今さら聞けないビジネス用語をまとめて簡単解説

今さら聞けないビジネス用語をまとめて簡単解説

ビジネスの現場では、さまざまなビジネス用語が飛び交っています。ビジネス用語の意味がわからなければ、会話が通じないこともあるでしょう。

使ってはいるけれど、実ははっきりとした意味がわかっていないという人もいるのではないでしょうか?

そこで本記事では、今さら聞きにくいビジネス用語をまとめてご紹介します。意味がわかれば安心して使えますし、上司からの指示内容がピンとこなくて焦ることもなくなるでしょう。

定番から最新まで!覚えておきたいビジネス用語

最近使われることが多いビジネス用語は、新入社員でなくても意味がわからないかもしれません。定番から比較的新しいものまで、ビジネスの現場でよく使われているビジネス用語をご紹介しますので、意味や使い方を覚えておきましょう。

アウトソーシング

社内でおこなっていた業務を外部委託することです。アウトソーシングすることで、仕事を効率化し、品質アップにつながります。

アグリー

アグリー

「賛成する」という意味です。賛成か反対か問われる場面で「私はその意見にアグリーです」といえば賛成、「アグリーできません」といえば反対を意味します。反対を意味する「ディスアグリー」という言葉もありますが、「アグリーできない」「アグリーできかねる」という表現をする場合が多いです。

アサイン

「任命する」「割り当てる」といった意味があり、「アサインする」「アサインされた」といった使い方をします。たとえば「彼をプロジェクトリーダーにアサインする」は、「彼をプロジェクトリーダーに任命する」という意味です。

アジェンダ

「議題」や「行動計画」といった意味を持っています。アジェンダは、これからおこなう会議の内容をまとめたもので、開催日時や参加者、議題や時間配分などが記されたものです。アジェンダを作ることによって、会議の流れが把握できます。

アライアンス

「同盟」や「縁組」を意味し、2社以上の企業が利益を生み出すため、協力し合うことを指します。「アライアンスを組む」といった使い方をします。

イシュー

「課題」や「議題」といった意味があり、議論すべきテーマなどを指します。イシューの使い方に「イシューの特定」がありますが、議論すべき課題を見極めることを指します。

エビデンス

「証拠」や「形跡」といった意味があります。元は医療業界で検証結果や臨床結果による医学的根拠という意味で使われていました。業界によって意味が少しずつ異なり、金融では公的書類、IT業界では議事録を指します。ビジネス用語で使うときは、「契約を取ったエビデンスを見せる」などの使い方をします。

オンスケ

「on schedule」の略で、予定通りにという意味です。作業の進捗状況が予定通りに進んでいるときに「オンスケで進んでいます」と使います。

リスケ

「re-schedule」の略語で、スケジュールを見直すという意味です。予定が変更になった場合、「リスケを相談したいのですが」といった使い方をします。

クロージング

閉じるという意味の「close」が語源のクロージングという言葉は業界によって違う意味を持ちますが、ビジネス用語として営業マンが使うときは、商談成立という意味になります。「無事にクロージングできました」という使い方をすれば、「無事に商談成立しました」という意味になります。

コミット

英語の「commitment」を略した言葉で、ただの約束よりも結果に責任を持つ意志がこめられたビジネス用語です。CMで使われた「結果にコミットする」というフレーズでも有名になりました。

コンセンサス

複数の人の意見の一致や合意という意味で使われます。たとえば「上司のコンセンサスを得た」といった使い方をします。また、会議でコンセンサス方式といえば、全会一致方式という意味です。

コンプライアンス

「法令遵守」のことで、法律や社内のルールを守り、社会道徳から外れたおこないをしないという意味で使われます。「コンプライアンスを大事にする」といった使い方をします。

サスティナブル

「持続可能な」という意味があり、自然環境の保護や社会貢献などに関連して使われる言葉です。たとえば「サスティナブルな社会」といった使い方をします。持続可能性という意味の名詞「サスティナビリティ」が使われることもあります。

サマリー

「要約」や「概要」という意味があり、長い文章を短くまとめたものを指します。また、「合計」の意味で使われることもありますので、文脈から意味を判断しましょう。「資料のサマリーをつけてください」「売り上げのサマリーを出してください」といった使い方をします。

シナジー

相乗効果を指し、「シナジー効果」という言い方をするのが一般的です。事業提携などによって、お互いにプラス面が大きいときに使います。

スキーム

「枠組みを伴った計画」「計画を伴う枠組み」という意味があります。計画を意味する「プラン」と違う点は、スキームには継続的に続けるという意味がある点です。「事業スキーム」「運用スキーム」「課金スキーム」など、「〇〇スキーム」という使い方をします。

セグメント

「断片」「一部分」といった意味です。マーケティング分野で使わることが多く、市場や顧客を特定の基準で細分化することを指します。たとえば「30代の主婦」といったように区分けすることをセグメント化といい、マーケティング戦略に役立ちます。

タスク

「仕事」や「作業」という意味があり、やらなくてはならない業務を管理することを「タスク管理」といいます。タスク管理をすることで、業務に優先順位をつけ、漏れがないように管理することが可能です。「TO DO」と似ていますが、「TO DO」はもっと細分化した作業を指すという違いがあります。

ナレッジ

「知識」や「情報」を意味する言葉であり、ビジネスで使われるときは、組織にとって有益な情報を指します。「ナレッジをチーム内で共有しよう」といった使い方をします。

バッファ

元々はコンピューター用語で、「保存領域」という意味です。このことからビジネス用語では、「余裕」や「ゆとり」という意味に使われるようになりました。「スケジュールにもう少しバッファを持たせよう」などの使い方をします。

フィックス

ビジネス用語では「決定」や「固定」という意味を指し、「フィックスしました」といえば、「最終決定しました」という意味になります。

プライオリティ

「優先順位」や「優先権」を意味する言葉です。「この案件はプライオリティが高い」といえば、緊急性が高い案件ということになります。

ブレスト

ブレスト

「ブレインストーミング」の略語で、複数の人が自由に意見を出し合って新しいアイデアや戦略を導き出すものです。「今日のミーティングはブレストです」といった使い方をします。

ペンディング

その場で結論を出さず、保留するときに使う言葉です。「この案件は一旦ペンディングにします」といった使い方をします。

マイルストーン

プロジェクトの節目として使われる言葉です。長期化するプロジェクトでは、順調に進捗しているか確認できるように、中間目標のマイルストーンを設定しておきます。「〇番目のマイルストーンまで順調に進んでいます」といった使い方をします。

マター

「担当」や「管轄」という意味で使われます。「これは誰マター?」と聞かれたら、「これは誰の担当?」という意味です。〇〇さんの担当というときは、「〇〇(人の名前や部署名)マター」という言い方をするのですが、名前は呼び捨てにするのが一般的で、「それは山田マターです」といった使い方をします。

リテラシー

ある分野の応用力や理解力を表す言葉です。「ネットリテラシー」「金融リテラシー」というように、「〇〇リテラシー」という使い方をします。

ローンチ

企業が新しいサービスや商品を発表するときに使う言葉です。どちらかといえば、同じ意味の「リリース」の方が一般的に使われます。

略語のビジネス用語

ビジネス用語の中には、ローマ字だけのものもあります。ビジネスで使われる英語の略語をチェックしておきましょう。

ASAP(アサップ)

「as soon as possible」の頭文字を取った略語で「できるだけ早く」の意味です。日本語の「なるはや」と同じような感覚で使うので、目上の人に使うと失礼にあたります。

KGI

「Key Goal Indicator」の頭文字を取った略語で「重要目標達成指標」を意味します。目標が達成されているか判断する指標なので、曖昧ではいけません。判断基準となる期日と数値を設定しておく必要があります。

KPI

「Key Performance Indicator」の頭文字を取った略語で「重要業績評価指標」を意味します。KPIはKGIを達成するための中間指標なので、KGIと同様に具体的な数値の設定が必要です。

MTG

MTG

「meeting」の略で、打ち合わせを意味します。「明日のMTGは16時からです」というような使い方をします。

NR

「No Return」の略で、直帰を意味します。スケジュールボードにNRと書かれていたら、取引先に行った後、直帰するという意味です。

OJT

「On the Job Training」の頭文字を取った略語です。上司や先輩の指導の下で仕事の実践を通して学び、知識やスキルを身につけていく研修方法を意味します。

日本語のビジネス用語

日本語のビジネス用語は、なんとなく意味がわかるようで実はハッキリと知らないものもありませんか?日本語ゆえに意味がわからなくても聞きにくく、知ったかぶりしてしまうかもしれません。

特に新入社員の方は初めて耳にする言葉もあるでしょうから、ビジネスでよく使われる日本語のビジネス用語もチェックしておきましょう。

あいみつ

「相見積もり(あいみつもり)」の略で、複数の業者から見積書を取り、料金や内容を比較することを意味します。「あいみつ取っておいて」といったように使われます。

落としこむ

落としこむ

書類などに「反映させる」「まとめあげる」といった意味があります。「会議の内容を議事録に落とし込んでおいて」と言われたら、議事録にまとめあげてほしいという意味です。

落としどころ

「妥協点」という意味です。打合せの場において、条件の交渉などが長引いたとき、お互い納得できるわけではありませんが、譲れる妥協点を「落としどころ」といいます。「落としどころを見つける」「落としどころを探る」といった言い方をします。

たたき台

「試案」「素案」を意味し、「たたき」といわれることもあります。企画書などを作るとき、試案を作ってから議論を重ね、最終的な文書が完成しますが、この試案が「たたき台」です。「今週中に企画書のたたき台を作っておいて」というような使い方をします。

なるはや

「なるべく早く」の略語です。「なるはやでお願いします」というようによく使われる言葉なので覚えておきましょう。

まとめ

頻繁に使われているビジネス用語は、意味がはっきり分からなくても質問しにくいものです。また、意味が複数あるものや、業界によって異なる意味を持つ言葉もありますので、正しく理解しておきましょう。

今回は、基本的なビジネス用語を中心にご紹介しました。もしわからないビジネス用語に出会ったら、放置せずにその都度意味を調べることで、安心して仕事に取り組めるでしょう。直属の上司がビジネス用語を頻繁に使うタイプなら、意味を理解して積極的に使えるようになってはいかがでしょうか。

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