2018年8月25日 | お役立ち情報
【キャンプ遊び】することリスト!やることないとは言わせない楽しみ方
日常生活では感じることができない豊かな自然を満喫できるのがキャンプの魅力です。キャンプ場から見える景色などは、訪れた人を新鮮な気持ちにさせてくれます。しかし、ある程度時間が経ってくると「することなくなった」「やることがない」といった方も出てきます。
せっかくいつもとは違う場所に来たのですから、楽しい時間を長く過ごしたいものですよね。今回はキャンプをより充実したものにする、おすすめのキャンプ遊びをまとめましたのでご覧ください。
【キャンプ遊び】すること・やることリスト~キャンプ場~
一口にキャンプで楽しめる遊びといっても、各エリアやシーンでそれぞれ異なる魅力を持った遊びが存在します。まずは活動の拠点となるキャンプ場で楽しめる遊びをまとめましたのでご覧ください。
バーベキュー
キャンプの醍醐味といえば、やはりバーベキューが筆頭に挙げられるのではないでしょうか。炭火用グリル、ガスコンロ、鉄板、七輪、網などを使ってお肉や野菜を焼き、焼きそばを作ったりしながら食を楽しむことができます。
自然の中で楽しむ食はいつもとは違う別格の美味しさをもたらしてくれます。最近は自然の中でバーベキューを楽しみたいという層も増加傾向にあるため、デイキャンプ場などの人気も高まりつつあります。
またキャンプ場によってはバーベキューに必要となる道具をレンタルしているところもあります。「荷物はできるだけ少なめに」という希望を持つ方は、これらのサービスを活用しましょう。
スラックライン
スラックラインとは一言で説明するなら「綱渡り」です。スラックラインはクライマーたちがバランス感覚を養うために、練習の一環として行ったことが始まりだとされています。
また極限のスリルを求めるロッククライマーたちが岩場だけではなく、地上にある木の間にロープを張り渡し、その上でさまざまなアクションを楽しむようになったのがスラックラインの始まりという説もあります。
キャンプ遊びで行うスラックラインはケガ防止の意味も込めて、木の低い位置にロープを張り、バランスをとりながら歩くというのが一般的です。バランス感覚が優れている人などには非常におすすめの遊びです。
ただし、前述のようにスラックラインはケガの危険性もありますから、安全性を十分に確保した状態で行うようにしましょう。地面は柔らかい芝生などが理想的です。
フリスビー
広大なキャンプ場でできる遊びとしておなじみのフリスビー。フリスビーはディスク1枚あれば、友人や家族全員で楽しめるものですので、荷物を少なくしたいという方にもぴったりです。
ちなみにディスクは円状のものが一般的ですが、三角形などユニークな形をしたもの、犬用などさまざまな種類があります。小さな子どもがいる家庭では安全性を高めるために、柔らかい素材を使ったディスクを準備しておくのがよいでしょう。
ヨガ
近年「キャンプに新しい要素を取り入れたい」という方を中心に、キャンプ場でヨガを行う方が増えています。
ヨガには多くの種類がありますが、心身のバランスを整えるという根本的な部分に変化はないため、健康やダイエットに興味がある方にはぴったりの身体技法です。
早朝の透き通った空気、青空の中で行うヨガは自宅や教室などでは味わえない気持ちよさを与えてくれます。「大自然×ヨガ」は今後のキャンプに新しい風を起こす可能性もありますので注目です。
バドミントン
バドミントンも定番のキャンプ遊びのひとつですね。ラケットとシャトルがあれば、楽しむことができます。通販サイトでも低価格で購入することができますので、事前に揃えておくとよいでしょう。
また最近はより本格的なバドミントンを楽しみたい方のために、ネットを折りたたんで運ぶことができるセットも販売されています。
キャンプ場によってはラケットやシャトルを無料で貸し出ししているところもありますので、各キャンプ場に問い合わせてみるとよいでしょう。
昆虫採集
小さいころに行ったキャンプでお父さん、お母さんとカブトムシやクワガタを捕まえたという方も多いのではないでしょうか。夏のキャンプはカブトムシ、クワガタ、セミなどの昆虫と触れ合うこともできます。
樹液が出ているところをのぞいたり、木の根元を掘ってみるとさまざまな昆虫に出会える可能性が高いです。
都会育ちの子どもなどは、普段の生活の中で昆虫採集を行える機会は限られています。遊びと勉強の意味も込めて、昆虫採集を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみに昆虫採集を行う際は虫に刺されることもありますので、長袖、長ズボンを着用し肌の露出を極力減らしたり、虫よけスプレーを活用するなどしっかりと対策をしておきましょう。
【キャンプ遊び】すること・やることリスト~山・森林~
続いては山や森林でできるキャンプ遊びをご紹介します。標高の高いキャンプ場などは登山口と隣接していたり、近くに広大な森林があることも多いです。自然豊かな場所でしか経験できないものもありますので、この機会に実践してみましょう。
ハイキング
山や森が近くにあるキャンプ場なら、ハイキングを楽しまなければもったいないですね。夏の昼間の山は適度な涼しさ、新鮮な空気が魅力的ですので、都会では味わえない心地良さを肌で感じることができます。
ハイキングを楽しめるキャンプ場では、ハイキングコースの地図を配布している場合もありますので受付で聞いてみましょう。キャンプ場によっては絶景を楽しめることもあります。
ハンモック
ハンモックは木々の多いキャンプ場でもできる遊びです。「キャンプに行ったら一度はハンモックを設置して寝たり、ゆったりとした気分に浸りたい」という方も多いです。ハンモックに揺られながら、大自然の新鮮な空気、澄み切った空を眺めるのは最高の一言。
ハンモックの非日常的な感覚には、心を落ち着かせるなどのリラックス効果も期待されているため、普段の生活でストレスが蓄積されている方にもぴったりの遊びといえるでしょう。
マウンテンバイク
マウンテンバイクは舗装されていない道を走行するのに適した自転車です。そのため、山や森林での遊びには非常に適しています。
衝撃を吸収するためにサスペンションがついていたり、制動力に優れているといった特徴があるため、快適性や安全性も十分です。マウンテンバイクで気持ちのよい汗をかいた後に、温泉を楽しむといったプランも大人気です。
キャンプ場によっては1時間数百円、1日1,000円~2,000円前後でレンタルしていることもありますので管理棟で聞いてみましょう。ケガ防止のために、必ずヘルメットはかぶるようにしてください。
木登り
都会では自然豊かなエリアなどが少ないため、日常生活の中で木登りをする子どもを見かけることは少ないです。そのため、自然とたくさん触れ合えるキャンプに行った際には木登りを楽しむのもよいでしょう。
木登りは非常に原始的な遊びともいえますが、高いところから見る景色は子どもたちを新鮮な気分にさせてくれます。中には「ちょっと大人になった気分」と感じる子どももいるようですよ。
安全性を確保するのはもちろんですが、お父さん、お母さんは子どもが落下してきてもキャッチできる位置で、必ず見守るようにしてください。
バードウォッチング
鳥を観察するという趣旨のもと行われるバードウォッチング。今では野外で定番になりつつあるアクティビティのひとつです。カラスやスズメなど日常生活でも目にすることができる野鳥はいますが、直に観察したことがある人は少ないと思います。
「鳥はどこに巣を作っているのだろう?」「どのような習性を持っているのだろう?」といった疑問をお持ちの方はバードウォッチングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
本格的に野鳥の姿をしっかり観察したいという方は、双眼鏡や望遠鏡があると便利です。最初は鳥の種類を覚えるのも大変ですから、イラストタイプの野鳥図鑑などでそれぞれの野鳥の特徴を勉強するのもよいでしょう。
【キャンプ遊び】すること・やることリスト~水辺~
次は水辺で楽しめるキャンプ遊びを見てみましょう。キレイな湖、川、海などが近くにあるキャンプ場では水辺での遊びがメインになることもあります。キャンプを楽しい思い出にするためにも、さまざまな遊びに挑戦してみましょう。
カヌー・カヤック
カヌーやカヤックは子どもから大人まで楽しめる水辺のアクティビティとして定番です。最初は漕ぎ方などに戸惑うこともありますが、初心者でも自分に合った船やパドルを選べば、意外と簡単に前へ進むようになります。
水の上をアメンボのようにスイスイと進めるようになると、非常に心地良い気分に包まれます。
また水面も近いので、ドキドキしたスリル感とワクワクした高揚感も味わうことができるでしょう。ちなみにカヌーとカヤックの違いですが、カヌーは小型の船でオープンデッキになっており、パドルは片側だけにブレードが付いているシングルブレードを使用します。
一方のカヤックは乗り手が座る部分以外はスペースがないクローズドデッキになっているのが特徴です。またパドルも両側にブレードが付いているダブルブレードを使用します。
川遊び
夏のキャンプの代表的な遊びともいえるのが川遊びです。やはり子どもは水が大好きですから、川に飛び込んだり、水鉄砲などで遊んだりしているととても素敵な笑顔を見せてくれます。
夏の思い出を作るために、好きなだけ川で遊ばせてあげましょう。ただし川底は石や岩でゴロゴロしていることも多いため、裸足では歩かせないようにしてください。
ビーチサンダルでも問題ありませんが、脱げやすいので思い切りはしゃぐには若干不向きな面があります。濡れてもよい履き慣れた運動靴か、ウォーターシューズが適しています。
釣り
釣りは1年を通して楽しむことができるキャンプ遊びです。魚を釣ることの喜びを味わえるのはもちろんですが、釣った魚をバーベキューで美味しくいただくことができるのも大きな魅力ではないでしょうか。
上流域で釣れるアユなどは塩焼きにして食べると絶品の一言。釣った本人はもちろんのこと、友人や家族も嬉しい気分になるので、積極的にアユ釣りに挑戦してみましょう。
比較的川幅が狭い渓流釣りは川釣り初心者にはおすすめといわれています。キャンプ場によっては釣り道具もレンタルしていますので、釣りをやったことがない方でも気軽にチャレンジできます。
スイカ割り
スイカ割りはビーチで行うのが定番だと思われがちですが、キャンプでもスイカ割りを楽しむことができます。用意するものはスイカを割るための角材やバット、スイカ、目隠し用のタオルでOKです。
スイカを割る人は数回まわってから、スイカがある場所まで向かいます。周りの人は「右」「左」「もう少し前」といったように、ナビゲートをしてあげます。見事にスイカが割れたら、後はみんなで美味しく食べるだけです。
スイカをそのまま地面に置くと、砂や土などが付着するため、シートを下に敷いておくとよいでしょう。スイカ割りが終わった後はゴミをしっかりと拾って、キレイな状態に戻しておくのがマナーです。
キャンプ場の近くにキレイな川がある場合はそこでスイカを冷やしておくのもおすすめです。キンキンに冷えたスイカは夏場の季節には最高の一言です。
【キャンプ遊び】すること・やることリスト~夜~
日常生活では夜に騒ぐと近所迷惑にもなるため、みんなではしゃぐことができる遊びができないという方もいます。
しかし、自然豊かなキャンプ場では夜もみんなでワイワイ楽しむことができます。ここではキャンプ場に行ったときに実践したい、夜のキャンプ遊びをご紹介します。
花火
最近は近所の公園でも火気厳禁のところが増え、気軽に花火を楽しみたいという声も聞かれます。そのような悩みを持つ家庭などは、キャンプ場で思いっきり花火を楽しみましょう。花火は夏の定番でもあり、子どもが大好きな遊びとしてもおなじみです。
澄んだ空気、キレイな星空の下で行う花火は、より一層美しさが増します。大人はキレイな花火の光を見ながら、ちょっとまじめな話で語り合うのもロマンチックで素敵ですね。
キャンプファイヤー
焚き火を囲んで行うキャンプファイヤーは、キャンプの定番行事でもあります。キャンプファイヤーは「火を囲んで自然を楽しむ」「みんなでレクリエーションを行って、一体感をつくる」「非日常的な体験をして楽しむ」などさまざまな目的で行うものです。
大人数でできるゲームをしたり、歌やダンスで盛り上がるなどキャンプファイヤーは仲間や家族との絆を深めることができます。
キャンプファイヤー自体は夜に行うものですが、準備にはある程度の時間がかかりますので、できれば夕方の明るい時間帯から動いておくことをおすすめします。
ちなみに現地で調達する木は水分を含んでいることが多く、燃えにくい可能性もあります。そのため、あらかじめ市販の木を購入しておくとよいでしょう。
天体観測
都会の喧騒から離れられるキャンプは、自分だけの時間を思う存分楽しむことができるため、ゆっくりと星空を眺めて楽しむにはぴったりです。天体望遠鏡を使って星を見ていると自分と宇宙の距離がグッと近くなったような新鮮な気持ちを味わうことができます。
本格的な星空観察を行うなら、天体望遠鏡を使うのがベストですが、持っていないという方は双眼鏡で楽しみましょう。肉眼では見えなかった星も見ることができ、より星の美しさやきらめきを感じることができます。
【キャンプ遊び】すること・やることリスト~雨~
豊かな自然を思う存分楽しむのがキャンプの醍醐味ですが、場合によってはあいにくの雨ということもありますよね。このようなときは気分も沈み込みがちです。
せっかく日常生活から離れた場所に来ているのですから、どうせなら楽しく過ごしたいもの。ここでは雨の日でもできるキャンプ遊びをご紹介します。
ゲーム
雨の日はみんなでゲームをしてワイワイ盛り上がるのがおすすめ。カードゲームの王道でもあるトランプはもちろんのこと、UNOなども人気です。ちなみにトランプは紙製のものだと、雨で破損する可能性もありますので、プラスチック製のものがよいでしょう。
その他、オセロや将棋といったボードゲームも雨天の日のキャンプでは大活躍します。小さい子どもがいる家庭では、簡単にできるしりとりなどで楽しみましょう。
おしゃべり
雨の日は大切な仲間、家族とおしゃべりを楽しんでみてはいかがでしょうか。日常生活とは異なる雰囲気の中で行うキャンプでは新鮮な気持ちになっているため、普段はできないような話も本音で語り合えるかもしれません。
友人や家族へ感謝の気持ちを伝えたり、本当に信頼できる人にしか話せないトーク内容などで盛り上がること間違いなしです。大切な人との絆も深まるので、ぜひ実践してみましょう。
楽しいキャンプ遊びで非日常的な時間を満喫しよう!
自然豊かな場所で楽しむキャンプは、都会のように娯楽施設がないため「やることがない」「することがない」といった悩みを抱える方もいます。しかし、周りをよく見渡せば自然を相手にした遊びが豊富にあります。
現代は昔と比べて、日常生活の中で自然の遊びを満喫できる機会も減っています。非日常的な体験をしたいという方は、ぜひ今回のキャンプ遊びリストを参考にしてください。