2021年12月15日 | お役立ち情報
初心者必見!ゴルフのはじめ方や練習方法・必要なマナーを解説
日本人選手のメジャー活躍で、人気が高まっているゴルフ。運動不足解消を目的としてはじめる人も増えています。しかし、ゴルフには少し堅苦しいイメージもあり、初心者で何からはじめればよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、これからゴルフをはじめる方にも分かりやすく、練習方法やマナー、準備する道具について解説いたします。
初心者がゴルフをはじめる4STEP!
簡単にはじめることができるゴルフですが、初心者には下準備が必要です。つまり、練習はできても、テレビなどで見るゴルフ場のコースですぐにプレーはできないということ。
これからゴルフをはじめようと思っている方やはじめて間もない方は、いくつかのステップを踏んでコースに出る準備をしましょう。
- マナーを知る
- 必要な道具をそろえる
- 球を打つ練習をする
- コースデビュー
どれかひとつでも飛ばしたり不十分だったりすると、恥をかいたり他のプレーヤーの迷惑につながったりすることもあるため、注意が必要です。
はじめる前に知っておきたいゴルフの基本マナー
ゴルフはマナーが厳しいといったイメージをもっている方も多く、紳士のスポーツだから堅苦しいと考えられがちです。しかし、基本的なマナーさえ押さえておけば堅苦しさはなく、仲間や他のプレーヤーたちと気持ちよくプレーができます。マナーは、ゴルフを楽しむうえで最低限の配慮ということです。
基本的マナー
ゴルフをするうえでの基本的なマナーは、次の3つです。ごく一般的なマナーとしても当てはまることなので、とくに気難しく考える必要はないでしょう。
時間厳守
ゴルフ場へは遅くても30分前までに到着し、10分前までにはティグラウンドに集合しましょう。遅刻は厳禁です。もし予約の時間までに遅れそうな場合は、ゴルフ場にその旨を早めに連絡しましょう。
ゴルフは、ひとつのコースを何組ものプレーヤーが順番に進んでいくスポーツです。自分たちが遅れると後に控えている人たちの迷惑になるため、早めの連絡を心がけましょう。
自然を大切にする
ゴルフは、山や森を切り開いた大自然の中でおこないます。周囲には木が生い茂り、芝も丁寧に手入れされた緑豊かな環境です。
プレー中に木の枝をわざと折る、プレー以外で芝を傷つけるなどの行為は、固く禁じられています。みんなが気持ちよくプレーするためにも、自然は大切にしましょう。
場内は禁煙
ゴルフ場のコース内は、歩きたばこはもちろんのこと基本的に禁煙です。喫煙する場合は、所定の場所で吸いましょう。なかには、施設内全面禁煙としているゴルフ場もあるため、喫煙者がメンバーにいる場合は、あらかじめ確認することもお忘れなく。
服装のマナー
プレー中とクラブハウス(受付)への入退場時、それぞれに服装のマナーがあります。マナーやドレスコードを知らずに普段着で足を運ぶと注目を浴び、ゴルフ場のスタッフに声をかけられてしまうケースもあるので確認しておきましょう。
クラブハウスへの入退場時の服装
クラブハウスに出入りするときは、基本的に高級ホテルのロビーに行くつもりで服装を選びましょう。ゴルフウエアでの入退場は控えた方が安心です。男性の場合は襟付きシャツにスラックスやチノパンを合わせ、羽織ものにはジャケットを持参しましょう。
女性の場合は明確なドレスコードはありませんが、スカートやワンピースなど露出が多めの服装ならば、ストッキングを着用するのがマナーです。靴については革靴や低めのヒール、パンプスを履きましょう。
【NGな服装】
- Tシャツ
- デニム
- サンダル
- 高いヒール
- スニーカー
ドレスコードは各ゴルフ場によって異なるため、公式HPまたは問い合わせで確認しましょう。
プレー中の服装
プレー中の服装は襟付きシャツ(ポロシャツ)、パンツ(ロング)、ゴルフシューズが男女共通マナーです。パンツはロングが基本ですが、女性ではミニスカートやショートパンツでプレーする方も増加しています。その場合はくるぶしが隠れるソックスを履くようにしましょう。
シャツの裾はズボンに入れてプレーするため、男女ともにベルトを着用します。形の指定はありませんが、キャップやサンバイザーなどの帽子着用を義務付けているゴルフ場もあるので注意しましょう。
【NGな服装】
- Tシャツ
- パーカー
- ジャージ
- ジーンズ
- タンクトップ
- 芝を傷める靴(ゴルフシューズ以外のスパイクやヒール)
プレー中のマナー
ここではプレー中のマナーを解説いたします。
グリーン上でのマナー
芝はとても繊細。その状態によって勝敗が左右される、重要な場所なのです。ひとりひとりのマナーこそが芝の状態を良好に保ち、気持ちよくプレーすることにつながるといえるでしょう。
- 走ってはいけない
芝がはげたりめくれたりなど、傷つけるおそれがあるため、走ってはいけません。喜んで跳ねたりすることも好ましくないので、芝の上では騒がずに歩きましょう。
- ラインを踏まない
他のプレーヤーのライン(ボールからカップまでに通る可能性のある道)を踏んではいけません。
- 打つ人の近くに立たない
ライン上に影が落ちると集中力が乱れ、パッティングの妨害行為になります。
- ボールマークを直す
ボールマーク(ボールがグリーンに落ちたときにできるくぼみ)は、グリーンフォークで直して整えましょう。
- ピンフラッグはグリーンの外に置く
ボールをカップに入れるとき邪魔になるため、ピンフラッグを抜きます。(※1)このとき、できるだけグリーンの外に置きます。
※1)2019年の新ルール改正で、ピンを抜くか抜かないか選択できるようになりました
- カップの縁は踏まない
カップの周りはデリケートで、勝敗を左右する重要な場所です。カップからボールを拾うときなど踏まないように注意しましょう。
バンカーでのマナー
コースの各所に待ち受けているバンカーでも、マナーは必須です。もし、バンカーにボールが入ってしまったら次の3点を注意しましょう。
- 構えるときにクラブのソール(底)を砂に付けない
通常、クラブを構えるときソールは地面に付けますが、バンカー内ではNGです。もしソールを付けてしまった場合は1ペナとなります。
- アゴの低いところから入る
バンカーにはアゴの低いところから入ります。高いところから勢いよく入ると斜面が崩れたり芝がはがれたりするので、ゆっくりスムーズに入れる場所を見きわめましょう。
- 砂をならして出る
ボールをバンカーの外に出した後は、足跡やショット跡が付いています。レーキを使い、砂をきれいにならしてから外に出ましょう。
他人に迷惑をかけない基本マナー
グリーンやバンカーでのマナーのほかにも、他人に迷惑をかけてしまう行為があります。一緒にプレーをしている仲間だけでなく、他のプレーヤーに迷惑をかけるため、必ず守りましょう。
- ファストプレーを心がける
ゴルフは1つのコースを何組ものプレーヤーが時間差でスタートします。自分たちの前後でも、他のプレーヤーがゴルフを楽しんでいるのです。
そのため自分たちがゆっくりプレーすると、すぐ後ろのプレーヤーたちだけでなく、さらに後ろの組へ遅延の影響が及んでいきます。前の組が全然進まないと、少しずつイライラしてくるのは想像に難くありません。みんながゴルフを楽しむには、プレーのスピードが重要です。
一例ですが、スロープレーにならないために以下のポイントを押さえておきましょう。
- 次に使うクラブを準備しておく
- ボールは余分に持ち歩く
- 何度も素振りしない
- 打ったあと、ずっとボールを眺めない
- 後ろが押していると感じたら、小走りで移動する
など
- 他プレーヤーの邪魔をしない
ゴルフは集中力がカギを握るスポーツですから、同伴者や前後のプレーヤーの邪魔は禁物です。たとえば、ティショット(1打目)はゲームを大きく左右するため、周囲で大声を出して話したり素振りしたりなど、集中力を妨害する行為はやめましょう。
また、前の組がまだプレーをしているのに打ち込むことも厳禁です。邪魔をするだけでなく、怪我を負わせてしまうケースもあるので、十分に距離を取ってプレーしましょう。
初心者はレンタルを上手く利用して道具を準備しよう!
初心者がゴルフをはじめる場合、いくつかの道具をそろえなければなりません。ただ、すべて新品となるとかなりの出費ですから、リサイクルショップなどで中古のゴルフ用品を探したり、使っていない道具がないか仲間に尋ねてみたりするのもよいでしょう。
【コースデビューが決まったら準備したいもの】
- ゴルフクラブ
- ボール
- キャディーバッグ
- グローブ
- ゴルフウエア
- ゴルフシューズ
- 帽子(サンバイザー)
- サングラス
- ボールケース
- ティー
- マーカー
- グリーンフォーク
など
打ちっぱなしやゴルフ場では、レンタルも利用できます。初心者の方はレンタルなどを利用しながら少しずつ準備していくと、初期投資も抑えられるのでおすすめです。最初にすべてをそろえても、残念ながら辞めてしまうケースもないわけではありません。レンタルなどを利用しながらゴルフの楽しさを覚え、コースに出られるようになってから道具をそろえても遅くはないでしょう。
練習は必須!初心者のゴルフ練習法
初心者がはじめからゴルフ場のコースでプレーするのは避けましょう。よほど才能のある人でなければスロープレーとなり、他のプレーヤーの迷惑になってしまいます。
初心者はコースデビューの前に、グリップの握り方やボールを打つ姿勢など基本的なことから練習しましょう。練習方法には、ゴルフスクールや自宅でできるものもあるので、自分に合った練習法を探して取り組んでいきましょう。
ゴルフスクールに通う
ゴルフスクールの魅力は、インストラクターが基本を1から教えてくれること。インストラクターはゴルフを教えるプロですから、グリップの握り方や癖なども見抜いて的確なアドバイスをしてくれます。初心者で身近にゴルフ経験者がいないという方には、とくにおすすめです。
上達も早く、きれいなスイングを体得できるだけでなく、ゴルフ仲間もできるといったメリットがあります。
経験者とゴルフ練習場に行く
家族や友人、同僚にゴルフ経験者がいる場合、一緒に練習場へ行き教えてもらう方法も有効です。独学と併用でき、上達も早いことでしょう。
もちろん、多くの人のアドバイスを聞いて混乱してしまう可能性などのデメリットはあります。しかし、「接待ゴルフに1回だけ行かなくてはならない」など、それほどプレーする機会のない方にはおすすめです。スクールに比べて費用を抑えることができるのもメリットです。
家でもできる練習法!
ゴルフの練習には、打ちっぱなし練習場やゴルフバーなど限られた場所しかありませんが、自宅でもできる練習もあります。自宅でテレビを見ながらでもできるので、実践してみてはいかがでしょうか。
- グリップの正しい握り方
- タオルを使ったスイング練習
- ゴルフ中継やゴルフ動画などを観てコツを学ぶ
- 体力強化
忘れないで!ゴルフ場の隠れた敵対策
ゴルフは屋外で楽しむスポーツです。周りには森や木々など自然がたくさんあります。そこで忘れてはならないのが虫よけや花粉対策。時期によってはあちらこちらに蚊やブヨなどが生息しています。
フマキラーの「スキンベープミストイカリジンプレミアム」は、虫よけ有効成分(イカリジン)の濃度を15%配合。最大8時間、コースも余裕で回れるほど効果は長持ちします。肌にやさしい成分を使用し、小さなお子さんから大人まで安心して使える虫よけスプレーです。
ゴルフで忘れがちな花粉対策も、フマキラーの「アレルシャット ウイルス 花粉 イオンでブロック スプレータイプ」なら、顔や髪にさっとスプレーするだけ。イオンの力が花粉やウイルスをブロックして、目や鼻からの侵入を阻止!樹木の多いゴルフ場では、花粉対策もどうぞお忘れなく。
ゴルフは初心者でも気軽にはじめられるスポーツ
ゴルフは、これまで経験のない初心者でも気軽にはじめられるスポーツですが、はじめからコースにデビューするのではなく、知識や基本を学ぶことからスタートしましょう。
ゴルフに興味があり、はじめてみたいが迷っているという方も、マナーさえ守れば誰でも楽しめるスポーツです。はじめから上手にできる人はいません。自宅、打ちっぱなし、スクールで、少しずつ練習しながらコースデビューを目指しましょう。