2019年8月9日 | お役立ち情報
【音楽だけじゃない】自分に合ったフェスの楽しみ方を見つけよう!
夏の一大イベントとともいえる「夏フェス」。特に夏から秋にかけ、全国各地で開催される音楽フェスですが、アーティストのライブの他にも楽しめる要素がたくさんあります。
フェス中に出店される通称「フェス飯」、ファッション、BBQやキャンプなど初心者でも、一人でも、お子さん連れでも自由に楽しめるのがフェスの大きな魅力です。
フェスに行ってみたいけど、どう楽しめばいいかわからない…。そんなフェス初心者の方でも、思いっきり楽しむための事前準備や服装や持ち物、注意点などをご紹介します。
目玉はやっぱりライブ!フェスを100%楽しむためのポイントとは
なんと言っても、期間中たくさんのアーティストを見られるのがフェスの醍醐味です。事前にフェスの情報をリサーチしておくことで効率よく回ることができます。
出演アーティストの情報を調べる
まずはフェスでお目当ての出演アーティストに目星をつけましょう。「このアーティストだけは外せない」というものが決まれば、どんな回り方をするのか1日のスケジュールがとても立てやすくなります。
また、事前にお目当てのアーティストの楽曲を予習していくこともおすすめします。CDをレンタルする、ストリーミングサービスを利用する、YouTubeなどでライブの映像を見るなど事前にチェックしておくと、予習した曲の生演奏をフェスで聴けたときの喜びはひとしおです。
セトリ(セットリスト)を予想する
お目当てのアーティストの目星がついたら、セットリスト(ライブの曲順)を予想しましょう。好きなアーティストだけでなく、たくさんの曲を聴ける絶好のチャンスです。少しでも知っている曲を増やすことで楽しめる幅も広がります。
「アーティスト名 セトリ」などで検索すると、過去のさまざまなフェスのセットリストが出てくるので、参考までに調べておくと良いでしょう。
タイムテーブルと立ち回りを決める
フェスやイベントのオフィシャルサイトやSNSなどで、タイムテーブル(出演スケジュール)が発表されます。「どんな順番で会場内を回るか」を同行者と相談しておくと、時間や体力を無駄にせず効率的に回ることができます。会場の規模が大きいほど、ステージ間を移動するのにかなりの時間を要する場合があります。
また、人気のアーティストは入場規制がかかる場合もあるので「絶対に見たい」というお目当てのアーティストがいる場合は早めにステージ周辺に行っておきましょう。
ノリ方を予習しておく
お客さんの一体感もライブの魅力のひとつです。ノリ方は自由で正解などありませんが、アーティストによっては、ファンにはお決まりの“合いの手”があったりします。
こちらもYouTubeなどで予習しておくと、当日さらに楽しむことができます。
知らないと周囲からクレームも。場所取りのマナー
目当てのアーティストの出番前からずっと最前列に居座って場所取りすることは、悪質な行為でマナー違反です。周囲の人の反感を買い、トラブルになる可能性もあるので気をつけましょう。
なるべく自分が見たいアーティストが始まる前になってから動き出すようにしましょう。
雨でもフェスを楽しむ方法は?
野外フェスでは、雨が降ることも多々あります。特に山で開催されるフェスは天候も変わりやすく、雨はつきもの。
一週間前から天気予報を随時チェックして、雨が降りそうな場合は万全の雨対策を心がけましょう。
レインウエア
できれば上下セットを持って行くようにしましょう。上だけだと下半身が冷えてしまいます。レインウエアに防水スプレーをしておくと、さらに効果を高めます。フェス会場では傘禁止のところも多いので、事前に確認しておきましょう。
レインシューズ
普通のスニーカーだと中まで濡れてしまい、歩くたびに不快な思いをします。雨が染みこまず、泥汚れも落としやすいレインシューズやレインブーツを用意しておくと安心です。
45L以上のごみ袋
リュックなどがすっぽり入るサイズの大きなごみ袋があると便利です。着替えやタオルなどが入ったリュックをごみ袋に入れて濡れないように縛り、クロークなどに預けておきましょう。
ジップロック
携帯やカメラなどはジップロックに入れて密閉してから、サコッシュやショルダーバッグに入れると安心です。なるべく必要最低限の荷物で移動しましょう。
着替えやタオル
レインウエアなどを着ても雨や汗で濡れてしまうので、タオルでしっかり体を拭いて着替えることをおすすめします。これらの装備があれば雨でもフェスを楽しむことができます。
もし忘れてしまっても、“雨もフェスの醍醐味”と割り切って楽しみましょう。
フェス飯!ファッション!キャンプ!音楽以外の楽しみ方
フェスにはライブ以外にも魅力的な要素がたくさんあります。普段の生活ではあまり着ることがない個性的なファッションをしてみたり、現地でしか食べることの出来ないフェス飯を堪能したり、アウトドアが好きな人にはキャンプフェスなど。ライブ以外のフェスの楽しみ方をいくつかご紹介します。
① ファッションを楽しむ
フェスならではの開放的な雰囲気の中、ファッションを楽しみましょう。ポイントは何と言っても動きやすさと暑さ対策です。
男性編
フェスでしか手に入らないアーティストの限定Tシャツやグッズなどが販売されているので、事前にチェックして現地で着替えるのも良いでしょう。
メンズコーデは、バンドTなどTシャツ、ショートパンツ、スニーカーというシンプルで動きやすいスタイルがおすすめです。またキャップやハット、サングラス、サコッシュなどの小物があればグッとおしゃれ感が増します。
夏場は熱中症の危険もあるので、できれば帽子は持参しましょう。
女性編
特に女性はおしゃれなフェスファッションに身を包んだ方がたくさんいます。
開放的なフェスファッションを楽しみたいところですが、動きやすさや暑さ対策も重要です。女性の方は動きやすいショートパンツやスニーカー、露出に抵抗がある方は、ワンピースにレギンスを合わせるのもおすすめです。
キャップやハット、サングラス、アクセサリーも服装のテイストに合わせて選ぶと良いでしょう。
② フェス飯を楽しむ
フェス会場の中や外にはたくさんの屋台が出店しています。通称「フェス飯」と呼ばれ、有名店からご当地限定のお店まで、いろんな種類があります。
値段は500円前後のお手頃価格のものから2,000円ほどのものまで幅広く、フェス公式サイトでもラインナップが紹介されています。
「どれにしようかな」「すごい行列だから後で並ぼうかな」と悩んでいるうちに売り切れてしまうこともあるので、食べたいものは早めに購入しましょう。
③ キャンプを楽しむ
キャンプと音楽を一緒に楽しめる「キャンプフェス」は大変人気があります。家族や友人と一緒にテントやタープを広げ、ゆっくりお酒を飲んだり、BBQができるのでアウトドアフェスとも呼ばれています。
帰りの時間を気にせず、最後まで音楽を聴いたり、テントに寝ころびながらゆっくりできるので、お子さん連れのファミリーにも好評です。
どこにテントを張る?場所取りも忘れずに
キャンプフェス会場の駐車場からキャンプエリアの中まで車で入れない、という場所もあります。その場合、駐車場からテントを張る場所まで荷物運びが大変なので、特に女性やお子さん連れで参加している方は、駐車場からなるべく近い場所を確保することをおすすめします。
また、トイレの位置やステージの場所などを事前に把握してからテントを貼る場所の目星をつけておきましょう。
服装や持ち物、昼と夜の寒暖差に要注意
キャンプフェスの必需品といえば、テント、タープ、ランタン、ワゴン、タープ、寝袋、BBQグッズなどです。キャンプフェス初心者の方は道具を持っていないこともあります。その場合はキャンプ用品一式をレンタルすると良いでしょう。
一度キャンプフェスに参加してみて、「これからも行きたい!」と思ったのであれば、一式購入することを検討しても良いと思います。
テントで宿泊する場合、夏でも夜は冷えるので、防寒具は忘れず持って行きましょう。
④ 子どもと一緒に楽しむ
「小さい子どもをフェスに連れていくのは…」と抵抗感を抱く方もいますが、最近では子ども向けのワークショップや、キッズエリアがあるフェスやイベントも増えています。中にはおむつ交換ができる場所や授乳スペースが併設されているフェスもあります。
ただ、炎天下にさらされたり、急に雨が降りだしたりすることもあるので、水分補給と休憩を挟みながら、子どものペースでゆっくりと楽しみましょう。
また小さいお子さまがいる場合は、会場の一番近くの宿泊施設を予約する、テントが張れるような会場を探すのがおすすめです。
一人でフェスに参加するのも楽しい「ぼっちフェス」のメリット
「フェスに一人で参加なんて心細いし不安…」と思う方は多いと思います。
ですが、一人だと誰にも時間や行動を制限されることがないので、好きなアーティストのライブを思う存分堪能したり、満足いくまでグッズを見たりできて良いこともたくさんあるのです。
気をつかわず好きなアーティストが見られる
一緒に行く友達と見たいアーティストが違う、なんてことは良くあることです。その場合、お互い気をつかってそれほど興味がないアーティスをみることに。
しかし一人で参加すると、気兼ねなく好きなアーティストだけを満足いくまで見ることができます。
移動がしやすい
大規模なフェス会場だと、長い距離を歩いたりバスで移動することもあります。一緒に参加する友達の人数が多いと全員での移動は大変ですし、誰かがトイレに行くと、その待ち時間も発生しストレスになることもあります。しかし一人の場合であれば移動もスムーズです。
SNSを使って仲間を探す
SNSのハッシュタグなどで一人でフェスに参加している“ボッチ仲間”も見つけて現地で一緒に楽しむ、なんてことも可能です。毎回フェスにぼっち参加している「ぼっちプロ」がいるので、その方のSNSやブログなどを参考にすると良いでしょう。
ただし初めて会う人と一緒に過ごすことになるので、トラブルに巻き込まれないよう、十分に注意しましょう。
ついでに現地の観光も楽しむ
フェスに行くのなら、ついでに現地のグルメや観光地も満喫したいところです。有名な観光スポット、雨でも遊べる施設、子どもが喜ぶ場所など、せっかくなのでフェスと一緒に楽しみましょう。
SNSや、グルメのランキングサイトなどで事前に調べてプランに盛り込んでみましょう。
【必需品】日焼け・虫よけ対策も忘れずに
フェスを思いっきり楽しむための対策として日焼け対策と虫よけ対策はマストです。虫に刺されてライブに集中できない、なんてことがないようにしっかりと対策しておきましょう。
日焼け対策
特に野外フェスの場合は、一日中肌が紫外線にさらされます。強い紫外線は日焼けしてヒリヒリするだけではなく、体力も消耗してしまいます。
朝しっかり日焼け止めなどを塗っていっても、汗で少しずつ落ちてしまいますので、小まめに日焼け止めを塗るなど日焼け対策はしっかり行いましょう。
虫よけ対策
野外のフェスで厄介なのが虫の存在。友達や家族と過ごす貴重なアウトドアの時間に、虫に刺されて痛みやかゆみがあるのは大きなストレスです。蚊に何カ所も刺され、はれやむくみで、楽しめなかった!と後悔することもあります。
特に小さなお子さん連れの方や体の露出が多いファッションで参加されている方はしっかりと対策しましょう。
フマキラーの虫よけ剤
フマキラーではさまざまなタイプの虫よけ剤を取り揃えています。「スキンベープミスト」は家族みんなで使えるやさしい水性タイプの虫よけです。虫よけ効果が長時間持続し、蚊だけでなくアブやマダニなどにも効果があります。
また、「天使のスキンベープ プレミアム」は、新虫よけ成分の『イカリジン』が配合されており、小さなお子さんでも安心して使用できます。
自分に合ったスタイルでフェスに参加しよう
好きなアーティストの曲で盛り上がったり、フェスファッションやフェス飯を楽しんだり、大自然のなかでゆっくり過ごしたり、フェスは音楽だけにとどまらず、色々な楽しみ方があります。
友達同士で、カップルで、ファミリーで、一人でそれぞれの楽しみ方があります。自分に合ったスタイルでフェスに参加しましょう。初心者の方でも、しっかり下調べと準備をしていけば安心ですよ。
会場ではフェスを思いっきり楽しむことを考えてください。きっと忘れられない思い出になること間違いなしです!