夏服の収納アイデアまとめ!キレイに収納するコツや注意点を解説

[夏服の収納アイデアまとめ!キレイに収納するコツや注意点を解説

夏から秋へ移り変わり、夏服の出番が少なくなっていく時期は、衣替えをされる方も多いでしょう。このとき、どのように夏服を収納して次のシーズンまで保管をしておくとよいのか悩んでいるという声を多く聞きます。

そこで当記事では、夏服の収納アイデアについてまとめてみました。また、シワに悩まされている方やコンパクトに収納したい方のために、キレイに収納するコツや注意点についても解説します。

夏服を保管する際のポイント

ここでは、夏服を保管する際のポイントをご紹介します。

衣類を「整理」する

まったく着ていない服をただ保管していても収納場所をとるだけです。夏服を保管する前に、衣替えのタイミングで衣類の整理をしましょう。衣類の整理の目安は次のとおりです。

  • 1年以上着ていない衣類

1年以上着ていない衣類は何か理由があります。翌年も着る出番はほぼないでしょう。ただし、冠婚葬祭で着る衣類は、1年以上着ていなくてもいざというときに必要になるので、残しておきましょう。整理は、やみくもに処分するのではなく「区別」をすることが大切です。

  • 今後着る予定のない衣類

今後着る予定がない衣類も、必要がなければ整理しましょう。

  • 汚れている、ボタンがとれているなどの理由で着なくなった衣類

汚れている、ボタンがとれている、糸がほつれているなどの理由で着なくなった衣類は、補修したら着ようと思いそのままになっているケースが多いです。補修してまで翌年着ると判断した衣類以外は、手放しましょう。

  • サイズが合わない衣類

サイズが合わなくなった衣類も今後着る機会はかなり低くなります。サイズアウトした子ども服は、お下がりとして残したい衣類を厳選し、保管期限を決めておくとよいでしょう。手放す際は、友人にあげる、寄付、リサイクルを活用することで手放しやすくなります。

  • 流行りモノは着なくなる可能性大

流行りモノは、流行りが過ぎれば着なくなる可能性が高くなります。また、流行りモノが好きな方は無駄な衣類が増えがちです。このような方は、買い物時に、「本当に必要か」「ずっと使うのか」と一瞬問いかけることで必要な衣類だけを購入できるでしょう。衣類の整理は、これらを目安に行なっていきます。

「洗濯」をしてから保管する

「洗濯」をしてから保管する

虫食いは、汗や汚れ、皮脂も原因のひとつです。衣類の整理が終わったら、汚れた状態で保管をせず、洗濯をしてキレイな状態にしてから衣替えをしていきましょう。そして、収納スペースや衣装ケースも掃除をし、キレイな状態にしてから衣類を保管します。

「アイテム分け」や「家族分け」も便利

衣類を保管するときは、着る時にすぐに見つけられてサッと着られるかどうかがポイントです。そこで、収納する際は衣類が着やすくなるよう「分類」してあげましょう。

  • アイテム分け

Tシャツ、短パン、水着、ノースリーブシャツなどと、アイテム分けして保管をしておくと、翌年着る際に便利です。

  • 家族分け

家族で住んでいる場合は、夫、妻、子どもなどと家族ごとに衣類を分けて、衣類・収納ケースなどに入れて保管すると分かりやすいです。

子ども服ならサイズで分ける

子ども服ならサイズで分ける

子ども服はサイズアウトしやすいため、翌年着る時に小さくて着られないということも起こりえます。そこで、サイズで分けて保管しておくと翌年着る際に分かりやすくなりますし、整理もしやすくなります。

通年モノは取り出しやすいゾーンに

急な寒暖差で羽織る衣類がないといった経験はないでしょうか。カーディガンやパーカー、薄手のジャケットなどは通年で着る可能性があります。このような通年モノは、急な寒暖差でもすぐに対応できるように取り出しやすいゾーンにいつも収納しておきましょう。いざという時に安心です。

収納しきれない場合

日頃から整理をしていても収納スペースには限りがあります。収納しきれない場合は、衣類を預かり、収納管理してくれるサービスを利用しましょう。室温管理もしっかりしているところなら安心して衣類を預けることができるでしょう。なかには、オンシーズン物だけ家に、オフシーズン物は預けている方もいらっしゃいます。

「畳む衣類」と「かける衣類」をどう分ける?

「畳む衣類」と「かける衣類」をどう分ける?

この衣類はハンガーにかけて収納したほうが良いのか、それとも、畳んで収納したほうが良いのかいまひとつ分からないという方はいないでしょうか。ここでは、畳む衣類とかける衣類の簡単な分け方をご紹介します。

畳む衣類に向いている素材

Tシャツやパーカー、セーター、ニット、カットソーなどハンガーにかけた時に衣類が伸びたり、たるんだりしまう素材は畳んで収納に向いています。畳んでもシワになりにくい素材と覚えておくと分かりやすいでしょう。

かける衣類に向いている素材

スーツやジャケット、ワイシャツ、コートなどの畳むとシワになりやすい素材は、ハンガーにかけて収納するのがおすすめです。

衣替えに知っておきたい「収納場所」と「収納法」

オフシーズンの衣類はいわば今は着ない服です。その衣類をどこに、どのように収納しておくと翌年使う際にスムーズになるのか。おすすめの収納場所と収納法をご紹介します。

シーズンオフは取り出しづらい場所でもOK!

シーズンオフの衣類は、取り出しづらい場所での保管でもOKです。物の取り出しやすい高さは次のとおりです。

  • 一番取り出しやすい高さ(中):自分の目線から腰の高さ

オンシーズンの衣類は、立った状態で取り出せる収納場所がよいとされ、自分の目線から腰の高さあたりの「ゴールデンソーン」と呼ばれる場所で保管するのがおすすめです。

  • ときどき使う物(下):かがみ姿勢

オンシーズンの衣類でも使用頻度はさまざまです。ときどき着る衣類は、しゃがんで取り出すゾーンに収めるとよいでしょう。

  • めったに使わない物(上):手を伸ばすような取り出しにくい高さ

出番のなくなったオフシーズンの衣類は、高いところにある収納など普段は使いづらい場所に保管するのがおすすめです。押入れなら、手前にオンシーズン、奥にオフシーズンと使用頻度で収納を分けるととても使いやすくなります。

「引き出しタイプの衣類・衣装ケース」で衣替えしたい場合

「引き出しタイプの衣装ケース」で衣替えしたい場合

引き出しタイプの衣類・衣装ケースは物の取り出しやすさ、しまいやすさから近年人気です。クローゼットのように空間に奥行きがなければ、立った状態で取り出せる引き出しに「オンシーズン」の衣類を、かがみ姿勢で取り出す引き出しに「オフシーズン」の衣類を収納すれば、衣替えの際に衣類を入れ替えるだけで済みます。大がかりな衣替えの必要もなくなるでしょう。

押入れのように奥行きがある場合は、キャスターがついた衣類・衣装ケースを使い、手前にはオンシーズン、奥はオフシーズンと入れ替えしやすい仕組みをつくるとよいでしょう。このとき、衣類・衣装ケースの中もキレイな状態にしてから衣替えを行ないます。

「圧縮袋」や「衣類収納袋」も活用

夏服は、冬服と比べるとあまりかさばる衣類はありませんが、家族の人数によっては衣類の量が多いご家庭もあるでしょう。そんなとき「圧縮袋」ならコンパクトに収納をすることができます。収納スペースが少ないご家庭にも便利です。

収納は使う時にサッと使えるがどうかが大きなポイントです。「衣類収納袋」は、アイテムごとや家族ごとに衣類を分けたい際にも便利ですし、ホコリ防止にもなります。シワを避けたい衣類は吊るすタイプの衣類袋を使うと便利です。

「ラベリング」もしておく

誰のどんな衣類が入っているのかも明確にしてあげることで、使う時に分かりやすくなり、翌年の衣替えをスムーズに行なうことができます。このとき、中身の存在が分かるようラベルを貼る、「ラベリング」をしてあげると一目瞭然です。

「カビ」や「虫」にも注意する

衣替えの時に気をつけないといけないことに、カビや虫から守ることがあります。せっかく分かりやすく収納しても、翌年にカビや虫食いが原因で服が着られないということにならないよう気をつけましょう。

衣類に「ニオイがつかない防虫剤」でしっかり対策

防虫、カビ対策は1年を通してすることが大事です。「フマキラーサザン・ロング引き出し・衣装ケース用 24個入」は、衣類の上に置くだけ。防虫効果は1年続きます。取り替え時も「おわり」の文字で知らせてくれるので安心です。また、防虫剤独特のニオイが苦手な方にも、衣類にニオイがつくことがないので翌年すぐに夏服を着ることができます。

まとめ

季節の変わり目で出番が減った夏服は、翌年スムーズに衣替えをすることができるよう、どこに・誰の・どのような衣類が保管されているのかを分かりやすくするのが重要です。また、翌年まで長期保管をするからこそ、カビや虫食い対策もしっかりとしておく必要があります。

来年の夏、気持ちよく夏服を着ることができるよう、収納面、防虫面でしっかりとした対策をしましょう。

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