意外に難しい水やりの
コツ
コツ
植物を育てるうえで、もっとも大切な作業が水やりです。ビギナーの場合、こまめに水をやり過ぎて、失敗してしまう傾向があるので気をつけて!
水やりの方法
- ①ウォータースペースいっぱいに水をためます。
- ②一度、水が引くのを待ちます。
- ③これを鉢底の穴から水が流れ出るまで繰り返します。
水やりのタイミングは?
土の表面が乾き、葉が少し下向き加減になってきたら水をやりましょう。
植物全体にムラなくかけた方が
いいですか?
花にはかけないように気をつけてください。また、下の方の葉にもなるべくかからないよう、ジョウロの口を根元に入れて土に直接水を与えましょう。
季節によって水やりのタイミングは違う?
真夏は朝、気温が上がらないうちに水やりをします。夕方少ししんなりしてきたら、軽く水やりをしましょう。秋から春にかけての水やりも、午前10時ごろまでに行うようにします。
水やりはこまめにした方が良いですよね?
土がいつも水で湿っている状態だと、花が咲きづらくなったり、根張りが悪くなります。
さらに、土中の酸素が欠乏して生長に支障が出たり、根腐れしやすくなるといった害も出てくるので注意しましょう。
植物のお手入れも
忘れずに!
忘れずに!
植物を元気に育てるためには日頃のメンテナンスが大切です。植物の状態を見ながら適切なお手入れをしましょう。
摘心・ピンチ
枝や茎の先端にある芽を摘みとる作業のことで、ピンチともいいます。

わき芽(茎と葉の付け根の部分から出る新しい芽のこと)の成長をうながし、花をたくさん咲かせたり株のボリュームを増すために行います。植え付けの2~3週間後に行いましょう。
切り戻し
伸びすぎた枝や茎を切り取る作業のこと。株の大きさや形を整える、新芽の成長を促す、風通しをよくして病気や害虫を予防するといった目的があります。

花がら摘み
花が咲き終わって枯れた花(花がら)を摘み取る作業のこと。花がらを放っておくとカビや病気の発生源になることもあるため、こまめに行うことが大切です。


