モーニングアタックとは?原因や就寝前の花粉対策を解説

モーニングアタックとは?原因や就寝前の花粉対策を解説

暖かく過ごしやすい春を待ち望む方は多いと思います。しかしそれは花粉症の人にとって、喜んでばかりはいられない季節なのかもしれません。

花粉症患者は国内平均で4人に1人、東京では2人に1といわれます。さらに最近の調査では低年齢化が進み、23歳の頃から発症するお子さんもいるようです。つらい花粉のシーズン、なかでも朝起きたときに症状が悪化する「モーニングアタック」に、頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、モーニングアタックの原因と対策について解説いたします。

モーニングアタックとは?

モーニングアタックとは?

モーニングアタック」という言葉をはじめて聞いたという方も多いのではないでしょうか。これはまさに読んで字のごとく、一日のうち特に朝起きたときに、くしゃみや鼻水・鼻づまりが突発的に悪化する症状のことです。アレルギー性鼻炎の人にもみられる発作的な症状で、激しく咳きこんだり、目や肌のかゆみがひどくなったりするケースもあるようです。

なかでも特に、花粉症の人の多くがモーニングアタックに悩まされているといわれます。こうした症状はなぜ起こるのでしょう。そして、夜ではなくどうして朝なのでしょうか。続いては、モーニングアタックが起こる原因についてご説明いたします。

モーニングアタックの原因

モーニングアタックの原因

朝はできるだけ気持ちよく目覚めたいものですが、モーニングアタックによって気分を台無しにされる方も多いようです。なぜ朝に、くしゃみや鼻水・鼻づまりの症状が悪化するのでしょうか。モーニングアタックの原因には、次のことが考えられています。

朝は花粉やホコリが舞いやすい

くしゃみ、鼻水・鼻づまり、咳、かゆみなどは、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが原因とされています。ハウスダストとは、ホコリのなかでも1mm以下の微小なもので、繊維くずやダニの死骸やフン、ペットの毛、花粉、カビや細菌などのことです。

肉眼では見えにくいこれらの花粉やホコリは、夜のうちに床や布団の上などにたまります。そして朝、布団をめくったり畳んだりした際、空中に舞い上がるアレルゲンを吸い込むことで、モーニングアタックに襲われてしまいます。

朝は自律神経の乱れも起きやすい

さらに、起床時に起こる自律神経の乱れも原因とされています。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2に分けられます。交感神経は心拍数を上げたり、血管を収縮させたりして体をアクティブにする働きがあり、活動的な昼間は交感神経が優位に働いています。一方副交感神経は、心拍数を下げたり血管を拡張させたりして体をリラックスさせる働きがあり、休憩時や夜間の睡眠時に優位に働いています。

自律神経のリズムを整えるには、体をアクティブにする交感神経とリラックスさせる副交感神経がバランスよく入れ替わることが大切といわれています。この2つは夕方(交感神経優位から副交感神経優位へ)と朝(副交感神経優位から交感神経優位へ)に入れ替わりますが、朝は血管の収縮により両者のバランスが一時的に乱れ、鼻が刺激過敏になって症状が出やすくなると考えられています。

【参考】自律神経異常に起因する疾病とその対策

モーニングアタック対策

モーニングアタック対策

花粉症やアレルギーの人にとって、モーニングアタックは本当にやっかいなものです。目を覚ますとともにつらい症状に悩まされるため、出勤の支度や家事などがおっくうになったり、気が散って物事に集中できずに仕事上のミスが増えたり。

完全に症状をなくすことは困難ですが、少しでも改善するために心がけたい対策があります。ここでは、モーニングアタックの症状を軽くする対策についてご紹介いたします。

部屋をこまめに掃除する

モーニングアタックの原因となる花粉やハウスダストは、一度きれいに掃除してもすぐに部屋の中にたまっていきます。花粉やハウスダストを完全になくすことは不可能と考え、まずは部屋のこまめな掃除を心がけましょう。

室内で人が動いていると、花粉やハウスダストは空気中に舞って壁などに付着します。就寝時、空気の流れが収まると床にたまります。ですから効果的に掃除をするには、朝一番がおすすめです。床にたまった花粉やホコリを舞い上げないように掃除しましょう。フロアモップなどがあれば、忙しい朝もサッと手軽にお掃除できるのでおすすめです。

花粉を家に持ち込まない

花粉は、外出の際に衣服などにも付着するため、気づかぬうちに家の中に持ち帰っているかもしれません。そこで、外出先から帰ったらまずは家の外で衣服や持ち物にブラシをかけ、花粉を落としてから家の中に入るようにしましょう。顔や皮膚についた花粉も、手洗いやうがい、洗顔などでしっかり洗い流しましょう。

帰宅したら早めにお風呂に入る

衣服や持ち物のブラシがけをしても、手洗いや洗顔を励行しても、花粉が体に付着しているおそれがゼロになったとはいえません。できる限り寝室に花粉を持ち込まないために、帰宅後は早めにお風呂に入るのがおすすめです。全身にシャワーを浴びて、体に残った花粉をきれいに洗い流しましょう。

布団をクリーニングする

花粉の付着を恐れて布団の外干しを我慢している、という方におすすめの方法があります。布団クリーナーなどで、布団の繊維の中に潜むダニやハウスダスト、花粉などをきれいにクリーニングする方法です。布団乾燥機を使えば、きれいなうえにフカフカの布団で気持ちよく眠れます。

布団をケアする

朝起きたときに感じるつらさは、できるだけ軽減したいものです。フマキラーの「アレルシャット 夜ぐっすり朝すっきりミスト」なら、おやすみ前の布団にスプレーするだけ。舞い上がり防止とアレル物質変性のダブル効果で、各種条件により効果は異なりますが、アレル物質を97%カットします。心やすらぐナイトフローラルの香りは、微香タイプで眠りを邪魔せず、香りが残りません。

質のよい睡眠をとる

自律神経を整えるためにも、質のよい睡眠を心がけることが大切です。そのためにも夜は、副交感神経の働きを優位にしていく必要があります。

ただし、副交感神経は急に働き出すことができないので、就寝の約3時間前からゆっくりとその働きを高めていくようにします。心身を落ち着かせるためにも、次のような点に配慮して過ごしましょう。

  • ぬるめ(40℃)のお風呂にゆっくり入る

しっかり首までつかったあとに10分くらい半身浴をして、心身をリラックスさせます。リラックス効果のあるハーブなどの入浴剤を使用するのもおすすめです。

  • ストレッチで体の緊張をほぐす

通勤やデスクでのパソコンワークなど、日中は何かと緊張が続いて体に疲れがたまっています。無理のない適度なストレッチで、体の緊張をほぐしましょう。

  • 寝る間際に食事をしない

食後に満腹中枢が刺激されて眠気が生じることも多いものですが、消化吸収のために消化器官が働いている状態では、深い眠りにつくことはできません。

  • 寝る直前にスマホやパソコンの画面を見ない

寝る直前までスマホやパソコンを見ていると常に新しい情報が入ってくるため、脳が活発な状態のままになってしまいます。また、スマホやパソコンの画面が発するブルーライトは朝日と似た特徴があるため、画面を見ることで脳が目覚めてしまいます。

【参考】自律神経を整えて睡眠の質を高めよう! | 美容・ケア | NHKらいふ

鼻呼吸をしやすくする

花粉症やアレルギーでお悩みの人のなかには、眠りたくても鼻がつまって苦しくてなかなか寝付けないという方がいるのではないでしょうか。そのようなときは、蒸しタオルで鼻のまわりを温めると呼吸がしやすくなります。ぜひお試しください。

事前の対策で、症状の緩和を目指しましょう!

事前の対策で、症状の緩和を目指しましょう!

モーニングアタックは、起きてしまうと手の施しようがなく、ただただつらい時間を過ごすことになってしまいます。症状を軽減するには、「花粉を家に持ち込まない」「室内の花粉やハウスダストをこまめに掃除する」など、事前の対策がポイントとなります。自律神経を整えることも重要なポイントですから、質のよい睡眠を心がけましょう。

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。