2018年3月25日 | お役立ち情報
狭い玄関でもスッキリ!靴をキレイに収納するアイデア
靴好きの方や家族が多い家庭の悩みの一つといえば玄関の靴問題です。靴の量が多いと収納の問題が出てくることがあり「どうやって靴を整理整頓すればよいのだろう?」といった悩みを抱えるようになります。
玄関がごちゃごちゃした見た目になる原因の一つは間違いなく靴です。そこで玄関にスッキリとした印象を与えるための、靴収納アイデアをご紹介します。
玄関がキレイに!おすすめの靴収納アイデアを紹介
前述のように靴が散らばることで玄関というのは非常にごちゃごちゃした見た目になってしまいます。したがって玄関をキレイに見せるには、靴をキレイに収納することが重要です。靴はちょっとした工夫一つでキレイに収納することができますので、ぜひ実践してみましょう。ここではおすすめの靴収納アイデアをご紹介します。
不要な靴は処分する
まずは下駄箱などにしまってある靴を一度全部出してみましょう。そして自分で「この靴はもう履かないかな」と感じたものは処分するようにします。靴のせいで玄関がごちゃごちゃした見た目になっているケースでは単純に靴の数そのものが多すぎることが考えられます。
したがってもう何年も使用していない靴は思い切って処分することも検討してみましょう。靴が好きで年間に何足も購入する方は、ゴミとして処分するのではなくリサイクルショップやオークションなどで売るとちょっとしたお小遣いを得ることもできます。
シューズラックを使う
シューズラックを使うことで、靴の収納量を単純に倍増させることができます。シューズラックはくつホルダーとも呼ばれていますが、このアイテムの特徴は一足の靴を2段にして収納できる点にあります。つまり片足分のスペースのみで一足の靴を収納できるため、収納力アップへとつなげることが可能です。
また靴箱内のデッドスペース(有効に使うことができないムダな空間)もシューズラックを使うことで解消することができます。取り出しも簡単なので実用性がある収納方法といえるでしょう。ちなみにこちらのシューズラックですが、100均でも取り扱っていますので、コストを抑えたい方にもぴったりです。
シューズボックスを使う
ボックスを使った収納アイデアは見た目も美しく見せることができます。またシューズボックスを活用することで、汚れやホコリが付着するのも防ぐことができるため、一石二鳥の収納方法ともいえるでしょう。
シューズボックスを活用する時は色や形を統一させると、オシャレな見た目になります。そして可能であればシューズボックスは透明なものを利用するのがおすすめです。理由としては透明なボックスであれば、中身も把握しやすいからです。
特に靴が多い方だと「あの靴どこにしまったかな?」というシーンが多いです。このような時にシューズボックスを一つずつ開けて、靴を探すという作業は非常に手間がかかります。
したがって整理した靴をすぐに取り出したいという方は極力中身が把握できる透明なシューズボックスを利用するようにしましょう。また靴特有の臭い問題を避けたいという方は、通気穴があるタイプのものを選ぶとよいでしょう。シューズボックスはシューズラックと同様100均でも購入することができます。
突っ張り棒を利用する
突っ張り棒を使った収納アイデアもデッドスペースを解消し、収納力をアップさせることができます。突っ張り棒を利用した収納方法は非常に簡単で下駄箱の上の空いたスペースに突っ張り棒を2本設置するだけです。
これだけで棚板代わりになるので、単純に収納できる靴の数を増やすことができます。
またパンプスなどヒールが高いタイプは突っ張り棒1本のみでも収納スペースを倍にすることが可能です。このケースでは下駄箱のデッドスペースに突っ張り棒を1本設置します。そして設置した突っ張り棒に片方のパンプスのかかとを掛けるだけで収納完了です(もう片方のパンプスはその下に収納)。
突っ張り棒は下駄箱や玄関だけではなく、キッチンや洗面所などでも活躍できる万能アイテムです。100均でも簡単に購入することができますので、積極的に有効活用していきましょう。
針金ハンガーを利用する
洗濯物を干す時に活躍する針金ハンガーをシューズハンガーにすることもできます。針金ハンガーでシューズハンガーを作る手順は以下のとおりです。
- 針金ハンガーの底辺部分を上のつけ根に持ち上げる
- 両サイドを下方向へ曲げる
- 靴を掛けられるように真ん中あたりで半分に折り曲げる
以上で自作の簡単シューズハンガーの完成です。後は下駄箱内に突っ張り棒を設置し、そこに完成したシューズハンガーを引っ掛けるだけです。ちなみにこのシューズハンガーは収納だけではなく、靴を干す時にも活用することができます。
ディアウォールを使って棚を作る
ディアウォールを利用することで壁面収納が可能となります。ディアウォールとはクギやビスを使用することなく、自宅の好きな箇所に棚を作ることができるアイテムです。パーツの中にバネが装着されており、はめ込んだ木材を固定できる仕組みになっています。身近なもので例えるなら、突っ張り棒と同じような原理となります。
ディアウォールを使って棚を作る時に必要な材料は以下のとおりです。
- ディアウォール(上下セット):2つ
- 2×4木材(断面が2インチ×4インチになっている木材のこと):2本
- ダボレール:2本
- 棚板
- 棚受け:棚板数×2
棚の作り方ですが、まずは作りたい場所の高さに合わせて2×4木材をホームセンターなどでカットしてもらいます。その後ディアウォールの突っ張り機能を使って、支柱を立てます。
そして支柱を立てたら、ダボレールを取りつけます。ダボレールは「ダボ注」「ガチャ注」「ガチャレール」などとも呼ばれていますが、これは棚板や棚受けを差し込むために必要となります。
ちなみにホームセンターなどでは1,000円~2,000円ほどで購入することが可能です。ダボレールを取り付けたら、棚板に棚受けを付けるだけです。これでDIY収納棚の完成となります。
ディアウォールを使って棚を作る時の注意点ですが、支柱となる木材は床から天井の長さにカットしてもらうのではなく、-4㎝~-4.5㎝ほどに調節することです。これはディアウォールのパッケージや説明書などにも記載されていますが、ディアウォールの厚み分も考慮する必要があるためです。
またディアウォールをはめ込む時は隙間が少ないため、壁に擦り傷などができないように注意しておきましょう。前述のようにディアウォールはクギやビスなどを使用する必要がないため、アパートやマンションといった賃貸物件に住んでいる方には非常に適した収納アイデアとなります。
すのこを使って棚を作る
DIYでは万能アイテムとしておなじみのすのこ。もちろん靴の収納棚を作る際にも大きく役に立ちます。すのこを使った棚作りはDIY初心者の方でも簡単であり、自身がイメージしている収納棚の形にすのこ同士を合わせるだけです。
接着にはボンドを使用してもかまいませんが、より強度を重視するのであればビスやクギを打ち込むようにしましょう。またクギやビスを打ち込むのが苦手という方は結束バンドで固定する方法もあります。
すのこで棚を作る時の注意点ですが、クギやビスが垂直に入っているかをしっかり確認しておきましょう。これは棚のがたつきを防止するためです。また、より頑丈な棚を作りたい方は100均のすのこではなく、ホームセンターなどで取り扱っているすのこを使用することを推奨します。
ワイヤーネットを使って棚を作る
収納に便利なアイテムとしておなじみのワイヤーネットを使って棚を作ってみましょう。ワイヤーネットを使用した収納アイデアは複数あります。まず一つめは下駄箱内に突っ張り棒を2本設置し、その上にワイヤーネットを置けば棚の完成です。
この方法だと下駄箱内のデッドスペース解消にもつながります。またワイヤーネット同士を結束バンドで繋げることで、ワイヤーネット単体で新しい棚を作ることも可能です。
二つめは壁にワイヤーネットを取り付け、フックを引っ掛けることで土台を作る方法です。
この場合もフックを複数掛けることで、棚を作ることができます。実際に作ってみるとわかりますが、お店のようなレイアウトになるため、見た目的にも楽しむことができます。また下駄箱のように奥にしまった靴が取りにくいということもないのがメリットです。
レンガ&板を使って棚を作る
レンガと板を使用することで簡単に靴を収納できる棚を作ることができます。作り方はレンガの上に靴を置く棚をのせるだけです。この方法であれば安定性さえ確保できれば、何段でも棚を作ることができます。
またレンガにもさまざまな種類やカラーがあるので、自分好みのオシャレな棚にすることも可能です。レンガは100均の発砲スチロール製のものなどもありますが、このタイプは軽いので倒れてしまう危険性もあります。
したがってレンガと板を使用して棚を作る時はホームセンターなどで取り扱っているレンガを購入するのが好ましいです。接着剤、ネジ、クギ、ビスを使わずに棚を作りたいという方には非常に適したアイデアです。
靴箱をスッキリと見せる靴収納術
新しい棚を作ったり、デッドスペースを有効活用することで収納スペースを倍に増やすことができます。しかし、収納スペースを増やしても収納の仕方が間違っていると、キレイな玄関に見せることは難しくなります。そこでここでは靴箱をスッキリと見せる靴収納術を解説します。
靴の向きを揃える
靴箱に靴を収納する時は基本的に靴の向きは揃えておきましょう。こうすることで「キレイ」「スッキリ」とした見た目にすることができます。
一つの靴はつま先が手前側に、もう一方の靴はつま先が奥側になっているなど、向きがバラバラの状態だと整理整頓されていない印象を与えてしまいます。向きは自分の好みでかまわないので、すべての靴を同じ向きで収納することを心がけておきましょう。
靴を離して収納する
これは収納スペースに余裕がある場合のアイデアですが、靴を一足ずつ間を離して収納することでもスッキリとした印象を与えることができます。靴同士の間隔が狭いとどうしてもパッと見でごちゃごちゃした印象になりがちです。
適度に間を開けるだけで「物が少ない」という印象を与えることができるため、靴箱や玄関をスッキリと見せることができます。また間隔があることで履きたい靴をすぐに見つけやすいというメリットも生まれます。
玄関の見た目とともにニオイもスッキリさせたい方へ
正しい靴の収納術を実践しても玄関特有の問題が残っています。それは「ニオイ」です。玄関のニオイは靴の中に溜まった汗や皮脂汚れ、靴箱のカビなどが原因です。これらの原因を1日、2日で解消するのは非常に手間がかかる作業でもあります。
そこで玄関特有のニオイで悩まされている方におすすめしたいのが「シューズの気持ち プレミアムハイブリッド」です。ニオイのもとにもなっている靴にスプレーするだけで、消臭成分がニオイを中和して素早く消臭します。この製品は除菌成分が従来品の3倍量配合されており、靴だけではなく靴下の繊維の奥まで消臭することが可能です。
またニオイ菌の増殖を抑えるフマキラー独自のプラスイオン抗菌剤も従来の2倍の量を配合しています。消臭力、抗菌力ともに強力なものになっているため、玄関特有のニオイで悩まされている家庭には適した製品です。
靴をキレイに収納して「完璧な玄関」を作り上げよう!
靴の収納の仕方がわからない、靴のせいで玄関が汚く見えるなどの悩みを解消する情報をご紹介しました。玄関に靴が散らばっているとどうしても「ごちゃごちゃしている」という印象を与えてしまいます。
したがって玄関をキレイに見せるためのコツはいかに靴をキレイに収納できるかです。100均やホームセンターで取り扱っているアイテムなどを使用して、上手に靴を収納してみましょう。古くから玄関をキレイにすると運気が上がるともいわれています。靴をキレイに収納して「完璧な玄関」を目指してみましょう。