2022年3月2日 | お役立ち情報
【手巻き寿司のレシピ】巻きす不要の作り方も紹介
おいしいだけでなく作る楽しさもあるので、子どもも大人も大喜びの手巻き寿司。家族がそろう休日や、誕生日などのパーティー料理にぴったりのメニューです。
そこで今回は、手巻き寿司の巻き方のポイントやおすすめレシピをご紹介いたします。また、太巻き寿司の巻き方のコツや、巻きす不要の作り方も解説いたします。自分の好きな具材を巻いて、家族で手巻き寿司を楽しみましょう。
手巻き寿司の作り方
手巻き寿司をくるっと三角形に巻くのは、意外に難しいものです。まずは手巻き寿司の巻き方と、上手に巻くためのコツをご紹介いたします。
巻き方
- 海苔のざらざらした面を上に向けて置きます。
- 中心より左側にすし飯をのせます。角にはのせず、三角形に広げます。
- すし飯の上に具材をのせます。具材は下を右側に傾けて斜めに置きましょう。
- 海苔の左下の角を対角に向かって折ります。
- 海苔の右側を巻いて完成です。
上手に巻くためのコツ
手巻き寿司を上手に巻くためのコツを知れば、きれいな形に仕上がります。
すし飯をのせる位置に注意する
すし飯は、海苔の中央より左側に置き、角にはのせず三角形になるように広げるのがきれいに巻くコツです。
具材は斜めに置く
海苔は左下の角からご飯をのせた部分の右端に巻き上げるため、具材を斜めに置くときれいに巻けます。
すし飯にくぼみをつける
具材が大きいと三角形に巻きにくいため、すし飯の具材を置く位置にくぼみをつけておくと巻きやすくなります。
すし飯の作り方
手巻き寿司に使うすし飯を作りましょう。寿司桶があるとよいのですが、ない場合は大きめのボウルで代用可能です。寿司桶は使用前に水でぬらし、水気を拭き取ってから使います。
用意するもの
- ご飯…3合
- 酢…60ml
- 砂糖…大さじ3
- 塩…小さじ2
- 寿司桶…ない場合は大きめのボウルで代用できます
- うちわ…冷ますために使います
- ぬれ布巾…すし飯を乾燥させないために使います
作り方
- ボウルに酢・砂糖・塩を入れてよく混ぜ、寿司酢を作ります。
- ぬらした寿司桶に炊きたてのご飯を入れ、1をしゃもじに伝わせながらまわしかけます。
- 全体を大きく混ぜて、寿司酢がゆきわたったら切るように混ぜます。
- 全体に混ざったら、うちわであおいで冷まします。
- 粗熱が取れたら乾燥を防ぐため、ぬらしてよく絞った布巾を寿司桶にかけておきます。
注意点
ご飯は寿司酢と混ぜるため、水をやや少なめにして固めに炊いておきましょう。炊きたてのご飯は水分を含んでおり、寿司酢を混ぜるとべたつきます。そこでうちわであおいで水分を飛ばし、べたつきを防ぎます。
あおぐタイミングは、寿司酢を混ぜ終えてからにしましょう。混ぜながらあおぐとご飯が冷めてデンプンが固まり、酢がしみこみにくくなります。炊きたてのご飯に寿司酢を混ぜ、混ぜ終えてからあおぐのがポイントです。
おすすめの具材と切り方
手巻き寿司は、好きな具材を組み合わせて自分好みの味を作れるところが魅力です。用意しておきたいおすすめの具材と、切り方をご紹介いたします。
厚焼き卵
手巻き寿司には欠かせない厚焼き卵。黄色い具材があると、見た目も華やかになります。厚焼き玉子を作ったら、巻きやすい厚さにカットしておきましょう。
きゅうり
手巻き寿司の野菜の中でも、きゅうりは定番です。海鮮との相性がよく、シャキッとした食感も楽しめます。両端を切り落としたら3等分にしてから細切りにしましょう。
玉ねぎ
刺身にサーモンを用意するときは、スライスした玉ねぎがあるとさらにおいしくなります。皮を剥いて縦半分に切り、平らな面を下にして繊維に対して垂直に薄く切ると、生で食べても辛味が少なくやわらかい食感を楽しめます。
かいわれ菜
ピリッとしたアクセントになるかいわれ菜は、どの具材とも好相性です。根元を切り落とし、黒く変色した部分は取り除きましょう。
オクラ
オクラといかを組み合わせた「いかオクラ」はおつまみでも人気メニューで、ネバネバのオクラといかは相性抜群です。オクラは茹でて輪切りにしておきましょう。
刺身
マグロ、サーモン、ハマチ、いか、ほたて、甘エビ、いくらなど、お好みの種類を用意しましょう。幅が広すぎる場合は、細く切ると巻きやすいでしょう。ほたては半分に切っておきます。
唐揚げ
手巻き寿司には刺身が定番ですが、変わり種として唐揚げも人気があります。刺身が苦手なお子さんにもおすすめです。巻きやすいように小さめに作りましょう。
薬味や調味料
手巻き寿司をよりおいしくするには、薬味も欠かせません。お好みで次のようなものを用意しましょう。
- 万能ネギ…小口切り
- わさび…おろしわさび
- しょうが…細切り
- レモン…薄切りにして4等分
- 梅…たたき梅にする
- 大葉…軸を切り落として半分、または千切りにする
- マヨネーズ…オニオンサーモンなどにお好みで使いましょう
手巻き寿司のおすすめレシピ
自分の好きな具材を巻いて楽しむ手巻き寿司。具材や組み合わせに決まりはありませんが、おすすめのレシピをご紹介いたしますので、ぜひ試してみてください。
牛肉のしぐれ煮
手巻き寿司の具材は海鮮が一般的ですが、肉との相性もよいのでおすすめです。牛肉のしぐれ煮は味がしっかりついているので、しょうゆなどの調味料をつけなくてもおいしく食べられます。レタスやきゅうりと一緒に巻いて食べましょう。
材料
- 牛薄切り肉…150g
- 砂糖…小さじ1
- しょうゆ…20cc
- みりん…20cc
- しょうが…少々
作り方
- 牛薄切り肉を小さく切ります。
- 鍋に砂糖、しょうゆ、みりん、しょうがを入れます。
- 煮立ったら牛肉を入れ、煮汁がなくなるまで煮たら完成です。
- 海苔の上にすし飯をのせ、レタスやキュウリなどの野菜と一緒に巻きましょう。
マグロとアボカド
カリフォルニアロールで使われることから、アボカドは手巻き寿司の定番具材になってきました。マグロとアボカドの組み合わせは相性抜群です。
材料
- マグロ…適量
- アボカド…1/2〜1個
- しょうゆ…少々
作り方
- まぐろは棒状に切って5分ほどしょうゆにつけておきます。
- アボカドは皮をむいて種をとり、棒状に切ります。
- 海苔の上にすし飯をのせ、まぐろ、アボカド、レタスをのせて巻きましょう。
ツナマヨサラダ
おにぎりの定番ツナマヨも、手巻き寿司の具材におすすめです。マヨネーズのコクがおいしいツナマヨサラダは、お子さんも喜ぶことでしょう。
材料
- ツナ(缶詰)…1缶
- マヨネーズ…大さじ1
- かに風味かまぼこ…4本
- リーフレタス…2枚
- きゅうり…1本
作り方
- リーフレタスを食べやすい大きさにちぎります。
- きゅうりは半分の長さにしてから棒状に切ります。
- かに風味かまぼこは手でさきます。
- 汁気を切ったツナとマヨネーズを混ぜます。
- 海苔の上にすし飯をのせ、リーフレタス、ツナ、きゅうり、カニ風味かまぼこをのせて巻きましょう。
いか納豆
納豆も手巻き寿司におすすめです。海鮮や野菜と組み合わせて巻いてみましょう。いか納豆の作り方をご紹介いたします。
材料
- 刺身用いか…2切れ
- ひきわり納豆…1/2パック
- 大葉…1枚
- かいわれ菜…適量
作り方
- 大葉は軸を切り落として半分に切ります。
- 納豆はタレを入れて混ぜます。
- 海苔の上にすし飯をのせ、大葉、いか、納豆、かいわれ菜をのせて巻きましょう。
太巻き寿司の巻き方
巻きすを使って作る太巻き寿司はきれいに作るのが難しいと思われがちですが、コツを知ると意外に簡単です。作り方をマスターすれば、手巻き寿司パーティーのときだけでなく、遠足や行楽時のお弁当など、さまざまなシーンで活用できるでしょう。
基本的な巻き方
- 巻きすを広げ、ザラザラした面を上にした海苔を置きます。
- 海苔の上部2cm、下部5mmほど空けて酢飯をまんべんなく広げます。
- 中央より少し下に具材を並べます。
- 具材を軽く押さえながら手前の海苔を巻きすごと持ち上げて巻きます。巻きすを巻き込まないように上に流しながら軽く握って形を整えましょう。
- 巻き終わったら5分ほど置いてなじませます。
- 巻きすをはずして2cm幅に切ります。押し付けないように注意しながら、1回ごとにぬれ布巾で拭くときれいに切れます。
巻きすを使わない巻き方
太巻き寿司は巻きすを使って作る方法が基本ですが、巻きすがない場合はラップで代用できます。
作り方
- 海苔より一回り大きいサイズのラップを広げます。
- 海苔のザラザラした面を上にしてラップにのせます。
- 海苔の上部は2cm、下部は5mm程度空けて酢飯をまんべんなく広げます。
- 酢飯の中央よりやや下に具材を並べます。
- 手前の海苔をラップごと持ち上げて、しっかりと巻いていきます。
- 具材の上部まで巻けたら手でぎゅっと押さえます。
- 巻き込まれたラップをはずして残りを巻き、ラップの上から手で押さえて形を整えます。
- 少し置いてなじんだら、ラップをはずして2cm幅に切ります。
生鮮食品を除菌して鮮度を保とう
刺身や生野菜などの生鮮食品を巻いて作る手巻き寿司。家族や友人と楽しむ手巻き寿司パーティーにおすすめなのが、フマキラー「食品用アルコール除菌フードキーパー」です。
100%食品成分なので食品に直接スプレーでき、アルコールとGSE(グレープフルーツ種子エキス)、有機酸が幅広い細菌・ウイルスを99.99%除去。食品表面に付着した菌を除菌して、生鮮食品の鮮度をキープします。手巻き寿司を安心して楽しむためにも、ぜひご活用ください。
まとめ
家族が集まる日や誕生日などのお祝いには、手巻き寿司がおすすめです。たくさんの具材を用意すれば、さまざまな味を楽しめます。具材のバリエーションを豊富にすれば、生の魚が苦手なお子さんも手巻き寿司を楽しめるでしょう。また、太巻き寿司の巻き方のコツを覚えれば、行楽弁当や恵方巻きなどに活用できます。巻きすがなくてもラップで代用できるため、気軽に作ることができます。
手巻きや太巻きの具材に決まりはないため、好きな具材を組み合わせて自分好みの巻き寿司が楽しめます。おすすめレシピもぜひ試してみてください。