【初心者必見】釣りの服装・道具・持ち物を解説。知っておくべきルールは?

【初心者必見】釣りの服装・道具・持ち物を解説。知っておくべきルールは?

アウトドア系の趣味に注目が集まる昨今、釣りを楽しむ人が増えています。釣りは男性の趣味というイメージがありましたが、近ごろは「釣りガール」と呼ばれる人たちも増えるほど若い女性にも注目され、釣りをはじめてみようという初心者の方も多いことでしょう。釣りには暗黙のマナーやルールがあります。釣り場でのトラブルを避けるためにも、きちんと覚えておきましょう。

今回は、釣りに行くときの服装や道具、持ち物について解説いたします。あると便利なアイテムも多いので、しっかり準備しておきましょう。後半では、初心者が知っておくべきルールもご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

釣りに行くときの服装

釣りをはじめるときは、釣りに合う服装を準備しましょう。水辺は寒さを感じることもありますので、羽織るものを持っておくと安心です。また、日焼け・けが・虫刺されを防ぐためにも、肌をできるだけ露出しない服装がよいでしょう。

釣りは服が汚れやすいため、撥水加工の服がおすすめです。夏場は汗をかいても乾きやすいように、速乾素材のインナーを選ぶと快適でしょう。

長袖

体が冷えることもありますので、夏でも長袖のシャツを用意した方が安心です。肌の露出を抑え、けがや日焼け、虫刺されなども防ぐことができます。紫外線カット効果があり、体温の低下を防ぐラッシュガードもおすすめです。

長ズボン

夏には涼しくて開放的な短パンも、釣り針が飛んでくるとけがをするおそれがあります。1年中、長ズボンを着用するのが安心です。短パンの場合は、肌の露出を防ぐためにスパッツを着用するのもおすすめです。

ライフジャケット

ライフジャケット

船に乗るときは着用義務がありますが、そうでないときも安全のためにライフジャケットを着用しましょう。子どもと一緒に釣りをする場合は、子どもの体に合ったものを着せるようにしてください。

ウインドブレーカー

海辺は体感気温が下がるため、体温調節ができる羽織ものを用意しましょう。春や秋は急に冷えこむこともあるため、ナイロン製のウインドブレーカーを用意してください。

帽子

夏はつば広の帽子で紫外線対策、冬はニット帽で防寒対策をしましょう。また、釣り場には他の初心者もいることでしょう。針のついたルアーが飛んでくるリスクも考え、頭を守るために帽子をかぶっておきましょう。風に飛ばされるおそれもあるため、あごひものついた帽子が安心です。

滑りにくい靴

動きやすいスニーカーがおすすめです。夏場は、つま先のあるサンダルもよいでしょう。いずれにしても滑りにくい靴を選んでください。足場が悪いときは、長靴もおすすめです。

偏光レンズのサングラス

まぶしさや水面のギラつきは、偏光レンズのサングラスで抑えることができます。水中の様子もわかりやすいため、釣りには必須のアイテムです。サングラスをかけると、釣り針が誤って目に入る事故を防ぐこともできます。

初心者向けの釣り場

釣りたい魚に合わせて場所を選ぶのがポイントです。初心者の方には、次の釣り場がおすすめです。

防波堤

足元が安定している防波堤は、初心者や親子にもおすすめです。トイレや駐車場が設置されているところもあるため、子ども連れでも利用しやすいでしょう。

海釣り公園

利用料が必要な海釣り公園もありますが、足元が安定しているうえにトイレや売店などの設備も充実しており、初心者でも利用しやすいスポットといえます。釣り道具のレンタルや、餌の販売をしているところもあるため、身軽に出かけられるのも魅力です。はじめての方は、道具をそろえる前にレンタルできる海釣り公園で釣り体験をしてみてはいかがでしょうか。

釣りに必要な道具

釣りに必要な道具

初心者の方は、最低限の道具をそろえておくとよいでしょう。その際、釣りに必要なものがセットになった商品が便利です。針のサイズや仕掛けなど、どれを選べばよいか迷うときは、釣り具屋のお店の人に聞いてみましょう。

基本的な釣り道具をご紹介いたします。この他にも準備しておくと便利な道具がありますが、まずは基本的なものを用意しましょう。

  • ロッド(釣竿)
  • リール
  • ライン(釣り糸)
  • 仕掛け(釣り針やルアーなど)
  • プライヤー/ペンチ(鈎を外すときなどに役立つ)
  • 水汲みバケツ(釣れた魚を泳がせる、釣り場を片付けるときなどに役立つ)
  • ハサミ(糸や仕掛けを切るため)

釣りに必要な持ち物

釣り具以外にも必要な持ち物があります。一度釣りをはじめると途中で買いに行くのも大変なので、忘れずに持って行きましょう。

タオル

汚れを拭いたり、汗を拭いたり、タオルを持っていると何かと役立ちます。釣りには必需品なので、数枚準備していくと便利です。

ウエットティッシュ

手の汚れや手についた魚のニオイを拭き取るため、ウェットティッシュがあると便利です。食事の前にも手を拭けるように、除菌タイプのウエットティッシュを用意しましょう。

クーラーボックス

クーラーボックス

途中で食べ物を買いに行くのも大変なので、飲み物や食べ物をクーラーボックスに入れて持って行きましょう。クーラーボックスがあれば、釣った魚を持ち帰るときにも便利です。

ビニール袋

釣った魚を入れたりゴミを持ち帰ったりするときに、ビニール袋があると便利です。クーラーボックスに直接魚を入れると汚れるため、厚手のビニール袋を用意しておいた方がよいでしょう。

レインコート

レインコートがあれば、急な雨をしのぐこともできます。また、レインコートは風を通さないため、ウインドブレーカーがないときの防寒着代わりとしても役立つでしょう。

日焼け止め

釣り場には日光を遮るものがないため、紫外線をたくさん浴びます。また、海面からの照り返しを受けるため、短時間でも日焼けしやすいものです。紫外線から肌を守るために、日焼け止めを用意しましょう。朝に塗っても汗をかくと流れてしまうため、塗り直せるように持ち歩くことをおすすめします。

UVカット効果のあるラッシュガードを着用したときも、手の甲や首の後ろなど肌が露出している部分は日焼けするので、忘れずに塗っておきましょう。

初心者が知っておくべき釣りのルール・マナー

お互いが気持ちよく釣りを楽しむために、守るべきマナーがあります。初心者が知っておくべき釣りのルールをご紹介いたします。

迷惑駐車をしない

釣りには車で出かけることが多いものですが、駐車場ではない場所に車を停めると地元の人に迷惑をかけてしまいます。事前に駐車場の場所を調べておき、迷惑駐車のないように注意しましょう。夜間は騒音にも配慮してください。

先に来た人を優先する

先に来た人を優先する

釣り場では、先行者優先というルールがあります。せっかく早く来たのに、後から来た人に邪魔されてはたまったものではありません。無理に割り込むとトラブルの元になりますので、先に釣りをしている人がいる場合は十分な距離を取ってください。

隣に釣り人がいればあいさつする

釣り場に後から来た人は、相手の迷惑にならないように気をつけましょう。また、釣りの最中黙って隣に来られるのも、気分のよいものではありません。相手を不快にさせないためにも自分からあいさつをして、「お隣、大丈夫ですか?」「この場所に入ってもいいですか?」と許可をもらってからはじめましょう。

「いいですよ」と言われることが多いものですが、スペースがあまりない場合などは断られることもあります。なかには、返事をしない人もいるかもしれません。その場合、トラブルを避けるためにも釣り場を変えましょう。

あいさつして仲良くなれたなら、貴重な情報を教えてもらえるかもしれません。最初が肝心ですから、恥ずかしがらずにあいさつしてください。

周囲の人や物に注意する

ルアーなどを投げるときは後ろに人がいないか必ず見て、周囲の安全を確認してください。針が当たってしまうとけがにつながるので大変危険です。近くに人がいるときは、通り過ぎるまで待ってください。

先行者が攻めているポイントに投げ込まない

周りの人の仕掛けや、潮の流れを確認してからルアーや仕掛けを投げましょう。先行者が攻めているポイントに交差するように投げ込む行為はNGです。仕掛けと仕掛けが絡まる原因にもなってしまいます。

小魚は海に返す

小魚など、持ち帰らない魚が釣れたときはリリースしてください。限りある海の資源なので、将来のためにも乱獲を避けましょう。

夜釣りではライトで水面を照らさない

夜釣りをするとき、他の釣り人がいるのにライトで水面を照らすのはNGです。光で照らされると魚が警戒し、周りの人まで釣れなくなってしまいます。ヘッドライトをつけると両手が空いて便利ですが、つい海をのぞき込んだり、他の人に向けて照らしたりすることもあるため、注意しなくてはなりません。必要のないときは、できるだけライトを消しておいた方がよいでしょう。

汚れたところは水を流しておく

汚れた場所を放置して帰らないようにしましょう。エサなどで汚れたところをそのままにしておくと悪臭を放ち、後から来た人や近隣住民が迷惑します。水汲みバケツで海水をくみ、汚れをきれいに流しましょう。

ゴミは持ち帰る

ゴミは必ず家に持ち帰ってください。釣り針のついた仕掛けなどを放置したまま帰ると、鳥などがけがするおそれもあります。できれば自分のゴミだけでなく、落ちているゴミも拾って帰りましょう。

虫よけ対策も忘れずに

釣りに行くときは、虫への対策も必要です。釣り場には蚊だけでなく、蚊よりもかゆいブユ、刺されると痛いアブ、猛烈なかゆみに襲われるヌカカなどが潜んでいます。釣りの最中は移動することもあるため、置き型タイプより肌に直接塗布するスプレータイプがおすすめです。

フマキラーの「スキンベープミスト」は、素肌になじみやすい水性タイプの虫よけです。肌にやさしい潤水成分ヒアルロン酸Na配合、舞い散りも少ないタイプなので、家族みんなで使えます。蚊だけでなく、ブユやアブなど釣り場に多い害虫にも効果を発揮。虫よけ成分を10%配合、釣りに行く前スプレーすれば、効果が長時間持続します。


 

まとめ

釣れたときの喜びや、釣った後に新鮮な魚が食べられるという楽しみがあり、ハマると抜け出せなくなると大人気の釣り。これからはじめようという方は、今回ご紹介した釣りの服装や持ち物を参考にして準備してください。釣りに詳しい人が周りにいない場合、そろえるべき釣り具のアドバイスは釣具屋さんでもらうのがおすすめです。

釣り場には「先行者優先」など、暗黙のルールがあります。ルールやマナーを守りながら、釣りを思い切り楽しんでください。

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