パソコンのメールが届かない原因とは?困ったときに役立つ対処法

パソコンのメールが届かない原因とは?困ったときに役立つ対処法

メールを送ったはずなのに届かない。このような経験をされた方は意外と多いのではないでしょうか。パソコンのメールが届かない原因は複数考えられます。

送信側に問題があることもあれば、受信側が原因になっていることもあります。そこで今回はパソコンのメールが届かない原因や対処法をさまざまな角度から解説します。

パソコンのメールが届かない原因~送信側~

パソコンのメールが届かない原因~送信側~

パソコンのメールが届かない原因は送信側にも受信側にも問題がある場合があります。そこでまずは送信側が原因でパソコンのメールが届かなくなるケースをご紹介します。

電波状態が悪かった

メールを送信する際に電波が悪いと、送信ができないことがあります。メールを送信したはずなのに、送信済みボックスに入っていない場合は相手に届いていない可能性が高いです。

Wi-Fiルーターや無線LANで接続していると、時々接続が途切れるという現象が起きます。このような接続が切れた状態のときにメールを送信しても、相手に届くことはありません。

添付ファイルのサイズが大きすぎる

写真、画像、動画などの容量が大きいファイルを添付して送信すると、受信側のメールサーバーの容量にひっかかることがあります。

この場合は自動的に受信拒否をされてしまうため、メールを送信することができません。送信したメールはエラーとして戻ってきますが、このエラー通知を確認しないといつまで経っても「相手から連絡が返ってこないな」という状態になってしまいます。

ブラックリストに登録されている

他の業界と同様にメールにもブラックリストが存在します。メールのブラックリストとは遮断するべきサイトやメールアドレスを登録したリストのことです。メールサーバーの多くはユーザーが快適なメール送受信をできるように迷惑メールを除外しています。

ブラックリストに登録されたサイトやメールアドレスから送られてきたメールは、迷惑メール扱いとなるので相手に届くことはありません。

ちなみにユーザーが登録したブラックリストが共有されると、同じプロバイダや社内の別の人が送信するメールも迷惑メール扱いになります。

売上アップなどを目指す企業や会社は自社で取り扱っている商品の宣伝メールを取引先や顧客に送信することが多いと思います。

このときに複数の人間が「ちょっとしつこいな」と感じ、ブラックリストに登録すると、企業や会社の宣伝メールは迷惑メール扱いとなってしまうのです。

複数の人からメールが届かないという旨を伝えられたら、ブラックリストに登録されている可能性を疑ってみましょう。

また送信元を偽装した迷惑メール(なりすましメール)にも要注意。偽装アドレスに企業や会社、自分のメールアドレスが使われると、知らぬ間にブラックリストに登録されることがあります。

ドメイン・プロバイダの契約切れ

事例は非常に少ないですが、ドメインやプロバイダとの契約切れによってメールが送信できなくなるパターンもあります。ドメインとはメールの@マーク以降の文字列のことを指しています。

そしてこのドメインには有効期限が設けられており、継続使用する場合には登録更新手続きを行う必要があります。

この登録更新手続きをうっかり忘れると、ドメインは無効となり、メールの送受信ができなくなります。企業、会社で一斉にメールの送受信ができなくなった場合は、ドメインやプロバイダの契約切れを疑ってみましょう。

パソコンのメールが届かない原因~受信側~

続いては受信側に問題がある場合でメールが届かなくなるパターンを見てみましょう。

迷惑メールフォルダ

通常のメールでも時々迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがあります。このケースではいつもの受信ボックスをチェックしても、相手からのメールは入っていません。そのため「メールは届いていません」と勘違いしてしまいます。

受信設定の問題

こちらは特にスマホでメールを受信する場合に起きやすい現象です。特定の人からのメールが届かない、パソコンからのメールを受信できないといった現象が見られた場合は、迷惑メールの設定で受信拒否をしている可能性があります。

受信設定の迷惑メールフィルタの強度が強すぎると、スパム(迷惑メール)と判断され、メールの受信をブロックされることはよくあります。

メールボックスの容量オーバー

メールボックスには決められた容量というのがあります。受信されたメールデータはボックス内に蓄積されていき、容量いっぱいに溜まるとそれ以上のメールを入れるスペースがなくなります。

この状態になるとメールの受信を行うことはできません。「久しぶりにメールソフトを開いたら受信ができなくなっていた」という場合は、メールサーバー内の容量オーバーを疑ってみましょう。

パソコンのメールが届かない原因~送信側・受信側~

送信側、受信側どちらにも起きる可能性がある問題でメールが届かないこともあります。

通信障害

通信障害による影響でメールが送信できないこともあります。メールというのはSMTPサーバー(送信)、POP3サーバー(受信)、IMAP4(受信)といったメールサーバーを介して送受信が行われます。

このサーバーに何かしらの問題が発生、サーバーダウンすると復旧するまでの間はメールの送受信を行うことができなくなります。

サーバートラブルやサーバーダウンが起き、送ったはずのメールが受信者に届かなかった場合は、相手サーバーからその旨を知らせるメール(バウンスメール)が送信サーバーに届きます。

セキュリティ対策ソフト

パソコンを安心して使うために、セキュリティ対策ソフトをインストールしている方も多いです。実はメールの送受信ができない原因の一つに、このセキュリティ対策ソフトがあります。

セキュリティ対策ソフトはウイルスなどからパソコン内部の情報などを守る働きを担っていますが、セキュリティを高く設定しすぎると、メールサーバーとの通信が遮断されることがあります。

この影響により、正常なメールの送受信ができなくなるパターンもあります。

パソコンのメールが届かない時の対処法~送信側~

パソコンのメールが届かない時の対処法~送信側~

メールが届かない原因を把握できたら、それぞれに合った対処法を実践してみましょう。まずは送信側が原因でメールが届かないときの対処法を解説します。

電波状態が良いときに再送信

地下、鉄筋コンクリートはもちろんのこと、土やガラスなども条件によっては電波が悪くなることがあります。

したがって電波状態が原因でメールが送信できなかった場合は、再度電波状態が良いときに送信してみましょう。外出先からメールを送信する場合は、電波状態が良い場所に移動してから再送信することが大切です。

迷惑メールと間違えられるようなメールを送らない

メールソフトの迷惑メール振り分け機能によって、通常のメールが迷惑メール扱いされることもあります。したがってメールの件名や文章の内容は迷惑メールに振り分けられそうなものにしないことです。

具体的には「出会い」「無料」「ホスト」「ホステス」のようなフレーズや度を越えた大文字や記号の使いすぎは危険度が増すといわれています。

また企業の宣伝メールなど同じような内容のメールを一斉送信すると、場合によっては複数の受信者が迷惑メールに登録することもあります。そのため、同じような内容のメールもできるだけ送らないようにしましょう。

添付ファイルのサイズを小さくする

添付ファイルのサイズが大きすぎてメールを送信できない場合は、添付ファイルのサイズを小さくしてから送るようにしましょう。一般的にメールに添付するファイル容量は2MB~3MBまでがよいとされています。

ファイルを添付してメール送信する際は、容量が元の1.3倍ほど増えるといわれています。これは添付したファイルをメールで送信できるように、エンコードと呼ばれるファイル形式の変換作業が行われるためです。

もし容量の大きいファイルを送信する場合は「添付ファイルを小分けにする」「圧縮(zip形式)フォルダでサイズを小さくする」といった対策を施してみましょう。

万が一、zip形式で圧縮しても送れないといったことが起きた場合は、大容量ファイル送信・転送サービスなどを利用するのもおすすめです。

ドメイン・プロバイダの契約情報を確認

可能性は極めて低いですが、ドメインの有効期限切れやプロバイダの契約切れが起きていないかもチェックしておきましょう。ドメインは複数年契約で数年に一度の更新だと、うっかり更新料の支払いを忘れてしまうことがあります。

ドメイン更新の期限が迫ってくると、ドメインを取得した事業者から更新の案内が事前に送られてきます。年に一度ほどはドメイン、プロバイダの契約情報を確認しておくようにしましょう。

パソコンのメールが届かないときの対処法~受信側~

続いては受信側の問題でメールが届かない場合の対処法を解説します。

迷惑メールフォルダの確認

通常のメールでも何かの間違いで迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがあります。

このようなケースでは単純に迷惑メールフォルダをチェックしてみると、該当メールが入っていることが多いです。一度迷惑メールフォルダを確認してみましょう。

受信設定の変更

受信設定の迷惑メールフィルタが強すぎる場合は、弱めてあげる必要があります。

特にスマホなどは特定の人やサービスからのメールを受信できる「ドメイン指定受信」を設定しても、迷惑メール、なりすましメール対策のフィルタが強すぎる影響で正しく受信できないことがあります。

パソコンからのメールが届かない場合は「受信・拒否設定」で設定変更するようにしましょう。

メールボックスの整理

メールボックスの容量オーバーになるとメールの受信を行えなくなります。したがってこのような場合は、メールボックス内の整理を行う必要があります。不要なメールの削除はもちろんのこと、圧縮などを行っておくのもよいでしょう。

長期休暇、長期出張などでメールソフトの設定を行った端末を持ち歩けない場合は、WEBメールなどを活用して、メールボックスの容量オーバーを防ぐようにしておくことが大切です。

ちなみにGoogleのGメールは無償でも15GBの容量を利用できるので容量オーバーが不安な方にはおすすめです。

パソコンのメールが届かないときの対処法~送信側・受信側~

最後に送信側にも受信側にも起きる可能性がある問題で、メールが届かないケースの対処法をご紹介します。

通信障害の復旧待ち

サーバートラブル、サーバーダウンなどが起きるとメールの送受信が行えなくなります。このような通信障害の場合は残念ながら自分の力ではどうすることもできないので、復旧を待つ以外に方法はありません。

ちなみに各キャリア、メールサービスなどの公式HPでは通信障害に関する情報をお知らせする「障害情報」を更新しています。メールの送受信が行えない場合は、こちらの情報も参考にしてみましょう。

セキュリティ対策ソフトの設定変更

利用しているセキュリティ対策ソフトのセキュリティレベルが高すぎるとメールの送受信を行えなくなる可能性があります。

このような場合はセキュリティ対策機能の一つでもあるファイアウォール設定を停止したり、セキュリティ機能そのものを一度停止してみましょう。

この状態でメールの送受信が正常にできれば原因はセキュリティ対策ソフトになります。セキュリティソフトの設定が適切であるかどうかを、利用しているソフトメーカーで確認するようにしましょう。

パソコンのメールが届かないときはさまざまな角度から原因を探ろう

パソコンのメールが届かないときはさまざまな角度から原因を探ろう

近年はスマホの爆発的な普及によってパソコンの普及率も低下しているといわれています。しかしパソコンは作業効率化、情報管理など企業や会社にとっては非常に重要なツールでもあり、パソコンからメール送受信を行う方も多いです。

したがってパソコンのメールが届かないという悩みを抱えた方も少なくありません。パソコンのメールが届かない原因は送信側だけではなく、受信側にもあります。

そのため、メールが届かない場合は自身が使っているパソコンだけを調べるのではなく、相手の受信環境などさまざまな角度から原因を探ることが大切です。

どうしても原因がわからない場合などは各サーバー会社、プロバイダなどに問い合わせて対処法を聞くようにしましょう。

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