「蚊」対策 豆知識

③ 蚊の発生を防ぐ

蚊の発生を防ぐには、あたりを素早く動き回る成虫よりも、水たまりの中に生息するボウフラを退治することがポイントです。

蚊の発生源を断つ=ボウフラの駆除

蚊は1回の産卵で100~300個の卵を産むと言われています。産みつけられた卵は2~5日でボウフラに。ボウフラになってからは4回ほど脱皮を繰り返しながら成長し、早ければ1週間ほどでオニボウフラ(さなぎ)となり、3日ほどで成虫になります。ボウフラの生息には25度以上の環境が適しており、こうした環境下では早い時期からボウフラが発生します。

ボウフラによる被害は特にありませんが、水中で大量に動くボウフラは見た目にも不快なうえ、放っておくと蚊の大量発生につながります。

家のまわりでボウフラを増やさないために

水の溜まりそうな場所をなくす

蚊は産卵場所として水辺を選び、池や水田、下水溝、浄化槽、空き缶に溜まった雨水など、ちょっとした水たまりにも産卵します。家のまわりでボウフラを増やさないためには、バケツなどの容器や古タイヤ、雨除けシート、植木鉢の受け皿など水が溜まりそうなところを排除することがポイントです。

ボウフラは体が小さく、それほど泳ぎが得意ではありません。水の流れがあるところでは流されてしまうため、流れのない静かな水辺を好んで生息しています。また、最近では食中植物を観賞用に購入される人も増えてきているようですが、食虫植物の中でも溶解液を貯めておくタイプのウツボカズラやサラセニアなどの場合、溶解液の中でボウフラが生息している場合があります。

殺虫剤でボウフラを退治する

家のまわりの水場をなくすことは、いっときはできても継続して行うのは簡単なことではありません。しかも、ボウフラは短期間で蚊に成長するため見つけたらすぐに殺虫剤で駆除するのが確実です。

ヤブ蚊フマキラーダブルジェットプロ

発生源となる雨水ますや鉢受け皿等にスプレーするだけで、ボウフラを駆除し、蚊成虫の発生を予防します。

蚊の大量発生を防ぐために

蚊が好む環境を作らない

家のまわりで蚊を大量発生させないためには、蚊が好む環境をつくらないことです。蚊は雑木林や竹藪、草むらなど、草木がある場所を好みます。家のまわりに草が茂っている場合、定期的に草刈りを行い常に風通しをよくしておきましょう。

殺虫剤で蚊を退治

家のまわりの水たまりや草の茂みなどに注意していても、どこからともなく蚊はやってきます。屋外で作業をする際は汗もかくことから、蚊が集まってきて作業に集中できない…。そんなときは殺虫剤で蚊を駆除しましょう。

フマキラーAダブルジェット プレミア 450ml

パワフルなダブルジェットノズルで飛び回る蚊を逃さずヒット。効き目成分を高濃度に配合したプレミア処方で、ベタつきやイヤなニオイもありません。

ヤブ蚊バリア 480ml

ガーデニングなどの屋外作業の前に、虫を寄せつけたくない茂みや地面にスプレーするだけで蚊よけ空間をつくります。パワフルなジェット噴射で茂みの奥などにもしっかり薬剤が届き、草木などに付着した薬剤が再蒸散することによりバリア効果が最大8時間も持続(茂みの場合。天候や環境にもよります)。薬害を起こしにくい水性タイプなので、草木を傷める心配がありません。ニオイの気にならない無香料タイプで、バーベキュー時などにもお使いいただけます。

蚊に刺されたときの対処法

蚊に刺されると刺された箇所がかゆくなります。たまらずかいてしまうと皮膚の炎症がひどくなり、ますますかゆくなってしまいます。刺されたら、まずは刺された部分を氷や水などで冷やします。冷やすことで血管が収縮してかゆみがおさまります。特に小さなお子さんは我慢できずにかいてしまうので、外出の際には、かゆみ止めの塗り薬やパッチなどを用意しておくことをおすすめします。

蚊が好む環境をなくす/蚊の発生源を断つ

蚊に刺されないためには、まずは蚊の発生源を断つことです。家のまわりに蚊が産卵場所として好む水場をつくらないこと。もし水たまりにボウフラを見つけたら、その段階でボウフラを駆除しましょう。そして、蚊が発生しにくいように草の茂みをお手入れし、蚊が発生したら殺虫剤で駆除しましょう。

このように何段階かで対策することで蚊の被害を減らすことができます。

「蚊」対策 豆知識
「蚊」についてもっと詳しく理解して刺されないように予防しよう!

ページトップへ