記事では、ハンガー収納の基本、ハンガーを収納管理するメリット、おすすめの収納アイデアについてご紹介いたします。

保管ハンガーが使いづらくなる原因は？

保管ハンガーといっても、シャツハンガー、ボトムハンガーなどさまざまなものがあります。それらを乱雑にしていることで、ハンガー同士が絡まり、取り出しづらさや、見つけづらさにつながります。

ハンガー収納の基本は「かける」か「しまう」

ハンガーは、使わないときに保管しておける場所が必要になります。このとき、収納の基本は、ケースやかごなどに入れて「しまう」か「かける」の２パターンです。かける場合は、ハンガーをかけるだけなので取り出しが楽です。しかし、ハンガーの数にもよりますが、それなりのかけておくスペースを確保する必要があります。しまう場合は、ハンガーを取り出す動作回数が少ないほど手間が省け、使いやすくなります。また、見た目もすっきりとコンパクトにまとめられます。ご自分の使いやすさにも関係してくるので、「かける」か「しまう」かを明確にしておきましょう。

ハンガーを収納管理するメリット

ハンガーは日々の暮らしのなかでよく使うアイテムです。そのアイテムが使いやすくなれば暮らしはより快適になります。ハンガーを正しく収納管理しておくととても便利といえます。ここでは、ハンガーを収納管理するメリットをご紹介いたします。

ハンガーを取り出しやすくする

ハンガー収納は、置き場所をしっかりと決めて使いやすい仕組みを作ってあげましょう。そのために必要なのがハンガーを入れておく収納用品です。ここで大切なことは、収納用品は「ハンガーが増えてきたからまとめるために使うアイテムではない」ということです。あくまでも取り出しやすく、使いやすくするためのものと認識しておきましょう。

どんどん増えるのを防ぐ

適当に保管ハンガーを持っていると、どれくらい必要なのかが分かりません。また、使いたいときに見つからず探してしまうこともあります。見あたらなければまた新しいハンガーを買うことになり、家のなかにどんどん増えていくでしょう。ハンガーを収納管理すれば、自分に必要なハンガーの量も決めやすくなり、必要な数だけを保管し使えます。

ハンガーの収納場所はどう決める？

ハンガーは、使うときにすぐに取り出して使えると大変便利です。そこで、保管ハンガーを、使いたい場所の近くに置いておくと便利です。たとえば、洗濯物干し用として使うのであれば外干しならベランダなど干す場所の近くに、室内干しで浴室乾燥を使うなら脱衣所など浴室の近くに収納場所を作るとよいでしょう。

ハンガー収納グッズを購入する際のポイント

ハンガー収納に欠かせないのが収納用品です。収納用品も暮らしに合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、ハンガー収納グッズを購入する際のポイントをご紹介いたしましょう。

1.どこで使うのか

ハンガーをリビングで使うのか、浴室や脱衣所で使うのか、それともベランダの洗濯物干しで使うといった「使う場所」があります。先ほど、ハンガーは使いたい場所の近くに置いておくと便利と説明しましたが、置きたい場所が決まったら、ハンガーを収納するスペースを確保する必要があります。そのスペースに合った収納用品を選びましょう。

2.どんなハンガーを収納したいか

ハンガーにはシャツハンガーやボトムハンガー、ピンチハンガーなどさまざまなタイプがあります。収納したいハンガーが収まらなければ収納用品を購入しても意味がありません。どんなハンガーを収納したいか、そのハンガーは求める収納用品に収納できるかを確認して購入する必要があります。

3.ハンガー数も決めておこう

保管するハンガーの数も決めておきます。決め方は2つ。ハンガーのタイプごとに、何本と数で決めてもいいですし、収納用品に収まる本数だけを持つという適正量の決め方もあります。また、ハンガーは気がつくと増えていきがちなので、スペースに収まらなくなってきたら見直していきましょう。

4.持ち運ぶか、持ち運ばないか

しまう収納にした場合、そのハンガーを持ち運ぶか・運ばないかでも選ぶ収納用品は変わってくるため明確にしておきましょう。持ち運びたい場合は、取っ手がついていて持ちやすい、軽めのボックスや移動しやすいものが便利です。

5.自分の性格も意識する

きっちりとした性格の方もいれば、大ざっぱな性格の方もいらっしゃるでしょう。どんなに自分の理想とする収納があっても、求めている収納に自分の性格がマッチしなければ、長続きはしません。とくに大ざっぱな性格の方がきっちりした収納を求めても三日坊主になってしまう可能性が高いですし、片づけも苦手だったりします。よって、収納は継続できるかどうかも大きなポイントになるのです。大ざっぱな性格の方は、「かけるだけ」といったご自分の性格に負担のかからない収納にするとよいでしょう。

ハンガーのおすすめ収納方法

ここからは、保管ハンガーのおすすめの収納方法を「かける場合」と「しまう場合」でご紹介いたします。また、それぞれのメリットも解説していきます。

かける場合

かける場合は、使うときにサッと使えるのが最大のメリットです。そもそもケースなどにしまう手間が省けることと、かけるので取り出す際にハンガーが絡まることもありません。

「浴室乾燥のポール」にかけておく

「浴室乾燥のポール」にかけておく

浴室乾燥をするお宅なら、浴室内のポールにかけておいても便利です。干したいときにすぐに使えます。子供用ハンガー、大人用ハンガー、ボトムハンガーなどタイプ別で分けてかけておくと、より使いやすくなります。出しっぱなしになるので、ハンガーの色を白などで統一してあげると統一感が生まれ、見た目がすっきりします。

「つっぱり棒」にかけておく

両サイドにつっぱれる壁などがあれば、つっぱり棒にかけて保管しておくこともできます。かけたい場所に収納を作れば、そのままつっぱり棒に洗濯物を干すことも可能です。なお、洗濯物を干したい場合は、耐荷重をしっかりとチェックしてつっぱり棒を選びましょう。

「ハンガー専用ラック」にかけて隙間を活用

最近は、洗濯ハンガーだけをかけておく専用ラックもあります。このような専用の商品は隙間にも収納できるスリムタイプや場所をとらないコンパクトタイプなどもあり、便利に使えます。限られた空間のなかで有効活用したい方や一人暮らしのお宅にもおすすめです。

しまう場合

しまう場合は、ごちゃごちゃと見えがちなハンガーをすっきりと収納できます。しまう際のポイントは、ハンガーは立てて収納することです。立てることによりハンガーが絡まりづらくなります。

「A4ファイルボックス」で整然と収納する

A4サイズのファイルボックスに入れて、使う場所の近くに収納しておくと便利です。ハンガータイプごとにファイルボックスを分けておけばより使いやすくなります。5角形の形状のファイルボックスはハンガーが見やすく、4角形の形状のファイルボックスはハンガーを隠せるのでより見た目がすっきりします。また、ハンガーの数が多いお宅は、ワイドタイプのファイルボックスを選ぶとよいでしょう。

持ち運びやすい、布製やプラスチックの「ボックス」

持ち運びやすい、布製やプラスチックの「ボックス」

布製やプラスチックのボックスは持ち運ぶ際に便利に使えます。床や棚に置けて、見られたくないときは持ち運んで隠しておくこともできます。ホコリが被ることを防ぎたい場合は、ふた付きを選んだり、上に布をかけておくとよいでしょう。ボックス収納の注意点は、ボックス内に適当にボンボン入れないことです。これが絡まりの原因になるので、必ず立てて収納し、ハンガータイプごとに収納を分けて入れるとよいでしょう。

「仕切りブックスタンド」に入れてサイズ分けもかんたん

仕切りのついたブックスタンドも便利です。棚などに置いて、ハンガーの大きさやタイプごとに分けて収納でき、取り出しやすく使えるのも特徴です。収納する際は、向きをそろえて入れておくとよいでしょう。

トートバッグも便利

S字フックを使えばどこでもかけて使えて、衣類収納の予備としてハンガーを取っておきたい際にも便利です。トートごとにハンガータイプを分けて、向きをそろえて収納しておくと絡まりを防げます。トートバッグは大きすぎると袋内でハンガーが動いて絡まる可能性があるので、絡まりにくいバッグのサイズを選ぶとよいでしょう。

収納家具の引出しに

リビングなどで室内干しをしたいとき、意外に保管ハンガーの収納場所に困るものです。物干し用ポールにかけたままでは生活感が出てしまうため、しまって保管したいという方もいらっしゃいます。そんなとき、収納家具のなかに入れておくと使うときに便利です。使う場所に収納を作れるため動線が短くなり、使用後の片づけも楽におこなえます。