ランドセルの収納アイデアまとめ。子どもにも片付けられる収納を目指そう!

ランドセルの収納アイデアまとめ。子どもにも片付けられる収納を目指そう!

学校から帰ってきた子どもがランドセルを置きっ放しにする、という悩みをかかえている方も多いのではないでしょうか。決まった収納場所のないランドセルは、玄関や子ども部屋の床に置きっぱなしになりがちです。

「置きっぱなしにしないで」と注意するだけでなく、きちんと置き場所を決めてみませんか。ランドセルが常にスッキリ収納されるだけでなく、子どもが持ち物を自分で片付けようとする意欲づけにも役立つでしょう。

今回は、ランドセル収納に適した場所および収納アイデアをご紹介いたします。

ランドセルの収納場所を決めるときのポイント

収納場所を決めておかないと、子どもはどこにでも置きっぱなしにしてしまいます。昨今、早い時期からラン活し、お気に入りのランドセルを予約する家庭も多いものです。あれこれ悩んで決めたせっかくのランドセルですから、帰宅したら収納する習慣を身につけさせて、6年間大切に使いましょう。

まずは収納場所を決めるときに気をつけておきたいポイントを解説いたします。

勉強する場所の近くに置く

勉強する場所の近くに置く

小学校低学年の頃は、親の目が届くリビング学習を取り入れる家庭が多いものです。その場合、ランドセルもリビングに収納した方が便利でしょう。ランドセルは大きいため、リビングの床に置いたままでは邪魔になってしまいます。リビングに収納スペースを作り、帰宅したらそこに置くように決めましょう。

学年が進んで自室で勉強するようになれば、机の近くにランドセルの収納スペースを作ると便利です。

動線を考える

最適な収納場所を決める際、子どもの動線に合わせて設定する方法もあります。学校から帰宅したときに必ず通る場所を収納場所に決めれば、子どもも面倒だとは感じません。

たとえば玄関であれば、靴を脱いだらすぐランドセルを収納できます。玄関横にラックを置いたり、フックを取り付けたりすれば、決まった場所に自分で片付ける習慣が身につくでしょう。

低学年の頃は低い場所にする

収納場所を決めるときは、子どもの身長も考慮しましょう。低学年の頃は身長も低いため、高い場所に一人で置くのは難しいかもしれません。子どもの手が届きやすいよう低い位置を収納スペースにしましょう。親に頼らなくても自分一人で収納でき、子どもの自立心も育みます。

ランドセルを収納する方法

ここからは、収納のアイデアをご紹介いたします。ランドセル用の収納アイテムを購入するという方法もありますが、専用アイテムでなくとも便利に使うことができます。スペースに合わせて収納方法を決めてはいかがでしょうか。

ランドセルラックに置く

ランドセルラックは、省スペース用の横幅がスリムなタイプ、たくさん収納できるワイドタイプ、洋服も一緒にかけることのできるハンガー付きタイプなど、バリエーション豊富です。設置するスペースに合わせて選ぶとよいでしょう。

ほとんどのランドセルラックは、他の学用品も収納しやすいように作られています。教科書やノート、習字道具、絵の具、鍵盤ハーモニカなど、学校で必要な学用品をまとめて収納することができて便利です。

ランドセルをラックに置くときは、背あてを下に向けましょう。背負っているときに一番目立つかぶせ部分を下にすると、傷がついて目立ってしまうおそれがあります。6年間きれいに使うためにも、背あて部分を下にして置いてください。さらに、肩ベルトに折りグセがつくと困りますので、肩ベルトを伸ばした状態で置くようにしましょう。

ランドセルスタンドにかける

ランドセルスタンドは、ポールハンガーのような形をしたランドセル収納グッズです。置いて収納するランドセルラックとは異なり、上部のT字型部分に肩ベルトをかけて収納します。収納グッズでありながら、ランドセルをディスプレイしているように見えるため、インテリアとしても楽しむことができます。

ランドセルスタンドを使えばかぶせ部分を開けやすいため、かけたままで荷物を出し入れできるのも魅力です。ただし肩ベルトに負担がかかってしまいますので、長時間かけておく場合はランドセルの中身を空にしましょう。

ランドセルラックと比較すると、設置スペースをそれほど必要としないというメリットがあります。下のフック部分には、帽子や体操服袋などをかけておくことも可能です。とはいえ、総合的な収納力でランドセルラックに劣ります。

コンパクトで場所を取らないランドセルスタンドの方がよいのは、学習机や三段ボックスなど、収納スペースが十分にある場合といえるでしょう。

フックに吊るす

フックにつるす

学習机のサイドにフックがついていれば、ランドセルを吊るしておくこともできます。学習机で勉強する場合、教科書やノートなどは引き出しに収納しますので、ランドセルも机の近くに置くと効率的です。

フックに吊るすときも、ランドセルの中身を全部出しておきましょう。ランドセルの重量は素材によって異なりますが、クラリーノ(人工皮革)が約1,000~1,200g、牛革が約1,200〜1,400g、コードバンが約1,300〜1,500gです。教科書やノート、ファイルなどが入ったままだとかなり重いため、ずっと吊るしていると金具が変形するおそれもあります。帰宅したらランドセルの荷物を出してから、机のフックに吊るす習慣をつけましょう。

カラーボックスに収納する

カラーボックスを収納スペースにすることも可能です。ランドセルの背あてを下にして収納する場合は、カラーボックスを縦に置きましょう。ボックスを横向きに置けば、ランドセルを立てたまま収納することができます。空いている棚には学用品をまとめて収納でき、明日の準備にも便利です。

組み立て式のカラーボックスは値段も安いため、家の中をリーズナブルにすっきりと片付けられます。

収納ボックスに収納する

専用のものではないグッズを活用する方法はいかがでしょうか。ランドセルを収納するための収納ボックスやカゴを用意して、帰宅後は必ずそこにランドセルを入れるように決めます。気軽な収納方法なので、子どもも面倒だとは思わないでしょう。面倒でなければ習慣化できます。カゴはランドセルに傷がつきにくそうなものを選びましょう。

イスを使う

イスを使う

イスをランドセル置き場として活用する方法もあります。使っていないスツールなどを、ランドセル置き場にしてみましょう。床に置くよりもスッキリして見えるうえ、イスの上に置いてある方が、時間割を見ながらの準備作業にも便利です。

背もたれのあるイスなら肩ベルトを引っ掛けておく方法もあり、ランドセルを収納しながらイスとしての役割も果たします。新たに収納スペースを増やしたくない方におすすめです。

ランドセルが濡れたときの対処法

6年という長期間、毎日のように使うランドセル。卒業まできれいな状態で使うには、それなりのお手入れも必要です。帰宅したら決められた収納場所に置いてほしいものですが、雨などで濡れてしまったときには、収納前のお手入れも忘れないようにしましょう。

濡れたら乾いた布で拭き取る

濡れたら乾いた布で拭き取る

帰宅中に急な雨でランドセルが濡れることもあります。また、ランドセルカバーをつけていなければ、大雨や強風時には傘をさしても濡れてしまうでしょう。人工皮革・天然皮革にかかわらず、最近のランドセルは撥水加工されたものが増えており、その多くは特別なお手入れを必要としません。ランドセルが濡れたときは、乾いた布で水気を拭き取り、陰干ししておきましょう。

ただし、撥水加工されているとしても、縫い目から水が染み込むおそれがありますので、雨の日はランドセルカバーをつけての登校をおすすめします。

ドライヤーで乾かさない

雨や汗でランドセルが濡れたときに、ドライヤーで乾かすのはNGです。ドライヤーで乾かすと変形するおそれがあります。

タオルで水気を拭き取った後は、陰干しして乾かしましょう。子どもがドライヤーで乾かしてしまわないよう、教えておくと安心です。

子ども部屋の除菌も忘れずに

子どもの身の回りはできるだけ清潔にしておきたいものですが、外から菌やウィルスをもち帰っていないか気になりませんか?子ども部屋は、アルコール除菌スプレーを使って除菌しましょう。

フマキラーの「ウィルシャット ノンアルコール除菌プレミアム」は、100%食品成分です。ノンアルコール処方の除菌スプレーなので、子ども部屋でも安心して使うことができます。ウィルスや細菌を99.99%除去し、抗菌効果は1ヵ月持続。皮革類には使用できませんが、学習机やイス、ドアノブなどを除菌・抗菌し、子ども部屋を清潔に保ちましょう。

まとめ

ランドセルの定位置が決まっていないと、玄関やリビングの床に置きっぱなしになりがちです。自分の持ち物は自分で整理整頓する習慣を確立するためにも、ランドセルの収納場所を決めましょう。

ランドセルラックやランドセルスタンドなど専用のアイテムも販売されていますが、カラーボックスなどを利用して収納スペースを作ることも可能です。DIYが好きな方は、置くスペースに合わせて収納棚を作ってみるのもよいでしょう。どこにどのようなランドセル収納アイテムを置くか、子どもと話し合って決めましょう。

「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。

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