2019年9月24日 | お役立ち情報
捨てられない!子供の作品を収納する方法と断捨離術
子どもが作った作品はすべてが愛おしく、宝物に見えますよね。保護者の方としては、子どもの作品はできる限り保存しておきたいと思うものではないでしょうか。
しかし、作品の量は思いのほか多く、作品のすべてを保管するには、それなりのスペースに必要になってくるため、「作品が増えて困っている」「どうやって収納すればいいのか分からない」という人が多くいるのです。
そこで今回は、子どもの作品を簡単に収納する方法と断捨離術についてご紹介します。
まずは処分するか決めよう
子どもが作った作品を収納する前に、まずは処分するかどうかを決めましょう。
子どもが作った作品は、全て保存したいという保護者の方は多いはず。一つひとつがかけがえのない宝物なので、処分することができないと思うのは当然のことです。
しかし現実問題、作品は子どもが作るたびに増えていきますし、収納スペースには限界があります。
大切な作品だからこそ、クローゼットの中に入れたままにするより、本当に残しておきたいものだけを選抜します。本当に残しておきたいものなのか、一つひとつじっくり確認しましょう。
処分するものを選ぶのは苦しい選択に思えますが。思い出の作品が多すぎると、あとから振り返ったときに感情がよみがえりにくいものです。厳選して残した作品の方が思い入れは強くなり、より特別感が出ます。
子どもの作品を収納する方法
保存する作品と処分する作品を分けたら、いよいよ収納していきます。ここからは、子どもが作った作品の収納方法について見ていきましょう。
期間ごとにファイリング
子どもが作った作品は、期間ごとにファイリングしましょう。期間は細かく分けるのではなく、幼稚園の年少、年中、年長というように1年単位で分けると見返したときに見やすくなります。幼稚園に通う年数が少なければ、一つのファイルでも間に合うでしょう。
収納方法ですが、絵であればそのまま重ねてパンチで穴を開けます。そして紐を通したり、留め具をつけたりして冊子として保存しましょう。折り紙で作った少し立体的な作品や、折りたためる作品であれば画用紙に貼りつけ、穴をあけて同じようにまとめるといいですよ。冊子にするとめくるだけで簡単に見られますし、表紙を付けるとすてきな思い出の1冊が出来上がります。
またパンチで穴開けをせずに、ジッパーファイルに入れて保管する方法もあります。ファイルはA3のサイズがおすすめです。子どもの作品に使われる紙のサイズはさまざまですが、A3サイズなら大体の作品は折らずに入れることができますよ。ジッパーファイルに収納すると、期間ごとに1冊ファイルを用意して厳選した作品を入れるだけなので、冊子作りよりも簡単です。
もし時間に余裕があれば、画用紙の裏に日付やコメントを添えましょう。子どもと絵のことを話したり、作品を見たときの自分の気持ちを書き込んだりすると、あとから思い出がよみがえりやすくなります。
ボックスで収納
ボックスの中に、子どもの作品を収納する方法もあります。必要な作品を選別したらボックスの中に入れるだけなので、簡単に保管できます。
ボックスに収納するときは兄弟ごと、なおかつ期間ごとにわけて必要な数を用意し、作品を入れていきましょう。ボックスはすぐに取り出せる場所に置いておくといいですよ。クローゼットの奥深くに入れてしまうと、子どもが作品を持ち帰ったときにボックスを取り出すのが面倒になるからです。
ただしボックスで収納する方法は、ファイリングするよりも部屋のスペースをとります。収納スペースが限られているのであれば、一年に一度ボックスの中を見返し、再度選別するといいでしょう。収納スペースに入れることができる分だけ保管するというルールを作ると、スッキリまとまります。
もしくは一時的にボックスに保管し、あとからファイリングする方法もあります。収納のしやすさ、見返しやすさで収納方法を選びましょう。
部屋に飾る
立体的な作品なら、収納するのではなく部屋に飾ってみませんか?子どもが作る作品の中には、思いのほか大きいサイズのものもあります。立体的な作品はファイリングするのも、ボックスに入れるのも難しいもの。
それであれば、部屋に飾りインテリアとして楽しみましょう。子どもが作った作品は世界で一つだけの特別なもの。すてきなインテリアになります。
それから、お気に入りの絵なら額縁に入れて飾るのもおすすめです。子どもは、自分が書いた絵が飾られていると喜びます。ぜひ、厳選した作品を部屋に飾ってみてください。
子どもの作品の断捨離方法
収納方法に困っている人は、処分するという行為が苦手な人は多いのではないでしょうか。子どもの作品ならなおさら、処分するか悩みますよね。
ここからは、子どもの作品の断捨離方法についてご紹介します。「捨てられない…」という人でも、処分する決断ができるはずです。
子どもに確認する
作品を処分するときは、子どもに確認してからにしましょう。保護者の方の中には、子どもが気づかないうちにコッソリ処分してしまうという方もいるはず。いつの間にか無くなっているという状態であれば、子どもは気づかないまま忘れてしまうかもしれません。
しかし、子どもとの信頼関係を壊さないためにも、作品のしわけをするときは一度確認してからにしましょう。子どもの方が、未練なく必要かどうかの判断をしてくれるかもしれません。
あらためて作品を見返す
処分する前に、あらためて作品を見返しましょう。じっくりと思い出にふけると、未練なく処分することができます。もし見返したときに、どうしても処分できないものがあればそれは保存するべきものなのでしょう。最終チェックとして作品を見返し、おわかれをしましょう。
子どもの作品を処分しても、思い出が消えるわけではありません。数品あれば子どもの成長記録としての役割は果たしますし、厳選されているからこそ思い出もより深まるもの。処分するのはつらいかもしれませんが、思い切って断捨離をして大切な作品だけを残しておきましょう。
作品を撮影して保存
子どもが作った作品を撮影して残しておくのもおすすめです。撮影した作品から処分していけば、乱雑にしまわれている状態を回避できます。作品だけではなく子どもと一緒に撮影すると、より楽しい1枚になります。またサイズや形を気にせず、残したいと思った作品をすべて保存できるのもメリットの一つです。
ちなみに、撮影で保存する方法にもいくつかのパターンがあります。
データで保存
データで保存しておくと、いつでも見返したいときに見られるのがうれしいですね。手間もかからないため、忙しい保護者の方も簡単に作品を残すことができます。
写真にしてアルバムで保存
スマホを使って撮影する方は多いです。データとして残しておくのもいいのですが、ひと手間加えて写真をアルバムに保存してみてはいかがでしょうか。写真として残すと、より深みが増しますし、コメントを書いたり、デコレーションしたりするとオリジナルの1冊ができます。
もしくは、フォトブックにして保存する方法もあります。フォトブックサービスを使えばアルバムを作らなくても、特別な1冊の完成です。フォトブックを複数作れば、祖父母にプレゼントすることもできます。
まとめ
子どもがつくった作品は宝物に思えるほど、大切なもの。しかしすべての作品を保存するのは、現実的に難しいものです。まずは作品を厳選し、本当に残しておきたいものだけを収納しましょう。収納するときは、期間ごとにファイリングしたり、ボックスに入れるといいですよ。
作品を廃棄するのは勇気がいることですが、作品が無くなったからといって思い出が消えるわけではありません。思い切って作品を選別し、作品を収納、断捨離していきましょう。