「蚊」対策 豆知識

⑤ 蚊に刺されないための虫よけ対策

蚊は何にひきつけられて吸血しにやってくるのでしょうか?ここでは、そんな疑問から、蚊に刺されないための対策などを紹介します。

蚊は何に惹きつけられる

二酸化炭素

蚊は人間が吐き出す二酸化炭素を目印に集まってきます。蚊は炭酸ガスを感知し、大気中のガス濃度が0.01%変わっただけでも感知できる能力を持っていると言われています。

体温

蚊の触覚にはおよそ2,000本の産毛が生えていて、この触覚をセンサーとして温度を感じ取ります。体温が高いほど蚊に見つかりやすく、体温が高い赤ちゃんや妊婦の方が蚊に刺されやすいのはそのため。また、飲酒をすると体温が上がるため蚊に刺されやすくなります。

汗や足の臭い

体温と同様に触覚で、汗の臭いの基となる乳酸や脂肪酸を感じ取ります。また、足の裏から出る臭いが蚊を刺激するため、足の裏をきれいに保つことがポイントです。

身に着けている服装の色(特に黒)

蚊は人の目のように色を識別することができず、光の波長で色を見分けているため、ハッキリと識別できる黒っぽい濃い色を好む傾向があります。実際、ある実験によると白い服を着ている人よりも、黒い服を着ている人の方に約10倍もの蚊が集まったというデータが報告されています。

蚊に刺されないための対策

外出時の対策

服装

外出時に蚊に刺されないためには、できる限り肌の露出をおさえることがポイント。万全を期すなら長袖長ズボンを心がけましょう。肌にぴったり密着する服の場合は服の上からでも刺されてしまうので、ゆったりとしたシルエットの服がおすすめ。色は濃い色を避け、白やベージュ、黄色などの淡い色合いのものをチョイスしましょう。

蚊が多くいそうな場所をなるべく避ける

蚊は公園や草むら、竹藪や雑木林などに生息しています。日中は直射日光が当たらない木陰などに潜んでいて、陽が陰る夕方ごろに活動が活発化します。このような場所にはできるだけ近づかないようにしましょう。

汗をこまめに拭く・体温を低下させる

蚊は汗の臭いを察知して近づいてくるので、汗をかいたらタオルなんどでこまめに拭き取りましょう。また、冷却スプレーや無臭タイプの制汗スプレーなども活用し、体温、汗、足の臭いに気を配りましょう。汗をかきやすい人は、香りを抑えたデオドラントシートや着替えを持って外出すれば、汗の臭いを抑えるとともに、体温の低下にもつながります。

虫よけを使用する

外出時の虫よけ対策には、安心して使えて効果が長時間持続するものがおすすめです。

スキンベープミスト

有効成分「イカリジン」を10%配合。家族みんなで使えるやさしい水性タイプの虫よけです。お肌にやさしい潤水成分ヒアルロン酸Na配合。ウォーターベースなので素肌にしっとりなじみます。舞い散りも少なく、どなたでも安心してお使いいただけます。

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有効成分「イカリジン」の濃度を15%まで高めたことで、虫よけ効果が長持ち。お子様への使用制限もなく、お肌にやさしく、薬剤を肌に直接つけることに抵抗がある人や今まで虫よけ対策をしていなかった人にもおすすめです。パウダー入りでべたつかず嫌な臭いもないので、虫よけを塗るのを嫌がるお子様でも気持ちよく使えます。

天使のスキンベープは、スプレータイプの他に、ミスト、ジェル、ティシュタイプもあります。

室内の対策

靴下をこまめに履き替える・靴をよく乾燥させる

蚊は汗の成分に反応して近寄ってきますが、足もたくさん汗をかきます。しかも汗をかいた足が靴の中に閉じ込められることで、足の臭いのもとになる常在菌の温床に。蚊はこの皮膚常在菌によって悪臭を放つ靴下が大好きです。

靴下をこまめに履き替えることで蚊に刺されにくくなります。また、靴の中が乾ききっていないと常在菌が繁殖するため、履いていた靴をよく乾燥させることも蚊よけの対策になります。

ドアや窓を開けっぱなしにしない

蚊はちょっとした隙間からでも室内に侵入してきます。そのため、室内の空気を入れ替えるときなどは網戸をしっかりと閉めて行いましょう。

蚊の侵入を防ぐ

室内で蚊を見かけたら、蚊の苦手な薬剤や煙で退治しましょう。

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「蚊」対策 豆知識
「蚊」についてもっと詳しく理解して刺されないように予防しよう!

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