バーベキューおすすめ食材リスト!定番からBBQが盛り上がる変わり種まで

バーベキューおすすめ食材リスト!定番からBBQが盛り上がる変わり種まで

バーベキューの食材選びのときはワクワクしますよね。しかし、一方で「食材選びで悩む」という方もいます。たしかにバーベキューの食材選びは無数にある食材の中から選ばなければならないため、考え込んでしまうときがあります。

今回はそのような方のために、バーベキューのおすすめ食材リストをまとめましたのでご紹介します。「今年は新しい食材をバーベキューで楽しみたいな」という方も必見です。

バーベキューおすすめ食材リスト~肉系~

バーベキューおすすめ食材リスト~肉系~

早速、バーベキューで盛り上がること間違いなしの食材を見ていきましょう。まずはバーベキューの定番ともいえる肉系の食材からご覧ください。

牛肉

バーベキューといったらやっぱり牛肉は欠かすことができないですよね。塩やスパイスで味付けしたサーロインステーキ、焼肉の王道ともいえるカルビやタン、ほどよい食感と濃厚な旨みを持つ肩ロース、柔らかい食感が特徴的なモモ肉など、牛肉はどの部位でも美味しく食べることができます。

ちなみにカルビはシンプルに塩やコショウで味付けしても美味しいですが、焼肉タレを一晩漬けたものも別格です。ビールが進むこと間違いなしの食材です。

豚肉

牛肉同様バーベキューでは欠かすことができない豚肉。日本国内では生産コストが牛肉より安いため、経済的にも優しいのが豚肉の特徴です。

きめが細かく、適度にのった脂が美味のロース、赤身と脂身のバランスがとれた肩ロース、柔らかくジューシーな食感が楽しめるヒレ肉、コクのある濃厚な味が大人気のスペアリブなどがあります。

ちなみにスペアリブは30分以上タレに漬け込んでおきましょう。しっかりとタレの味を染み込ませることで、より一層お肉の美味しさが引き立ちます。

鶏肉

炭火と鶏肉の組み合わせもバーベキューシーンでは定番です。鶏肉の超人気部位でもあるモモ肉、お店でも人気の手羽先、脂肪分が少なくヘルシーな食材としてもよく取り上げられるムネ肉、骨付きのモモ肉となるチキンレッグなどを揃えれば十分に楽しいバーベキューを演出できるでしょう。

串に刺して焼き鳥にするのもOK、豪快に丸焼きにするのもOKです。塩コショウのシンプルな味付けで問題ありませんが、焼肉タレをつけても美味しく食べることができます。

フランクフルト・ウインナー・ベーコン

フランクフルト、ウインナー、ベーコンといった加工食品は子どもも大好きな食材です。もちろんビールのお供としても定番なので、大人でも楽しめるでしょう。

フランクフルトやウインナーは各メーカーからさまざまな種類のものが販売されていますので、食べ比べをしてみるのもおすすめです。

炭に落ちた脂が音を立てながら、ベーコンを燻すシーンも定番。燻されたベーコンは絶品ともいえる味わいに変化します。

バーベキューおすすめ食材リスト~海鮮系・魚介類系~

バーベキューおすすめ食材リスト~海鮮系・魚介類系~

続いては海鮮系、魚介類系のおすすめ食材を見てみましょう。肉系の食材よりも海鮮系、魚介類系のほうがビールが進むという方は必見です。

鮭・サーモン

子どもから大人までみんな大好きな食材といえば鮭です。北海道の漁師町の名物料理でもある「ちゃんちゃん焼き」はおすすめです。またシンプルに炭火でじっくり塩焼きにしたものも、絶品の一言。

アルミホイルに鮭の切り身を入れて、バターなどで一緒に焼いたものも定番の一品です。野菜との相性も抜群なので、お肉の脂身にちょっと疲れてきたら手を出したい食材といえるでしょう。

エビ

殻ごと焼いたエビの香ばしさがクセになるという方はとても多いです。塩との相性も抜群ですので、ビールが進む食材ともいえるでしょう。火の通りに不安がある方は、金串に刺してから焼くといった工夫を施すのがおすすめです。

また殻の処理がめんどうだという場合は、処理済みのむき身を持参するのがベストです。旨みが非常に強いクルマエビ、リーズナブルでファンが多いブラックタイガーなどの品種が最も定番です。

豪快、豪華なバーベキューを演出したい方は祝いものとしても長く親しまれてきた伊勢海老などはいかがでしょうか。

ホタテ

網の上でジュワーと音を立てながら焼けていくホタテはプリプリの食感を楽しむことができます。バーベキューで一度はやっておきたいのがホタテのバター醤油焼きです。

少し焦げた醤油の香ばしさ、旨みを引き立てるバターはホタテとの相性抜群です。もちろんホタテの味そのものを楽しみたいという方は、そのまま炭火で焼くのもOKです。

イカ

お祭りや花火大会の屋台でも定番のイカ。甘い醤油ダレを塗りながら、じっくりと炭火で焼いた焼きイカは「ビールと最強の組み合わせ」という方もいるほどです。

イカは世界で約450の種類が存在するといいますが、バーベキューに最も合うイカは、焼くと柔らかみと甘みが増すスルメイカです。

ちなみにスルメイカはワタが絶品なので、新鮮なイカを入手したら、ワタの炭火焼にもチャレンジしてみましょう。

牡蠣

ひと昔前は殻付きの新鮮な牡蠣を手に入れるのは難しいことでしたが、今は通販の全国発送などで比較的容易に購入することができます。牡蠣は準備要らずで焼き方も簡単。

殻の平らなほうを下にし、一度網に乗せます。その後、少し焼けてから殻が開く前にひっくり返します。殻が開いた状態になり、身に火が通って白くなっていれば完成です。そのまま口に運んでも美味しいですが、醤油を少し垂らして食べるのもおすすめです。

ちなみに牡蠣は冬の食材として定番ですが、イワガキ(通称:夏牡蠣)のような初夏から真夏に旬を迎える種類もあります。夏のバーベキューで牡蠣を堪能したい方は覚えておきましょう。

サザエ

大きな貝殻が魅力的なサザエ。インパクトを与えるという意味でも活躍すること間違いなしの食材です。サザエを焼くときは基本的に網の上に無造作に置いてしまってもかまいません。

ただし、注意点としてはサザエを焼き始めたら、中の水分が沸騰するまで待つようにしましょう。時々、サザエに醤油を入れて爆発したという経験をする方がいます。

これは醤油を入れると、中の水蒸気の圧力が溜まり逃げ場を失うことで起きる現象です。そのため、サザエに醤油を垂らすときは一度沸騰させ、水分を捨ててからにしましょう。ちなみに醤油以外にもみりんを加えると、味がまろやかになります。

アワビ

高級珍味の食材としてもおなじみのアワビ。活きアワビが網の上で踊り焼きされるシーンなどは、テンションが高くなりますよね。

焼いたときの磯の香りもさることながら、旨みが詰まった身はプリプリで一度食べると忘れられないという方もいるほどです。

ちなみにアワビはそのまま焼くとエキスが流れ出てしまうため、もったいないと感じる方はホイル焼きにして食べるようにしましょう。

カニ

バーベキューの食材としては貝類と並んで人気のカニ。近年は通販サイトのおかげで新鮮なタラバガニなどが、容易に手に入るようになりました。タラバガニは可食部も多く、炭火で焼くことで、甘くてホクホクの身を堪能することができます。

ちなみにカニを焼くときのコツは、あまり火を通しすぎないこと。カニは焼きすぎると水分とともに旨みも抜けてしまうため、パサつきやすくなります。これらの点に注意しながら、高級食材のカニを美味しくいただきましょう。

バーベキューおすすめ食材リスト~野菜系~

バーベキューおすすめ食材リスト~野菜系~

バーベキューは脂っこい食べ物をついつい食べすぎてしまいがちですが、そんなときに箸休めとして活躍するのが野菜です。ここではバーベキューでおすすめしたい野菜系の食材を取り上げます。

ピーマン

バーベキューに欠かすことができないピーマン。野菜系食材のアンケートでも、よく上位にランクインしています。その独特な風味や食感がクセになるという方も多いようです。

ピーマンは基本的に丸焼きにして食べることができるので、手間要らずの食材ともいえます。オリーブオイルを刷毛などを使って表面全体に塗ることで、乾燥を防ぎ、美味しく焼くことができます。

軽く塩コショウを振るだけで、ジューシーな焼きピーマンを堪能できます。ちなみにピーマンは火が通りやすいので、串焼き食材としてもおすすめです。

ニンジン

ニンジンもバーベキューの定番野菜としておなじみです。ニンジンは生のままでは火が通りにくい上に、焼くと水分が抜けやすくパサつきやすいという特徴があります。

そのため、ニンジンを焼くときはホイル焼き、もしくは蓋付きの鉄製の厚いフライパン(スキレット)で蒸し焼きにするのがよいでしょう。水分が多い食材と一緒に焼くのも効果的です。

キャベツ

焼き野菜としても主役級の活躍ができ、箸休めの食材としても大人気のキャベツ。キャベツは火が通りやすい食材ですので、ホイル焼きなどバーベキューの人気調理法にもよく合います。

加熱すると甘みと旨みがアップする食材なので、バーベキューにはぴったり。塩麹を入れても美味しく食べることができます。カットキャベツなどがあれば、お肉と一緒にホットドッグの食材としても活躍してくれるでしょう。

トマト・ミニトマト

トマトやミニトマトはお肉との相性が良好な食材であり、さまざまなバーベキューレシピに活用できる食材です。箸休めのサラダに彩りを与えてくれる食材としても定番ですね。暑い季節は冷えたトマトをそのまま食べるのもおすすめです。

炭火焼にする場合は弱火で焦げないように焼くのがコツです。このように焼くことで水分が適度に飛び、果肉が凝縮されるため、甘みや旨みがより強く感じられるようになります。ちなみにミニトマトは火が通りやすいため、串焼きの食材にもぴったりです。

玉ねぎ

玉ねぎは焼くと非常に豊かな甘みを楽しめる食材です。また腸内で糖や脂肪の吸収を穏やかにする働きもあるため、ついつい食べすぎてしまいがちなバーベキューにはとても適しています。

玉ねぎは年間を通して流通している野菜ですが、バーベキューで使うなら新玉ねぎがおすすめ。

新玉ねぎは柔らかさ、みずみずしさが備わっており、生で食べても辛味が少ないのが特徴です。焼き時間を短くするとジューシーな味わい、長くするとお菓子のキャラメルのような甘みが楽しめます。

じゃがいも

焼くとホクホクとした食感を楽しむことができるじゃがいも。カットして焼いてもOK、皮ごと焼いてもOKの食材です。

またじゃがいもは「じゃがバター」「じゃがガーリック」「じゃがマヨ」など、多くのレシピがあるため、バーベキューが初めてという方でも活用しやすいでしょう。

水分が抜けるとじゃがいもの大きな魅力でもあるホクホク感が失われてしまいますので、ホイル焼きで食べるのがおすすめです。

カボチャ

ほっくりとした甘さが楽しめるカボチャ。カロリーなどを気にする女性たちの間では、特に人気がある食材といわれています。

カボチャは「固い」「火が通りにくい」「焦げやすい」という特徴がありますので、事前に美味しく食べる方法をチェックしておきたいところです。

固さに関しては一度電子レンジで加熱することで、カットしやすくなります。そのため、カットしたものを焼く場合は、事前に家で下ごしらえを済ませておくとよいでしょう。アルミホイルに包んで、焼き芋のように焼く方法もおすすめです。

しいたけ

独特な香りがクセになるという方も多いしいたけ。しいたけは水や湿気に弱いため、水洗いはせずに湿らせたキッチンペーパーで汚れなどを落とすようにしましょう。

傘を下にして、遠火で焼くとエキスが染み出てきます。これが完成のサインとなりますので、後はお好みで塩をかけたり、醤油を垂らすなどして食べていきましょう。

エリンギ

しいたけと同じぐらいの人気を誇っているのがエリンギです。エリンギはキノコ類の中でも火が通りやすいため、とても扱いやすい食材です。

また油との相性が抜群なので、オリーブオイルとニンニクで煮込む料理「アヒージョ」の食材にも活用することができます。

その他、串焼きや肉巻きといったメニューにも合う食材です。ちなみにエリンギは軽く焼いたほうが、シコシコとした歯ごたえのある食感を楽しめます。

トウモロコシ

子どものころにお祭りや花火大会の夜店で、甘い醤油ダレを塗って焼いた「焼きとうもろこし」をよく買っていたという方も多いのではないでしょうか。トウモロコシは焼くと芳醇な香りと濃厚な甘みが楽しめる食材です。

バーベキューでトウモロコシを美味しく焼くコツですが、ボイルしたものは皮なしで焼き目が付くぐらいでOKです。

生の場合は皮つきでそのまま焼くようにしましょう。皮が真っ黒になるぐらいに焼くと、中までしっかりと蒸されて、柔らかな食感とトウモロコシ最大の武器でもある甘みが思う存分楽しめます。

バーベキューおすすめ食材リスト~炭水化物系~

バーベキューおすすめ食材リスト~炭水化物系~

お肉、魚、野菜があればバーベキューは十分に楽しむことができますが、やっぱりご飯ものや麺類なども食べたいという方は多いですよね。ここでは炭水化物系のおすすめ食材をまとめましたのでご覧ください。

焼きおにぎり

炭火で焼いたおにぎりはカリカリとした食感がたまりません。また余ったお肉や野菜を具材として使い、焼肉のタレをつけたものも絶品です。ちなみに焼きながら醤油などの調味料を塗っていく方法だと、中まで味が染み込んでいかないことがあります。

そのため、味付けは濃いめを意識しておくようにしましょう。網の上でひっくり返すときに、おにぎりが崩れてしまうこともありますので、固めににぎっておくことを推奨します。

焼きそば

バーベキューの〆の食材として大活躍する焼きそば。定番のソース焼きそば以外にも、塩焼きそばや中華風焼きそばなどさまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。

焼きそばは火力が弱いとベチャベチャとした仕上がりになってしまうので、注意しておきましょう。また炭火焼で焼きそばを作りたいという方は、目が細かい特殊な金網を使うことで、香ばしい炭火焼きそばを味わうことができます。

バーベキューおすすめ食材リスト~デザート系~

バーベキューおすすめ食材リスト~デザート系~

続いては子どもも喜ぶこと間違いなしのデザート系食材をご紹介します。

マシュマロ

バーベキュースイーツとしておなじみなのがマシュマロです。マシュマロはそのまま食べても美味しいですが、焼いて食べるのが好きという方も多いですよね。

長めの金串もしくは竹串にマシュマロを刺し、熾(お)きた炭火の上、約20㎝ほどのところで串をくるくると回しながらきつね色になるまで焼くのが一般的です。

焼いたマシュマロを板チョコやクラッカーなどでサンドするスモアにも挑戦してみてはいかがでしょうか。

リンゴ

バーベキューでは定番の食材としてよく取り上げられるリンゴ。リンゴをホイルで包んで焼いた「焼きリンゴ」は、甘みもさることながらとてもジューシーな味わいを楽しむことができます。

お好みでバニラアイスなどを加えることで、一気に食後のデザート感がアップします。またブランデーやラム酒などを数滴垂らせば、大人向けのデザートにも変化するため、非常に重宝する果物といえるでしょう。

バナナ

バナナは丸ごと網の上に放置しておくだけで、美味しく食べられる食材のひとつです。そのままでも豊かな甘みが感じられるバナナですが、焼くとさらに甘みが増し、ほっぺたがとろけそうな甘さを楽しむことができます。

皮が黒くなるまで焼いた後に、むいてからマシュマロやチョコをトッピングして食べるのもおすすめです。

バーベキューおすすめ食材リスト~変わり種~

バーベキューおすすめ食材リスト~変わり種~

最後にバーベキューとしては少し変わり種と思われるような食材をご紹介します。

ピザ

ピザは自宅のオーブンを使った料理としては定番ですが、バーベキューシーンにおいては取り上げられるケースは少ないです。

ただし市販のピザを購入し、網の上で焼くだけなので、手軽に食べられるメニューでもあります。他の焼き上がったバーベキューの具材を自由にトッピングすることで楽しさ倍増です。

最近のバーベキュー機材はコンロとオーブンがセットになったものも販売されていますので、野外で本格的なピザを堪能したいという方は、これらのアイテムを有効活用しましょう。

チーズフォンデュ

「いつもと違うメニューを楽しみたいな」というときに試してほしいのがチーズフォンデュ。基本的な作り方は以下のとおりです。

  1. ボウルにチーズと片栗粉を入れて混ぜる
  2. 鍋に白ワイン、塩を入れ、火をかけてアルコールを飛ばす
  3. 一度火を止めて、牛乳とチーズを加える
  4. 弱火にかけて溶かしたら完成

塩コショウ、醤油、焼肉のタレなどで味付けしたお肉や魚、野菜に飽きてきたら、チーズフォンデュにからめて食べてみてはいかがでしょうか。

ちなみに子どもやお酒に弱いという方がいる場合は、白ワインを牛乳に変更しても問題はありません(牛乳を温めてからチーズを加えるようにしてください)。

ハンバーガー

バーベキューはお肉、魚、野菜などさまざまな食材が主役になります。これらの食材を使ってハンバーガーを作ってみるのもおすすめです。

作り方は非常に簡単で、市販のハンバーガー用のパン(バンズ)を焼き、後はお好みの具材を挟んだり、調味料をかければ完成です。世界にひとつだけのオリジナルハンバーガーを作ってみましょう。

さまざまな食材を使ってバーベキューを盛り上げよう!

今回はバーベキューのおすすめ食材リストをご紹介しました。バーベキューというとお肉が主役だと思われがちですが海鮮や魚介類、ご飯や麺類、野菜、デザートまで幅広い食材を利用することができます。

「毎年、同じ食材ばかりでマンネリ化してきた」という悩みをお持ちの方は、ぜひ今回取り上げた食材リストを参考にしてください。

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「For your LIFE」で紹介する記事は、フマキラー株式会社または執筆業務委託先が信頼に足ると判断した情報源に基づき作成しておりますが、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。

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